C型生体CPU

C型生体CPU()/"C"type extended》


概要


ムルタ・アズラエル盟主の元、ブルーコスモスにより行われた「新エクステンデッド計画」により生み出された新型の生体CPUの総称。
「C型」の由来は「ケイオス」であり、C型生体CPUはケイオス土着のエネルギーや技術を解析、それを利用したタイプを指すものとなっている。
この計画で生み出されたC型生体CPUはケイオス特有の特徴を付与されている。
それぞれ「マイテイ人型生体CPU」「偽装者型生体CPU」「複合強化型生体CPU」となっており、人工的に生み出したマイテイ人、ネザリアン、クリシスを素体に、ブルーコスモス独自の技術での強化が施されている。
素体の製造、調整から外科措置、投薬、MSの操縦訓練、マインドコントロール等の多くの強化措置が施されており、その性質はエクステンデッドと言うよりブーステッドマンに近い。
ケイオスの政府軍が保有している「スクール」のモルモットの生き残りもまた「ブーステッド・マン」と呼称されるが、ブルーコスモス独自の技術が作り出す同名のそれはまた使用される技術が異なり、また強烈なものに仕上がっている。
製造後、アズラエル理事により世界政府に派遣され、ケイオスにて実戦テストが行われることとなる。
それぞれ「エールカラミティ」、「レイダー制式仕様」、「フォビドゥンヴォーテクス」を支給されており、全ての機体が1G重力下での飛行戦闘が可能。
その飛行能力を生かしケイオスにてマフティーの掃討に充てられた。



ラッセル・フォルネウス()/Russell Forneus》

アイコン ゲスト(紫)
年齢 抹消済み
身長 抹消済み
性別
種族 マイテイ人、生体CPU

概要


ムルタ・アズラエル盟主主導の元、政府軍に送り込まれる形で運用されることとなった新型の生体CPU。
エールカラミティガンダムのパイロット及び装着者を務める。
「新エクステンデッド計画」に基づいて設計されており、ラッセルは新エクステンデッド計画における「マイテイ人型生体CPU」である。
ブルーコスモスが持つ特異技術により一から生み出された人造のマイテイ人
過去にある組織が行った「マイテイプロジェクト」で生み出された人造のマイテイ人とは異なり、純血のそれと何ら変わりない。
その性質はまさかの「特化型」
ただでさえあらゆる方面に強大な力を持つ特化型が素体でありながら、強化措置により更に増幅された力は部分的にかの超特化型にすら迫る。まるで容赦が感じられない。
更にその素体を更に生かすためのMS及びMbSとして「エールカラミティ」が用意されており、素体の強さと相乗し非常に高い性能の獲得に成功している。
本人と機体を合わせて、全体的に高水準、まさしく「オールマイティ」な力を持つ特化型マイテイ人に万能機として不足ない「カラミティ」系列の機体を与えることによりあらゆる分野で活躍できる汎用性を目指した設計となる。
ケイオスに投入された三人の生体CPUの内最も精神が安定しており、エールカラミティの性能も合わせて一応の指揮官機として運用される。
本人の性格は比較的落ち着いてこそいるが好戦的であり、自らの実力に大きな自信を持ち別の方向性での危うさがある。
自らに与えられたエールカラミティを気に入っているらしく、他二人と比べても自機に対する愛着は強い。

戦闘能力


特化型マイテイ人の圧倒的な基礎能力と、MSとしてもMbSとしても高い性能を誇るエールカラミティの性能を生かした遊撃戦を得意とする。
汎用性の高いカラミティを駆るということもあり、格闘、射撃、砲撃といったMS戦の基本を高いレベルで熟す。
特にエールカラミティの趣である空戦に関しては熟練したものを見せ、自らも敵も高速で移動する状況で的確に敵を捉える。
普段はエールカラミティの武装を使用するが、特化型マイテイ人である以上格闘、射撃、剣術、魔術の全てに優れ、その気になれば生身、素手での格闘や剣術、魔術の行使でも平然と非常に高いレベルで熟す。
実際、エールカラミティでの格闘戦や射撃戦にもその才は大きく生かされている。



強襲者(レイダー)D(デカラビア)/Raider Decarabia》

アイコン ゲスト(青)
年齢 抹消済み
身長 抹消済み
性別
種族 ネザリアン、生体CPU

概要


ムルタ・アズラエル盟主主導の元、政府軍に送り込まれる形で運用されることとなった新型の生体CPU。
レイダーガンダム制式仕様のパイロット及び装着者を務める。
新エクステンデッド計画によって生み出された成果の一つ、「偽装者型生体CPU」である。
ブルーコスモスが独自にコピーした偽装者(ネザリアン)技術を使い、ネザリアンとなるべく生み出した専用の素体を変身させることによって作られた。
そもそもネザリアンとなるべく調整された素体が元なのもあり、適合率は非常に高い。
ネザーコードは『強襲者』。本名のレイダー・デカラビアと合わせ『強襲者・D』と呼称されることが多い。
そのポテンシャルを最大限生かすためにMS及びMbSとして「レイダー制式仕様」が配備されており、本人のネザリアンとしての優秀さも相まって非常に強靭な戦闘力を獲得している。
その設計は本人とMSどちらをとっても非常に攻撃的に仕上がっており、通常の制式仕様のレイダーの武装に加えてネザリアンとして偽剣(ネザーソード)を持ち、その使い方もまた非常に攻撃的なものとなっている。
本人の性格としてはネザリアンとしての適合率を高めるべく強い欲望を抱くように調整されており、闘争欲、名誉欲などと言った戦いに対して前向きになる欲望が非常に強い。
その調整もあり危うい性格となっているが、連合の調整により一応の制御が可能な範囲に収められている。
かつてレイダーガンダムに搭乗したクロト・ブエルを一方的に認識し、憧れにして超える対象として意識している。
平然とマンドルクが発動可能であり、その制御も高いレベルで可能な模様。

