Judgement Of Kings 第七戦 過去ログ

《 灼熱祭 ―前半戦― 》


メモリア「今年の灼熱祭、手応えのある奴はエントリーしてくるのか・・・楽しみだ。(待ちきれない、といった様子で指をポキポキ鳴らしている) 」

DJ.オキマル「(舞台に立ち、スポットライトを一身に浴びて登場する)―――レディース アンド ジェントルメン !! 今宵はここ、Phoenixesの国にて年に一度の大祭が開かれるゥゥウーーー!!!! 」

DJ.オキマル「Phoenixesが代々行っている伝統行事―――――――――『 灼 熱 祭 』!!! 今ここに、開催を宣言いたしまぁああああああああああああーーーーーーーす!!!!!!!(マイクを高らかと掲げる) 」


うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!(拍手喝采の嵐で、ついに祭りが開催したことが国中に響き渡った)


アグリア「―――――あん?何なんだ、このうっせーの… ん、オイ、てめー……無色か?(ぁ(声‐坂本真綾) 」

DJ.オキマル「司会はこの私(わたくし)、DJ.オキマルでお送りします。この『灼熱祭』は、無色(ジョーカー)の方たちが力試しとして、制限時間内にPhoenixesのメンバーと戦い、戦闘を行い勝敗をつけるものでございまぁーす!!終了時刻までにPhoenixesのメンバー全員をノック アァァァウトッ!!!! 戦闘不能に陥れれば無色の勝利となります!それが叶わなかった場合にはPhoenixesの勝利となります。 」

DJ.オキマル「見事勝利を果たした無色の方たちには、豪華景品が贈呈されまぁーす!!これは勝つしかなあああぁぁーーーいッ!!!!……それではぁー!!Phoenixesと無色の集団(ジョーカー)、両選手はステージへと上がってくださぁい!!(両勢力を、"祭り"の舞台へと誘導する) 」

DJ.オキマル「どうした、上がれよ。(素) 」

アグリア「ちょ…ざけんな!無視かましてんじゃねーよおら!てめーも無色なんだろ?あがるんだろーが!オイ!(地団駄を踏みながらオキマルにがちゃがちゃと文句たれこんでる(ぇ) (声‐坂本真綾) 」

リコル「 ――――――っと(スケボーを操り、舞台へと乗りあがってきて) 俺達と力試しがしたいっていうならそれなりの覚悟が必要だぜ 」

DJ.オキマル「うるせえ。ブチ犯されたくなければ早く上がれ。(素)私は無色などではない、無"職"だ。(悟りきった顔で) 」

ジェシカ「 ふんふふんふふーん(鼻歌を歌いながらホットドックを咥え祭りを満喫している) ん、そういやそろそろ大会始まる時間じゃね?やっばー★(腕時計を見、お手洗いへ向かう) 」

マーク「………(笑みの表情にて舞台へと上がっていく)…HEAT,アツい闘いが期待できそうじゃねーの…!(グッ と拳を強く締め) 」

アグリア「……(゜д゜)ポカーン   ……あ~クソッ…あやうくペース乱されるとこだったじゃねーか。 ブツブツ... (声‐坂本真綾) 」

李劉冥「phoenix焼きそば如何っすか~500円で~す。(ジュージュー) 」

メモリア「(ギャイン、とギターのような音を立てて舞台に上がる)さて、楽しませてくれよ? 」

ジャック「すみません、この――――phoenixオムそば一つ下さい。 」

李劉冥「あ、すみません、それ・・・来月からなんですよ。 」

サラリーマン「待つだけじゃぁ駄目なんだ、自分から探しに行かなきゃ駄目なんだよ。こんなご時世だからな、いつリストラされてもおかしくない、だからなんだ。営業には潰しが効かない?それがどうした、突っ走るのさ、俺達は日本のサラリーマンなんだ 」

ジャック「(ガーン・・・出鼻をくじかれた。じゃあ―――)すみません、この・・・・焼うどんを一つお願いします。 」

李劉冥「ですからごめんなさい、それ、来月からなんですよ。 」

サシャ「 すみません、この――――蒸かし芋一つ下さい。 」

アグリア「オイ……何っだよ、揃いも揃ってダラッダラしやがって!(地団駄)(声‐坂本真綾) 」

李劉冥「すみません、それ先月なんですよ。 」

ケイオス人「ここ日本じゃないです。(サラリーマンを強制連行) 」

龍美「(ベベベン!)へぇ・・・同じ楽器持ち、かぁ。ん~・・・いいかもしんない(舞台に上がる)世界奇兵隊総監督、天ヶ崎龍美。―――出るぜ。 」

サラリーマン「ダラッダラだと?営業30年で鍛えたこの足を舐めるんじゃァない、皆そうなんだ…沢山居るから、希少価値じゃないからって皆営業マンを甘く見る。だが営業って奴はな、毎日修羅場を掛け客という獲物を穿つ戦士なのさ、営業マンを舐めるな、営業は会社の顔だ 」

ジュリル「…お祭り……やっと始まったみたいだね♪(ステッキを回しながら舞台に上がって) 」

アグリア「ちぇ…どいつもこいつも… アハ~、来やがったな!(ヤる気満々の悪笑で舞台に)(地団駄踏みつつ舞台へ)(声‐坂本真綾) 」

悠希「phoenix焼きそばのセットくください!! 」

リコル「…んで、もう喧嘩買ってもいいのか?(スケボーを指先で地面に当て回しながら) ――――さっさと始めるぞ(もう片方の手先に炎を灯し、戦闘態勢に移る) 」

李劉冥「あいよ~、セットだから700円ねぇ。 」

何処かで見たことのある褐色金髪ボウズの無表情青年「名前長い名前長い。 ―――俺の事を知ってる?気のせいだろう俺は君の事は知らん、その無表情、その体かおつき、君の知人にそっくりだって? ふぅん、珍しい事もあるものだ。前世の記憶かなんかじゃね。 」

DAVE「 ――――― 。(灼熱祭・会場付近にて高台から様子を眺めている) (……―――“ハジマル”) 」

アルメル「お値段異常、にとり(くっそでかいナップサックを背負ってステージに上がる)さてさて、新商品のコマーシャルと生きましょうかね。一般人でも勝てる!アルメルさんの必勝グッズと題して 」

