夢華「…(ま、大人しくしろって言って大人しくする子じゃないってのはわかってるけど…)(飲み物のコーナーでジュースを選んでいる) 」
夢華「……これでも買ってってやろ(コーラとメロンソーダを手に取る)あとはどれにしよっかな… 」
ジャクリーヌ尾崎「(ファミマ・ブレラ近くの街角にひっそりと佇む、古びたコーヒーショップ内。興味深げに店内を見回している)……兵頭、兵頭?朝淹れるのに使っている、ええと、フレンチプレスがアレで…… 」
ピノ=ノワール兵頭「ええ……ええ、一式のセットと…豆はゲイシャを包んでください(店主と思しき初老の男性と話している) (店主が店の奥へと戻ったのを見てから尾崎に振り返り)……ジャクリーヌ?そう、それです。手早く淹れられるので朝はこれが丁度良いんです、私が一番好きなのはネルドリップという手法なのですが(何処と無く熱の入った口調で尾崎に熱く解説を始める) 」
ジャクリーヌ尾崎「淹れ方の話はそこそこの回数聞きましたわ!?淹れ方はともかく、難波さんに見舞いとして送るのよね?コーヒーがお好きと言う風には伺っておりますけれど、色々と種類があるのに気に言って頂けるのかしら……機材も用意して万全なのは分かりますけれど 」
ピノ=ノワール兵頭「ある程度味の好みは見当がついているので、きっと大丈夫でしょう。この後甘い物も用意して……ついこの間も路上で襲われてしまったとか、暫く事務所から出ていないとか…せめてお詫びの品はきちんと誠意を込めたものでなければ……?(自分達の後ろ、追って店内に入って来た人物に目を丸くし) 」
難波「(上下ジャージにややボサついた髪型といった姿で店内に入り、兵頭の後ろへ)あっ……どうも、お久しぶりです……その節はどうも(少々ぎこちない口調で二人に話しかけ) 」
松岸「(難波とは対照的に小奇麗な格好で難波にくっついて店内に入り)あっ、祐子ちゃん知り合い?こんにちは~(軽い足取りで、此方は尾崎の後ろへさり気なく移動) 」
ジャクリーヌ尾崎「……?あら、お久しぶりですわね難波さん、この前はご迷惑をおかけて申し訳ありません……(ぺこりと頭を下げ)こーしーがお好きとの事で、見舞いの品を兵頭に今選んで頂いていたのですけれど……?(難波の顔が目に入り)ああ、よかった、跡などは残って居ないみたいですわね 」
ピノ=ノワール兵頭「ご友人の方とご一緒なのですね、もうすぐ店主の方が戻ってこられますので、宜しければそのままお渡ししようかと、思っていたのですけれど(難波と松岸を交互に見ながら、さり気なく尾崎の方へと歩き) 」
難波(?)「(兵頭が歩き出した瞬間、素早く懐から小型拳銃を抜いて兵頭に向け)はいはいはい、ストップやストップ!おう二人ともそれ以上動くなやボケ共コラぁ 」
龍姫「…そう、美優が怪我を…(夢華と共にコーヒーショップ内へ入ってくる)もしかして、あのことが絡んでるのかもしれません……… 」
松岸「(難波()と同時に小型拳銃を抜き、ジャクリーヌ尾崎の顔面に向けて構え)まあそういう事で動かんといてな~、出る所出て貰うで二人とも……うちらの事嗅ぎまわってたんやって?まあ大人しくついてきてーな 」
ピノ=ノワール兵頭「……雰囲気が違うとは思いましたが……成程。私たちが本来追っていたのは貴女だったようですね。よく見れば顔立ちもほんの僅かに幼く見えますし(その場に止まり、両手を挙げながら店内に入って来た龍姫に軽く目配せし) 」
グウェン「大人しく着いて行ったらお酒くれるんですか!お酒!ノンアルダメ!お酒!オサケ!オサケ!!OSAKE!サスケェ!!(ファミマブレラの向かい側にあるオーリックの戸を勢い良く開けきらきらと輝く好奇の目を向ける)あらやだ修羅場……。いやでもお酒欲しいしお酒、お金……お酒買うお金…… チャカ ピンチ 命 プライス 金 お酒 (完全にヤク中に近しい目を松岸から尾崎へぐりんと首をひねって向けた)報酬……酒……ヘッヘッヘ 」
夢華「…あのこと?……詳しく話を…!?(松岸達を見て足を止める) 」
