LaSt wAr【光明】編 第四章 第2話 過去ログ②

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――――――Episode of Marx 完結―――――――



ゴゴゴゴゴゴゴオオォォ……!!!!!!(カルヴァリーが大気圏に突入する)

ニミェミェ「……! ぁ、ご、ごめんなさい!(ヒュドドと一緒に部屋を出ていく)」
ヒュドド「……?行きますよ、ニミェミェ。」
ニミェミェ「…………。(衛星を凝視している)」
ヒュドド「スー…(すべて飲み干し、空になったカップをくるくるとゆっくり回す)我々には関係の無い事ですよ。それより、そろそろ我々も持ち場に就いた方がよさそうですね。(立ち上がる)」
ニミェミェ「人工衛星…そうなんだ。……でも…。(衛星を見つめる)……何だろう、よく分からないけど…。あれ、"衛星じゃない"、かも…。でも…。(次第に小声になり)」
ヒュドド「あれは人工衛星ですね…恐らく。私は宇宙については全くの無知ですが、それにしては大きいですね。スー…」

彼女の指した方角にはケイオスがある。だが、よく目を凝らしてみるとそこには――――――――――――巨大な人工衛星のようなものが浮かんでいた

ニミェミェ「うん。あれ…何だろう…?(ヒュドドに見えるよう、少し離れて窓の外を指す)」

【OVERKILL】ヒュドド:"O"

××××→ヒュドド「どうかされましたか?(カップの中で揺れるダージリンからニミェミェに視線を移しかえる)」
ニミェミェ「うん、とっても綺麗な星。……??(もう一度顔を窓に近づけてケイオスを眺めると、ある物を発見する)あの…ヒュドド君。」
××××「スー… あれが混沌星、ですか。碧に輝く様は天王星よりもエメラルド色。なるほど、つい目が惹かれてしまいますね。」

【OVERKILL】ニミェミェ:"P" 救護部隊隊長

×××××→ニミェミェ「…ふぇ?あ、ごめん。つい外の景色が綺麗だったから。」
××××「スー…んー、ダージリンがいつもより良い香りを引きたてているようですね。(椅子に腰かけ紅茶を啜っている)……?ニミェミェ?」
×××××「……。(窓の外に映るケイオスを眺めている)」

~カルヴァリー・とある一室~

クークィン「へーへい。プシュー…(だらだらと部屋を出ていく)」
ジェクラン「お前も早く持ち場に就け。(そう言って指揮官専用の椅子に腰を掛ける)」
ワドルディ兵『はっ!!!!(手の空いていた兵士は直ぐに部屋を出ていったり、モニターの前に就いてキーで何かの操作を行う)」
ジェクラン「(チッ…呑気な奴だ。)…これより、ケイオスへの着陸態勢に入る!総員配置に就け!」
クークィン「ウィーーハッハッハッ!なんとかなるってばよ!!」
ジェクラン「予定より到着時間が三時間も遅れているがな。ミドビィ様に何と申し上げたらいいか…。(頭を抱え)」
クークィン「プシュー…(ずけずけと入って来る)ウィハハハ…!思ったよりあっという間に着いたなぁ?」
ワドルディ兵『大気圏突入までおよそ8分! 全区にアナウンスを入れろ、総員を持ち場に就かせるんだ。 はっ! 7時の方角に直進せよ。 了解。」
ジェクラン「ああ、分かっている。……。(モニターに映るケイオスを凝視する)」
ワドルディ兵M「ピピ…! ピッ、ピピ…!(ハイテク機器揃いの管制室、無数に並べられたモニターの前でキーを打っている)…!ジェクラン様。」
ジェクラン「プシュー…(暗い管制室に入室)」

~カルヴァリー・管制室~

トトリー「いよいよか…。(二人に続き急いでその場を後にする)」
ガレイク「わははは♪ケイオース、ケイオース♪ プシュー…(部屋から出ていく)」
チャーニー「なはははw楽しい時間はお開きだ。さあ行くじぇー。(部屋をすり抜けて出ていく)」