メモリア「あ゛?どこを見て楽器持ちなんて言ってやがんだ、ンなもん持ってるわけねぇだろ・・・何せ、楽器はお前らなんだからな!(ボキボキと関節を鳴らす) 」

龍美「(三味線を置き、布にくるんだ棒状のものをばさりと開く。――――柳葉刀。)ん~、最近戦闘なんてめったになかったからな。 」

龍美「あっはっは、野暮なこと言うもんじゃないよお兄さん。アンタの眼・・・・楽譜かなぁ?途切れ途切れだが・・・しっかりとメロディがつながってる、そんなのが見えるよ? 」

アルク「……(ここが決着の時だ…覚悟してろよ…!!) (マークと瓜二つの姿ではあるが髪色が白髪となっている ジーンズのポケットに手をつっこみつつステージへと上がる)……奴は……そうか、当然か(マークの方向を向き) 」

ジュリル「…ほぇ~……何か皆凄そうだね~。(何も考えてない様な表情で赤の者達を見つめて)――――たくさん遊ぼうね♪(無邪気に微笑んで) 」

悠希「はーい!(700円を李に)これが格別なんだー!(焼きそばを食べ始める). 」

アグリア「(無色の面々を一人一人見ていく)――――――――決めた。アンタ……ぶっっっ潰してやる! m9 (へらぁっとした不敵な笑みでジュリルに指差す)(声‐坂本真綾) 」
何処かで見たことのある褐色金髪ボウズの無表情青年「知らんよ、俺は闘わないよ。…平和主義者なんだ、戦闘好きじゃなくてね。(どこかから出現したお茶を啜る)~まぁ、兵士だけど一応。ぐーたらなんですわぁーっ 意味なんてねーよ、ここに居る意味なんて俺は。 」

アルメル「ステンバーイステンバーイ、Sky班は持ち場で待機、このクイーンに盤上で自由に遊ばせるスペースは取っておけ、合図を送り次第Attackを開始しろ、over(無線をしまいナップサックを背負って何度かその場で跳ねる)10秒以内に幸福しろ、命だけはたすけてやるぞー 」

ジュリル「……(指さされて)へぇ…お姉ちゃんが私と遊んでくれるんだ♪いいよいいよ~!!(はしゃぎつつもアグリアに) 」

メモリア「・・・スカしたヤローだ、ムカついた。テメーぶっ飛ばしてやる、俺の手でな。 」

龍美「あっはっは、ナイス四段活用。だが・・ん~、ぶっ飛ばされんのは困るなぁ。(柳葉刀をクルクルと回す) 」

マーク「……来たか(アルクを眼に『赤の気』を身体に纏う)この時を待ってたのは俺だけじゃねーんだぜ、アルク……いーや、『兄弟』さんよ 」

リコル「 行くぜ、野郎共―――――………ッ!!(スケボーに乗りアルメル、龍美目掛けて炎を地に這わせ、地上から焼き払おうと試みる) (伊勢柳……今年からお前はもう…ここには“いないんだな”―――……) 」

アグリア「あぁ?…遊びだ?舐めたこと言いやがって…!燃やしてやるゥ~!(もはやデフォであるかのように地団駄。両腕を広げて両手に炎を現し、ジュリルに放つ)(声‐坂本真綾) 」

アルク「…ヘッ(こちらも『青の気』を放出する)お前を長い間留守にしてたが…ちゃんと覚えてくれたんだなぁ、我が弟よ…(握り拳を作り戦闘体勢をとる) 」

アルメル「熱源反応、ファイアーだ。ひでぇ野郎だ、上から穴蔵決め込む兵士を焼き殺すためにゃ一般人ですら蒸し焼きにしようって腹だぜありゃぁ、庶民の力舐めるんじゃねーぞ。滞空攻撃だあくしろよ(ナップサックのベルトをくいと引き、ジェットパックが作動して空中へ舞いリコルより上空を行く)勝利へのプランは頭に組み込んである、お前は自分を焼き殺すんだぜ 」

ジュリル「……わっ!!(自らの前に巨大な宝石を出現させて炎を防いでいく)……はぁ、びっくりしたよ~。んじゃ、今度は私から行く……ねっ!!(自らの身の丈の2倍以上ある宝石を平然と持ち上げ、アグリアに投げつけて) 」

アグリア「うお、てめっ…!バカヤロー!(やむなく逃走。何気に逃げ足すばしっこい)(声‐坂本真綾) 」

マーク「このままただ闘うだけでもいいが……アンタはどうして俺を留守にした、答えて(気を脚に集中させての高速ダッシュからの)みろッ!!(右フックをアルクにかます) 」

リコル「 … 冗談は口調だけにしとけよ、バーロー(苦笑し、スケボーに載ったまま上空へ舞う。) ―――こっちは資源を賭けてんだ、さっさと終わらせるぜ…… ―――――“炎の矢”(フレア・アロー) ッッ!!(そのまま空中を滑走するかのようにアルメルの前方へ移動し、彼女のジェットパックに向け炎を纏った魔法の矢を放つ) 」

龍美「おっほ!流石はphoenix!炎の技はけた違いだな!!(フゥー・・・・・)――――フッ!!(呼吸を整のえ、撃鉄が弾丸を打ち出すような動作で柳葉刀を振る。すると、炎の一直線上に亀裂ができバカリと龍美の眼前を開ける) 」

ジュリル「???(逃走するアグリアを見て)…どうしちゃったのー?まだ始まったばっかりだよね~?(アグリアに) 」

アルメル「\メーデーメーデー!そちらへ敵のアタックが!/冗談止せや、私がこいつらの戦闘データをリサーチでしてないとでも?伊達にTASしてないんだよこっちは、ゾンビが聖水で即死するとわかったなら、私はゲームに面白みなど求めず–––––(ナップサックの仕掛けを起動し、側面から瞬間冷凍に匹敵する威力の冷気を噴射してスプリンクラーのように回転し、炎の矢をかき消す) 」

アルク「そうだな……『お前とは別の場所を目指してる』とでも言えば (フック…こめかみに当てるかッ) わかるかなァッ!(一瞬に身を屈めて気を纏ったアッパーをマークの顎に繰り出す) 」