龍姫「…!(状況を見て)(あっ、あの人達は…!)(尾崎や兵頭を見て) 」
ジャクリーヌ尾崎「あっ!?……えっえっ………成程!?そういう事ですわね!!(遅れて状況に気付き、龍姫と夢華へ目配せ)あっ話に聞いた酔っ払い!確かなんかそういう病院的なのに連れていかれたとか聞きましたけれど!?(……なんにせよ、そう!好機!)…!兵頭!(グウェンが現れ、異様な雰囲気で此方を見たその瞬間……身を屈めて顔面を射線から外し、すかさずドロップキックを松岸の身体に叩き込み、更に一瞬でテーザー銃を抜き放ち追撃の一射を放つ) 」
ピノ=ノワール兵頭「(現れたグウェンと尾崎の行動で生まれた難波()の隙を見逃さず、テーザー銃の早撃ちを難波()に放つ)貴女にはこれが初めてですね、向こうは……えっと、あの酔っ払いはどうしましょうか…… 」
グウェン「わっいいの入ったぁ^~イェーイパチパチ(ドロップキックを合図に拍手をしつつ兵頭達に足並みを合わせさもコンビのようなノリの全力疾走のフォームでのんびり駆け出す)酔↑っ払い↓!?いぃなぁお酒で酔えるの、わらくし永劫シラフでございます! ところで彼女ら相当できそうでしたけどどうです?ボディガード安いよ安いよヨヨヨヨシ!ヨシ! 」
難波(?)→岸波「松岸ぃ!?お前やっぱ鈍……うがああああああああ!!!?(兵頭のテーザー銃を胸元に受け、感電のショックで硬直し拳銃を取り落とすが)………っはぁ!手間が……省けたァ!!クソボケ共がぁ!!(電撃に反応し……全身に多量の魔力が迸り、即座に魔力が別種の電光に変わり……)変……身ッ!!!!(一瞬、全身が眩い電光に包まれ……直後……修道女を思わせる黒衣を身に纏い、右手に身の丈程の電光を帯びたハルバードを携えた姿に変わり)墓穴掘っちまったなクソボケ共、あっ……お前ら松岸にもやったのか、あーあ(吹き飛び、同様にテーザーを受けた松岸が目に入り) 」
龍姫「…!何が起こってるの…? 」
松岸「ぐえーっ!!!!(ドロップキックが直撃し、偶然ながら丁度夢華、龍姫の方向に物凄い勢いで吹き飛び、おまけに追撃のテーザー銃が額に直撃する)あっばばばばばば……(……が、テーザーの電極を素手で掴み、同時に岸波の様に眩い電光に包まれ―――)………変゛……身゛……(しかし、一瞬で装衣を纏った岸波とは異なり……みるみるうちに全身が巨大に変質し、置換されて行き)………最初からこうしときゃ良かったなあ、岸波ちゃーん…(倍ほどの体躯を持つ人狼へと変身し、低い声を上げながらゆっくりと立ち上がる) 」
夢華「…龍姫!(龍姫を咄嗟に抱え、吹き飛んだ松岸から逃げる)…で、でかい…!? 」
ジャクリーヌ尾崎「……あっ!しまった!!彼らの使う魔術は電気……普通に電気ショックを与えたらそりゃ不味いですわ!(変身した二人を見てテーザー銃を投げ捨て)かくなる上は実弾……?いやしかしあの二人は重要人物、実弾を使うのも気が引けますわ……(どこからともなく大型のショットガンを取り出し)ゴム弾とかそういうのが通じるか、といったところですわ……皆さん!気を付けてくださいまし!! あっボディーガード!?貴方本当に素面ですわね!!今はあれ、っていうかボディーガードどころか多分貴方も狙われますわよ!!(散弾銃を構えながらグウェンに向かって) 」
龍姫「ひっ…!?(飛んできた松岸を見て) 」
グウェン「いやぁ御仲間らしきチンピラ達にこないだ顔覚えられちゃったんでぇ、今更ですょえへへぇ(片足を軸に靴底をコンクリへ擦り付けながらドリフト、尾崎と肩を並べ両肩を脱力させた状態で両者の前に立ち塞がる)あー……なるほど?一味も二味も違う感じでぇ、やべぇっすねぇこれ、えへへぇ……人向けの技で何処まで通用するんですかねぇ 」
夢華「美優のことも、多分関係ありそうね…!(松岸、岸波を見据え)… 」
夢華「龍姫。どうやらタダで帰れそうにはないみたい。…デバイスを使わずに逃れられればそれでいいんだけど…!(ファイティングポーズを向ける) 」
