閃劇のリベリオン過去ログ Ⅷ.4

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――― 異 空 間 ―――


物体も、気温も、重力も…本来空間にあるべきものがなく、それらすべてが不安定な異空間… 禍々しい闇が広がり、時に鮮血の様な紅蓮を帯びていく地獄絵図。そんな不安定な世界の中央に、ただひとつ『 大 罪 』の姿が――――



ゼロリア「……(異空間に踏み入れた戦士の面々を虚ろ目に捉える。背後には例の三つの剣が、刻を刻みながらふわりと浮遊している) 」

氷冬「……!(重力が存在しない不安定な世界を進み、発見したゼロリアと対峙する)……クロリアー…(絶望一色に染まった人型のそれを見つめ、静かに瞳を瞑る) 」

謎の魔剣士「――――――快い……全てが私を迎え入れている……(空間を見渡しながら、天を仰ぎ、両腕を広げ) (声‐小野大輔) 」


――― …そうだ、簡単なことだった。刀が、人の心が形となって生まれたものであるように…クロリアーもまたそう。 ―――


ゼロリア「―――――……どんなに待っても…「私」に代わって、「私」を使って、「私」の嫌いなすべてのものを壊してくれる人間はいなかった。 」

氷冬「……チャキッ…(抜き出した四刀を構え、ゼロリアの言葉に耳を傾ける) 」


――― 互いに刃を交えて、初めて分かることが何度もあった。そうして、多くの戦友たちと出会い、語り合い…互いの心を分かち合うことができた。クロリアー…あなたとだって、きっと…… ―――


ゼロリア「…あるいは、そう…「私」に身を委ねた人間たちの感情を支配したことはあっても、結局…全部…めちゃくちゃに…できなかった。 」

メタナイト「……(具現化された意思に対し…擬人化された意思か… 人間と同じ感情もある…だが…それが極端に偏っていると見られる… クロリアー…お前の声を、聞こう…) 」

ゼロリア「みんな脆弱(よわ)過ぎた…誰も彼もが使えなかった…どいつもこいつもガラクタだった… だから…もう…「 剣 」でいることには疲れたの… 」

ゼロリア「…「私」を使えるのは、「私」だけ… 「私」を理解してくれるのは、「私」だけ… 「私」を救えるのは、「私」だけ……―――― だから、「私」以外のすべてを壊す。 」


――――――――― " サ ヨ ウ ナ ラ " ―――――――――


――――― 【☢CAUTION☢】 Vs 大 罪 剣 《 ゼ ロ リ ア 》 【☢CAUTION☢】 ―――――


BGM♪



ゼロリア「――――『時時刻刻』(ノルニエル)。(片手を上げると、長剣と短剣がそれぞれに空間を斬り裂き、その中へと消えていく。残された輪状刃を身に纏い、戦士たちと対峙する) 」

ヒロ「……そんなエゴが、許されると思ってるのか!!??(ゼロリアに向かって叫ぶ) 」

レインド「……(過去、『剣』としてその宝珠から声として精神を伝えていたクロリアーが、今こうして人型として、『個』として意志を表した内容とを比較し、口元を歪ませる)…耳がいてぇな…(過去の所持者は恐らくだが、まともにクロリアーに触れることは出来ない。俺が今ここで出来ることは……)……『陽』の受渡か 」

氷冬「……(クロリアー…まだ、それが貴方の本当の『声』だとは思わない。人の姿をしていても、貴方は「剣」……だから――――)――― 聞かせてもらうわ、貴方の"声音"(こえ)を…ッ!!(四刀を力強く構え、異空間を貫く勢いで駆け出した)はああああぁぁぁっ!!!(真正面から、二刀による鋭い刺突を仕掛ける) 」

オリヴィエ「–––––(ゼロリアの訴えを真っ向から受け、哀れみと嘆きとも取れる悲哀に染まった瞳を彼女から背ける。)……キュッ(だがそれを嘆けばこそ、拳を握りしめ剣を手に取り抜刀した)(––––理解してあげられるとは言わない、分かってあげられるなんて言えない……けれど。見せてあげることならできる。あなたに世界<アイ>を訴えることならできる。”私達”がここに集い、語らったように……)–––届いてますよ。さあ、今度は私達があなたへ訴える番です(アナタとこうして相対した”縁”<エニシ>もまた、一つの奇跡にしてあげられる––––!!) 」

ヒロ「………(でも、あの子の心の闇は………否定はできない。…とても、大きな闇を抱えてるのは確かだ………)…この悲しみから解き放つことが、贖罪となるのなら……!!!(日本刀を取り出し、ゼロリアの方に走り出す). 」

雛菊「果てなき憎悪は理性さえも狂わせ、歪ませる…人か、剣か、どちらにしても…我々が相対しているのは紛れもなく『怨念』。それはクロリアーだけが抱えるものではなく、きっと…私たち誰もが抱いた、負の感情が集まってできたものかもしれません。だとすれば、断ち切る他にありません。(納刀したまま蕨の構え、氷冬に続く) 」