アナウンス「コレヨリ大気圏ニ突入シマス。総員、持チ場ニ就クヨウニ。繰リ返ス、総員、持チ場ニ就クヨウニ。」

ガレイク「…あっという間に着いたみたいだねー。」
トトリー「…ん?これは……!」

アナウンス「ヴィィーーッ!!!ヴィィーーッ!!!ヴィィーーッ!!! 間モナク、カルヴァリー ハ ケイオス ニ 到達シマス。」

トトリー「き、貴様ぁ…ッ!!!」
ガレイク「ふっへっへっへwwおふおふおふふっふふふふうひひいぃひひひwww(席から笑い転げて落ちる)」
チャーニー「引っかかってやんよ。なはははww」
トトリー「Σえっ!?何処だ…何処にある…!!」

【OVERKILL】チャーニー:"J"

×××××→チャーニー「あっ、トトリー!足元に100円玉が!」
トトリー「お、お前らいい加減にしろぉ!!」
ガレイク「でしょー?チャーニーは分かってるなぁ~。」
[×××××「なはははは!!www最高ー♪ガレイクww」
トトリー「グ…ぐぐ…ッ…!(-_-#)ピクピク」
ガレイク「お茶♪^^」
トトリー「なんだよ?(振り返る)」
ガレイク「おーーーい!」
トトリー「ったく…!(席を外す)」

【OVERKILL】トトリー:"L" 飛竜部隊副隊長

××××2→トトリー「た、ただ運が悪かっただけだっ!」
×××××「トトリー、お前弱すぎるじぇーww m9」

【OVERKILL】ガレイク:"M" 撹乱部隊隊長

××××→ガレイク「勝ったッ!ガレイク乙♪」
××××2「嘘だろおおあいっ?!…こ、これで3ゲーム中3敗…orz」
××××「(やりー♪)リバース、スキップして、もう一回スキップして、はい、あがりぃー♪(>ワ< )(バシバシと手札のカードを全部出していく)」
××××2「しまっ…くそ…!(山札のカードから二枚き、手札に加える)」
×××××「あ、お前UNOって言ってねーww(××××2を指して)」
××××2「(向かい側に座って真剣な表情で二枚ある手札を見、一枚テーブルの上に置く)……よし…!」
××××「(席に座ってカードゲームのUNOをしている)……♪(三枚の手札と相手を見らくべながらニヤニヤしている)」

~カルヴァリー・第7区Restroom~

ターナ「あははは…。(苦笑)」
イテューン「ジェクラン相変らず怒りっぽい。」
クークィン「わりぃなー!ブハハハハ!!www」
ジェクラン「そういうことだ……て、クークィン!!なんだこの散らかし様は!?(激怒)」
クークィン「なんだかよく分かんねえが、まあ、今回ので軍の強化が一歩前進した訳か。めでてぇこった。」
ジェクラン「(軽く頷く)利用価値のあるものはなんであれ取り込んでいく。そして、栄光ある未来軍の礎となるのだ。」
ターナ「Modify Factoryというと…洗脳ではなく、改造ですね?(ジェクランの方を向き)」
クークィン「洗脳でもするのかぁ…!?バァリボォリ」
ジェクラン「ターナが所持していたシルヴィ軍の名簿に奴の名が記されていたのは確かだ。なら、もう一度我々の為に働いていただく。」
イテューン「モヒモヒ… ……あいつどうするつもりなの?」
ワドルディ兵C&D『はっ!!(マルクを連れて部屋を出ていく)」
ジェクラン「構わん。寧ろ、その往生際が悪い坊主には眠っていてもらった方がいい。もとよりそいつも回収し、我が未来軍の優秀な兵士としてつかわせようという発端だからな。…その坊主をModify Factoryに連れていけ。後の事は我々に任せろ。」
ワドルディ兵C「私からも、申し訳ございません。(同じく頭を下げ)」
ワドルディ兵D「いえ。その者が我々に攻撃を仕掛けてきた為、正当防衛として気絶させたのでございます。勝手な行為を下し、まことに申し訳ございません…!(深く頭を下げる)」
クークィン「おーおーおー!気絶しちゃってんじゃねえかよぉ…!?拷問でもしたか、お前ら?(不敵な笑みを浮かべる)」

トサァ…(気絶したマルクが部屋の中央に引っ張り出された)

ワドルディ兵D「ズザザァー…ヒョイ(引きずって来たマルクを前方に引っ張り出す)」
ワドルディ兵C「シュィーン(部屋にDと共に入って来る)ジェクラン様、こ奴を連れてまいりました。…おい。(隣にいるDに)」

