どうしてカムラッドなのか?

人工精霊やタルパを作るためには、むつかしい作業や訓練を行う必要があります。

本当にできるのかどうか、真偽や効果のほどがよくわからず、不安と疑問を持ったままやり続けることになり、ぜんぜん楽しくありません。

また、イマジナリーフレンドは生まれつきのもので、大人になった後から作り出すことはできません。

イマジナリーフレンドの作り方について解説したサイトがいくつかありますが、その多くは人工精霊やタルパの作り方と同じです。

どれにしても、挑戦した人の多くは失敗してあきらめるようです。

人工精霊やタルパを楽しく作りたい!大人になった今からイマジナリーフレンドが欲しい!という人のために提唱されたのが「カムラッド」です。



もくじ




カムラッド界隈が提案された理由


どうすれば、人工精霊やタルパを楽しく作れるのか?大人でもイマジナリーフレンドが持てるようになるのか?

そのために議論して行く場所が「カムラッド界隈」です。

しかし、それは表向きの理由に過ぎません。

従来のタルパ界隈は、実は人工精霊やタルパに関する議論がまったく進んでおりません。

人工精霊やタルパを作るために提案されている数々の方法は、どれも中途半端な内容で、挑戦しても成功率が低く、ほとんど意味のないものとなっています。

その原因は、議論の仕方がわからず、途中でケンカを始めるなど、多くの対人トラブルが発生しているからです。

イマジナリーフレンド界隈もタルパ界隈から影響を受けて、同じような問題を抱えています。

カムラッド界隈は、そうした対人トラブルの発生を未然に防ぎ、みんなが最後まできちんと議論して、不安や疑問の残らない、成功率の高い方法を完成させて行くことをめざします。

カムラッド界隈が提案された本当の理由はこれです。

カムラッド界隈とタルパ界隈との違いについては「カムラッド界隈とタルパ界隈の違いは?」の記事にもくわしく書いてあります。



カムラッド界隈のモットー


カムラッド界隈では、意見が異なる者同士は協力し合い、お互いに納得の行く結論を導き出す努力をします。

議論で相手を言い負かすのは禁止です。

カムラッド界隈では、議論はお互いの成長や進歩のために必要なものと考えます。

反対に、相手の言うことを無条件に聞き入れるのもいけません。思考停止は問題解決の放棄につながり、もっとも注意すべきものです。

議論に制限時間はありません。現実ではそうもいきませんが、真理の探究は時間がかかるものです。

議論を通じて、アウフヘーベン(止揚)と呼ばれる、二つ以上の異なる意見から、別の価値ある新しい何かを生み出すことで、カムラッドを進化させていきます。

したがって、カムラッド界隈では、オカルト派vs科学派、創造型vs邂逅型といった、タルパ界隈に見るような争いはしません。

以上の話を、身近なものでわかりやすく説明し直すなら…

犬派vs猫派の議論ではなく、動物を飼うことで得られるメリットを、最大限に引き出す方法を見つけ出す議論をしましょうという話になります。

自分は犬が好き!私は猫しか認めない!お互いに結果ありきの議論は、対人トラブルの発生原因、時間の無駄なのでやめましょう。



カムラッド界隈の基本「アウフヘーベン(止揚)」について


アウフヘーベンについて、もう少しくわしく説明します。

日本語では止揚(しよう)と呼び、ドイツの哲学者ヘーゲルによって提唱された、物事を証明する方法のひとつです。

二つ以上の対立する事柄、矛盾から、全員が納得できる答えを探し出す方法となります。

人工精霊、タルパ、イマジナリーフレンドの世界は、矛盾でいっぱいの問題であふれています。

これらは「見えない存在」と例えられますが、言っていることは「見えないけど見える」「存在していないけど存在している」と同じです。

大きな矛盾です。

タルパ界隈で議論がまったく進まない原因は、矛盾を乗り越えるための手段がないからです。

カムラッド界隈では、アウフヘーベン(止揚)を基本思想にして、あらゆる矛盾を克服、超越して行きます。

そうすることで、人工精霊にしろ、タルパにしろ、イマジナリーフレンドにしろ・・・

楽しく作ったり、育てて行くことができるようになるはずです。



カムラッド界隈でのアウフヘーベンの応用例


カムラッド界隈では、タルパ界隈に見るような争いはしません。

例えば、作られたタルパを創造型、出会ったタルパを邂逅(かいこう)型といいますが・・・

タルパ界隈では創造型、邂逅型、どちらが真のタルパであるかをめぐり、一部で対立や争いをしている人がいます。

カムラッド界隈では、創造型と邂逅型のアウフヘーベンを試みました。

完成したタルパがいる空想をして、タルパが後から自然と作られる方法に変えることで、どちらも納得できるようになります。

空想で後から自然と作られるとは、望んだものと出会うという意味になります。

作られたという条件と出会ったという条件を同時に満たせば、創造型と邂逅型をめぐって対立する必要はありません。

これはほんの一例に過ぎません。

タルパ界隈で起きている問題を、すべてアウフヘーベンして行けば、一つの真実に到達できるはずです。

それは本場チベット密教のタルパを越えるものになるかもしれません。



カムラッドは人工精霊、タルパ、イマジナリーフレンドの有効活用法


従来の人工精霊、タルパ、イマジナリーフレンドを否定するつもりはありません。

カムラッドはそれらすべてを包み込み、願望実現と幸福追求のための目的を与え、より強い存在へ進化させて行くものになります。

すべての問題や矛盾をアウフヘーベン(止揚)で解決していきます。

そして、何よりも楽しさを第一とします。

そうすることで、意外とあっさり、おもしろいくらい上手に作り出せるようになります。

むつかしい訓練は逆効果です。人工精霊やタルパの訓練が上手く行っていない人はカムラッドのやり方へ切り替えましょう。

カムラッドのやり方なら、本来、生まれつきのイマジナリーフレンドを大人でも持てるようになります。

これからはじめて「空想上の友達」を作ろうと考えている人は、人工精霊やタルパではなく、カムラッドwikiのイマジナリーフレンドをおすすめします。

カムラッドwikiのイマジナリーフレンドは、これまでの人工精霊やタルパにかわるものです。

今後、カムラッドの作り方で、くわしく話をして行きます。
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最終更新:2024年04月28日 00:56