シグマ「荒れ狂うは貴様の心か…ならば、我のやるべきことに変わりはない。――――― その闇を、斬り開く…!(左腕の禍々しい形状の剣で虚空を斬り、ゆっくりとゼロリアへ接近する) 」

ゼロリア「ス――――ガキィィイインッ ! ! ! ! (前方に掌を構えると、輪剣『ヴェルザンディ』が前方に移動し、氷冬の斬撃を受け止める) キュガガガガガッ…―――――― ド ド ド ド シ ュ ァ ア ッ ! ! ! ! (輪剣を弓の様に構えると、剣を模した幾つもの光矢が展開される。そして、怨念を込めた殺傷力の高い光矢は一斉に戦士たちに向けて解き放たれる) 」

謎の魔剣士「…相手が奥深き闇であるならば、容易い……私と通ずるほどの闇を感じる……(声‐小野大輔) 」

全力者「全力の怨念……実に見事だ。それを貫き通す事は修羅の道だ。普通なら苦痛で死ぬ程にな。だがその真反対の幸福ってもんを全力で味わったやつの力は計りしれねぇ。お前に全力で分けるぜ。この邪悪から離れた暖かな感情を!!!(拳を握りしめ、目前の弓矢に掌を押し付け)ヴァチィ!(粒子となる程に相殺完了) 」

ユキ「 ジ ャ ア ァ ッ ――――(垂氷丸を抜き、)  ふ ぅ ―――――(目元にかかる前髪を掻き分ける。落ち着いて息を吐き出し、瞼を僅かに降ろしてゼロリアと戦士たちの動向を見守る)……あたしはあの子とバチバチしたいだけだから。あの剣が抱え込んでいる哀しみなんて知ったこっちゃない―――――から、そっちの方の"対話"はあなた達に任せたから。(くすりと口角を上げ、ゼロリアが放つ光矢に備える)ダンッ―――――カンギャンガッガァンバシュッガァンギャイインッ!!!(瞬きもせず矢を斬り伏せていく) 」

雛菊「……!(この攻撃…私たちを近づけさせないつもりですか…)――――“風車”…!(ヒュガガガガガッ ! ! ! )(回転を帯びた斬撃波を繰り出し、こちらに迫る光矢を呑みこませ吹き飛ばす) 」

ヒロ「………矢…!(切れるか……!!??)(光矢に向けて刀を振るい、切り落とさんとする) 」

白鷺「剣が怨念と共に人……なんですかねえ、どちらにせよ……(迫り来る光矢の雨の中、一瞬の”溜め”の後……)”説得”なり”対話”なりは、出来る方にお任せしましょうか(超高速の居合切りで矢を斬り払い、ゼロリアの背後へと一瞬で回り込む) 」

氷冬「ッ……!(攻撃を弾き返された瞬間に垣間見えるゼロリアの瞳を奥に、思わず息を呑む)(見ているだけで吸い込まれそうなくらい…深い……だけど、いきなり"潜る"のは流石に危険―――)――――!(ガキィンッ、ギャインッ、カキャァンッ ! ! ! )(無重力を駆使したアクロバティックな剣舞で矢を弾き返していく) 」

AS「拒絶、否定、憤怒、憎悪・・・そのどれもが、俺にとっては懐かしい。ただ後悔はしていない・・・でなければこうして、一本の剣を止める手伝いすらもままならなかっただろうからな。(放たれる数多の矢面に立ち、幾つも切り伏せてゆく) 」

ヒロ「……そんなに人を恨んで……一人でそうやって戦って……辛くないのか……!?(刀を振るった勢いでゼロリアに向かって語りかける) 」

レインド「ドスンッ!(半身を逸らし、手元にくる矢を次々と回避していく)(まずは……)氷冬!(足をトンッと跳ね、無重力に任せて氷冬の元に浮遊する) 」

ゼロリア「――――/――――(白鷺に背後を取られた…その時、彼女との位置が瞬間的に転換され、自らが彼女の背後に立った) ズ ァ ッ ! ! (輪状刃を振って白鷺を斬り裂く) バ ッ ――――(それ以外の戦士たちに対し掌を突きつける) 」


―――――――  ヒ   ュ   オ   ォ   ァ   ッ   !   !   !  (弾き返され、或いはかわされた光矢のすべての軌道が変わり、再び戦士たちに襲いかかった)


オリヴィエ「(もはや分かり合おうとする意志すら……!)ッツ!(片膝をつき、切っ先を地に突き立て桜の花を形取った魔法陣が展開され。【加護】が瞬く間に矢を花びらに変え散らしてつく。が……)"圧"だけで押される……なんて、なんて悲しみに満ちた…… 」

氷冬「レインド…?―――――!(その時、自分とレインドに迫る光矢のすべてを振った四刀で弾き落とす)ふぅ…今のは危なかったわ…(ゼロリアから視線を外さずレインドの真横へ移動する) 」

