小説をかんたんに上達する方法に、これはじぶんの方法なのだが、歌詞を書く方法がある。

歌詞というと、むずかしくとらえられそうだから、なんちゃってでいいのだ。

それでプロのひとはみんな、なにかの音楽(邦楽)を設定して聞きながら、タイプする。

これはパクリではなく、歌詞のひとつひとつを、ひとつの陽抑的串で串ざすためにやる。

邦楽の歌詞界とはこうしたつくりかたの集大成で、できあがっている。

そういうわけで、自分なりに書いてみたいと思う。

(歌:吉原ラメント【和楽器バンド】)

【Aメロ1】

朱の雨が降る時がありませんか?

貴方の余命を確信した夜があります

窓を見ればくちびるの色

【Bメロ1】

知らない知らない女と夢立ち

貴方の余命を確信した夜があります

脳にうずく瞳は座敷の奥へ

【Cメロ1】

不良の牢人にくずれとは私の事よ

【サビ1】

闇のなかに紅の牙が私を殺めても

残酷なのは生き血の玄来

雑な人生もおくれもしない

この爪 牢人のひずめくずれ

【Aメロ2】

あきんどの話 覚悟無く夢のこぎいれ

理由のない炎のゆらめき

止まった時間を刻む丘の上

【Bメロ2】

輪郭を浮かぶ京の水の上

理由のない炎のゆらめき

誰にも気づかない根性の魔都よ

【Cメロ2】

誰がはやしても楼閣なく

【サビ2】

闇のなかに紅の牙が私を殺めても

残酷なのは生き血の玄来

雑な人生もおくれもしない

この爪 牢人のひずめくずれ

【Dメロ】

どうあがいても理屈は ふすまの向こうにも ありゃしない

ただ人のいけるのは 人の朱があるからでしょう

【サビ3】

闇のなかに紅の牙が私を殺めても

残酷なのは生き血の玄来

雑な人生もおくれもしない

この爪 牢人のひずめくずれ

 

まあ書いてみましたが、歌を聴きながらやらないと、自然に詩に調がつかないので、必要な事です。

あと、そのほうが練習の励みになるでしょう。

わたしは夜のほうが、よく書けるのですが、朝と夜では、脳の書く感じが違うので注意が必要です。

一日にひとつ書くところからも、詩だけじゃなく、小説の表現力を確約的に飛躍するといって間違いないでしょう。

ただ、ひとつ欠点があるのは、時間がかかるとき、本当にかかるところでしょうかね。

それでも、それを超えれば、またひとつ文章力の感性も上がったってことです。

最終更新:2020年11月10日 21:57