影に咲く彼岸花 過去ログⅢ

大妖精「 …地獄の監視人ですか?(聞こえる声に) 」

ママルイージ「…あの人たち、今頃上で何しているんだろう…?(下方で待機中) 」

霞夜「ユーザーはこの世界に存在する二つ無き物意外は全て生成できるのよ、金策には無敵。() 」

スカーフィ「ピク……?(声が耳に入った途端足を止める) 」

大妖精「 向かう所敵無しですね、お金に関しては… 」

霞夜「無敵ね。(黒に)全く、その通りね。(大妖精に)・・・あら、何かしら。(声に反応) 」

××××「ギィーーーー……ドゥン…ッ!!(フロア4へと繋がる大扉)――――ここはあたしの居城…フロア3灼熱地獄…!ブンブンブンブン…ッ(頭上で鎌を振り回しながら登場する) 」

黒「 無敵だな……焦るぐらいにな …誰だ 」

ゲラコビッツ「な、なーんかヤバそうなのが出てきたであるる…。 」

霞夜「物騒な物を振り回しますね…。貴女は?(××××を指し) 」

アンリ「あれはイーリス…このフロアを管理する死神のティンクル族。」

大妖精 「 物騒な物を振り回しますね…。貴女は?(今の行為で正体が判明したと思います) 」

ギコ侍「いやっ、お出でなすったな死神公!(×に) 」

××××→イーリス「フロア4へ下る階段には、あたしの率いる死神部隊が待ち構えている。アンタたちに――――――出口など無いわ。イーーヒッヒッヒッ!! 」


大妖精「 イーリス…あのティンクル族ですか 」

霞夜「イーリス・・・死神のティンクルなのね。(アンリの話を聞いてイーリスを見る)本当に無敵よ、あと不思議なレートにより二つ無き物も作れるのよ・・・エクスカリ「パ」ーとか。(黒に) 」

大妖精「 という事は…入口はあるんですね 」

スカーフィ「かぅー……。(身構える) 」

黒「 バーでないのが不思議すぎるな…… ……(ナイフを取り出す) 」

イーリス「そうね、入口ならあるわよ。“拷問部屋”への、ね♪――――前代未聞の侵入者と脱獄囚たち…いい事、閻魔様から下された命により――――――アンタたちを捕えるわ。 」

グレートルイージ「上が騒がしいな…何かあったのか…? 」

霞夜「入り口はあるなら、別に何の問題では無いわね。(杖とフォークを構える) 」

監視員たち「来た、イーリスさんだぁ! 元シルヴィ軍団配下!その実力を持ってすれば、奴らなどアリんこ以下だ!!(監視室のモニターから) 」

大妖精「 ふふ…そうですか、でも私達は…「別の入口」へ向かわせてもらうことにしますね(イーリスの前で構える) 」

スカーフィ「…キミを倒さないと先へは進めない、そう言う事なんだね。 」

霞夜「この世界は「バー」が存在するのよ、だから無理よ。(黒に)拷問・・・私を捕まえる気なんて正気とは思えないわね。(杖を手に詠唱を始める) 」

ギコ侍「貴殿の言う通り、「蟻は像をも倒す」という言葉を、ここの野蛮な輩共は知らないようでござる。 」

サカキ「………。(腕を組み、ただただじっと上方を見上げている) 」

イーリス「さてと、あたしも暇じゃないんでね。さっさと御縄にかかって頂戴な。(鎌を大きく振りかぶり、爆発的な脚力を駆使して接近する) 」

黒「 ……イーリス…聞いた事も無い名だが…有名人のようだな……閻魔がいるとは思いもしなかったぞ 」

ゲラコビッツ「とりあえずワレは避難するであーるる。(逃走) 」

霞夜「・・・しかしあなたって確か俊に呆気無くやられたんじゃなかったかしら?それも驚くべき速さで。(イーリスを見て) 」

大妖精「 俊さんは戦闘経験・・・有りですか(霞夜に) 」

霞夜「有りね、大有りよ・・・それもすっごくよ。(大妖精に) 」

大妖精「 そうですか、しかし闘うという点は変りません… …そこです!(鎌を避け、イーリスの背後から魔力の弾を打ち込む) ふふ…後にお分かりなると思います そうですか、それは…少し安心です 」

イーリス「ムカつくモノ言いだね。アンタから先に始末してやろうかい?言っておくけど、あたしはあの時の様には行かないわ。地獄で鍛えた死神奥義、とくと味あわせてあげる♪ シュラララン…ッ、ガキィンッ!(鎌を回転させ魔力弾を相殺する)温いわ…こんなんで地獄の死神を討てると思っているの? 」