雛菊「――ッ!?(弾き返した矢が…全部こちらに…!?)くっ…(再び襲撃する矢の雨を、高速剣技で何度もいなし続ける) 」

シグマ「小賢しい真似を…ッ…!(弾く度に何度も襲いかかってくる光矢に、進行を阻まれる) 」

ヒロ「……ま、また来た…!?……ぬうおおおお!!!!(なんと、今度はかわそうとせず、矢を上手く刀を持っていない方の肩に受ける) 」

AS「弾くだけでは駄目、ならば―――ぬぉぁッ!!(ミラージュブレイドを、無駄なく振り抜き、弾くのではなく消滅を目的とした威力で光矢を穿つ) 」

白鷺「(瞬間移動…?私の後ろ———!)様子を見て正解でし…たっ…!?(刀で輪状刃での斬撃を防御するが、受けきれずに彼方へと吹き飛ぶ) 」

ユキ「ちょっ―――(軌道を変えて再び向かってくる矢に目を見開く)――― ド ッ ド ス ッ  (腹部と肩に矢をもらい、後方へ強く糸を引っ張られるように蹌踉めく)――― ガ ァ ンッ! (次に顔面に迫ってきた矢を叩き落とし、構えを正して再び矢を凌ぐ)ぐ、つッ…!(一呼吸おき、刺さった矢を抜き捨て再び光矢とのイタチごっこを始める)ちょっと!こんなことしてたら埒があかないんですけどッ!! 」

レインド「うお!!……ありがとう、助かった……クロリアーは『折れない』これは所有者だった俺の言葉を信じてくれ。物量で押して行けるような存在じゃあないんだ。ただ、拒絶するほどにアイツは正の感情を嫌う。だから――トンッ(氷冬の手の甲に手を重ね)君が『語』ってやってくれ。氷冬(重ねた手から、僅かだが『陽』を感じさせる気が収集されると、そっと手を離す)女の子同士の方が話しやすいだろうしな(らしくない冗談を吐きつつ、視線を氷冬からゼロリアへと向ける) 」

メタナイト「ぬっ…!(ギュララララァッ ! ! ! ! )(“マッハトルネイド”で矢を呑みこみ、吹き飛ばした)奴の憎悪に怯むな…呑まれるなッ!(翼を展開し、鋭い軌道を描きながらゼロリアとの距離を詰める)ふんっ!!!(上空からギャラクシアを振り下ろす) 」

ヒロ「………この痛みが、あの子の怨念……憎悪…か……!!(苦痛に歪んだ表情で矢を抜く)……こんな矢には負けねぇ!!!(木刀に持ち替え、刺さっていない方の腕に力を込めてゼロリアに向けて振りかざす) 」

氷冬「(レインドよりクロリアーの能力を耳にし、小さく頷いて応える)わかった、なら―――――?(重ねられた手の項から感じる温かい「陽」の力を、やや驚いたように見つめる)……ふふっ、ありがとう。じゃあ、尚更諦めるわけにはいかないわね。(そう言って再びゼロリアを見据え、「陽」の光を纏った四刀を構えて接近する)はあぁっ!!(禍々しい世界を照らす光を纏った刀で、ゼロリアに斬りかかる) 」

オリヴィエ「ふっ!つァッ!! ギィンッ!ガンッギャリィンッ!!(次々と襲いかかる矢を小ぶりな斬撃で弾く、軌道をそらす交わすなどしクロリアーへ斬りこむ間口を探すように彼女の周りをかけ続けるが徐々に息が切れていく)ジリ貧もいいところですね。まずはその"壁"を取っ払わないと届かないわけですケド……ッ(迫る死から逃れ駆けつつも、集った面々を順に見据え)まっ、そりゃ"急に大勢"押しかけたらびっくりしますよね……(冷や汗を流しながらも、状況に似つかわしくない苦笑をこぼし)ザシャァッッ(氷刀、レインドの背後に背を向けて再度ステップをし、彼らに迫っていた矢を弾き)……(明確な意思を宿したアイコンタクトを送る) 」

ゼロリア「ザシュウッ、ドゴォッ ! ! ! (メタナイトとヒロの攻撃が全身に炸裂した、その時だった――――)――――― ド ゴ ォ ゥ ッ ! ! ! ! (突如周辺の空間が裂かれ、そこから消えたはずの長剣『スクルド』が姿を現し、メタナイトとヒロに不可避の反撃を繰り出した)――――!?(最も憎んだ「陽」の力を纏った氷冬の斬撃を輪状刃で受け止める)…ッ……その力が…また「私」を押さえつける…!!(怒りを含んだ形相で氷冬を薙ぎ払う) 」

メタナイト「なんだと―――――ぐあああぁぁッ…!!(予想だにしなかった、次元を超越した攻撃に吹き飛ばされる)ぐッ……今のは…ッ……(戦闘開始時に姿を消した長剣と短剣を思い出す) 」