ピノ=ノワール兵頭「2人揃って失念していた……というより気付かなかった私の失態……!一生の不覚……!!実弾は確かに気が引けますが、とはいえ相手は明らかに人のスペックを越えた、片方は人狼…!それならばこれを使わざるを得ません(両手に魔力を集中させ、深く構え……)破ァー!!(縦に広げた両手から、岸波に向けて魔弾を飛ばす) 」
岸波「今更後悔しようが泣こうが……遅ぇぞオラァ!!(軽々とハルバードを横薙ぎに振り回し、兵頭の魔弾を掻き消しながら前方ほぼ180度に”雷の刃”を飛ばす) 」
松岸「えらい余裕こかれてるなあ、腹立つわぁ……!(岸波の攻撃の直後、巨大な体躯に見合わない程軽やかで素早い動き尾崎とグウェンに向かって突っ込み、腕を振り回して周囲の壁や地形毎二人を薙ぎ払いに掛かる) 」
ランディオ「な、なんだぁこりゃあ……?(ま た し て も な に も し ら な い ラ ン デ ィ オ)……じ、自分の縄張りを見張るために歩いていたら派手なドンパチシーンにでくわしちまったッ! なんで、なぁんで俺が歩くとこうも荒事が増えるんだぁ? 引力か? 引力なのかァ!? 」
グウェン「わー、余裕に見られてるぅ加減してぇ(言葉とは裏腹に文字通り余裕の笑みを浮かべ松岸の間合いに入るのを視認すると……)—————つぅァ!!(両腕を広げバックステップを踏み、尾崎を後方へ押しのけつつ彼女の盾になるようにして回避を試みる) ビ スッッッ (直撃は勿論、紙一重で衣服を爪が掠める程度に納めた……筈だった。腹部に刻まれた浅く鋭利な傷口からは、掠めた程度のそれではない量の鮮血が溢れ、思わずよろめいてしまう)………。ガソリン漏れしとるやろーがぃ、えへへぇ(はっや……今残像見えなかった? いやぁこれ、あの体格であのスピード。参っちゃったなぁどうも) 」
夢華「…!(雷刃を転がって避ける)…ってわけにもいかないようね…!(シーサーの牙の形をした剣を発現させる)……はっ 」
夢華「はっ!!!(飛び上がり、岸波に剣で斬りかかる) 」
龍姫「しょうがないな…!(同じく旗のような形をした斧を発現。なぎ払いを避け、松岸に向かって走り出す) 」
グウェン「鍛えてますから(平気です)……とはいったものの、このレベルであと3発貰うとしんどいにはしんどいですね。致命を避けても血の量が減れば動きが鈍る。 取るなら確実に行きたいですねぇ(駆け寄って来た尾崎へ耳打ちするようにして囁き首を松岸へくいと捻り、『仕掛ける』と動作で伝える) トッ トッ (軽くその場で二度跳ね、ランディオの登場に合わせて駆け出し、堂々と松岸の間合いに飛び込む) 」
岸波「(ハルバードを素早く地面に突き立て、衝撃波で兵頭の放った銃弾を防ぐが……視界外から現れた夢華に反応が遅れ)剣!?危……ねっ!!(ハルバードの柄でなんとか夢華の一撃を防ぐが、大きくよろめいて体制を崩し) 」
松岸「(先程の一撃からさらに爪を伸ばし、身体を一回転させ……再び周囲一帯を薙ぎ払う。技術も何もない、体躯と身体能力ni) 」
松岸「岸波ちゃーん、すぐそっち行くからねー……えあらぁっ!!!(先程の一撃からさらに爪を伸ばし、身体を一回転させ……再び腕と爪で周囲一帯を横薙ぎにかかる。技術も何もない、体躯と身体能力に物を言わせた豪快な一撃) 」
夢華「こう見えても…力は強い方なのよね…!(※学院一の握力で、成人男性に匹敵するほど)(体勢を崩したところにもう一撃喰らわせる) 」
ジャクリーヌ尾崎「了解ですわ!此処が仕掛け処ぉ!!(グウェンとランディオに合わせ、背後に形成した無数の魔弾を一斉に松岸の身体の中心に撃ち込み、動きを止める) 」
ランディオ「うるせー! 心配される謂れなんかねぇ!――――おぐぅうう!(兵頭に一瞬気を取られ、松岸への反応にワンテンポ遅れる。そして)――――――ドシュウウウウウウ!! (両腕で咄嗟にガード。当然ながら噴血し勢いのまま吹っ飛んでいく) 」