大妖精「 …流石ですね、地獄の道を護るだけあります… 」

イーリス「見せてあげる。死神界の者だけが使える残虐殺法『零式』の力をねぇッ!!イーーヒッヒッヒッ!!(不敵な笑みと共に宙へ舞う) 」

スカーフィ「(何かしてくる…!)(急いで何処かへ駆け出す) 」

黒「 …手慣れているようだな…相手は… …(さりげなく戦いの最中でアンリやスカーフィ達の安否を確認) 」

霞夜「熱い・・・怖いわ、熱いのだけは勘弁してほしい・・・。(槍から自然と距離を取る)今度はこっちね。(イーリスに接近「していた」、そしてフォークを刺す) 」

大妖精「 今まで、地獄の脱獄者の相手を何度もしてきたんでしょうね…(黒に) 大技の予感です 」

イーリス「ニヤ…グニャン……(体がホログラムの様に歪み、刺されたと同時に消える) 」

霞夜「あなたはさり気無く戦いの中で何してるのよ・・・。(黒にツッコむ) 」

黒「 …脱獄者か……バカな真似をするやつもいるもんだ… 」

アンリ「……ピト…(胸に手を当て、何かを想いに浸っている) 」

大妖精「 まるでプリンの様な柔らかさ…ではなく、幻ですね。……(スカーフィさんなら…五分五分以上ですね) 」

黒「 ……何をしているかなどわからないだろう…ただの安否確認だ… 」

スカーフィ「かぅ…!?…えいっ!(なんと垂直な壁を蹴って移動し回避する) 」

黒「 ……何を考えてる…いくぞ、アンリ… 」

イーリス「行くよ―――――零式“闇咆哮線(やみのほうこうせん)”!!!ドゥンッ、ドゥンッ、ドゥンッ!!!!(黒い衝撃波を口から放つことであらゆるモノを吹き飛ばす) 」

霞夜「プリンだったら美味しく食べるわよ。(大妖精に、さり気無くジョーク)全く・・・初めて奴の能力の餌食になるのは私なのかしら?(フォークをもう一本出して黒い衝撃波に投げつける)安否確認ね・・・それなら納得よ。(黒に、えっ)なるほど・・・いい身体能力ね。(スカーフィを見て) 」

大妖精 「 (この状況では…私は後衛、になりますか…) 」

アンリ「待って……もう少しなの…。(目を瞑ったまま応える。胸元に僅かな光が輝き始める) 」

大妖精「 おっとと…!攻撃が激しいですね(衝撃波をかわし) 」

黒「 もう少し…? 納得いただけたようで結構だ…(汗) 」

大妖精「 アンリさん…それは一体…? 」

スカーフィ「ダン、ダン、ダン、ダン…ッ(まだ登り続ける) 」

霞夜「・・・何かの能力かしら?(アンリを見て)それより前衛に出てほしいわ、私は後衛でもないとすぐお陀仏よ・・・だって紙だもの。(黒に、紙は防御力的な意味である) 」

黒「 ………(ナイフを取り出し前衛へ)少なからず、女らしいところはあるみたいだな…霞夜… 」

大妖精「 そうですか…私も、防御には自信がありません 」

アンリ「カァーーー……(胸元に「A」の紋章が青く浮かび上がる) 」

大妖精「 ですが…後衛は、好きではありませんね(前衛へ向かう) あの紋章は…? 」

黒「 …まあ、前衛に出る心配もなさそうだな… ……紋章…契約者なのか…? 」

霞夜「何よ、貴方は私がゴツい筋肉モリモリマッチョマンの変態だと思ってる訳なの?私はぺらっぺらよ、分かるでしょう?魔道師系なんてそんなものよ。(黒に)あら・・・何かの紋章ね、A・・・?(アンリを見て) 」

イーリス「何をするのか分からないけど…勝手な事はさせない。―――零式“風世澪世(かぜとせみおとせ)”!!ヴュオワアアアァァァアアッッ!!!(鎌を高速で振り回し、巨大竜巻を発生させ、全員を下方へ落そうとする) 」

ギコ侍「(アンリ殿…まさか例の力を解放するんじゃ…。ならば、それがしが協力をせねば…) 」

大妖精「 す、凄い風です…!巻き込まれるとすぐに落とされますね…(竜巻の反対方向へ) 」

黒「 ガリガリのしょっぱい草食系女子だと思っていたが… ……攻撃の援護というのは初めてだな…!(マントを竜巻にぶつけ、電流を流し突風を緩やかにする) 」

ギコ侍「――――ダンッ!!(地面を強く蹴り上げ、竜巻を利用しイーリスへ接近する)秘儀必殺奥義…“暗・剣・殺”!!(イーリスを蹴り上げて刀による乱舞を叩き込む) 」