シグマ「奇妙な技ばかりを使う…だが―――――我には通じんッ!!!(凄まじい速度で矢の雨を掻い潜り、瞬く間にゼロリアの懐に接近する)喰らえッ!!!(左腕の剣に力を込め、一刀両断する) 」

レインド「頼んだぜ(氷冬がゼロリアへと接近したのを確認し、移動しようとしたところ迫っていた矢が弾かれるのを黙視)――(オリヴィエに助けられた事に対するお礼を、目だけで行い、彼女の肩に触れ、『陽』を一瞬で流し込み)『頼んだぞ』(様々な意味を込めた懇願をオリヴィエに送り、無重力の最中ゆらゆらと移動)雛菊! 」

氷冬「うっ……!(薙ぎ払われるも空中で回転し態勢を整える)……(レインドから貰ったこの力…きっとクロリアーを救い出す『鍵』になるはず…なら、『鍵穴』を見つけなきゃ…何処に…何処に…――――――)(再びゼロリアに斬りかかった) 」

全力者「俺が隙を作る!(氷冬を飛び越えるように跳躍し、真上からゼロリア目がけ)「全力エルボークラッシュ!!」(無重力の中でも加速十分の急降下エルボーを繰り出す) 」

雛菊「く…っ……(一方的に押されていく…こんなことでは…――――)―――――!(自らの名を呼ぶレインドの方へ振り返る) 」

ヒロ「………な、なんだぁっっっ………!!!??(メタナイトと共に吹き飛ばされる)(い、今の攻撃は……!!)それがあんたの回答か!!??(吹っ飛びながらゼロリアに向けて叫ぶ) 」

白鷺「ゲッブッ……ブッ…(喀血しながら立ち上がり、刀を鞘に納めながらゼロリアに接近し)援護に回りましょうか、少し前までの仕事みたいに…!(瞬間移動染みた速度の踏み込みで一気にゼロリアとの距離を詰め、輪剣目掛け居合切りを放つ!) 」

ゼロリア「ス…(攻撃を繰り出そうとするシグマに人差し指を向ける。すると、シグマの攻撃ベクトルが転換し、その刃は全力者に向けられた)どんなに時間を遡っても…そこから、過去からやり直したところで、同じ路(みち)から外れることはなかった…だから、すべてを壊す。お前たちが築いてきた世界を、お前たちが歩んできた時間も…すべてが、"ゼロ"になるまで―――そうして…「私」しかいない世界の中で、「私」だけの時間を過ごすの…(ユキ、AS、オリヴィエの三名に対し、斬撃の礫を幾重にも解き放った) 」

シグマ「むっ――――!?(ゼロリアに繰り出したはずの斬撃が、いつのまにか全力者に向けられ――――)――――ドオゥンッ ! ! ! (全力者の一撃と衝突し、互いの衝撃が相殺される)…すまない…っ…(ゼロリアに警戒を与えながら全力者に) 」

オリヴィエ「–––––––(刹那にして伝わる陽の力に目を丸くし硬直するが)ええ、任されましたとも(クスリと可憐に微笑んだ後、吹き飛ばされようとも向かっていく氷刀、隙を作ろうと突っ込む実力者を順に視界に入れ)ッパァンッ(自身のほおを陽手で叩きつけ、息を大きく吸い込む)––––っし! 氷刀さん、剣を交わさなくともアナタが……いえ、”彼女”があなたを必要としていることは、それだけは理解できる。だから…… –––––道を切り開きます。あとは “お願いします”(そして刃を水平に構え、彼女を中心として花弁が舞う) 」


我が剣は森羅万象の息吹。総ての歪を正し、総ての骸を輪廻に転 <カエ>す天地<アメツチ>の閃き–––––


オリヴィエ「–––––––”咲き彩れ<サキカザレ>!!”輝閃桜華ァァァァァァアァァァ–––––– ッ!!!!(桜の花弁を形作る魔法陣が【氷刀】の足元に出現し、彼女を祝福<守護>る。同時にはなった彼女の突きが一筋の光を穿ち、それを中心に花弁が渦を巻き斬撃の礫に穴を開け【進路】を切り開いた) 」

ゼロリア「ッ……!(輪剣を操り氷冬の斬撃を応酬するが――――) ガ キ ィ ン ッ ! ! (―――!!)(その最中に白鷺の襲撃を受け、輪剣が弾き返される) 」

レインド「ギャインッ!(多くの弓矢を難なく弾き、雛菊に対する猛勢に滞りを築く)俺の過去の清算は、俺じゃあ出来ないみたいだ。初対面の君に頼むは筋違いで、烏滸がましい事だ。だからこそ――トンッ(雛菊の手に触れ、微量の『陽』を流し込む)恥凌いで頼む。あの野蛮なガーズルトークに風華を差してやってくれ 」