アグリア「て、てめー…ずりーんだよ!認めねえ…こんなの認めねえっ!!(まるで駄々っ子)(声‐坂本真綾) 」

ジュリル「ずるい?(頭上に『?』マークを浮かべて首を傾げて)……ずるい事なんてしたっけ~?(アグリアに) 」

悠希「…戦いは熾烈を極めてますねぇ~(周りを見ながら) 」

龍美「おっと、攻撃を受ける前に・・・先手打つぜ!!(メモリアが行動を起こす前にステップ&ステップで離れるよう退避&退避) 」

李劉冥「この祭りホント人気あるのぉ。まぁそれで国の財政潤うんだからいいんじゃねぇの? 」

リコル「 おっ… やるじゃん。 ―――良い腕前だ。(アルメルから一度離れ、壁を走り龍美へ向け今度は“青の気”を纏わせたナイフを肩へ向け三本、彼女の周辺へ告いで5本投げつける。地面に刺さったナイフは彼女を囲い波動の柱となり、ダメージを負わせる) ―――っ!(破損した炎の矢を見て口端を上げ) …さすがだぜ。でもそーでなきゃ面白くはねーよな、えぇ?(着地し、地上からアルメルを見据える。ちなみに龍美の刀のおかげで炎の効果は消え去った模様) 」

アグリア「あ~めんっどくせぇ…何なんだよ、こいつはよ!(ぐちぐち)(声‐坂本真綾) 」

マーク「YEAH,なるほどな…ッッグ(気を顔に移してダメージを軽減するもアッパーが直撃、身体がのけぞるもすぐ立ち上がり)…ッハァ、そ、そーかい…兄さんはもっと俺より高みを目指したい、とか…(飛び上がりつつ)そういう訳なのかッ!?(気を持った両拳でハンマーを作り頭上からアルクに降り下ろす) 」

龍美「おうっふぅ!!?(三本のナイフを刀で弾くものの波動の柱にぶつかりダメージを負う)こいつぁ・・・効いたね。だったら・・(一気にリコルの間合い半分手前まで駆けていく) 」

何処かで見たことのある褐色金髪ボウズの無表情青年「えーいきなり右フックはちょっとマズイですね、スキが多すぎます流石に。場合によれば逆に意表を突く事は出来るかもしれませんがね、総合なんかだといきなり右ワンパンKOとかあったりします。―――まぁあれはジャブ、ロー、ミドル色々匂わせておいてからのまさかの主砲(右)って言う流れだからこそ入るんですけどね。 」

ジュリル「…何かよくわかんないけど、私はまだ遊び足りないな~♪(無邪気で悪意の無いが故に何処か恐ろしさを感じる笑みをアグリアに向けて)―――もっと遊んでよっ!!(ステッキを振り回すと同時に無数の宝石が彼女の周囲に浮かび上がり、一斉にアグリアに襲い掛かる) 」

アルメル「おおっづ……ッ!(波動の柱が肩、腕を霞めデフォルメ涙目)いっだだだ…勘弁しろよな、頭以外は一般人なんだぞ一般人……まぁいいや、私が今日ここに来た本命はここから。"対赤の組織専用兵装"。こいつを発表したら、他所の国、それも青の組織は喜んで商談に乗ってくれるだろうね(ナップサックのフタを突き破り、イカの頭を彷彿とさせる奇妙な形状の機械が姿を現す)私、いいやおれさまにとって、お前達はそうされるだけ罪深いのだ 」

もしかしたら見たことのあるシスコン空手家兄ちゃん「主砲は逆に撃たないだろう――――というのをッ逆にッ 突いていくから入るわけよ。何もかも無駄じゃない、けど俺は怖いからじゅ・・・ジャブからやるね、セオリー通り。シラカワ…?誰だそれは、なんだか嫌な名前だ出すんじゃない。 」

悠希「人気ありますよねぇー!…李さんは参加しないんですかー!?(李に) 」

李劉冥「えー、儂?儂はホラ・・・・こうやって屋台でなんかやってる方が性に会っとるからのぉ。 」

メモリア「余所見してんじゃねぇぞくぉらッ!!(駆ける龍美のヨコから横っ腹に飛び蹴りを仕掛ける) 」

アグリア「―――――!?く、くんなよ…こっちくんなって…くんな!ばか! オ、オイ!テメーらも、何とかしろ!(いちゃもん飛ばす)(声‐坂本真綾) 」

レオネ「あらー、あれは相手が悪かったなぁ、アグリアの葬式準備しなきゃ。爺さん写真持ってる?私持ってない(焼きそばもぐもぐ) 」

龍美「おおっと、こりゃ来たね?(突如、メモリアが目にしたものそれは龍美の体が舞台に沈んでいき、また、浮き上がるようになだらかな、まるで風に揺れ阻むものなしと飛ぶ"羽毛"のような軽々しい動作で飛び蹴りを横目に通り過ぎ、リコルに向かってかけていく姿だった) 」

李劉冥「儂?おいおい、持ってるように見えるか?―――あと、お金払った?払ってないよね?屋台の前には王も市長もないんだよ?(請求) 」

何処かで見たことのある褐色金髪ボウズの無表情青年「十中八九「右手(利き手)」は警戒されますからねー。基本は取って置きです。 ―――さて両の拳を組んで鉄槌と行きましたがこれはどうですか――チさん。 」

ジュリル「…答えは聞いてな~い♪…全宝石、オールレンジ攻撃ぃ~♪(アグリアを取り囲んだ大量の宝石が一斉にそれぞれの色のレーザーをぶっ放して) 」

アルク「ぬうッ(ハンマーを両手で鷲掴みマークを持ち上げる構図へ)でもなぁこれは祭りだぜ? 兄弟らしくダーンとやってやろうじゃないか(そのまま飛び上がりマークの身体を後ろへ引き戻してから舞台へと叩き付ける) 」

悠希「あーそうなんですかー!…私も人のこと言えないんですけどねー!(焼きそばを食べながら)…私は焼きそばを食べながら戦いを見た方が性にあってるんですよ(李に)…あなたも観戦ですかー!?(レオネに) 」

もしかしたら見たことのあるシスコン空手家兄ちゃん「当たれば痛いですよ(冷静) ガードしても両手だし崩せるんじゃないかな?力で勝てるからうん。 」

何処かで見たことのある褐色金髪ボウズの無表情青年「止められました(無情) 」

アグリア「ちっ…!――――――――カサカサカサカサカサカサ(持ち前の逃げ足で戦禍を抜け出していく)が、ガキはガキらしくしてろよな!(遠くまで離れてあっかんべぇ&おしりぺんぺんの挑発)(声‐坂本真綾) 」

もしかしたら見たことのあるシスコン空手家兄ちゃん「そういうこともあります(自信無さげ) ぶん投げられましたねマーク選手、起きなきゃ不味いですよ、マウント取られたらちょっと。 」

