草加雅人「(
森ノ宮やサムスたちを先導するように駆け出していた) 俺が前に出よう。エゼルダームの連中が俺たちを待ち構えている可能性もあるからな―――― (振り返ることなく、警戒心を剥きだしつつ走り出す。得体の知れない男ではあるが、こうして先陣切ってくれる存在は仲間としては実に頼もしい限りである。そう思われていたが――) 」
草加雅人「―――――― ぐ ッ … ? ! (刹那―――脳裏に稲妻が貫いたような激痛が迸り、足を止めて片膝をついて蹲ってしまった)ぐ…ぁ……ッ……!ハァ、ハァ……!?(外見に外傷はない。何者かの見えざる奇襲を受けた様子もない。突発的に起こった症状の悪化に、草加雅人だけが呼吸を乱していた) 」
森ノ宮「(周辺警戒を怠ってる様子もない、こりゃ相当こういうのに慣れてるな。疑ったのが申し訳なくなる程、の――――)――――おい、どうした!?(蹲る草加に駆け寄り、顔を上げて周辺を警戒した後、草加を見つめ)……攻撃、じゃないよな。大丈夫か?動……くのは厳しそうだな 」
草加雅人「がぁぁああッ……!?ハァ…ハァ……ッ……!(次第に悪化し続ける容態に、男は自らの頭を抱え込むように押さえつけて発狂する)……あ、あぁ……すまない……だが、何が起こったのか……俺にも分からない……ただ……――――― 」
草加雅人「 ス ッ … ―――――――(ようやく落ち着きを取り戻したのか、ゆっくりと立ち上がる。気を取り直して先へ進むかと思われた、次の瞬間―――――)――――――― ゴ ッ ! (突如、心配して駆け寄ってくれたはずの森ノ宮を殴り飛ばしたではないか)…………ようやく、"思い出した"だけだ。俺の……本当の「使命」を……!(そのまま彼らの方角へと振り返る。その姿勢はまるで、"対峙"を示すかのように――――) 」
森ノ宮「(持病か何かが持ってたとすると、少し不味いな……このゲーム内に監禁されてから、もう暫らく経つ……)……無理はするな、これからは俺が先頭を代わる。そっちの……えー……サムス?さんもそれで良いだろ、お前も一歩下がッーーーーーーがっ!?(不意討ちの形で草加の殴打を受け、吹き飛ばされ)………がっ、くそ……どういう心境の変化か、知りたいとも思わねえが……(立ち上がり、草加に向かって構えを取り)……悠長に説得出来る状態じゃあ無いらしい、だったら……相手してやるよ 」
草加雅人「……待っていた。この時を…ずっと…!(今の今までの攻略戦や
プランダラとの熾烈な戦いにおいて、目に余る行動が多少なりとも見受けられた男だったが、少なくとも直面するいくつもの戦いにはプレイヤーたちと共に臨んできた。しかし、今、森ノ宮たちの前にいるこの男から漂う空気が――――変わった)……プレイヤーの誰かが…いつか、この「カーディナルゾーン」へ辿り着く。その時…「お前たちのような侵入者」を排除する為に、俺は……――――― 」
草加雅人【オムニロイド】「―――――――― 攻略組として 『 オムニバス 』に派遣されたのだ (首元に巻かれた黒いチョーカーを自らの手で剝ぎ取ると、覆われていた首筋の表面にあるコードが晒される。そこに刻まれていたのは、型式番号「OM-913A/001」――― そう、プレイヤーと思われていたこの「草加雅人」という人物の正体こそ、運営「オムニバス」の傀儡である『 オムニロイド 』だったのだ) 」
森ノ宮「つくづく思うぜ、俺で良かったってな………本気であんたを信頼してた連中には、酷な状況だよな(身体に"気"を纏い、完全に戦闘態勢に移行)―――サービスはさっきの一発だけだ。余計な真似する前に……ぶっ壊してやる 」
草加雅人【オムニロイド】「 ニ タ ァ (邪悪な笑みを浮かべたアンドロイドは森ノ宮たちに掌を突きつけると――――) ガ チ ャ ン ッ ―――― ズ ド ド ド ド ッ ! ! (手中から銃口が伸び出したではないか。彼らに突きつけた銃口を、ゆっくりと天高く頭上へと射出。銃弾は闇の天蓋の彼方へと消えていく) 」
草加雅人【オムニロイド】「 ス ――――(意味深な挙動をした直後、ようやくカイザフォンを手に変身を―――)――――― バギッ ベギィ ボ ギ ィ ッ ! (――― しない。あろうことか仮面ライダーカイザに変身するために不可欠な変身デバイスを握力だけで粉砕し、その残骸が足元へ儚げに散乱していく) 」
草加雅人【オムニロイド】「――――――― ス ッ (粉砕した変身デバイスにとって代わるように懐から取り出したのは、スライド式携帯から進化を遂げたスマートフォンのようなデバイス「ネクストカイザギア」) ピロリ、ピロリ、ピロリ… ――――― \ Standing by / (起動した端末に変身コードの「913」を入力し、ENTERを押す) 」
草加雅人【オムニロイド】「―――― 変 身 ―――― 」
草加雅人【オムニロイド】 → 仮面ライダーネクストカイザ「 \ Complete / (その端末を、予め装着されていたカイザギアに装填することで全身に黄色いネオンライトが迸り、装甲へと変貌を遂げて新たな姿として顕現される。カイザを越えたその進化形態… 仮面ライダー「ネクストカイザ」として――――) 」
