戦国BASARA/エロパロ保管庫

織田軍慰安旅行2

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この温泉宿は少女―いつきの村のお得意様らしく、今回は仕入れを手伝っていたとの
ことだった。
手伝いを終えた二人は、とはいっても蘭丸はほとんど役に立たなかったのだが、中庭
に面している部屋で二人で話していた。
「そっか、戦いに来たんじゃあ、ないんだな。」
「だから、さっきそういったじゃん。」
「…悪かっただな。」
いつきはうつむきながら言った。
その様子を見て、蘭丸はあわてて話を変えようとした。
「そういえば、こういう場所に来たら普通枕投げだよな?」
「…は?」
いつきの明らかに訝しんでいる視線と、間抜けな声を聞いた蘭丸は、余計必死に弁解
を考えた。
「ほら、例えば…この世が平和になって、戦乱が無くなったら、みんなで旅行で枕投
げしたら、どうなるかな~って…」
自分の口から出た言葉に、蘭丸自身が驚いていた。
一体自分は、何を言っているのだろう。
自分の仕えている武将、織田信長は、自身がこの世を統べるために戦っている。
しかし、信長の欲は留まるところを知らない。
彼の統べる世界が平和なものになるとは、到底あり得ないことだと蘭丸もよく理解し
ている。
それなのに…。
そんな蘭丸の思惑とは対照的に、いつきはクスクスと笑っていた。
「それ、面白いだな。」
蘭丸はそれを見て、取り敢えず話を合わせることにした。
「だろ?例えば信長様は、右手にはいつも小さめの抱き枕を持ってて、左手では枕を
投げまくるんだ。」
「へぇ~、奥方はどうなるんだべ?」
「濃姫様は…普段は指示を出すのが仕事で、いざというときは、着物の裾から枕を大
量に取り出すとか。」
「ふーん…他のお侍はどうなんだ?」
「他?…武田とか、上杉とかのこと?」
「んだ。」
そう言われて、蘭丸は少し考え込んだ。




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