ジュリル「む~~!!(アグリアの挑発に頬を膨らませ、むすっとして) 」

メモリア「あぁッこいつ、回りくどいマネを・・・!(ダッ、と龍美を追いかける、しかし)おぉぁっ!?(飛んできたジュリルのオールレンジ攻撃の流れ弾を回避する事に気をとられる) 」

リコル「 (―――少しは喰らったか?)(ナイフを数本構え、龍美が向かってくるのを目で追いながら) ……はっ、さっきのは堪えただろ?……―――俺を見くびるなよ、ド田舎科学者(ニィッ)(笑みを浮かべているが、彼女の“対赤兵器”に警戒心を絶やさない様子) 」

マーク「くっ……ぐガあッ(叩き付けられた地点に亀裂が生じ、マークはそこにただただ仰向けで伏している) (そうだ…結構前、タイマンでやった時があったよな…その時は……)……そうさ(身を震わせながらも立ち上がる)そうだよな…兄弟らしく…バーンと行ってやろうじゃねーか、行ってやろうじゃねーのォォォ!!(青の気を腕に纏わせアルクに向かって突進) 」

アグリア「アハハ~!そうだよ…!その顔!ガキくせぇ!(ジュリルの顔を見ながら腹かかえて笑っている。……遠くで)(声‐坂本真綾) 」

何処かで見たことのある褐色金髪ボウズの無表情青年「キマシタ(嬉しそう) 清々しいただの『喧嘩』の始まりです!もはや実況は無粋でしょう、拳で語らい心で殴る行いです。 」

悠希「ああいう大人にはなりたくないですねぇ(アグリアを見ながら焼きそばを食べる)…飲み物あります? 」

もしかしたら見たことのあるシスコン空手家兄ちゃん「男はやっぱキレてからですよねぇ!(嬉しそう)怒鳴らなきゃ駄目ですよ男は呂律回ってないくらい。(独自の美学) 」

アルメル「後悔するぜ、その言葉。そのド田舎科学者の兵器にこれからボロ雑巾にされるんだからな(ニッと笑み兵器の先端部にあるランプが赤く点灯すると同時に空気が一気に乾き始める)さぁて…恐竜共には絶滅の歴史を再体験してもらおうか(ジェットパックを解除し地上へ降り立つ、その際に外野の屋台の証明や、熱を帯びていた筈の焼きそばの熱気が一気に消え失せ、草木や花は生気を失って行く)さ、やろうか肉食獣がッ!!(そしてビームサーベルを起動させ、一般人並の体力しかないにも関わらずリコルへ真っ向から向かって行った) 」

龍美「(そしてキィィンと静かに浮き上がるように飛び上り、コォォォォ、と呼吸を整える。そして)―――――ぬん!!!(李と同類の練功法による気斬をリコルに放つ。たとえ堅牢な鎧に身を閉ざしていてもその内部にそのままダメージを与えられる"鎧通し"の効果を添えて。) 」

アルク「そうだ…その意気だ(立ち上がるマークを見据えつつこちらも体勢を整え)今やってるのは『ただの兄弟のケンカ』だ 凄惨なものではなく、ましてや甘ったれたヤツでもない…ただのケンカってやつさ さぁ来い、兄弟であること以外を忘れて心行くまで楽しむがいいさ……ッ!!(突進をかましたマークをその腕で受け止め押し返す) 」

レオネ「そのやきそばが一気に凍ったぞ、金は払わん 」

ジュリル「う~……(遠くのアグリアを見つめつつも)――――やだやだ~!!つまんないつまんなーい!!もっと遊んでよ~!!(じたばたしてアグリアに駄々をこねる) 」

メモリア「だからよそ見すんなって、言ってンだろうがッ!!(スライディングして龍美の下に潜り込んでから、素早く天に向かって蹴り上げる) 」

悠希「まだ食べ終わってないのに (´・ω・`)(凍った焼きそばの残りを箸でカツカツと鳴らしながら) 」

李劉冥「アハァ★ホントだ冷めてる・・・あんのガキマジふざけん・・・・・なッ!!(マジギレ)いや、払えよ!?なんで!?儂間違った事一言も言ってないよね!? 」

AS「(観客席で、我ここに在りといったえらそうなポーズで観戦している)ほう、熱気を奪う装置か。 」

レオネ「この世界は正しさのためだけに出来ちゃいないのだ、正しさと正義の見方がイコールじゃないようにな(斜め読み) 」

マーク「んぬっ(抑えられたところで此方も腕で押し返し)…純粋な力量比べかい、まさにケンカっぽい感じの……ッ!!(手の部位に気を纏わせて力を強める) 」

ヒロ「(観客席で、虚ろな目をしながら座っている) 」

アグリア「(あっかんべぇ~とかお尻ぺんぺんとか、とりあえず遠くからの挑発に徹するスタイル)(声‐坂本真綾) 」

悠希「…あのー、おもみももありますかー?(李に) 」

龍美「一人の敵に集中して周りにいた敵にバッサリ・・・(ガッとメモリアの蹴り上げた足に片足で乗っかる空中演武を披露し)そんなんじゃ、戦争はおろか喧嘩ですら勝てねぇよ。(ぴょーんと羽毛(かのじょ)はその勢いを利用し仰け反るようにして後方回転。スタッと着地した所はさっきの三味線を置いた場所)―――ん~、やっぱり剣よりコレがいい!(柳葉刀をしまい、三味線をベベンと鳴らす)――――もうじき祭りも終いだ。なのに音楽なしってのは寂しいもんさ。(ベベベベベベン) 」

ピーター「もみもみ?(難聴) 」

ジュリル「むむむむ~!!(機嫌を損ねたのか、再び大量の宝石を生成してアグリアの方に向けて) 」

アグリア「∑(゜Д゜)…!!げっ、やべ… (スタコラサッサッ)(声‐坂本真綾) 」

李劉冥「おい金がないってんならないって言え、あまりかっこよさげなことは言わない方がいい―――――貧乏に見えるぞ?(AIZN式叱咤)あ、飲み物な、あいよ(烏龍茶) 」

アルク「そう!そう!!さぁもっとだ!!もっとその中のパワーを引き出してみろッ!!(そしてそのパワーを……ッッ)ッッッグオオオオアアアアッッ!!!(彼も手に青の気を纏わせて対抗する その付近の舞台にはピシピシが生まれている) 」