ヒ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ―――――――― ン ッ ! ! (草加雅人が真の正体が明かされたその直後、先程天に向けて放たれた銃弾がエネルギーを纏って、ネクストカイザに向かって垂直に落下していく――――)
仮面ライダーネクストカイザ「―――――――― フ ン ッ ! ! ( ゲ シ ィ ッ ! ! )(垂直落下してきたエネルギー弾を華麗に蹴り払い、対峙する森ノ宮たちを牽制した) じゃ…死んでもらおうかなァ…? (コツ、コツと不気味な足音を掻き鳴らし、侵入者を始末するために動き出す――――) 」
森ノ宮「―――援護頼むぜ、接近戦は任せといてくれ(視線を動かし、サムスにそれだけ伝え)(……尋常じゃないエネルギーを感じる。あの手の変身は何度も見たが………相当なレベルだな、面倒な仕事を振られたもんだ)誰も死にゃしねえよ、悪趣味な鉄屑がスクラップになるだけだ―――タッ、タッ……(対峙したネクストカイザに向かって、一歩ずつ歩いて距離を詰める。こちらも目的は、眼前の"敵"の破壊。そのために―――) 」
――― Vs. 【オムニバス】 仮面ライダーネクストカイザ ―――
仮面ライダーネクストカイザ「 フンッ ―――――― シ ャ キ ィ ン ッ (新たなる武装、双剣「カイザクロスラッシャー」を両手に手繰り寄せ、悠然とした足取りで電脳空間の通路、その中央を占めるように歩きだす。その足取りは少しずつ早まり、ついには駆け出していくと―――)―――― シ ェ ァ ア ッ ! ! (ザォンッ――――ザギィィイイインッ!!)(双剣を左右に振り抜き、森ノ宮とサムスの両者へ一斉に斬りかかった) 」
サムス「ガキィンッ!(その斬撃をアームキャノンで素早く"メレーカウンター"で弾くと共に)ズドォンッ!!(瞬間的に溜めたチャージショットでカウンターを行う)お前の挙動はずっと不審だった、ついに尻尾を出したな。 」
森ノ宮「(リズムは一定。成程、あの首のコードから見るに………きちんとそういう"パターン"を作ってるな……)――――――っとォッ!!!(ガッギィィィン!!!)(エントランスで購入した短刀を左手で素早く抜き放ち、双剣の軌道を逸らす様に振り上げて防御。そのまま身を屈めて前進し……)―――吹っ飛べ!!(右手を突き出し、ネクストカイザの身体の中心線目掛けて強烈な掌底突きを放つ!!) 」
仮面ライダーネクストカイザ「ガキィンッ―――――ヒュバァッ!(サムスに斬撃をパリィされ、すかさず撃ち込まれるチャージショットをバク転による紙一重の回避を成功させる) ガギィインッ―――― (森ノ宮の短刀とも斬撃による残響を響かせ合う。無駄のない挙動から繰り出された掌底に対し過敏に反応する様子もなく―――)―――― ガ ッ ! ! (寸での所で双剣の腹で防御しつつ、微かに後方へとスライドしていく)俺にとって、『オムニバス』に仇名す者は全て敵だ…!たとえ…それがかつての攻略組《 同胞 》であってもな…!フンッ!(ドヒュンドヒュンッ!!)(今度は武装を二丁拳銃のように構え、エネルギー弾丸を両者に撃ち放っていく)」
サムス「単純でいい、ならば私にとってもお前は敵だ。(構えたアームキャノンを操作し)ズドドドドドドッ!!!(エイオンエネルギーを充填、二丁拳銃から放たれる弾丸を尽く撃ち落とし飲み込んでゆくビームバーストで諸共撃ち抜いてゆく)私に射撃で挑むとはいい度胸だ。 」
森ノ宮「"かつての"か、随分淋しい言い方をしてくれるもんだ………少なくともさっきまでは、仲間だと思ってたがな……!!(転がりながらエネルギー弾を避け、避けきれない物は短刀で弾き……)カン!!カン!!!!……流石はファンタズマ製品、ちゃんと保ってくれるな……だったら……!!(一瞬の間隙を付き、短刀をカイザ向けて投擲するーーー!!)ーーーー東雲流、『飛煌』ッ!!(ーーーーーーヒュカァン!!!) 」
仮面ライダーネクストカイザ「―――――― ! (――― ヒ ュ バ ッ ! )(投擲された短刀を状班を逸らすことで胸部を掠め受け流す。短刀は背後の壁にドスリと突き刺さるが、受け流したそれに目を向けることもなく二人と相対する) 」
仮面ライダーネクストカイザ「ああ、そうだったなァ…?君たちは仮にもあの『ロギア』を前に崩れなかった。使命のプログラムコードが実行される前の俺も介入していたとはいえ、君たちの実力を鑑みれば実に厄介で仕方がない。だが、それでも勝算はこちらにある。何故なら…――――ドヒュンドヒュンッ!!(射撃を直接本人らに放つのではなく、遥か天蓋の暗闇に向けて何発かを撃ち上げる) ダッ―――――ザギィン、ザギィン、ザギィンッ! (その直後に駆け抜け、森ノ宮に向けて双剣を振るい三閃を刻みながら距離を詰めていく) 」