ジェクラン「……?ああ、あのマルクという悪戯坊主のことか。(チョコ菓子を口に銜えたまま)奴はそろそろ兵士が連れてくる頃だが――――――」
クークィン「わーりぃ、わーりぃ!wwでさあッ!!あのハルカンドラの餓鬼はどうするつもりなんだぁ!?」
ジェクラン「あっ、貴様クークィン!部屋を散らかすなとあれほど言っているだろう!!(激怒)」
クークィン「ところでよぉッ!!ジェクラン!!バリボリ(いつの間にかポテトチップスを口いっぱいに頬張っている)」
イテューン「イテューンも、もぉー一個貰うよー♪(モヒモヒ)んー♪おいひぃ~(≧▽≦)」
ジェクラン「……そうだな、いただこう。(椅子から飛び降りてバスケットからポッキーに似たチョコ菓子を取り、食す)……。(…たまには悪くない…。)」
ターナ「冗談ですよ。(清々しい笑みに変わる)ジェクラン、少し息詰まっているでしょう。少ししか有りませんが、貴方もいかがですか?(片手にぶら下げてたバスケットには大量のお菓子が詰め込まれ、それを上空のジェクランに差し出す)」
クークィン「う゛おぉいッ!俺かよ!!(汗)」
ターナ「おやおや、それはいけませんねえ。イテューンは我が未来軍の優れた一員ですのに…少々お仕置きが必要ですね。ねえ、クークィン?(黒笑)」
イテューン「ねえ聞いて、ターナ~。二人がイテューンの事バカ呼ばわりしてくるのぉ~!(/□≦、)」

【OVERKILL】ターナ:"K" 未来軍 終焉を告げる者(ディグロッケ)

×××→ターナ「そうですか、それはよかったです。セルバーナ(※惑星ティントのとある市街地)での探索途中、幼い頃の行きつけの駄菓子屋を見つけて、ついつい懐かしいと寄ってみて…購入しちゃいまして。いやいや、なんともお恥ずかしいことか…。(後頭部を掻きながら苦笑い)」
イテューン「あっ、ターナぁ~♪昨日のお菓子ありがとねー♪あれすっごく美味しかったお!」
×××「何やら賑やかですね。(クークィンのやって来た奥側から同じように現れる)」
ジェクラン「馬鹿犬共が。(呆れ顔を手で覆い隠す)」
イテューン「クークィンと一緒にするなー!><」
クークィン「俺とお前で馬鹿仲間だなぁ、イテューン!ブハハハハ!!www」

【OVERKILL】イテューン:"B" 未来軍奇襲部隊副隊長

×××××→イテューン「んもぉー…!イテューンは馬鹿じゃないもん!(>д<*)」
ジェクラン「イテューン…お前、クークィンの馬鹿が移ったか?」
×××××「そういうジェクランは相変らず義理堅いね。でも、クークィンの言う通り、ノヴァを手に入れられたなら何とかなると思うよ♪」
ジェクラン「時間にルーズなお前には分かるまい。(クークィンを見下す)」

【OVERKILL】クークィン:"I" 未来軍特攻部隊隊長

クークィン「ブハハハハハ!!(暗い大部屋の奥から足を引きずりながら現れ、上空のジェクランを見上げる)テメェは細かい事にきちきちし過ぎなんだよぉ…ジェクラァーン!だいたい俺たちぁ、本部宛に良い土産を手に入れたんだろ?ならいいじゃんかよ!ブッハハハ!!」
ジェクラン「たかだが二匹の野良犬どもに構っていられる暇はない。我々はギャラクティック・ノヴァの回収に余分な時間を費やした。予定より少々遅れてケイオスへ着陸する事になる。私は今その事で頭を悩ませている…。」
×××××「(三人が出ていったのを確認し、自分が座っている浮遊椅子をジェクランの元へ移動させる)よかったの?あんな軽くすませて。」
バッティンガム「……了解しました。シュィーン(立ちあがって一礼し、後の二人と共に部屋を出ていく)」
ジェクラン「奴は我が未来軍の中でも下の部隊の者だ。我々の真の機密事項は手に届いていない筈だ。…お前たちは損傷を受けた格納庫の修理と、兵の回復を急がせろ。これから混沌星「ケイオス」へ侵攻するのだ。それまでに全て整え直しておけ。」
バッティンガム「!!…申し訳ございません。」
ジェクラン「だから構わんと言っている。同じ事を二度三度も言わせるな。」
バッティンガム「しかしジェクラン様、侵入者はともかく、あの者…ケケは我々組織の機密事項を持っています!万が一、奴めが他の星々に渡ってそれを公にされてしまっては……」
ジェクラン「構わんと言っている。」
アイドビン「…え……??(頭(こうべ)を恐る恐る上げる)」