メタナイト「ぐゥ……(今の攻撃…)……!?(ゼロリアの「どんなに時間を遡っても」の言葉を聞き逃さなかった)…… …… ……そうか、そういうことか…ッ!!(ひとつの答えを導き出したかのように叫ぶ)―――待て、氷冬!!(氷冬に反撃を止める様に喚起する) 」

全力者「クッ……(肘に強すぎる衝撃が走った為か、右腕がダラリと垂れ下がる)奴の仕業だろう。むしろ怪我がなくて何よりだ(シグマと掛け合いを済ませると、再度ゼロリア周囲の攻防を心眼で焼き付ける) 」

氷冬「―――――!貴方は…いえ…礼を言うわ。(オリヴィエの援護を受け、足元に出現した魔法陣に踏み込んだ)四刀流奥義――――!?(剣技を繰り出そうとしたその時、メタナイトの声に攻撃の手を止める) 」

AS「破壊で全ての清算を求めるのは、俺も一時は考えた、だがそれは間違いだ―――無かったことにしていい事は何一つとしてない。(数多の斬撃を、受け止め、いなし、躱し、ゼロリアとの距離を詰める) 」

雛菊「……!これは…―――――!(確かに感じる「陽」の力に、ゼロリアが齎す重苦し威圧感から解放された様に体が軽くなっていく)……貴方の意思、汲み取りました。(レインドに微笑み、蕨に手を添えたままゼロリアへと迫る) 」

白鷺「…通じないわけじゃあない、『陽』の力を持つ人に決定打は任せれば——ブゴッ!(盛大に喀血し、そっとゼロリアから離れる) 」

ヒロ「……何か、わかったのか!?(メタナイトに) 」

ユキ「ギリ…(あたしの『霜晶』の力は集団戦では不向き。ヒイラギ流が『対人用の殺人剣』といえど、その型の数々や"チカラ"は『広範囲』をイメージしたものが多い……連中を巻き込まないように使いこなせられたら、文句無しなんだろうけど――――)―――まあ、細かいことは気にしないことねっ!!(にっこり笑顔)みんなー、気をつけなさいよぉ―――(納刀し、迫り来る幾重のつぶて、ゼロリアを真正面からY軸で結ぶ一線を絞る)――― 」

ユキ「―――(霜晶『序』、『破』――)―――  雪  華  晶  閃  ン  ゥ  ッ!!!!   (下方から上方へ、縦に刀を解き放つ。温度がない世界なので冷気を伴わなず、純粋な縦斬撃波が斬撃の礫ごと弾き飛ばし戦士たちの隙間をぬってゼロリアへ襲いかかる!) 」

ヒロ「………だぁかぁらぁ!!大丈夫なんかぁ!!??(心配そうな顔で白鷺を見る) 」

メタナイト「先の攻撃で解ったことがある…奴の武器は三種類存在する。しかしどうだ、何故か奴はその内の二つを手放し、今はあの輪剣のみを手にしている。だが、奴に攻撃を与えた時…奴が手放した武器が現れ不可避の反撃を繰り出した…!まだ完全に正体が明らかになったわけではないが、おそらくゼロリアは、時空間を司ることができるのだろう…そのことを把握するんだ。 」

ゼロリア「 ザ ン ッ ―――――――― ギ ュ オ オ オ オ オ オ ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ … ッ … ! ! ! ! (輪剣で前方空間を斬り裂き、レインドにとっては見覚えのある、空間断裂を引き起こす。そして、ユキが放った“雪華晶閃”はその空間の中へと消えていった…)ヴヴンッ―――― ズ  ォ  ァ  ア  ッ  !  !  ! (そして、空間の中へと消えていった“雪華晶閃”をASの頭上に展開した空間から放出した) 」

レインド「よし、次だ……(地面を蹴り、宙を舞うと)――スッ――(ユキの放った斬撃破が真横を通り抜け瞳が縮小し、白目の割合が多くなる)なんだ今の!剣でやっていい技じゃあないだろ!!(ユキの隣まで移動を終え)ほら、いらねぇ勇気を分けてやる(ユキの肩に手を置き、微量の『陽』を流し込み)期待しているぜ、世界一位! 」

氷冬「(時空間を操る力…)…気を付けるわ。(アイコンタクトで礼をし、再びゼロリアと向き合う)…っ…――――“集慧薙”ッ!!(再びゼロリアの懐に潜り込み、四刀による薙ぎ払いを繰り出す) 」

レインド「――(あの空間断裂……固有能力か!?だとしたら……)――気をつけろ、クロリアーの衝撃波だけは絶対に受けるなよ!! 」

オリヴィエ「お礼は後で"彼女"の口から聞きますよ。お友達になりたいって言われたらもうお釣りが返ってくるぐらいのごほうびなんですけどっ(弾むような笑みで返すが、メタナイトの忠言を耳に入れ眉をひそめる––––)ってぇぇぇちょっ!今は花の加護集預けたばかrオッヒャァ!?(隙はない、とっさにかがむと雪華晶閃が頭上を通り過ぎ背筋がゾォット凍りついた)じょ、序列1位こわ…えっ、あれも出場してるんです!?やだー! 」