仮面ライダーネクストカイザ「(ヒュゥゥウウウウンッ――――――)―――――シェァッ!!(ドガッ――――ボッゴオオォォオオオンッ!!)(斬撃で態勢を成し崩した頃、先程頭上へ撃ち放ったエネルギー弾が天で折り返し落下。それらが自身の目の前に振ってきたところで蹴り飛ばすことでより素早く弾幕が水平に飛来し、直撃はいかなくともサムスの周囲を爆撃させる)――― 俺はお前たちの戦い方を至近距離で観察(み)ていたからだ!その戦闘データは俺に内蔵された予測AI機能に同期され…お前たちの戦闘パターンに対し、迅速で的確な対処を行える。そんな俺に…勝てる見込みが、あるのかなァ…? 」
森ノ宮「(上……こいつ、狙いは分断か……だが、俺と接近戦を選ぶって話なら悪い状況じゃねえ)そこで勝ち目がないなんて言っちまったら面白くも無いだろ?それに………(後方へと跳びながら間一髪でカイザの斬撃を避けつつ、戦闘の衝撃によって散らばった瓦礫を、カイザの死角、自らの背後でキャッチして握り潰し……)………あれ位で手札を全部見せたと思うなよ、ポンコツロボット。卑怯な手はどれだけデータに入ってる…?(握り潰し、粉々に砕けた瓦礫の破片をカイザの顔面へと投げ付ける。直後に身を屈めてカイザの軸足を払い……)………サムス!!!頼む!!! 」
サムス「無論だ、戦いは計算の世界じゃない。それを―――(躊躇う事なく瓦礫を突っ切りカイザの真横を取り、森ノ宮と挟撃の形になり)教えてやろう。(カイザを多重ロックオン、高速で何十ものミサイルが追尾しながら殺到する"ストームミサイル"を放つ!!) 」
仮面ライダーネクストカイザ「…… ! (瓦礫破片を巻き散らされたことで視覚情報を遮られ、その隙に足払いをされて横転しかけるが―――)―――― 予測AI起動 ( \ Predictive AI Activate / )(横転し、隙を曝け出した自身に大量のミサイルが雨の如く降り注ぎ、その爆撃に呑み込まれて木っ端微塵に大破する――――――) 」
仮面ライダーネクストカイザ「 ギ ュ オ ン ッ (―――――という最悪の予測を検知。それを回避するために取った行動として、横転しかけた姿勢から咄嗟に地面に手を伸ばして受け身を取りつつ旋回後退し、降り注ぐミサイルの着弾点お呼び爆炎が広がる被害範囲の圏外をすれすれで読み抜いたかのようにバックステップを踏むことで、二人の連携をものの見事に出し抜いたではないか)――――― バッドパターン回避 」
仮面ライダーネクストカイザ(アクセルフォーム)「 \ Complete / (ベルトに装填されたカイザフォンXXの液晶画面を指先で操作し、「AXEL」のアプリを起動。頭部バイザーが180度回転し、複眼が深紅に発光しだす) \ Start up / ( ギ ュ オ ン ッ ――――― ! ! !)(直後、自身を中心に一定範囲が特殊なフィールドに包まれ、自身を含めた三人を包囲。その空間内にて目にも留まらぬ速さ…まさしく光の速度で空間内を駆け巡り、森ノ宮とサムスを四方八方から挙動の視えない速撃を何度も叩き込んでいく) 」
仮面ライダーネクストカイザ「 \ 3… 2… 1… ―――― Time out / \ Reformation… / (10秒間。見えざる攻撃を受け続ける者たちにとっては短いようで長い数秒の時間が経過し、構築されたフィールドが消失するとともにネクストカイザの姿が目の前に曝け出される。頭部バイザーの発光が消え、通常形態に戻り振り返る) ハッ…君たちの力はその程度…ということでいいのかなァ?(10秒間の高速連撃により、少なくとも痛手を負った両者を前にマスク越しに邪悪な笑みを孕んだような声音を上げる) 」
仮面ライダーネクストカイザ「―――――フンッ!(そして二人を足蹴りし壁に叩きつける) …E.L.I.N.O.R.A.… ああ、確か君たちは「クロノラ」と呼んでいたか。あんな空っぽな存在に振り回されるキミたちも実に愚かだとは思わないか? あのお人形さんは所詮どう足掻いてもオムニバスの傀儡から抜けられやしないんだ。君たちプレイヤーもそうだ!誰も彼もが掌の上で転がされている…!足掻くだけ無駄だとわかりながら、何故それでも君たちは無様に立ち上がろうとするのかなァ…? 」
森ノ宮「――――――――がッ………!!(超加速に対して、即座に防御態勢を取るが、その常軌を逸した速度の前には有効とは成らず、その場で膝をつく)…………は、はっ……その程度……まあ、そうかもな……全力で走り続けるってのがしんどくなってきてな―――ッ!!!(カイザの足蹴りを喰らう際、微かに飛ぶ事で調整した方向へと吹き飛ばされ)うっ……かっ……!!(壁に叩き付けられ……右手を背後に回して、そのまま尻もちをつく様にずり落ち)………掌の上で転がされてようが、無駄だと言われようが……やらなきゃならない事ってのはあるもんなんでな。その辺は機械の方が良く分かってるだろ 」
サムス「ガァンッ―――……(強烈な連撃を受け、叩きつけられては視界が揺れる。バイザーの中で警告表示がバイタルの危険域を示した)だからどうした……全て関係のない事だ。(ただ、一蹴。戯言だと言わんばかりに折れる素振りもなく立ち上がった)助けを求める者がいるならば、それに応える。私は誇り高き鳥人族の後継者、銀河の守り手として悪を討つのみ。(今までそうしてきたように、そしてこれからもそれを貫くという―――堅き意思と眼光がバイザーを走る) 」