グウェン「(正面から貰ったら三枚下ろし……いいなぁ、人体分解楽そうで。ああでも)————わたしゃッッ (大振りの薙ぎ払いの予備動作を視認すると、更に歩測を早め靴底を床から浮かしてからの『スライディング』で懐に飛び込もうとする。 余波のみで右肩が衣類ごと薄く引き裂かれ微量な血が飛ぶも気に留めることなく、足元へ仰向けに倒れ込み)————ネジネジ外してバラス方が楽しいやッッッ!!(スライディングの仰向けから逆立ちへ切り替え両腕をバネに飛翔、松岸の頭上まで浮遊し、両腕で『首』に摑みかかる) 」
ランディオ「ガチガチガチガチ……(噴き出た血が固まっていき、両腕から血のサーベルが伸び出ているような状態に)俺様のスタンド『イギーポップ』は血液を操る!俺様に血を流させるってことはそれだけ危険度が増すってことだ! この、攻撃力が上がった俺様となぁああ!!(一気に跳躍し、松岸に三日月を彷彿させる斬撃を連続で放つ) 」
岸波「やべっ……松ぎ…っ!!(夢華の追撃を防ごうと防御態勢を取る、が……間に合わず、夢華の一撃で吹き飛ぶ) 」
龍姫「…でやあ!!(横薙ぎを飛び上がり回避。その大きな振りの隙をつき、松岸に一撃を振るう) 」
松岸「あっ!岸波ちゃ……うあああっ!?(ランディオを吹き飛ばすも、攻撃を受けた岸波に気を取られ、更には尾崎の魔弾で大きく怯んだ隙にグウェンに首を捉えられ)この゛っ゛チビ……!握り潰してや…る……あっ(首に取りついたグウェンに即座に両手を伸ばし、その膂力と鋭い爪で握り潰そうとした、その瞬間……切り裂き、吹き飛ばした事で油断していたランディオの斬撃を受ける)ぎぃゃあぁぁあぁ!! 」
グウェン「(かったぁ……くっそ人間みたいにポキっといかねーなぁ!首の骨どこですか骨!骨!骨骨骨ホネホネホホネホネホネ) とぅうわッ!?(松岸の肉体構造を感触で理解し圧し折ろうと躍起になって居たところ、ランディオの剣波が直撃した反動で軽く吹っ飛ばされる) ドベシャァ いっつつつ……いやナイスですナイスフォロー……あのまんまだとまずかったわぁっぶねぇ… 」
ランディオ「ヒャハハハ!! どうだぁあああ!! この俺様のスタンドパワーはよぉおおおお!!(クルンとバク宙して着地して間合いを取る)もっと攻撃してダメージを負わせてもいいんだぜぇ……その分血が流れて厄介になるのは……テメェなんだからよぉおお。……(グウェンが自分のせいで軽く吹っ飛ばされたのをみてふと思う)……あれ、この隙に全員スパッとやっちまったほうが……もうしかして…… 」
松岸「(ランディオのスタンド攻撃で膝をついた直後、龍姫の一撃が直撃して吹っ飛び、向かい側の建物に叩き付けられて崩れ落ち……全身に再び雷光が走り、変身が解除される)二人だけの筈だったんやけど……な……ああ、そうだ……岸波ちゃん、岸波ちゃん……ゲフッ(建物の壁に手をついてふらふらと立ち上がり、岸波の許へ向かおうとするが盛大に血を吐き) 」
岸波「(ハルバードを杖に、ふら付きながらも立ち上がり)……くっそ、おい、松岸……?マジかよ、クソ共がふざけやがって…… 」
ランディオ「うお!?コイツもとに戻りやがった!……だがよぉ、逃がすとでも思ってんのかァこのランディオ様がよぉおお!!―――――くらえ! 血の弾丸!!(人差し指にしたたる血をライフル弾のように回転させて爆音とともに松岸に発射してみる) 」
松岸「あっ…!岸波ちゃ……!(岸波に迫る何かに気付き、声を上げようとした瞬間……ランディオの血の弾丸の直撃を受け、力なくその場に倒れ込む)えっ……がっ……… 」
ジャクリーヌ尾崎「ちょっと!!まさか今の止めを刺してないでしょうね!?彼女には色々と聞くことが……というかそう!救急車も呼ばないと……怪我人が大勢……じゃない!もう一人が残って……あっ(慌ててランディオを止めに行くも間に合わず、岸波の方を向いた所松岸同様迫る何かに気付き) 」
ウェルド「(岸波の背後の道路からパトカーで現れ、岸波を跳ね飛ばした後急ブレーキで停車。そのまましれっと扉を開け、運転席から降りて一同に)……っと、皆さん遅れてすみません。警察の者です 」