戦闘能力


ネザリアンとして平然と第7フェイスに到達している。
基本レイダー制式仕様の空戦・強襲能力を生かした戦法を得意とし、自前の飛行能力フライセントもあり空戦ではほぼ隙がない。
生身でもMSでも常に左腕にネザーソードを括り付けており、レイダーの前任者であるクロトのように主にワイヤー式のハンマーに形状を変化させ使用する。
射撃武器を多く持つレイダー制式仕様のパイロットでありながら、格闘戦を好み、積極的に距離を詰める傾向にある。
非常に高い精度でマンドルクが発動可能。通常使用なら代償も軽く、恐らく通常以上の限界突破も可能。



()エーファ・ビフロンス/Eva Bifrons》

アイコン ゲスト(青)
年齢 抹消済み
身長 抹消済み
性別
種族 クリシス、人造人間、生体CPU

概要


ムルタ・アズラエル盟主主導の元、政府軍に送り込まれる形で運用されることとなった新型の生体CPU。
フォビドゥンガンダムヴォーテクスのパイロット及び装着者を務める。
政府軍に送り込まれた生体CPU三体の紅一点。
新エクステンデッド計画によって生み出された成果の一つ、「複合強化型生体CPU」である。
まず素体として『超生物』クリシスのそれを完全再現したものとして構築されており、それに相応しい身体能力・再生能力・生存能力を保有する。
ケイオスにおける『人類の脅威』を苦も無く再現し、あまつさえ兵器として扱うブルーコスモスの持つ秘匿技術には得体のしれないものがある。
また、アズラエル理事がケイオス世界政府から買い叩いた『カオススピネル』がメイン生体ジェネレータとして採用されている。
これはケイオスに於ける古代兵器の設計と同等の設計であり、素体の優秀さも相まって非常に高い性能の獲得に成功。
以上だけでも過剰なほどの措置だが、「複合強化型」のコンセプト通りこれ以上に多くの強化措置が重ねられており、補助生体ジェネレータに格納された『世界そのものを構成する力』の運用や、固有のドライブ能力暗く、深い渦(ディープ・ヴォーテクス)の行使まで可能となっている。
が、これほどの強化措置を重ねて施して精神が無事である方がおかしく、実際彼女は一見普通の少女に見えて根本的なところで精神が破綻している。
本来は固有霊装の運用も視野に入れられていたようだが、破綻した精神から魂の形を取り出すのが難しく頓挫したようだ。
彼女用のMS及びMbSとしては「フォビドゥンヴォーテクス」が配備されている。ただでさえ彼女本人がこれでもかと強化されているのも相まって、同世代の生体CPUと比べても遜色ない強さに仕上がっている。
高い完成度を誇る傑作機であるフォビドゥンヴォーテクスの性能も相まって、単体性能最強の遊撃手として設計されており、他二機が本来の目的通りに動きやすいよう単独で戦場をかき乱す役割を担う。
愛機が水中を得意とするのもあり、海や水中、潜水艦の艦内などといった水に囲まれた場所を好み、精神安定用として彼女を運用する艦内にはプールが配置されている。
素体はクリシスだが血液は必要なく、通常の食品にて生命を維持可能。だが、彼女個人はなんとなく『赤い液体』を好む模様。
本人の性格は表面上、ケイオスに導入された三人の中で最もまともな普通の少女のように思えるがその実深いところで破綻しており、普通の人間とは致命的に「ずれ」ている。
常人とはずれた思考回路は非常に危険なものだが、ブルーコスモス側としては「ドライブ能力を使用する際のリスクがなくて良い」と肯定的に見ている。

戦闘能力


そもそも生物として格段に高い能力を持つこともあり、身体・思考能力共にセンスに任せた動きが多い。
自らの愛機が水中を得意としているのは認識しており、積極的に潜水能力を生かした戦闘を行う。
特に、その選択が非合理的な状況でも、相手を水中へと引きずり込む戦法を好み、状況によっては一気に深海まで連れ去り水圧で圧壊させるといったお世辞にも合理的とは言えない戦法を取る。
実際、傑作機たるフォビドゥンヴォーテクスと彼女本人の戦闘力が合わさり、C型生体CPUの中では単体性能最強となっている。
だが不安定な精神や性格、機体の特性もあり実際他二人と模擬戦した場合の勝敗は半分半分といったところ。


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最終更新:2023年09月12日 21:55