ゼロリア「脅迫、殺戮、威圧、蹂躙、嘲笑、陵辱、堕落、強奪、破壊、反逆、決裂…お前たちから齎された多くの"罪"が、「私」を絶命へと追い詰めた… だから、報復する… お前たちの…お前たち以上の"罪"で―――― グゥ…ぁッ…!(氷冬の横薙ぎに顔を歪めるが…)―――― ズ オ ォ ゥ ッ ! ! ! (氷冬の真下から短剣『ウルド』が突出し、反撃が繰り出される) 」

ヒロ「時空間を、司る……!!(さっきのあのわけのわからねえ攻撃は………そういうことかっ……!………なにっ、攻撃を受け流した上に、他のところへ……!(これが、奴の時空間を司る力……!!) 」

AS「―――何ッ!?(ユキの放った渾身の一撃が自分の真上に転移したのを感じ取り、剣を握って)ガギッ―――ギギギギギギ―――がはっ・・・!(その威力を逸らしきれず、水晶の鎧が深く穿たれる)―――やってくれたな罪剣・・・お前が時空の理を奪うと云うのなら。(ミラージュブレイドを構え)俺はその『理』を斬り殺そう。 」

氷冬「(これのことね―――――!)――――――ッ!(オリヴィエの祝福のお陰で、不可避と思われたその反撃の回避に成功する)―――――四刀流奥義“魔血緋血”ッ!!!(反撃に対する強烈な反撃斬りを炸裂させる) 」

ヒロ「………時空間を司る力なら、真っ向勝負じゃ無理……ならば……!(土を浮きあげさせ、球状にする)……時空間を司る力に……土を司る力で挑んでやるっっ!!!!(ワインドアップから土球をゼロリアに向けて思いっきり振り被る) 」

雛菊「行きますよ――――“三蜂”(みつばち)!!(ヒュドドドァッ ! ! !)(一度の刺突で無数の刺突を繰り出す) 」

ゼロリア「―――――!!(ズバァンッ、ズドドドァ…ッ… ! ! ! )(氷冬と雛菊の二人の斬撃が全身に刻まれる)うッ…ぁ……―――(既に傷だらけの身体…今も崩れ落ちそうだったが…)――――― ギ ュ ン ッ (刹那、何事もなかったかのように…ゼロリアの全身に刻まれたすべての傷が消滅した) 」

氷冬「(決まった――――)――――!?(確かに手応えはあった。メタナイトの忠告を受けた上で実行した反撃斬りのはずだった。しかし、ゼロリアが完全再生したことに酷く驚愕し、怯んだ) 」


カッコン…カッコン……(ゼロリアの周囲気にある輪状刃『ベルザンディ』が時を刻む…)


ゼロリア「…そして…お前たちは…これからまた「私」に殺される… ……何度でも…何度だって…何度だろうと…!だって…お前たちは…幸せになるために"罪"を犯すのだから… …他人の不幸で幸せを噛み締めたいのだから… …そうして飽くなき幸せを求め続けるのだから…滑稽だよね… 何故って、お前たちが幸せを掴み取ろうとする度に、その欲望が、お前たちを滅ぼしていくのだからね…(憎悪を煮え滾らすその紅瞳が、歪な光を帯びて輝きだす) 」

レインド「……リンクの固有能力か……(全て、思い出として仕舞い込んでいるっていうのか。脆弱いと罵った、俺達所有者の思い出を……)トンッ(その場を移動して、ASの後ろを通り過ぎるように宙を浮く)マスターの遺留品、今でも抱え込んでいるんだな(ASの肩にそっと手を置き、『陽』を流し込む)頼むぞ 」

ユキ「剣で無茶苦茶やっちゃうのがウチの教えなのよ~(隣へ降り立ったレインドににこにこと)ん……(『陽』の気を感じ、ふと真顔になる)…りょーかい、任せて。元英雄さん。…今度はあなたとバチバチできる日を楽しみにしてるにゃー(レインドにぱちりとウィンクをしてみせ、刀を構えて駆け出す) ありゃ、大丈夫!?当たってないよね!?(遠方からオリヴィエを見て少し焦り)  」

ユキ「―――おーっ!おっ、おぉおぉぉ!? きゃあーーっ!?!?!(汗 放った雪華がゼロリアの空間へ呑まれ、ASへ放たれた光景に悲鳴を上げる) だ、大丈夫かしら……一応後で謝っておかないと…(申し訳なさそうな半眼を浮かべ、遠方のASを見て) ―――――チャキ……ふう…さて、おちゃらけもこの辺にして――――(ゼロリアやその周囲を取り巻く光景を鋭い眼光で凝視する) 」