レオネ「金遣いの荒い金持ちは長持ちしない、本当の金持ちはケチなもんさ(よく肥えた財布を見せびらかす)なんか寒くなって来た 」

李劉冥「じゃそっから出せやハゲェ!!(ハリセンスパーン!) 」

ジュリル「えいっ!!(刃の様に鋭く輝く宝石を一斉に逃げようとするアグリアの方に飛ばしていって) 」

マーク「ぐっ……ぐ……ウ…ゥオアラアアアアアアアッッッ!! ピキッピキィ ミシィッ(赤の気が腕全体にも広がりさらに亀裂の幅が広がる) 」


――――――ドゥンッ!!(追い討ちをかけようとしたジュリルの、刃のような鋭い宝石に向かって、どこからか銃弾がぶち込まれていく)


悠希「もみもみ……って何言ってるんですか!?(赤面しながら胸を腕で隠しピーターに)ありがとうございまーす!これおいくらですかー!?(李に) 」




――――――――灼熱祭は、まだ。終わらない。


―――皆はまだ知らなかった。


――――――――これから起こる“運命”など、知る由もなかったのだ。




《 灼熱祭 ―後半戦― 》


BGM♪



お年寄り「 ふぉっふぉっふぉ…若者は凄いのぅ、わしにはもう無理じゃ(舞台の上の出場者の激しい戦いを観戦しながら) 」


ドヒュンッ――――――――――(夜空に流れ星が走る。あまりにも細く小さいその星は、空の彼方へとではなく地上へと落ちて――――――――ある人の脳天に降った)


兵士(Phoenixes)「(おお…これは例年以上の盛り上がりだな――――)――――!?(頭上に何か違和感を感じてその部位を微かに摩る)……?(なんだ… 今何か変な感触が…?) 」


キラ――――――――ヒュドドドド…… ! ! ! (肉眼では確認し難いほどの何かが、更に夜空から降り注いできた。『それ』は得物を狩る獣のように、ほとんどの人間たちの頭上や首元に突き刺さるように落ちた)


リコル「 ………――――?(※前回の続き。アルメルの特殊武器により熱の力が消沈していき、自身にサーベルを向けられるが異変に気づき“時空魔法発動”、同族の兵士の方を向き時間を再び動かす) ……何だ――――………? 」

男性(観客)「……いて…!? (突然首に針のようなものが突き刺さった僅かな痛みを感じ、苦悶の表情を浮かべながら首を摩る)虫に刺された…にしては何か変だ…… 」

龍美「(ベベベベベベン♪)ふむ、宴もタケナワ、ザンザカ降るかな、血の涙。 」


ギ   ュ   ァ   ァ   ァ   ァ   ァ   (場が騒然とする中、夜空の一部が渦を巻くように歪みを帯び始める。捻じれた空間がうねりを終えると――――― そこには一つの『影』が在った…)


―――もうやめてくれ… お前はどれだけの命を奪うというのだ ――――


兵士(Phoenixes)「―――――――――なんだ?(気がつくと鞘から剣を抜き出しており、剣を振りかぶりながら観客たちの背後に迫る)……!(か…からだが勝手に…!!?)…やめろ……やめ…―――――やめてくれえええぇぇええーーーーッ!!! ズシャァッ!!!(悲痛な叫びをあげながら、何の罪もない観客たちを切り裂いていく) 」

セルド「はっ、ハッ、ハァッ…!あぁクソ、遅刻だ遅刻…!(人混みを掻き分けながら、灼熱祭の闘技場を目指している)頼むから優勢でいてくれよ……動機は不純だけど、やっぱりお金が――――?(空の影が目に留まり、足を止め夜空を見上げる) 」

幻影の道化師「  ォ  ォ  ォ  ォ  ォ  ォ  ォ  (ふわりと宙に浮かんだまま舞台を静かに俯瞰していた。赤黒の歪な仮面は、一同を嘲笑うかのように小刻みに揺れていた) 」


――― 災厄の式典が始まった…!もしもこの悪夢を終わらせてくれるのなら、私は何度だって彼らを祈ろう!殺戮の権化…『 幻影の道化師』(ファントマ・パペット )を討ってくれ…!!―――


アルメル「––––気付いたか?(不適な笑みを浮かべ、迎撃をまるで警戒していないような隙だらけの動きでリコルへビームサーベルを真一文字に振り抜いて来る)–––––お前達野畜の中に潜む"赤の混沌"を媒介に、"体温"を1秒ごとに10°、奪われて行く絶望感…ッ!! 」


ぐぎゃあああぁぁ!!! きゃああぁーーー!!! うわああぁっ!何するんだあぁ!!!(観客席で騒動が起き、何人かの人々は地に倒れ、あるいは逃げ惑い、そして…叫んだ…)


アルク「……ッグ、ガアアァ……(辛い表情を見せるがそれでもマークの押しに微動だにしない)……お、弟よ……最後の戦い、お前に言っ、た、言葉……思い出してみろ 」

男性(観客)「な…!何が…起こっている――――――ッ!!?(混沌とした場を目の当たりにして唖然としていると、体が独りでに動きだし始める)あ…あぁ…っ…!な…なんだよこれ…!?体が…勝手に……!! ぐあああぁぁーーー!! ボゴォン!!(優勝賞品の乗った台を蹴飛ばし、それらを狂ったように投げ飛ばす)うわああぁぁ!!!だ…誰か止めてくれえええぇーー!!!! 」

ヒロ「……(虚ろな目で幻影の道化師を見る)…ハハハ、なんかのバケモンかなあれ 」

龍美「うっふっふっふっふっふ・・・あっはっはっはっはっは!いいねぇ!こういうザンザカ祭りは大好きだ、もっともっと盛り上げるぜ!!(狂ったように三味線を弾き鳴らし無邪気に大声で笑う。それを合図に遠くの方から無数の砲弾が飛び会場にまで着弾する。どうやら海の向こうから砲撃されているようだ) 」

ジュリル「……ほぇっ?(突如起きた騒動を見つつも)……これも祭りの一種……なのかな?(首を傾げつつも) 」

幻影の道化師「(混沌と化した部隊を俯瞰しながら、片手の指をくねくねと動かしている。指の関節はあらぬ方向へと曲がり、その度にゴキゴキと鳴り響く) 」

リコル「 馬鹿ッ、今はそれどころじゃねぇッつの!(スケボーを身代わりにし側転し、アルメルの攻撃を回避する) アイツ―――――ッ………!!…ごめん、ちょっとそれ貸して!(そのままアルメルの横を通り過ぎ、近くにいた子どもから“空中仕様のスケボー”を借り、幻影の道化師へ向かっていく)(クソッ……こんな時に“赤の気”が使えなくなっちまうなんてッ……!レインドさん――――……っ…) 」

マーク「ラァァアアァ……(最後の戦いの……言葉? その時は、確か……) !!(その一言を思い出し驚愕の顔色を見せる)……あ、『兄を討ち取る弟は 」


ドガ――――ン!!ドガ―――――ン!!