大妖精「 少しは防げになるでしょうか…(竜巻に貫通性の魔力弾を撃ち、沈静化を試みる) 」

霞夜「・・・あなた、それは宣戦布告と見ていいのかしら?(黒に、ジョーク6割マジ4割である)ただの風ね・・・。(普通に耐える、しかしミニスカから青と白の何かがチラチラと・・・) 」

スカーフィ「(まだ……まだまだ…!)(更に遥か天井まで登りつめていく) 」

大妖精「 霞夜さん、下の……(手をひらひらさせてスカートのジェスチャーをする) (スカーフィさんは、上まで登り、何を…) 」

イーリス「しま――――――ぎゃふんっ!!(乱舞を叩きこまれ、地に落下する)やったわね…っ!?零式“炎羅遥(えんらはるか)”!!(炎を帯びた鎌で乱舞攻撃のカウンターを繰り出す) 」

霞夜「・・・そんなもの気にしてたら戦力にならないわ。(大妖精に、でもきっちり抑えてる) 」

大妖精「 ギコさんも優勢ですね…今の所では補助は無用みたいですが 」

ギコ侍「それがしのを―――――っ!!?(直に攻撃を喰らい、下方へ落下する) 」

大妖精「 そ、そうですね…。多少は仕方ないです…(顔を赤くして) 」

黒「 ……下の連中、まだ待っているのか…? …どうやら、アイツは耐久力がないようだな…  ……俺に宣戦布告したところでいいことはない… 」

大妖精「 ギコさん…少し危うくなり…大丈夫でしょうか・・・(構えを取る) 」

スカーフィ「ダッ、ダッ、ダッ……タッ…!(天井ギリギリで壁を蹴り、急降下で落下する)…殺戮眼(スラフター・テュー)……。(冷やかな表情でそう呟くと額に第三の目が発生し、両足を下へ構える 」

霞夜「良い事は無いわね、少なくとも生首が見れるだけで返り血という嫌なオマケがついてくるだけよ。(黒に)・・・あなたは何を感じてるのよ。(大妖精に)・・・氷柱よ・・・アイシクル。(氷柱を凄いスピードでイーリスに飛ばす) 」

大妖精「 (スカーフィさんのあの構えは…) 」

イーリス「―――――はっ!?(スカーフィの姿を確認する)ことの災厄を消せば事足りわ。消えなさい―――――零式“岩犯罪(がんはんざい)”!!(周辺に巨大な岩石が出現する 」

大妖精「 い、いえ…大したことでは無いです。(大技のぶつかり合い!果たして…) 」

黒「 もしそれが本当に出来るとしたら…俺はお前とこうやって話していない… ……契約者のような攻撃をする球体だ… 」

イーリス「ヒヒッ…無駄よ。(岩石が邪魔で氷柱が行きとどいていない) 」

霞夜「・・・まあ、そうね・・・安心して・・・少なくとも今はやらない。(黒に、一瞬だけ魔力を開放する・・・凄まじい圧力がかかるが一瞬である) 」

スカーフィ(殺戮眼)「―――――“地獄絵図(ヘルズ・ドロウィン)”…。(両足に巨大な大剣を思わせる幻を纏い、イーリスに目がけ急速落下する) 」

大妖精「 少し劣勢ですね…(岩石の一部を大魔力弾で崩す) それでは、貴方は… 」

黒「 いずれその口聞けなくしてやるさ…… ……岩石による全体的な防御が勝っているか… 」

霞夜「それなら・・・アイスロック。(氷の岩石を出し、イーリスの真上から落とす) 」

イーリス「ハン、見かけ倒しならやめておくんだね。そんな隙の大きい技、受け止めるまでもないさ。(回避を試みようとする) 」

大妖精「 うーん、特徴を捉えないとどう読んでいいのか… 」

霞夜「そうね・・・楽しみにしてるわ。(黒に向かって不敵な笑みを浮かべる)回避を試みるならそれを邪魔すればいい・・・。(吹雪を起こしてイーリスを凍りつかせる) 」

大妖精「 霞夜さん、的確な支援…凄いです 」

アンリ「はっ、今だ。“コウリキ”(体を鉄のように硬化させた状態でイーリスの元へ跳躍する)――――“車輪”。ドゴォッ!!(鉄の強度の空中回転蹴りで岩石をいとも容易く破壊する) 」