メタナイト「 ……!!(物体操作、転換能力、不可避の反撃、空間断裂、そして超速再生…いずれも次元を越えた能力ばかりだ…!しかし…必ず弱点はあるはずだ…何処にある…―――――)……?(時を刻むゼロリアの刃を凝視する)…輪剣…長剣…そして、短剣…(ゼロリアが姿を現した時、それら三つの剣が重なり合い、時計を模していたことを思い出す)…… …… ……!(また一つ、ある答えを導き出す) 」

氷冬「…ッ……(もとはただの剣…生前の持ち主の怨念がその剣に伝ったことで…クロリアーは誕生した…じゃあ、あの剣に宿るのは、その持ち主の意思…人の姿となって私たちの前に姿を現したのには、何か理由があるはず。きっと、私たちに何かを伝えようとしている…――――)(負の感情をむき出すゼロリアの言葉に耳を傾けながら) 」

AS「ああそうだ、俺達は生きるだけで咎を背負う、背負いながらもこうして生き続ける。(剣を構え、ゆっくりと呼吸を整える)―――ああ、こいつは最早もう一人の俺と言っても過言ではない。喜んで背負い続けよう・・・頼まれた。(振り返らず、語り)―――今から詠唱を始める、少しだけ時間を稼いでくれ・・・奴から『理』を切り離す! 」

シグマ「…どうした…?(メタナイトに一瞥を与え) 」

ヒロ「……その幸せを得るために犯した罪で……君は不幸になったというのか……!君は、人々の幸運の被害者だと、言いたいのか!(ゼロリアに)……どうした!?(メタナイトに) 」

メタナイト「…試したいことがある。協力してくれ。(シグマにそう言ってゼロリアへと接近する) ヒロ!何でもいい…奴に攻撃を与え、"反撃させろ"!!あとのことは、私が何とかする!!」

オリヴィエ「べ、別にあたってないですし怖くなんてなかったですし!ほ、本戦でぶち当たっても悲鳴一つ上げずバレリーナのように華麗に回避してやりますし!?(頭のてっぺんををしっかりと押さえたままデフォ涙目でユキに向かって強がって見せる。なお足がガクブル)っ……!!(クロリアーの言葉が深く胸を刺しえぐり確かな痛みとなって竦む。それでも決して彼女から逃げることはなくまっすぐ向き合い)聞いて、聞いてください。私達は皆何か一つ、譲れないものを守りたい……それを掴み取りたい一心で道を踏み間違える。その思いが常に何かを壊し、悲しみが生まれる。それでも–––– 」

オリヴィエ「それでも––––幸せになりたい、『生まれてこなければよかった』なんて言いたくないから咎を進んで背負うの!そこにある命の叫びを、どうか否定しないで!!

ヒロ「………わかった!……ぬおおおおおお!!!!!(土分身で数人になった状態でゼロリアに木刀を振りかざしながら突っ込む) 」

ゼロリア「…幸せなんて…"死合わせ"なんだよ…本当は誰もが、救われない命だ…… 叫ぶだけなら!!嘆くだけなら!!泣くだけなら!!何度も、何度も、やってきた…それで命が救われると、初めはそう思っていた…でも、間違っていた… 幸せを掴み取ろうとする度に、零れていくものがある。言葉とか、心とか、感情とか、記憶とか…そんな、曖昧なものさえも…ぜんぶがぜんぶ崩れ落ちていく… そうして、足元には死だけが合わさっていく… 気付いたら「私」は"屍"の上に立っていたよ。もう…わかったことだ……はじめから、命なんてものは――――!!(分身体のヒロに対し、掌を突きつける) 」


――――  ズ  オ  ア  ァ  ッ  ! ――――(斬り裂かれた空間の中から長剣『スクルド』が姿を現し、ヒロとその分身に不可避の反撃を繰り出そうとするが――――)

メタナイト「今だ―――――うおおおおぉぉぉッ!!!(シグマと共にゼロリア…ではなく、切り裂かれた空間へと突撃する)ぐゥ…ッ…!!(裂かれた空間が閉ざされる前にギャラクシアを挟みこみ、中の空間を覗きこんだ) 」

シグマ「ふんっ、はぁッ!!!(メタナイトとのコンビネーションを発動し、ヒロ本人に迫るゼロリアの反撃を左腕の剣で庇うように受け止める) 」


メタナイトが覗きこんだ空間の先には、更なる異空間が広がっていた。しかし、その奥に―――――『もう一体のゼロリア』の姿があった。


ヒロ「……っっ!(ゼロリアの心の叫びで何かを思い出したのか、木刀を振りかざそうとした腕が止まる)……っ!(止まった瞬間掌を突き付けようとしているのに気付き身構えようとするも止められず)……!(シグマがゼロリアの反撃を受け止めたのを見て)…す、すまない…! 」

メタナイト「―――――!!(やはりそうだったか…!)(確信を得ると同時に閉ざされていく空間から退く)…これで大よその謎が解けた。おそらく、奴は"過去・現在・未来"同時に存在する…所謂『超次元生命体』だ!

