風魔は小十郎の股間に視線を落とすと、意を決したように唇を引き結んで、下腹に貼りつくほどに屹立したそれに手を伸ばした。
そして、腰を突き出し、小十郎により密着して、濡れそぼった入口を熱く固い先端に押しつける。
「んんっ」
二人は同時に息をのんだ。
知らずしらずのうちに、風魔は小十郎にしがみついていた。
強烈な圧迫感はあるものの初めての時ほどの痛みはない。
徐々に膣内に入ってくる熱い楔を、風魔は身体を震わせて懸命に受け入れていたった。
また、小十郎も、眉間にしわを寄せて自分にすがりつく風魔を抱きしめそうになるのを、必死に我慢していた。
慣れないことに苦労している彼女を誘導して負担を減らしてやりたかったが、前回の負い目があるため、好きにさせてやることしかできない。
小十郎はそっと風魔の緋色の髪に唇を寄せた。
「く、ぁあっ………はあっ…はあ…はあぁ」
何とかすべてを呑みこんだ風魔は、首筋に顔を埋めて、全身で小十郎を感じていた。
吐く息も体温も、繋がった箇所も、何もかもが熱い。
小十郎も、一度目とは違うお互いが吸い寄せられるような結合に、小さな幸福感を覚えていた。
「大丈夫か?」
耳元で囁くと、風魔の内部がみしりと軋むように締まり、潤んだ瞳で睨まれる。
しかし、すぐに風魔はふいっと視線を逸らすと、まだこなれていない膣内を馴染ませるように、ゆるゆると腰を動かし始めた。
しばらくして何とかなりそうだとふんだのか、抱きついていた小十郎の上半身を乱暴な動作で押し退ける。
「て、てめえは……」
小十郎は半ば呆れながら、風魔の意図を汲んで、死闘が決着した時と同じ体勢に戻ってやった。
風魔のきつい締め付けに、条件反射で突き上げそうになるのも、何とか堪える。
そして、腰を突き出し、小十郎により密着して、濡れそぼった入口を熱く固い先端に押しつける。
「んんっ」
二人は同時に息をのんだ。
知らずしらずのうちに、風魔は小十郎にしがみついていた。
強烈な圧迫感はあるものの初めての時ほどの痛みはない。
徐々に膣内に入ってくる熱い楔を、風魔は身体を震わせて懸命に受け入れていたった。
また、小十郎も、眉間にしわを寄せて自分にすがりつく風魔を抱きしめそうになるのを、必死に我慢していた。
慣れないことに苦労している彼女を誘導して負担を減らしてやりたかったが、前回の負い目があるため、好きにさせてやることしかできない。
小十郎はそっと風魔の緋色の髪に唇を寄せた。
「く、ぁあっ………はあっ…はあ…はあぁ」
何とかすべてを呑みこんだ風魔は、首筋に顔を埋めて、全身で小十郎を感じていた。
吐く息も体温も、繋がった箇所も、何もかもが熱い。
小十郎も、一度目とは違うお互いが吸い寄せられるような結合に、小さな幸福感を覚えていた。
「大丈夫か?」
耳元で囁くと、風魔の内部がみしりと軋むように締まり、潤んだ瞳で睨まれる。
しかし、すぐに風魔はふいっと視線を逸らすと、まだこなれていない膣内を馴染ませるように、ゆるゆると腰を動かし始めた。
しばらくして何とかなりそうだとふんだのか、抱きついていた小十郎の上半身を乱暴な動作で押し退ける。
「て、てめえは……」
小十郎は半ば呆れながら、風魔の意図を汲んで、死闘が決着した時と同じ体勢に戻ってやった。
風魔のきつい締め付けに、条件反射で突き上げそうになるのも、何とか堪える。
再び地面の上に寝転がった小十郎の上で、風魔は少しずつ動き始めた。
角度や深さを調節して、苦痛なく快楽を得るやり方を探す。
やがて風魔は、小十郎の固い腹筋に手をついて、小刻みに身体を前後させた。
痛くないように、馴染ませるように、時折背中を駆け上がる心地よい痺れを求めるように、風魔は自ら腰を振った。
その表情は、まだ快感を貪るものからは遠かった。
痛々しくもあり、悩ましくもあるその表情を見守りながら、小十郎はこの行為の終着点はどこにあるのかを考えていた。
自分か彼女の絶頂か、それとも二人のそれか。
仮に、この行為がこの間の報復だとすると、風魔は自分を屈服させたいのだろうか。
だとしたら、この経験値では無謀すぎる。
となると、何が目的か。
小十郎が思考を巡らしている間にも、恐る恐るだった風魔の動きから硬さがとれて、滑らかな腰使いへと変わってきていた。
「あっ…ぁっ……くっ……ん」
心なしか息遣いにも艶めいた響きが含まれて、より深く大胆に小十郎の男根を呑みこんでいる。
きついだけだった膣内の感触も、伸縮して絡みつくように変化していて、小十郎は密かに唸った。
考え事をしている余裕はなくなっていた。
「んっ…んっ、んん、ぁあっ」
先ほどより上体を起こした風魔が、膣奥に気持ちいい箇所を見つけたようで、そこを重点的に刺激し始めた。
奥を突くたびに、絶妙に肉壁が男根を締めつける。
風魔は黒目がちな瞳に恍惚の光を浮かべて、切ない眼差しで小十郎を見つめていた。
徐々に彼女が昇り詰めていくのが小十郎にも分かった。
――この行為は報復ではなく、一種のけじめか。
風魔が自分を求めているような気がして、小十郎は風魔を見つめ返しながら、両手を差し出した。
角度や深さを調節して、苦痛なく快楽を得るやり方を探す。
やがて風魔は、小十郎の固い腹筋に手をついて、小刻みに身体を前後させた。
痛くないように、馴染ませるように、時折背中を駆け上がる心地よい痺れを求めるように、風魔は自ら腰を振った。
その表情は、まだ快感を貪るものからは遠かった。
痛々しくもあり、悩ましくもあるその表情を見守りながら、小十郎はこの行為の終着点はどこにあるのかを考えていた。
自分か彼女の絶頂か、それとも二人のそれか。
仮に、この行為がこの間の報復だとすると、風魔は自分を屈服させたいのだろうか。
だとしたら、この経験値では無謀すぎる。
となると、何が目的か。
小十郎が思考を巡らしている間にも、恐る恐るだった風魔の動きから硬さがとれて、滑らかな腰使いへと変わってきていた。
「あっ…ぁっ……くっ……ん」
心なしか息遣いにも艶めいた響きが含まれて、より深く大胆に小十郎の男根を呑みこんでいる。
きついだけだった膣内の感触も、伸縮して絡みつくように変化していて、小十郎は密かに唸った。
考え事をしている余裕はなくなっていた。
「んっ…んっ、んん、ぁあっ」
先ほどより上体を起こした風魔が、膣奥に気持ちいい箇所を見つけたようで、そこを重点的に刺激し始めた。
奥を突くたびに、絶妙に肉壁が男根を締めつける。
風魔は黒目がちな瞳に恍惚の光を浮かべて、切ない眼差しで小十郎を見つめていた。
徐々に彼女が昇り詰めていくのが小十郎にも分かった。
――この行為は報復ではなく、一種のけじめか。
風魔が自分を求めているような気がして、小十郎は風魔を見つめ返しながら、両手を差し出した。