ボッカアアアアァァァァーーーーンッ!!!!(何処かで爆炎が広がった。恐らく赤の国の兵士が砲撃を行ったのだろう)


瀬那「ちょ、ちょいッ――――タンマ、タンマ!やっべーだろコレ!こんなんプログラムにあったっけ!?俺っち聞いてねー!!(汗)(会場の隅に居たらしい。観客席の騒動に度肝を抜かれている)つーか―――――なに!!アレぇ!?!?(幻影の道化師を指差す) 」

ヒロ「……これが、俺の死期なのかなぁ(周囲を見て)…まぁ 」

アルメル「あーはん?(ナップサックのプロペラを転展開し回れ右、幻影の道化師を視界に入れ苦虫を踏みつぶしたような顔)んだよ……お特異さんの仇のバーゲンセールだな今日は…ッ(っべぇ、今対策用兵器所持してないんですけど) 」

ヒロ「……これが、俺の死期なのかなぁ(周囲を見て)…まぁ、もう…生きてる意味もねえしな(道化師を見て) 」

幻影の道化師「(もはや常人離れした動きで蠢く指… 時々その指先がきらりと光る)……(向かってくるリコルを見降ろし、ゆっくりと体を彼の方へ向ける) 」

アルク「『兄を討ち取る弟は存 在 し な い』!!(マークの言葉を遮って言い放つ)お前はこの地で果てる道にあるッッ!!(腕に集中していた青の気を手に集結させる その手で受けていたマークの拳を握ると、その拳に有り得ない程の力がかかる) 」

アルヴィン「(前回ラストにジュリルの宝石に銃弾ぶち込んだ正体)アイツ……無事に逃げ切れたかね。(呟いている) てか、何なんだよ一体……(声‐杉田智和) 」

セルド「タッタッタッタッ……(赤の国の街中を駆け抜け、会場へと向かっている最中、正面に刃物を振り被る男性を発見する)お、おいちょっと―――(すれ違いざまに、セルドに向かって刃物が振り下ろされる)―――待てよ!!(素早く男の手を払い、組み伏せる)祭りの熱気にやられたのか…?いいから大人しく……(そこかしこから聞こえる悲鳴、そして幻影の道化師の出現に尋常ではない状況に陥っていることを悟る)………まったく…ツイてないな…!!ダッ―――――!!(会場へ向かうことはなく、街の暴動鎮圧を目的に駆け出す) 」


ドヒュンッ――――――(瀬那とジュリル、ヒロの首筋に針で刺されたような小さな痛みが迸る。やがて三人の身体は、本人の意思とは関係なく一人で動きだし…周囲にいる人間たちを無差別に襲いかかった)


ジュリル「…私にも何がなんだか…。…最初は祭りの一種なんじゃないかな?……って思ったけど、雰囲気的に違うみたいだね…。(アルヴィンに) 」

不良少年「ああぁぁ…… なあ…なんなんだよ、おい…っ…! なんで俺がこんなことしなきゃならねええんだよぉッ!!! あああああぁぁぁーーーッ!!! (ボロボロに泣き崩れた顔で、ナイフを持って住人たちを襲っている)…はぁ……はぁ……!…なあ…助けてくれよ… なあ…なあ……!!? (セルドを見つけ、ナイフを構えたまま彼に向かって千鳥足で接近する) 」

メモリア「―――う、ハッ。(気絶していたらしく、舞台の端の辺りで目を覚ます)おいおい、何だよこの混沌とした状況、冗談になってねーぞ・・・。 」

リコル「 よっ……―――と。(高台付近へ降り立ち) ……アンタが噂の“幻影の道化師”って奴か…ッ!(ゆっくりと自身の方を向いた彼にそう言い)(レインドさんならまだしも、俺一人でコイツに勝てるハズがない―――……この祭りの主催については俺達が責任を負うことになっている、誰一人犠牲者を生み出してはならないってーのに……!) 」


だずげでェ…ッ…!! いやあああァァァァーーーッ!!!


龍美「今宵は灼熱祭!だが、傾国崩国無秩序無作法、何でもありの無礼講だ!!――――戦艦の全奇兵隊に告ぐ、全砲開け!赤の国を・・・ひっくり返すぞ!!(無線を取り出し指示を出すと、無線をグシャリと踏み潰し、三味線をリズミカルに熱く奏でる) 」

瀬那「つッ…!!(首筋の痛みに顔をしかめる)…っ、てえ…何だよ今の。虫か――――ギ、ギギッ――グインッ!!(体が独りでに動き始め、一気に血の気が引いていく)……待てよ…ちょっと、冗談じゃ――――(周囲の観客への無差別攻撃が始まる)―――冗談じゃねえ!!!止まッ、止まれよォォォォォおおおおッッ!! 」

幻影の道化師「……(リコルに応えるようにゆっくりと彼の元へ近づく。そして―――――)  ギ  ャ  ン  ッ (何処からともなく醜悪な大鎌『JOKER:E』を出現させ、その刃先をリコルに突き付けた。醸し出される異質なオーラ、それは、リコルが今まで目の当たりにしなかった"殺戮の権化"そのものだった) 」


うあああぁぁッ!!! 選手の奴らまで襲ってきたぞォッ!!! 逃げろ…ぐぎゃああぁッ!! もうやめてくれぇ…っ…!うっ、うああああああぁぁぁぁ!!!!