【OVERKILL】ジェクラン:"C" 未来軍侵攻部隊隊長及び、宇宙戦艦カルヴァリー指揮官

ジェクラン「(浮遊している沢山の椅子の内の一つ、肘をつき三人を目で見降ろしている)…構わん。」
アイドビン「ムッシュ・コーズの仰る通りでボン。しかし、罰は兵ではあらず、事態の鎮圧を指揮しきれなかった我々隊長が受け―――――」
コーズ「今回の失態において、責任は我々にあります。」
バッティンガム「(暗い大部屋の中央にて跪いている)……ということがありまして、侵入者と、裏切者のケケ二名を取り逃がしてしまいました。」

~巨大宇宙戦艦「カルヴァリー」~

バッティンガム「ああ……そうだな。(ふっと微笑が零れる)」
コーズ「お前は昔から真面目過ぎるんだよ。(軽く小突く)」
バッティンガム「(受け取る)…すまない。(口へ投げ込む)」
コーズ「(そこには白帽子を被り、手甲を身に付けたワドルディが立っていた)…んまー…なんでもかんでも自分で背負い込むのは止めようぜ、バッティンガム。俺からも指揮官に言っといてやるからよ。ムシャ グムグム…(チョコバーを頬張り、その食べかけを差し出す)」
バッティンガム「……!(振り返る)…コーズ…。」

ポン…(誰かがバッティンガムの方に手を添える)

ワドルディ兵『こちらも深手が酷い…誰か、Medical Officeから医者を呼んで来い!応急処置を行ってもらう。 慌てるなぁ!!落ち着いて行動しろ! おい、来たぞ!こっちだぁ!!」
ワドルディ兵『すぐに重傷者から運ぶんだ!格納庫の修理作業は後回しだ!急げ! 大丈夫か…おい、立てるか? あ、あぁ…なんとか。すまない。」
バッティンガム「……。(…何故だ、ケケ…。お前は、"ここにいることに意味がある"のじゃなかったのか…?)」
ワドルディ兵L「(大佐…。)……はっ!!(急いで踵を返し走っていく)」
バッティンガム「……全責任は私が取る。お前たちは、重傷者を優先にMedical Office(救護室)へ運ぶんだ。」
ワドルディ兵L「大佐…。(軽傷を負いながらも背後から歩いてくる)」
バッティンガム「(二刀を納刀)……何たることだ…。(片手で額を抑え自責の念に駆られる)」

その頃、巨大宇宙戦艦「カルヴァリー」にて…

マルク「うん、おやすみなのサ、ケケ。 ………。(マルク…もうすぐなのサ…。まだ、お前が言っていた事は、分からないけど…。あの星で、ボクは"光"を掴むのサ。)…絶対…絶対に……!」
ケケ「……フフ… ……しばらく眠るわね。ケイオスに近づいてきたら自動でアナウンスが作動する筈だから。それじゃ。」
マルク「知ってるのサ。でも、こんな風に、直に見た事はないのサ。……すごいのサ…こんな綺麗な世界に、ボクは住んでいたんだ…!(輝かしい瞳の内には、無数の星が散りばめられていた)」
ケケ「あんた、宇宙を知らないの?」
マルク「(傾げる)……!うわぁ~…!!(ふと頭上を仰ぐと、宇宙の暗くも輝かしい景色がそこに広がっていて、それに惹かれてしまう)」
ケケ「フフ…なんでもないわ。」
マルク「…??ケケ…?」
ケケ「……けど、あんたも…ちょっとだけがんばったじゃない。(小声になる)」
マルク「お、おぅ…!ありがとうなのサ…♪」
ケケ「ええ、そうね。(マルクの中で目を瞑り、軽く笑みを浮かべている)ま、この私のお陰で脱出できたのよ。感謝しなさいよね。」
マルク「うぐぐぐ…!……ぷはぁ…(衝撃から解放され、一息つく)……!!ケケ、やったよ…♪とうとうボクたち…!」