ランディオ「(パトカーの音を聞いた直後にスタンドを解除。血でダラダラ状態)―――――く、やられちまったぜ(な、なにぃいいいい! ポリ公だとぉおおお!?)」 」
岸波「松岸!?クッソボケ共が……!こうなったらぶっつけで試してや…(再びハルバードを構え、ランディオに向けて魔力を込めようとした、その瞬間ウェルドのパトカーに轢かれる) 」
グウェン「あー……血、血ぃ、やべ流しすぎた……う~頭痛いぃぃぃ(二日酔い開けのように側頭部に手を添えつつ起き上がり状況を見渡す。危機的状況は脱したことを察するが)うげ……(真っ先に目が止まったのはウェルドだった。一瞬口橋が引き継き、周囲を確認する)……。タラー(トンズラ……うんトンズラが一番ですかね、えへへぇ) 」
ピノ=ノワール兵頭「(一部始終を見届け、ランディオに冷ややかな視線を向けながらも切り替えてウェルドに振り返り)……貴方が轢いた彼女と、今倒れたあの向こうの…(岸波と松岸を指差し)まあ、大まかな事情はご存知だと思いますので、二人は任せます。後は、怪我人が居るので手配を急いでいただけますか(それだけ言うと、尾崎達の方へと歩き出す) 」
夢華「…あっ、警察…?(ウェルドを見て) 」
龍姫「…まさか、警察沙汰になるなんてね…(ウェルドを見て)これ、デバイスの使用報告どころじゃないっすよ(夢華に) 」
ウェルド「勿論、此処に来る時点で連絡は済ませているので……直ぐに到着すると思いますよ(すっかり動かなくなった岸波をパトカーの後部座席に放り込み、続いて松岸を軽々と肩に抱え)……(グウェンとランディオににっこりと営業スマイルを向け)ああ、用があるのは皆さんが虫の息にしてくれた二人だけですので、ご心配無く。安心して治療を受けてください ああ、伐刀者の方ですか?ご協力有難うございます。連盟や学院には伏せて置ける様なんとかしてみますよ 」
ランディオ「お、お、おうよ……治療させてもらうぜへへへ(くそぉおおおなんでポリがくんだよぉおおおおお!こんなの聞いてねぇえええよぉおおおチクショオオオオオ!) 」
ランディオ「(クソ、ここ最近はシマ周りでも暴れまわる奴が増えてきたからな……これ以上騒ぐと本当にポリに連れて行かれちまう! ……一体どうなってんだ?)(足早に去っていく) 」
???「…学院に伏せる必要はない。(ウェルドの後ろからコツコツと足音を立てながら現れる) 」
龍姫「あっ、そ、そうですか………!!(ウェルドの言葉にホッとするも、彼の後ろから来た???を見て背筋がピンとなる) 」
夢華「あの二人…一体何者なの?(松岸と岸波を見て)…っ!あ、あの人は……!(???を見て) 」
ウェルド「(松岸を雑にパトカーに乗せ)(確か彼はこの辺りの……で、向こうの彼女は僕の記憶が正しければ…まあ、良いか。顔だけ覚えておけば)…(???に気付き、素早く向き直り)そうですか?どちらにしろ僕に報告義務はなかったはずなので……伝えておきましょうか? 」
???→陸「伝える必要もない。…申し遅れた。私は江本 陸。…彼女らの学院の理事長秘書を務めている(龍姫や夢華を一瞥しながらウェルドに名刺を差し出す) 」
ウェルド「これはご丁寧にどうも、私こういうものでして(丁寧に名刺交換を行い)……まあ、表向き現場の捜査官ではないという事です。僕個人としてはそうですね、あの二人は寧ろ賞賛すべきだと思いますよ 」
ウェルド「……っと、救急車のサイレンが聞こえてきましたね。またお会いした時は宜しくお願いします、理事長さん(パトカーに乗り込み、何処かへ走り去って行く) 」
陸「‥だろうな。特待生の伐刀者だ。それくらいはやってもらわねば困る。……先日もうちの生徒が襲われた(美優が難波と共に襲われた事)ということで何かあると思い、この辺を巡回していただけだ。特に二人をどうこうする気はないさ… 」
←————To be continued
最終更新:2021年05月30日 19:17