アルヴィン「何だ、こいつらは……狂ってやがる……。クソッ……誰だか知らないが…………――――――――"邪魔"しやがって (声‐杉田智和) 」

ヒロ「…………?(首筋に痛みを感じる)……っっ……!!??(体がひとりでに動き、観客への無差別攻撃を始める)……なんだこれ……!? 」

DJ.オキマル「あーはーはははは……!もう、どうにでもなってくれよぉ……! (何かに操られているかのように、正常な選手たちに発砲する) 」

マーク「……ああ、その言葉だっ グアア゛ギィ (アルクの一撃を受けたその腕には衝撃が伝わるのが皮膚の震えとしてみられた) ツツツがギア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!!!!(奇声でもある悲鳴を挙げ膝から崩れ落ちる)……アア゛ッ……ガ……(マークの腕がアルクから離れるとその腕はプラリと脱力しているかのように垂れ下がっている) 」

セルド「ガッ、ドッ!カランカラン…ドンッ!ドシャア…!!(街を駆け抜けながら、襲い掛かってくる人々を次々と格闘で圧し無力化していく)ピク―――(最中、不良少年の姿が目に入る)―――今助けるからな!悪く思うなよッ!!(不良少年の顎先へ華麗な回し蹴りを繰り出す) 」

ジュリル「…ほえっ?(首筋に痛みを感じて)…はわわわ…!体が勝手に……(こちらも無差別攻撃を始めて)―――――でも面白いからいっか♪ 」

不良少年「うぐあぁ…ッ!! ドシャァ…ッ…!! カラン、カララン…(セルドの回し蹴りがクリーンヒットし、ナイフを手放して大の字に倒れて気絶した) 」


いでぇ…いでえぇよぉ…っ……! 誰か助けてください!!お願いし―――きゃああぁぁーー!!! もうイヤだ… 悪夢だ…悪夢に違いないんだこんなの…!覚めろ…覚めてくれぇ…ッ…!!!


アルヴィン「おい、てめぇらっ!!―――――――――っ………(グッと目を瞑り、顰めっ面。そして再び目を開けると……) ………………カシャッ (異状を来たしている者達に銃口を向ける) (クソッ……クソッ…クッソォッ…!!っ………)―――――――――――バァンッ!! バァンッ!!バァンッ!! バンッ!!(次々に発砲していく) (声‐杉田智和) 」

AS「あの道化、前には見せなかった技を―――この状況、最早祭りと言ったものなのか?(一応観客に徹しており、流れ弾や流れ被洗脳者を剣片手に弾いたりして観戦している) 」

龍美「悪夢も悪夢、大悪夢だ・・・・ッ!!!覚めた頃には地獄の閻魔の真ん前さ!はっはーーー!! 」

リコル「 ――――っ(……今日が俺の命日になるかもしれない。けど……―――俺達の居場所は、俺達の“伝統”は……ッ!絶対に誰にも壊させない、いや――……誰にも“壊せない”んだ――――………ッッ!)(多少幻影の道化師に怯みながらも、負けじと拳を強く握りしめる) ……!(ふと、あることを思い出し) ……なぁ、アンタ――――(彼に向かってある“問いかけ”を試みようとし) 」

アルク「(マークのぶら下がった腕を一瞥し直ぐに視線を逸らす その顔は優越感に浸ってでもいるかのような微笑みを含んでいた)ハァ~~~~……その様子じゃ腕の機能は麻痺しちまったみたいだなぁ……拳の部分の骨も結構逝ったんじゃあないか? ……さぁ、さっさと『俺の方が強い』と認めろ 認めないなら…… ここで殺すまでだ(右腕一本に青の気を凝縮させつつ張った声色でマークに訊く) 」

メモリア「はは、は―――おいおい集団ぐるみで『俺は正気に戻った!』ごっこか?クソが、シャレになんねーぞ!(意に反するような言動をしている瀬那を視界に添えて)こういう時は、壊れたテレビを叩けば治るの、要領でいいんだよな!(クルッと回転して壁に脚で張り付いて瞬時に蹴り、一直線に脚から飛んでいき猛スピードの飛び蹴りを瀬那に仕掛ける) 」

幻影の道化師「 ズ ァ ―――――――――(リコルが問いかけた時には既に大鎌を天高く掲げていた。月光を背に浴びた道化師から光が消滅し、仮面の奥に潜む赤い瞳だけが不気味に輝きを帯びていた)ズッ―――――(そして大鎌を振り下ろそうとするが…) 」


BGM♪



セルド「ハァッ、ハァッ…!(不良少年を気絶させ、胸ポケットから小奇麗な**チを取り出し止め処なく溢れる汗を拭いとり、上空に見える幻影の道化師を仰ぐ)……アンタか……"元凶"…ッ……(今すぐにでも止めに行きたいけど、まずは赤の国民たちをどうにかするのが先だ…頼むぞ、紅蓮祭の戦士たち――――)―――皆さん!落ち着いて!!闇雲に逃げるのではなく出来るだけ集団で、互いの身を守りながら行動してください!!―――――(その後は正常に体が動く国民へ避難行動を指示し、同時に暴動を起こす者たちを無力化していった―――。) 」

瀬那「―――ガギィンッ!!!(メモリアの飛び蹴りを、得物である金属バットで受け止める)メモリア…!頼む、助けてくれ…!こんなの俺ァ望んでねえェェェェッ!!(悲鳴に近い絶叫をし、メモリアに) 」

マーク「…………ッグェ゙エ゙(少量ながらも吐血) ガア゙ァ……ァガ、ッヘ……さすがだな、今でも兄貴は……自己顕示欲が強い野郎じゃねーか(地を踏み締め、再び舞台の上で立ち上がる)……どうやらお前を見てる奴は……少なくなってるみてーだぜ……ハハハ(腕は無惨に振れ動く儘であるが、それも問わず観客席へと向かう) 」


しかし……    バ ァ ン ッ ! (銃弾が国民を容赦なく襲ってくる)


××「シュン―――――ガキィンッ!!(颯爽と現れ住人を襲うヒロの獲物を金属物質で受け止める)おい…大丈夫か、あんた。(ヒロに心配するように静かに声をかける) 」

ヒロ「…あー、これどうしようか……これ、殺されるパターンだよねぇ……誰か止めて欲しいけど……(操られ暴れながら淡々としている) 」


ぐあ…ッ…!!  いぎゃ…ァッ…!! うわあああァァァー!!! (操られた国民とそうでないものたちもみな、体中が蜂の巣になって次々と倒れていく)


ヒロ「……!?(受け止められたのを見て)…大丈夫じゃないっすよ……勝手に体が動いて…!?多分あれ(幻影の道化師)の仕業だと思われる(受け止めた××に) 」

リコル「 チッ……人間の言葉じゃ通用しねーってか…!(間一髪で大鎌による攻撃を回避し、再びスケボーに乗り空中へ) ―――こっちだ…!着いてきやがれッ、このバケモノめが!!(それはまるで彼を誘導するかのように飛び回り始める) 」