仮面ライダーネクストカイザ「……理解できないなァ……どうして君たちはこうも俺の思い通りにならないのか…!潔く死を受け入れてくれればお互い楽に済む話なんだが…… 邪魔なんだよ……俺の思い通りにならない奴は全てなァ…!!(双剣の内の一本を掲げながら歩み寄り、まずはお前からだと森ノ宮の首筋に向けて凶刃を振り上げようとするが―――――) 」
森ノ宮「………そうだな、くたばっちまえば確かに終わり、楽なもんだ。だが、まあ、ほら、さっき言ったろ……やる事があるって。だから、まあ……困るよな(受け入れる様に目を閉じた、その直後……背後に回した右手を閃かせ、数刻前に投擲し、先程蹴飛ばされた際に回収した短刀を逆手に構え……)―――――だから、そっちが先に逝ってくれ(素早く身体を起こし、その勢いのまま、目にも止まらぬ速さで左脇から頭部を切り裂く軌道で、短刀の切り上げを放つ)――――ヒュン 」
仮面ライダーネクストカイザ「―――――!?(なにッ―――――)(こちらが獲物を振り下ろすよりも先に、森ノ宮が死角から振り上げた凶刃が自身に届いた。左わきから頭部にかけて切り裂かれ、鮮血のような火花を装甲から飛散させながら吹き飛ばされていく)―――― が ァ゛ ッ … !? (その際、刻まれた顔面を押さえつけながらおぼつかない足取りで退いていく) 」
仮面ライダーネクストカイザ「……アァ…ッ、よくないなあ…こういうのは…ッ…!(予測AI機能に支障が……?まあいい…そんなものがなくても…こんな奴ら相手、脳内アーカイブに保存されたデータだけで十分だ……!)……貴様らの存在は罪…そのもの!罪には、罰を…!オムニバスとして…邪魔者をこの手で…粛正するッ!! (双剣を構え直し、立ち上がった両者と再び対峙する) 」
森ノ宮「すぅ―――――――っ………はぁ―――――――っ……(深く、長く……呼吸法で息を整え、カイザに相対し)……出来るもんだな、例の呼吸法。……身体は痛むが、まだやれそうだ………本音を言うと、今ので仕留めたかったが。まあ、いいさ。今度は砕いてやってもいい。―――—ダダッ!!(今度は此方から、高速のステップでカイザに向かって距離を詰め……)ガ ン ッ ! (カイザの右側に回り込む様に円を描いて動き、双剣を持つ右手を左手で殴打。同時に、普段見せる事の無い……明確な"殺意"を込め、右手に持った短刀で装甲の吹き飛んだ顔面へ突きを放つ)……人が人の息の根を止めるってのは、こういう感じだぜ 」
サムス「罪、罰……そういう善悪を説くならその規範は公明正大でなければならない。オムニバス、お前達は……そしてお前は論ずるまでもない―――"論外"だ。(真正面、森ノ宮がカイザに向けて打ち込むのに合わせて跳躍し後方から牽制射撃で足止めを以て釘付けにする) 」
仮面ライダーネクストカイザ「チッ……!(右側へと回り込んできた森ノ宮に対し左手を強打される。獲物こそが落さなかったが、それにより双剣による斬撃をいなされて対応が遅れる結果となる) ガ ァ ッ … ! ? (顔面部に刺突を繰り出され、火花を散らしながらさらに退いていく。しかし…) ぐぁッ!! (後退った先に回り込んだサムスの牽制射撃を背面に受けて今度は前のめりに吹き飛びかける)……チィィッ……!!貴様らァァ…ッ……!! 」
仮面ライダーネクストカイザ「 \ Exceed Charge ! / (カイザフォンXXのエクシードチャージアプリを指先で押し込んで起動。手にしていたカイザクロスラッシャーにエネルギーが注ぎ込まれ、ブレード部分が強く発光しだす) しぇぁぁぁぁああああああーーーーッ!!!!(ザギンザギンザギンザギンザギンザギィィイイイイインッ ! ! ! ) (連続してX字斬撃を叩き込む"カイザクロスラッシュ"を森ノ宮にお見舞いしようと繰り出す)」
仮面ライダーネクストカイザ「 \ Exceed Charge ! / (再びアプリを再起動。今度は武装の銃口にエネルギー光がみるみると集束しだし…) 消し飛べェアッ!!( ドシュゥゥゥゥゥウウウウウウウンッ ! ! ! )(サムスに突きつけると共に閃光が一直線上に解き放たれ、地盤をまっすぐに抉りながら彼女に差し迫っていく) 」
森ノ宮「そうだよな、人間ならいざ知らず……機械相手にアレで機能停止するなんてのは甘い考えだよな……!(素早く短刀を抜き、後方へと下がりながらカイザの斬撃を何とか捌き続けるが……ラッシュの最後で派手に火花を上げると共に吹き飛ばされ)がッ……!!!ぐっ、まだ二発目が……!! 」
サムス「前動作が大振りならば―――バババシュッ!(光の移動と見紛う、フラッシュシフトでカイザの放つ強烈な銃撃を回避し勢いのまま肉薄)ズドドドッ!!!(アームキャノンを突きつけてアイスミサイルを何発も叩き込む) 」
仮面ライダーネクストカイザ「なんだとッ―――― ぐふぁあッ!!?(斬撃を捌き斬られた挙句、銃撃を開始された直後に反撃のアイスミサイルが被弾し、腹部に膨れ上がったような凍結部位が出来上がってしまう)…こんな……こんなはずでは…ッ……!!ウオオオオオォォォォオオオオオオオオッ!!!(アンドロイドである彼が、人間味を帯びたかのように悔しさ交じりの雄たけびを上げる) 」