イーリス「チィ…ッ!舐めた真似―――――ッ!!?(氷の岩石を岩石で相殺させるが、残りの岩石をアンリに破壊され、更に両足を吹雪で凍結させられる) 」

霞夜「的確でもないわ、結構当てずっぽうよ。(大妖精に、只の自画「非賛」である)・・・あの子、そんな能力があったのね・・・可愛いけど侮れない。(アンリを見て) 」

スカーフィ(殺戮眼)「―――――――っっっっぁぁぁぁあああああ……ヤアァッ!!!(身動きの取れないイーリスの頭上に強烈な一撃を浴びせる) 」

イーリス「ヒィッ…!!止めて…それだけは止めてぇぇえええアァァァアアアァアアアァァァアアアッ!!!!!!アァァァァァァァーーーーーーー………ドッゴオオオオオオォォォォォォォオオオオーーーーーンッッッッ!!!!!!!!!!(スカーフィの一撃を喰らい、上方の足場と共に崩れ落ちる) 」

大妖精「 でも、本能的だとしてもあの的確さは凄いです…流石ですね 」

黒「 ………勝負ありか… 」

大妖精「 スカーフィさん…凄い一撃です…それと、目も… 」

ようつべマリオ「うわっ!?な、何だ…っ!!?(大汗)(上方から迫りくる雪崩を見て) 」

霞夜「後衛は前衛を引き立てるヤムチャよ、・・・折角だし次は前衛に出ようかしら。(杖をクルリと回して地面をトンと突く) 」

サカキ「チッ…無茶をしてくれたな、奴らめ…。ボムッ!!(ガルーラをボールから出し、下方にいる人物らを救出して瓦礫による雪崩から避難する) 」

大妖精「 ええ、凄まじい勢いを感じます…。 」

スカーフィ「かぅ~……ペタリ…(疲れ切った表情と千鳥足で戻ってくる) 」

ゲラコビッツ「何故ワレはいつもこんな目に…。(瓦礫に埋もれていた) 」

黒「 ……アンリ、お前……自身の体を固められるのか…… ……いい加減、いくぞスカーフィ…お前の護衛が俺の任務だというのに… 」

大妖精「 スカーフィさん、大丈夫ですか…?ゲラコビッツさんも… 」

霞夜「悪役の定めね、情けぐらいかけてあげるわ・・・ヒールライト。(光がゲラコビッツに降り注ぎ傷が癒える)お疲れ、流石だわ。(スカーフィを撫でる) 」

アンリ「うん、これが私の持っている能力…自身の体を鉄の強度に固められるモノ……だ、大丈夫?(スカーフィに駆け寄る) 」

スカーフィ「かぅ…(申し訳なさそうに黒に謝る)ら、らいひょうふだよぉ~…!(困憊状態)わっ、あひがと…。(幸せそうな表情で)アンリすごいよ…あいがと…。」

霞夜「確か・・・コウリキだったかしら、体を固められるなんて・・・羨ましい限りよ。(防御がぺらい者故の憧れ)くったくたのへろへろね、ヒールライト。(スカーフィに癒しの光が降り注ぐ) 」

黒「 契約者の中にもそんな奴がいたな… ……まぁいい………今は休むのがお前にとっての最善か… 」

ゲラコビッツ「――――バッコォーンッ!ぬおぉー!力がみなぎってくるであーるる!ワレ、復活なのでーあるるる♪ 」

スカーフィ「……あう?わっ、スゴい♪何だか体が軽くなったみたい♪(回復) 」

大妖精「 スカーフィさん、さっきの技、とても…凄い技でした。スカーフィさんの実力も計り知れないですね…アンリさんも 」

大妖精「 まだ…ウォーミングアップを続けますか? 」

霞夜「全く、調子が良いわね・・・そのままハイになってマグマに飛び込んで燃え尽きなさいな。(ゲラコビッツに、冷たい)まあ、これぐらいは私の役目よ。(スカーフィに) 」

スカーフィ「えへへ…でも、みんなの力がないとあの技は成功しなかったよ。ありがとうね♪ 」

ゲラコビッツ「んなっっっ!?!?!?ひ、酷い…orz 」

大妖精「 私は殆ど戦力になっていないです、霞夜さん達のお陰ですよ(微笑み) 」

霞夜「元々死んだ身なんだし、いっぺん輪廻巡って来なさい。(ゲラコビッツに)いえいえ、私はただサポートしてただけよ。(大妖精に) 私にはサポートするぐらいしか能が無いわ、だから出来る事をしたまでよ。(スカーフィに) 」