バシュウウゥーン…ッ…!!!!(小型宇宙船は小さな光となって、巨大宇宙戦艦から発進された)

ケケ「いっけえええぇぇーーー!!!」
マルク「うっひゃあ!!(勢いよく飛び出た衝撃により、シートに吸い寄せられるように身動きが取れなくなる)」
バッティンガム「―――――ッ!!!(襲撃を繰り出そうとした時には既に発進されてしまい、空振りに終わる)」

ギュワンギュワンギュワン――――――――ドシュウウウゥゥーーンッ…!!!!!!(小型宇宙船のスラスターから蒼い粒子が噴出し、勢いよくカタパルトから発進する)

アナウンス「…3 …2 …1

バッティンガム「チャキン ドンッ!(腰に携えた二刀を抜刀し、跳躍して爆炎の嵐を飛び抜ける)絶対に、逃がさんぞ…!!(体を空中回転させ、斬り下ろしを繰り出そうと宇宙船の頭上へと落下する)」

アナウンス「宇宙船発進マデ、後…5 …4

ガコンッ!!!ギィォォオオオオーーー…!!!!(格納庫のハッチが、けたたましい音を立てて展開する)

マルク「(ケケ、なんだか怖いのサ…。)」
ケケ「そ、地雷よ。もしもの為にと思って地面に練り込んでいたんだけど、みごとに掛かってくれるとは我ながら吃驚したわ。(黒笑)」
マルク「すっご…まるで地雷なのサ。(驚愕)」
ケケ「火炎…“ステルマイン”よ。(内側で笑んでいる)」
バッティンガム「くッ…何事だ…!?(爆風に耐える)」
ワドルディ兵(大群)『のわあああぁぁぁああああぁぁーーーーッ!!!!!!(爆炎に飲み込まれる)」

―――――――――ドカンッ!!ボッカァンッ!!!ドドドドオオォォーーーンッ!!!!(突然、ワドルディ兵に喰らいつくように爆炎が巻き起こる)

ワドルディ兵(大群)『イエス・サーッ!!!ザザザザッ!!!!(一斉に動き出し、今にも発進しようとする宇宙船に襲いかかる)」
バッティンガム「(止むを得ない…)…総員、力づくで阻止せよ!!」
マルク「あ、やば…。カチャカチャ…(いそいそとシートベルトを着用する)」
ケケ「(残念ね…♪)さ、勢いよく飛び出るからシートベルトの着用を忘れないでね。」
ワドルディ兵K「ピッピピ…ピピッピッピ…!  駄目です、もう間に合いません!!」
ワドルディ兵J「はっ! 第3エリアの扉を、マニュアルに切り替えて止めるんだ!(別のワドルディ兵に)」
バッティンガム「手動で止めろッ!!!」
ワドルディ兵J「駄目です!既にシステムが起動準備に取り掛かっている為…操作が効きません!!」
バッティンガム「(遅れて現れる)宇宙船で脱出する気か…! システムをダウンしろ!扉を解放させるな!!」

ピッピピピ、ピッピッピッ♪………ガシャンッ…!(ケケにより動かされるマルクの両手で操作が行われ、エンジンが起動し、ついに動き出す)

マルク「わ、わわわ…っ!(これ、ケケが動かしているんだよね…。なんだか変な感じ…。)(汗)」

ス……(すると、マルクの両手が独りでに動き出す)

ケケ「(マルクの内側より、声のみが聞こえてくる)うるさい、今エンジンを起動させるから黙ってて。」
マルク「Σビクッ! ヤバ、追手が来たよ…!ケケ、ケケってば…!」
ワドルディ兵I「(二体を引き連れ現れる)逃がしはしない!!(その発言と共に、更に扉からぞろぞろとワドルディ兵が出現する)」

バンッ!!!(その時、別の扉が勢いよく開き、そこから首元を鎖で繋がれたボンカースが二体が現れる)

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最終更新:2013年01月13日 23:52