仮面ライダーネクストカイザ「 \ Exceed Charge ! / (アプリを押し込むと今度は全身が黄色に眩く発光し、助走をつけて駆け出すと共に天高く跳躍する) グ ル ン ッ ――――― で ぃ や あ あ あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ー ー ー ー ー ー ー ッ ! ! ! ! (空中で回転し、突き出した両足による必殺のライダーキック"ゴルデントスマッシュ"を繰り出そうと、凄まじいエネルギー纏って迫る。アンドロイドである彼が繰り出す全身全霊の抵抗の一撃、それが森ノ宮とサムスを貫かんと襲い掛かる) 」
森ノ宮「向こうの姉ちゃんは上手く捌き切ったか、さて………————カチン(飛び上がったネクストカイザを見上げ、短刀を懐に仕舞い)………出力勝負か。折角だ、機械相手に人間様の底力ってのを、思い知らせてやる頃合いかもな――――!!(全身から"気"を迸らせ、右手にそれを集中させ)――――東雲流 『天城』ッ!!!!(ライダーキックが至近まで迫った、その瞬間………一瞬、纏った"気"が炎の様に紅く輝いた、その刹那。あらゆる物を置き去りにする程の神速の右正拳突きが、ネクストカイザを正面から打ち据える)―――――――ヒュ ガ ア ァ ン ! !! 」
サムス「決定的な隙を見せたな―――であれば……ダッ!!(森ノ宮が迎撃に出たのを見るやいなや、その直線上に向けて駆け出し―――)―――ここだ。(高く飛翔、吹っ飛ばされるカイザの位置を先読みしてその身体を掴んで重厚を顔面に押し付けトドメの一撃"リーサルストライク"を撃ち放つ!!) 」
仮面ライダーネクストカイザ「 ! ! ? (自身が最後に繰り出すライダーキックの一撃をも上回る出力を発揮した森ノ宮と一時的に衝突し合うが、物の数秒で一気に押し返されてしまい――――) ヌ゛ ガ ア゛ ア゛ ア゛ ァ゛ ァ゛ … ッ゛ … … ! ! ! (装甲が焼け落ちる程の凄まじい衝撃がその身に襲い掛かり、大出血するかのように盛大に火花を爆ぜさせながら吹き飛ばされていく) ウ ガ ア゛ァ゛ ア゛ッ゛ ! ! ! (そして、トドメと言わんばかりにサムスに繰り出された痛烈な一撃が顔面に炸裂。彗星が如き勢いで垂直に落下し、その身が硝煙に包まれた―――) 」
仮面ライダーネクストカイザ → 草加雅人【オムニロイド】「(地に落ち、変身が強制解除されると、包まれた装甲でも受けきれなかった衝撃によって全身の至る部位が激しく損傷した状態が曝け出される)……バカ……な……ッ……!?( ギギッ…ギッ゛…ギュ…ゥ゛……ッ……! )…すべ、て……俺の…思い、通りになる……ハズ…だっ、た……のに…ッ………!(ショートした部位から火花を巻き散らし、歪な駆動音を掻き鳴らしながら二人に向かってゆっくりと歩み迫ろうとしていた) 」
草加雅人【オムニロイド】「…ァ……アァ……ッ……―――――――(どこで、間違えた…… 俺は……こんな…はずでは…――――)(痙攣する右手をゆるやかに突き出し、なおも二人に抵抗しようとその手を伸ばすが…ついに事切れたように仰向けに倒れだす。その最中、自身の失態を顧みるように過去の記録映像を遡る。その際、ある出会いの記録が映像として、脳内にフラッシュバックする――――) 」
「――――― 君が草加雅人だね?私は案内人の「エリノラ」♪ようこそ、カオスファンタズマの世界へ!わからないことがあったら何でも聞いてね♪あ、そうだ!これから共に攻略戦に臨むパーティについてだけど…… 」
「その必要はない。俺は誰ともつるまない。どうせどいつもこいつも俺の思い通りにならない奴らばかり……そんなものは邪魔なだけだ。 」
「う~~ん……確かに、いろんな考えや経験を得てきた人たちがたくさんいるから、思い通りにいかないこともあるかもしれないよね… でも、一人で立ち向かうよりも、誰かと共に進む道でしか見つけられない景色もあるかもしれないよ?だから、できれば他のみんなと仲良くしてあげてね…♪ 」
「………フン……くだらないな……そういう御託は……―――― 」
「俺を庇ったのは………なぜだ…? 」
「俺はお前が嫌いだ草加。だがな…お前は俺たちの「仲間」なんだよ!……悔しい事にな… 」
「………」
くだらない……くだらないな… 本当に……
はじめからお前たちとは住む世界が違うというのに、こんな俺を本気で「仲間」だと信じているお前たちが滑稽で…
俺の正体に気づきもせず、ただ俺の思い通りに動いてくれればよかったものを……どうしてこうもお前らという奴は…
邪魔なんだよ……嫌いなんだよ……お前たちが俺を「仲間」だと口にする度に…俺に課せられた使命がどんどん遠ざかっていく……!
まるで……俺自身がその使命を拒絶し…お前たちの「仲間」になる道へ進んでしまうかのようで……
……俺は……俺は結局…どうすればよかったんだ……?どちらへ進めばよかった…?何が、正しい…?何が、正解だった……?
