戦国BASARA/エロパロ保管庫

元親×元就(♀)時々ザビー9

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「なんだよ、ニヤニヤしてさぁ! あぁさては元親、
『俺もあの頁みてぇに毛利と毎晩励んで、早く子宝欲しいな~♪』なんて考えてたろ?」

「そっ…そんなんじゃねぇよっ!!!???」

「まった、またぁ!! 毛利のお姫様とは、頻繁に会ってるのかい?」

「そうだな…まぁ俺が5回安芸に行く間に、毛利が1回土佐に来るような感じだな。
 こないだ毛利がこっちに来たばっかだから、今度は俺が安芸に行こうと思ってる」

「だったら尚更!
 あの教祖様に戦なんか吹っ掛けてる暇有ったら、早く愛しい人に会いに行ってやりなよ!」

そうだ…確かにエセ教祖と戦なんかしてる場合じゃねぇよな。
なんて考えていた俺の心の内を知ってか知らずか、愉快そうにバシバシと俺の背を叩いていた
慶次の表情がフッと緩む。

「でもさ…サンデーちゃんの方も、良い人出来たみたいで良かったよな」

「…そっ…そうか?」

「何だよ元親、鈍いなぁ…。
 サンデーちゃんの顔見りゃ分かるだろ? あれはもう相手の男にぞっこんだよ!」

「………………」

慶次…色恋沙汰に対するお前の直感だけは、絶っ対真に受けちゃならねぇと思っていたが…
頼む、今だけは心っ底信じさせてくれ。

「しっかし相手の男!どこのどいつか知らないけど、もし顔でも映って身バレしたら大変だぁ」

「………へっ?」

「だって絶対、日ノ本全土に居るサンデーちゃんファン全員から袋叩きにされちゃうだろ?」

………えぇっと…。
それはもしあれが俺だって事がバレたら、いつかのお布施の取立てん時みてぇに
毎日わんさかザビー教の信者達が押し寄せて来るって訳か…?
しかも俺の素性がバレるかどうかは、あのエセ教祖の神盗撮角度&神修正加減次第。
って事は、まさか俺…事もあろうかエセ教祖に命握られてんのか…?

-ちっくしょう…あのク・ソ・教・祖……っ!!!!

とっさに立ち上がった俺は、慶次の制止も振り切り部屋を飛び出した。
そして同じように向こうから勢い良く駆けてくる野郎共に激を飛ばす。

「おい、野郎共っ!! 出航の準備だっ!! 行き先は…」

「ちっ…ちょっと待ってくれアニキっ!!! 大変だぁああ!!」

「!? どうした野郎共!! まさかまたクソ教祖が攻め込んできやがったか!?
 っ、望むところだ…迎え撃ってやるっ!!!」

「そっ、そうじゃねぇんだ!! その…」

「……………?」

『毛利の家紋の付いたお輿が、屋敷の前に…』って、どういうことだ?
毛利が来る時は、いつも数人の家臣達を引き連れて馬で駆けてくるだろ。
仮に使者だとしても早馬で来るよな、普通。
そこをのん気にお輿に乗ってやって来るなんざ…一体…。

「…………?」

外に飛び出ると同時に、まだ蕾が固い筈の梅の芳香がふわりと鼻をくすぐる。
そして嗅覚が反応するのとほぼ同時に飛び出るほど目玉を見開き、俺は石みてぇに固まった。
何故なら高貴な身分の者が乗るきらびやかな輿の前に、奥ゆかしく立っていたのは…
いつか俺が選んだ純白の打掛、帯、髪飾り、扇子…そして香に身を包んだ毛利だったのだから。

「どっ…どうしたんだよ毛利!?? そっ、その格好……」

「気が向いたから着ただけぞ…何か文句でも有ると申すか?」

「やっ、でっ…でも今度は俺が安芸に行こうと…」

「気が向いたから来ただけぞ…何か文句でも有ると申すか?」

「…………っんな事ぁねぇよ!! むしろすっっっげー嬉しいぜ!!!」

破顔一笑。
そんな俺の顔を見て、毛利も気恥ずかしそうに瞳を伏す。
勢い余った俺はとうとうご法度を破り、おてんと様が見てるにも関わらず欲望の赴くままに
その華奢な身体が折れちまうんじゃねぇかと思うほど強く毛利を掻き抱いた。

「きっ…貴様っ…破廉恥であろう!!!!!」

…大方の予想通り、俺は再び頬を張られ…る事を覚悟した。
だが毛利はただ形骸的にそう言うと、フッと表情を緩ませ…ただ静かに俺の胸に頬を寄せる。
まるで祈りを捧ぐかのようなその一連の所作に見惚れた拍子に、視線の端で大きな白い花房の
髪飾りが揺れた。



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