大妖精「 私はサポートにすらなっていないですよ… 」

黒「 後衛タイプの戦い方にしては大胆だったがな… 」

大妖精「 ええ、とても積極的な支援でした…。 …どうしたんですか?(ツレッドに) 」

ギコ侍「いいや、貴殿の優しい笑みと声援こそ…それがし等に不思議と力を与えてくださったのだ。(瓦礫の中から現れ、大妖精に) 」

霞夜「そんな事無いわよ?正直言えば後衛ってのは嘘で中衛よ。(黒に、但しも得意なのは後衛である)あなたは岩を砕いた、それに突風を相殺した・・・よくやったわよ。(大妖精を撫でる) 」

大妖精「 私の笑みが…そう思ってくださって、とても嬉しいです(微笑む) 」

サカキ「……。(上方の様子をみ、ガルーラをボールにしまう)出て来い、ニドキング。ボムッ!! 」

大妖精「 す、少し恥ずかしいです…。でも、そう言って下さって、感謝します(少し頬を赤くして) 」

ギコ侍「唐突ながら、それがしは貴殿に一目惚れしてしまった。今一度、それがしに厳重なる護衛させてはくれないだろうか。(深々と礼をし、大妖精に) 」

大妖精「 勿論です、護衛…感謝します 」

霞夜「私は動きを止めるぐらいしかできてないわ、あなたにはやっぱり敵わないわね。(頬を赤くしたのを見て)」

黒「 ……着々と増える味方か…… 」

ギコ侍「……!…この上なき幸せ。それがし、この先の旅路でもお供致します。貴殿をお守り通すまで。 」

大妖精「 味方が増えるのは…仲間が増えるのと同じです、とても嬉しく思いますよ(黒に) そう…ですか、でも霞夜さんの活躍も素晴らしかったですよ。ええ、では私も貴方を護れる様努力しますね… 来ますか…(プラハに構え) 」

黒「 慣れ合うのは好きじゃない……まぁいいんだが……お前に至っては特別護衛付きだろう 」

霞夜「増えすぎて数え切れなくなったりしないわよね。(黒に)まあ、それは光栄ね。(大妖精に) 」

サカキ「パーティは御開きだ。(ドンカラスに乗って全員の元へ)あの死神が言っていたな、この先の扉には大量の死神軍団が待ち構えていると。だから安全を確保できる抜け道を作って置いた。 」

黒「 そこまで増えたら俺は離脱するぞ… ……そいつらを避けて通れる道か 」

ゲラコビッツ「何ィッ!?でかしたであーるる!さっそくその抜け道とやらで次のフロアへ向かうであーるるる!(飛び降りる) 」

大妖精「 黒さんは、仲間が増えるのが好きでないのですね…。 ええ、とても頼りなる護衛です 」

サカキ「無益な戦闘はなるだけ避けたいものだ。来い、私のニドキングが既に完成させてある。(ドンカラスと共に下方へ飛び降りる) 」

大妖精「ゲラコビッツさん、先に行ってしまいましたね… 」

霞夜「ミディアムもレアも勘弁願いたいわ!(火柱からサーッと離れる)・・・まあ私はあなたには離脱してもらいたく無いわ、良い強さだし良い前衛だからね。(黒に、利用してるとも聞き取れるが遠まわしに頼りにされてると聞き取れる)抜け道・・・ね、急がば回れって事ね。 」

黒「 少人数結成派でな……まぁ、悪い奴じゃないんだ…よかったな…妖精 ……(飛び降りる) 」

大妖精「 安全、最優先ですね… 」

黒「 俺はスカーフィの護衛を任されただけだ… 」

おバカトリオ『お先にー!(上方にいるみんなに向けて叫んだ後、下方にあるニドキングによって掘られた抜け穴の中へ入っていく) 」

大妖精「 ギコさん達も、この穴へ飛び込んだほうが良いですよ…! (呼びかけた後、穴へ飛び込む) 」

アンリ「行こう、ここも危ないよ。(スカーフィの手を引っ張り、階段を使って下方へ降りる) 」

霞夜「じゃあ私の護衛も任せるわ。(黒にそう言って穴にダイヴ) 」

ギコ侍「忝い、サカキ公!今すぐそちらへ向かうでござる!(飛び降りる) 」

大妖精「 少数精鋭ですね、それも良いと思います… 」

黒「 お前に護衛はいらないだろう……(汗) 地上戦(大勢)は俺には不向き故にな…… ……(穴に入る) 」


そして一同は次に――――フロア4“毒沼地獄”へと足を踏み入れるのだった。


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最終更新:2019年06月26日 14:56