……嗚呼……思い通りにいかないものだな…すべて……っ……―――――――
―――――――― チ ュ ボ ガ ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! (使命を遂げられず、無念の内に倒れ込んだアンドロイドが盛大に爆ぜる。電脳空間にその残骸が至る箇所に散乱する。それが…人間にもアンドロイドにもなり切れず、『草加雅人』という存在そのものにすらなり切れなかった彼の末路だった――――) 」
森ノ宮「……助かったが、それ以上に……(崩れ落ち、爆ぜていく草加だったものの最期を目を細めて見届け、背を向ける)………残念だよ。あんたがあんたのままなら、さっきより数段強かっただろうに。さて、まだまだ後がつかえてる。次に行かないとな…(そのまま振り返らず、先に進んでいく) 」
サムス「"はずだった"か。……思うことはあっても、それはそうならなかった過去でしかない。私は全てを背負って前に進む。(決意はより堅く、歩みは揺らがずに前に進んでゆく) 」
思わぬ裏切り者を退け、二人は先に進む。
すると、一本道から更に分岐点となる道が二手に分かれているのが見えた――――
サムス「再び分岐路か。時間を争う現状では戦力の分散よりも網羅できない道が出て誰も目的地へ到達出来ないのが最も避けるべき……私はそう考えるが、どうする。 」
森ノ宮「正直不安だが、あんたの言う通り……誰かが目的地まで着かなきゃならないしな。二人同じ道を行く方が安全だろうが、両方迷っちまう可能性の方が高そうだ……別れて進むべきだな……俺はこっちに向かうよ。もし運が良かったら、また"向こう"で会えるといいな。じゃあ、お互い幸運を祈るか……じゃあな(そう言って手を振り、片方の道へと進んで行く……) 」
サムス「その道が再び交わり真実へ迫れる事を祈ろう、探偵。(グッとハンドサインを送り、別の道へと迷いなく進む) 」
― カーディナルゾーン・第2区画 ―
分岐点を前にサムスと別れ、単独で突き進むこととなった森ノ宮。
一刻の猶予を争う事態…なりふり構わず駆け抜けていた彼であったが、
次第にその足取りが重くなっていくような感覚に囚われていき――――
――――― グ ニ ャ ァ ァ ア ア … ッ … ! (ついに、その異変が彼自身にも明確に気付けるほど悪化した。視界はぼやけ、思考力が乱れ、感覚は痺れるように、聴覚にも砂嵐のような耳障りな音が微かに忍び寄るなど、彼自身の五感に何らかの悪影響が一気に押し寄せて来たではないか――――)
森ノ宮「が………あっ、クッソ……ッ……(全身へと悪影響を及ぼす"何か"に囚われ、堪らず近くの壁に手を付き)………疲れ、じゃ、無い………さっきので何か仕込まれてたか……?それとも、ガスか何か………格好付けて別れてすぐこれじゃあ、世話ねえな………こんな、時に…… 」
コツ……コツ……コツ……――――――(蹲る森ノ宮のもとへ、一定のリズムを掻き鳴らす何者かの足音が残響する――)
ハーク「――――― コ ツ ン … (そこに現れるは、フルフェイスマスクに素顔を覆った、白づくめの制服を纏う謎の男。苛まれるように蹲る森ノ宮を前にして悠然とした態度で佇む男からは不気味な雰囲気が醸し出されており、マスク越しに彼をモルモットを観るかのような視線を浴びせていた) お気に召しましたか?あなた方侵入者を効率良く捕らえるためのトラップ…ガイアメモリの力の一端を。(その左手に握られたゾーンのメモリを、まるで見せつけるように取り出した) 」
ハーク「私の声が届いているかは存じませんが、名乗り出ておきましょう。『 エーテル財団X 』で研究員をしているハークと申します。オムニバスと提携した我々は、運営の研究技術に多額の資金で援助し…その技術の一部を提供してもらう関係性にある。もちろん、運営に仇名す貴方がたのような不届き者たちを始末する役目もね。(淡々と語る男の右手には、財団のものと思われる企業ロゴがあしらわれたアタッシュケースが握りしめられていた) 」
ハーク「先のオムニロイドとの戦闘で手老いを負い、挙句にはゾーンメモリの影響を受けてまともに動くことも叶わなくなった貴方を屠ることなど造作もない。財団が新たに開発した『 新兵器 』を試すまでもありません―――― ガ ッ (そう言うと左手で森ノ宮の首を正面から掴み上げ、尋常でない怪力で持ち上げてしまう) まずは一人…ここで死んでいただきましょう。(グググと人ならざる握力をもって彼の首を締め上げようとする―――) 」
五感を支配される感覚に加え、首元に押し寄せる圧迫感…
森ノ宮に次から次へと襲い掛かる重苦に意識が朦朧としだす。
しかし、歪む視界の中で…その眼下から歪みをつらぬような淡い光が迸っているのを、彼は感じた。
その視線の先にあるのは…研究員の男が持っているアタッシュケース。
その僅かな隙間から零れだす"黒い光"が…
まるで森ノ宮の意識に呼び掛けるように、淡い光を放っているような気がした――――
森ノ宮「はっはは………匂いも風も無かったが………ガイアメモリか……その洒落た玩具を聞いたのは何時ぶりだろうな……それに、はは、『財団X』………胡散臭い連中らしい、不格好なマスク……ガ、ッ…………!(満足に動かない身体で、抵抗する間もなく持ち上げられ、首を締め上げられる。しかし、アタッシュケースから漏れ出すその光が、薄れていく視界の中で、一層眩く輝き……)は、はは……生憎、くたばる前にやる事が、また出来ちまったな…!!(両手を下ろし、抵抗を止めたと見せ掛け……右脚でハークの右脇下を、左足で右肘を蹴り上げ、アタッシュケースを持ち上げさせ……空いた手を"それ"に向かって伸ばす) 」