シグマ「気にするな。これは共闘だ…(左腕を摩りながらヒロに)…なんだと…?その根拠は何だ…?(少し驚いた様子でメタナイトに) 」

ヒロ「………(叫び、嘆き、泣いて……生きながらえようと足掻いてきた……!?)(動きが止まる) 」

メタナイト「はじめ、奴の手元には三つの剣があった。それが奴の武器であることは明白だ。だが、奴は我々と戦う前に、その内の二つを手放し、異空間へと放った。隙を突く為にあえて隠したと言うならまだ解る…しかし、奴にとってみれば、その三つの剣を同時に操れば、我々を圧倒することなど容易かったはずだ。だが、奴はそれをしなかった…いや、きっと"できなかった"のだ。 」

雛菊「……どういう、ことですか…っ…?(やや困惑したようにメタナイトの話に耳を傾けながらゼロリアに警戒を与えている) 」

メタナイト「時空間を操るということは、当然…過去・現在・未来さえも自由に行き来できるはずだ。だが、もともとゼロリアは唯一存在…それぞれの時間に存在を確立させるためには、それぞれの時間を司る力を一つずつ分け与える必要があるのだろう…それが、あの剣だ…!たとえ過去・現在・未来に奴が同時に存在していたとしても、それぞれの手元に剣を三つ揃えることは不可能のはずだ。おそらく、あの剣を軸に、人型の器が動いているのだと思う。 」

氷冬「…つまり、初めから相手を一体のみだと錯覚させて私たちの油断を誘い、その未来と過去のクロリアーが隙をついて現在に干渉して攻撃してくる。でも、それぞれが持つ武器は一つずつだけ…そう言うことかしら… けど…あの得体の知れない能力の正体は…?まさか、あれも剣の能力なの…? 」

AS「―――そうか、ならばあの剣の先と、この場にいる全てのクロリアーを・・・ゼロリアを斃せ、そういう事だな。(詠唱を中止し、ゼロリアの剣を見る)ウルド<過去>とヴェルダンディ<現在>とスクルド<未来>・・・ノルニルとはよく言ったものだな。 」

メタナイト「そうだ。空間断裂によって未来と過去のゼロリアを潜ませ、現在の奴が圧倒された際に、現在の時間に干渉して我々に攻撃を繰り出してくる。そうやって、それぞれの時空間に存在するゼロリアが協力し合いながら戦っていたのだ…操作能力や転換能力、反撃能力や再生能力も…剣自体の能力であると踏んで間違いないだろう。ゼロリア本体が能力者だとすれば、わざわざこんな回りくどい攻撃は仕掛けてこない。それに…この眼で確かに見たのだ。空間断裂の先に、もう一体のゼロリアが潜んでいたのを…! 」

ヒロ「……くっ……!俺たちが相手が一人だと思っていたのを突いた作戦だというのか…!? 」

シグマ「なるほど…先の試行はそのためだったか。…しかし、少々厄介なことだな。過去と現在、そして未来に存在するということは…奴を三体同時に相手にするということではないのか? 」

雛菊「それでは、たとえ「現在(いま)のクロリアー」を倒したとしても…過去と未来が存在し得る限り…現在のクロリアーが消滅することはないのでは…っ…? 」

氷冬「…いや、可能性があるとするなら…―――――「過去・現在・未来に存在するクロリアー」を、同時に倒すことだと思う。…どうかしら。 」

メタナイト「それしか方法はないな。それぞれの時空間に存在するゼロリアを同時に倒さなければ、我々に勝ち目はない。……奴が再び空間断裂を行った時、各自散らばって戦いに臨むぞ。……私は、「未来」に進む。(ギャラクシアを構える) 」

シグマ「心得た…ならば、我は「過去」へと還ろう。(左腕に添えた手を振り払い、再びゼロリアと対峙する) 」

AS「単純な話だ―――氷冬、「現代」はやれるな?・・・俺は「過去」を清算しよう。(清算という言葉に、過去の自分が重なる) 」

雛菊「…それなら、私は「未来」へと突き進みます。(三位一体の存在…か…ふふっ、まるでこの「蕨」の様ですね。少しだけ運命を感じますが…負けるわけにはいきません。)(決意を抱き、刀を縦に身構える) 」

ヒロ「………(ASの話を聞き)……俺は「過去」へ行く。(そして……「過去のあいつ」と…「過去の俺」と戦う……!) 」

氷冬「ええ、任せて。………(…現在(いま)と向き合うこと…私に合っている。だから…絶対に目を逸らさない―――― クロリアー、貴方の目から。) 」

ゼロリア「……すべてを壊すまで、すべてを殺すまで、すべてを滅ぼすまで…「私」は何度だって、お前たちを傷つける。 」


――――――― 終 焉 の 刻 だ ―――――――


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最終更新:2017年08月13日 17:11