ハーク「 グ ッ ―――――― ! ? (よもやこの窮地から脱するだけの余力が残っているとは思っておらず、森ノ宮の蹴りが脇腹に食い込んでたまらず呻き声を上げながら横転していく。その際、右手に握られていたアタッシュケースがその手から抜け落ちていく) 」
ついに開かれたアタッシュケースの中には、青いドライバーと、一本の黒いガイアメモリが収納されていた。
「 C 」のイニシャルがあしらわれた漆黒のガイアメモリからは、あの淡い光が燦燦と輝きだし…
森ノ宮に触れることで更に輝きを増したような気がした。
それはまるで "運命" ともいえるような出会い。
森ノ宮がメモリを引き寄せたのか、あるいはメモリが彼を導いたのかは定かではない。
しかし、それは些細なことでしかない。
邂逅を果たしたのならば、その"運命"を…現実にするだけなのだから―――――
ハーク「…クッ……まさかまだ抵抗するだけの力が残っていたとは…しかし、私から『それ』を奪ってどうするつもりです?財団が開発した『 新兵器 』… ましてや、ガイアメモリは適合者を選ぶ性質を持つ。貴方に…その資格があるとは到底思えませんが……?(遠回しに「ケースを返せ」と睨みを利かせる) 」
森ノ宮「ゲッホ、ガハッ………(拘束は脱したものの、全身の不調が収まる事は無く、首を絞められた状態で強引に身体を動かした為にさらに生じたダメージで、咳き込みながら崩れる。が……ケースを手放す事は無く)(身体は、まあ、無理だな……これ以上は碌に動けない。だが……)……湿気た事をほざくのは、そのダサいマスクだけにしとけよ。道具は持ち主が選ぶもんだ、勿論、資格だって手前で手に入れるもんだろ…!(乱雑にケースを開き、奪い取る様にそのガイアメモリ、そして青いドライバーを手に取る)……『C』 」
ハーク「それは貴方のような一般人が手にしていい代物ではない。こちらへ返していただきましょうか。(ゾーンメモリの力で展開したこのエリアを、あのガイアメモリの力を使われて脱されては面倒です。ですが、それは"適合すれば"の話…その可能性があの男にあるとも思えないですが―――――) 」
森ノ宮「(資料で見た事がある、こいつの使い方……実際試すのは初めてだが。まあ…失敗した所で、結果は変わらねえや)……嫌だね、そのマスクの下で指咥えて見てりゃいい(僅かに残った力で、左手に持ったドライバーを自らの丹田へと叩き付ける。それに呼応する様に、ドライバーからベルトが飛び出し、腰に巻き付いて自動的に固定され……)\クロウ/……『鴉』か、御誂え向きだな…………————変身 (右手で呈したメモリ……『クロウメモリ』をドライバーの挿入口へと叩き込む!!) 」
森ノ宮 → 仮面ライダークロウ「 \ クロウ! / ("影"の記憶を司る仮面ライダー『 クロウ 』へと変身) 」
ハーク「 何だと… ッ ? ! (ガイアメモリとの適合を果たし、仮面ライダーに変身を遂げた森ノ宮の姿を垣間見て絶句する)……適合した…?「Grガイアメモリ」と…!?何故だ……財団の適合手術を受けてもないあなたが――――!まさか……まさか本当に…ガイアメモリが貴方を選んだと……!?財団がどれだけ手を尽くしても見つけることのできなかった適合者が…よりにもよって貴方のような男だったとは……!! 」
ハーク「……ならば我々にとっては寧ろ好都合…!貴方を始末し、その遺体を回収して我ら財団の礎になっていただきましょう!( \ コマンダー! / )(懐より取り出したコマンダーメモリを起動する) そうと決まれば、とっておきのメモリで排除して差し上げます。通常のガイアメモリの能力を3倍に増幅するアダプターを使ってねえ…!( \ コマンダー!アップグレード! / )(続けて取り出したのはガイアメモリ強化アダプター。それを先程のガイアメモリに取り付けて再起動し、先端を左腕に突き刺すように読み込ませる) 」
ハーク → コマンダー・ドーパント「 ガ シ ャ ァ ン ッ (強化アダプターが取り付けられたガイアメモリを取り込むことで、メカニカルな姿をした単眼の怪人態へと変貌を遂げた) ハハハ……ッ!ガイアメモリとの適合率80%以上の私に、付け焼刃の変身が通用すると思いあがらないことですね…! フンッ! ( シ ュ ド ド ド ァ ッ ! ! ) (両腕を広げると同時に背面から四基のホーミングミサイルが発射され、クロウに向かって追撃を仕掛ける) 」
仮面ライダークロウ「………ハァーッ………(調子は良い。さっきのが嘘だってくらい、身体が軽い。腰痛も肩こりも消えた……が、寒い、な……副作用か_まあ……これはこれで、一興だろ)(漆黒の身体と対比する様に、真っ白な息を深く吐き出し……ハークを見据える)へえ、案の定、想定外って所か……冥途の土産に良い物が見れたんじゃないか?(コマンダー・ドーパントと化したハークへと手を伸ばし……)――――ズバァン!!!(烏の羽を模した形状のエネルギー刃で、ミサイルの悉くを切り裂きながら……爆風も追い付かない程の速度で跳躍。瞬時にコマンダー・ドーパントに肉薄し、勢いのままに斬りかかる)……っらァ!! 」
コマンダー・ドーパント「 なにッ――――― グゥゥ…ッ!?(ミサイルをいなされた爆風の余波で怯んだところにクロウの接近を許してしまう) ガハァッ…!!(全身から火花を巻き散らしながら切り裂かれて後退していく) ゼェ…ゼェ…!挙動が安定している…ッ…?まさか…本当に適合して……!?こんな偶然があるものか……!!( シ ャ キ ィ ン … ッ ! )(電磁刃を右手に手繰り寄せて再び駆け出す)―――― フ ン ッ ! ! (その刃を振るって斬撃を叩き込もうとするが――) 」
森ノ宮「噂に聞いては居たが、メモリってのは『運命』って奴に惹かれるそうじゃないか。だったら……こいつも『運命』だったのかもしれねえな……(……相変わらず、身体の冷えは消えない。だが、まだ問題って程じゃあないか…)………試してみるか(眼前に迫る電磁刃を避ける様に、真後ろに仰向けに倒れ込む。しかし…地面へと接地する事は無く。真っ白な吐息だけを残し、自らの『影』の中へと全身が『沈んで行く』) ど ぷ ん 」
コマンダー・ドーパント「 なッ――――!?(地中へとその身を沈ませた彼の能力に愕然とする) 消えた…ッ…?いったいどこへ…!?(慌ただしく周囲を右往左往と全身を捻るが―――) 」
仮面ライダークロウ「此処だよ(コマンダー・ドーパントの背後。彼の『影』から文字通り飛び出し……)ズバン!!ガン!!ガン!!ガン!!(カラスの羽を模したエネルギー刃での斬撃、そして拳での連打を一瞬の内に叩き込み、最後に回し蹴りでその身体を吹き飛ばす!!)温まっ……てはこねえな。どうだ、喧嘩の仕方は分かってきたか?マスク野郎 」
コマンダー・ドーパント「なにッ―――― う ご ぁ ッ ! ? (背後…否、正確には自らの「影」から姿を現したクロウに振り返った直後、怒涛の連続攻撃を受けて尋常ではない火花を散らして転がり吹き飛んでいく)…ガ、ハ……まさか…ここまでの高い戦闘値を叩き出せるとは…!だがしかし…ッ!これなら受け止めきれまい!!ッハァァァアアアア!!!( シ ュ ド ド ド ド ド ド ァ ッ ! ! )(起き上がると共に全身からホーミングミサイルを一斉発射。ミサイル群が白煙を吹かしながら、クロウただ一人を始末するために襲い掛かっていく) 」
ズガァンッ―――ボッグァアンッ――ズギャアァンッ――――― ボ ッ グ ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! ! (大量のミサイルが次々と落下し、電脳空間の通路に未曽有の大被害を齎す。爆炎と黒煙が同時に爆ぜ、宵闇の男の姿を呑み込んでしまう―――)
コマンダー・ドーパント「……これだけの一斉火力をもってすれば、流石の貴方もひとたまりもないはず――――(怒涛の爆破の後に訪れる静寂の中、立ち込める黒煙が晴れていく様を悠然と待っていたが――――) 」
仮面ライダークロウ「―――――(黒煙が晴れた、その先……砂埃の向こうには、『何もない』。満身創痍で横たわるクロウは勿論、装甲の欠片も、羽根の一本も、血の一滴でさえも。)―――――――――ヒュン……ッ(爆炎も、粉塵も、空気も切り裂き……『鴉』は、その跳躍力を以て……遥か高空へと飛翔していた)………思いの外高く跳べたな。まあ、これはこれで……好都合だ。これ以上凍える前に、ケリを付けさせてもらうぜ…!\ クロウ! マキシマムドライブ! / (コマンダー・ドーパントを見下ろしながら、クロウメモリをマキシマムスロットへ装填) 」
コマンダー・ドーパント「――――― ! ? (黒煙が晴れ渡り、そこにクロウの姿がないことに驚愕する。また影に逃げ込んだのかと思いこんだのも束の間…ふとその気配を感じたかのように頭上を見上げ、あり得ない程の跳躍力で爆撃を掻い潜った彼の姿に驚き硬直してしまう) 」
仮面ライダークロウ「――――――――スゥ―――――ッッ――……(深く、長く……真白い息を吐き出す。それに呼応する様に背部から一対の漆黒の翼が顕わとなり、クロウの全身を包み込む……)"クロウアウト"(その一言と共に、黒い光が翼から放たれる。直後――――)ゴ゛ォ゛オ゛オ゛ッシャ ア ァ ン ! ! !(一瞬にして身体が加速。黒翼を纏った"ライダーキック"が、稲妻の様にコマンダー・ドーパントを貫く) 」
コマンダー・ドーパント「 ズ ギ ャ ァ ン ッ ――――― グ ッ フ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ッ゛ ! ! ! (―――― ボ ッ グ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! )(反撃に打つ間もなく、宵闇の戦士が上空から空襲するその疾駆に対応できず、その身がついに貫かれる。怪人態となった男が、その姿のまま盛大に爆散。自身の死を起点に森ノ宮を縛っていたゾーンメモリの影響も消失し、その身体は塵一つ残すことなく完全に消滅したのだった――――) 」
ビキッ…ビキッ……ビキンッ…――――――――― パ キ ャ ア ア ァ ン … ッ … ! (障害を斬り払った森ノ宮。だがそれと同時に彼の腰に装着されていたドライバーとガイアメモリが同時に爆ぜるように砕かれ、その残骸が足元に転がった頃には身に纏われた漆黒の装甲が無数の黒羽と共に頭上へと霧散し、元の姿へと強制的に戻されたのだった――――)
仮面ライダークロウ→森ノ宮「………強制解除、いや、限界、か…(身体には合った気はしていたが、成程、これがリスク、って所、か……あの寒気だけが、副作用じゃあなかったって事か…)……あのメモリは、確かに『記憶』だったな。感覚でそれが理解できた………ありがとうな、クロウメモリ。お陰で、ずいぶん助けられたよ(視線を下ろし、物言わぬ残骸に向かって感謝を告げる。その後、『直感』で感じた方向へと歩き出す)…疲れはある、寒気も多少は残ってるが……調子は随分戻ってきたな。じゃあな、クロウ。こっちは仕事を片付けて来るとするよ 」
最終更新:2026年01月08日 00:04