幻影の道化師「グルングルングルン――――― ギ  ャ  ン  ッ (大鎌を軽々と振り回して構え直し、リコルを追跡する) 」

メモリア「(ギャィィィンッ!!とギターをかき鳴らすような音が攻撃の命中した金属バットに響き、小規模な破壊効果が発生する)あークソ、マジでアタマおかしいんじゃねぇのか。地獄のような地獄みてーだ―――なァッ!!(先程より、一段階スピードの増した右下からのアッパーを瀬那に仕掛ける) 」

セルド「――――っ!?(誘導していた国民たちが凶弾に倒れていくのを目の当たりにし、驚愕と同時に表情が引き攣る)なん、で……クソ!!どうして!!きっと助けられたのに―――…っ…! 」

××「ああ、知ってるさ。(上空の道化師には一瞥もやらず、ただまっすぐにヒロを見つめる)俺の国の仲間も…あいつに殺された。それ以来俺はあいつを追い続けてきた… 奴ならこの祭りに来ると予想していた。そして運良く…いや、"運悪く"でてきやがったな。(歯をぎりりと食いしばり、悔しそうな表情を浮かべる) 」

瀬那「えぇ!?ちょっと、メモリアサン!?あなたそういうキャラでしたっけェ!?ぐぼェッ!!(メモリアのアッパーは確かに瀬那の顎を捉える) 」

アルヴィン「クソッ…クソォ…!っ、うぅ……ぅ……うわああああああああああっ(錯乱に陥っていて国民達に撃ち続けていた…)(声‐杉田智和) 」

アルク「……!!(『自己顕示欲』という言葉に強く反応する)っ違う!!俺は俺だけのこの力で世界を席巻し、その暁には……世界を……ッア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッ!!(走り寄ってからの右腕の正拳でマークの右脚を狙い打つ) 」

ヒロ「…なるほど、あいつはあんたの国の仇ってことか……(××に)…勝てる確証はあるのかい? 」


ジャアアアアンッ!!(シンバルを叩くような音が、瀬那の顎から鳴り響き、先程より規模の大きい破壊効果が生じる)


××「ないわけじゃねえ、ただ…(そうしてやっと道化師に目をやる。いや、正確には道化師に立ち向かうリコルの姿を捉えていた)…今は、あの『奇跡』に賭けてみたいんだ。 」

メモリア「―――いいンだよ、俺は俺だろ!(直訳:この世界の俺も俺だ)つーかとっとと正気に戻れッこの野郎!(追い討ちをかけるように、そのまま瀬那に蹴り上げを行う、先程よりさらに素早く。) 」

瀬那「い゛ぃッ……!!(脳が、揺れる…!!)メモちゃっ、ちょっと!俺っち正気だけど勝手に体が動いちまって…つかめっちゃ痛―――ドゴムッッ!!!――――ッ、あへぇ~……ッ(メモリアの蹴り上げを受け、白目を剥いて気絶する) 」

マーク「 !!(アルクの拳を横目ながらもハッキリと捉え)……ッハアッッ!! ダギィイィ(足部に赤の気を集め、その拳に向けて足を突き出す) 」


ギュイーンッ!(死体蹴りを行うように、強烈なシンセサイザーの音が瀬那の蹴られた部分から発音して更に規模の広がった破壊効果を及ぼす)


龍美「――さて、俺も戻るかな、これ以上はさすがに俺もやべぇや。(そそくさとその場所を後にする) 」

メモリア「あー悪いな、俺の能力さ、敵対したヤツぶん殴ったら嫌でも発動すんの。痛いの我慢してくれよっていうかテメー正気なのかよざけんな**チ!!(事情をあまり理解していないようで、騙されていたような気分になって暴言じゃないけど暴言に見えるような言葉を吐く) 」

瀬那「なんで俺だけぇ…ッ!ガクッ(うつ伏せに倒れ、『犯人はメモちゃん』と血文字でダイイングメッセージを遺した) 」

ヒロ「……奇跡、か(リコルを見て)……どう、賭ける…? 」

ジュリル「うーん、最初は面白かったけど…すぐやられちゃってつまんなくなってきちゃったなぁ~…(攻撃を続けつつも)…やっぱり、それなりに戦える人が相手じゃなきゃ♪ 」

ヒロ「……奇跡、か(リコルを見て)……どう、賭ける…? 」

黄王「 ガ ン モ タ ケ シ (**の隣に仁王立ちしいかなる攻撃が来ようとも屈しないであろう謎の風格)見届けよう、誰かに運命を預けるとはそういうことである 」

リコル「 (クソッ…クソッ、畜生――――ッッ……!)(色んな方向へ飛び回り滑走しているがどう撒けばいいか分からず非常に困惑している様子)(こんな時、“アイツ”がいてくれれば――――……) 」

××「愚直に信じるしかねえさ。(呟くように言うと辺りの状況を確認する)大分鎮圧されたな…悪い意味で…(目深に被ったシルクハットにより目のハイライトを失う) 」

メモリア「あ―――漸く能力も温まってきて、調子出てきたけどこんな状況で誰かに勝負は流石にふっかけたくねェ、っていうかこんなところで気絶すんなよッ!(瀬那を抱えてとりあえず個室に入って瀬那を置き去りにして鍵を外からかける)手間かけさせんなよ畜生が・・・ 」

アルク「ぐっ……ふぐぬゥッッ パリッパキィッ(その蹴りは予想外に高い威力を持ち、その互角の闘いの余波は衝撃として周囲の地に亀裂が走る)(今のお前の気は腕の機能のマヒのお陰で身体全体に流れる気の強さは腕に流れない分増している…だがそれがどうした、それで返せると言うのか)っッあ゙ぁっ!?(マークの蹴りに圧倒され尻餅をつく) 」

幻影の道化師「ギュンッ――――――――(刹那、リコルの目前に先回りし、彼の喉元に大鎌の刃先を突きつけていた)…… …… ……――――――――『         』――――――――(静寂とした空間の中、リコルに何かを語りかけた) 」

ヒロ「……悪い意味で、か……(周りを見て) 」

アルヴィン「っう゛ぅ゛、クソッ…どいつもこいつも……―――――――――ドゥンッ!!ドゥンッ!!ドゥンッ!!ドゥンッ!!ドゥンッ!!(声‐杉田智和) 」

マーク「……兄貴が『世界を制する』側っつーんなら……俺は……『世界を守る』側に、就くぜ……(もう体力も限界か、壁に寄り掛かりながら舞台を後にする そしてそこですれ違ったメモリアへ)……あァ、おい、そこの……アイツ(アルク)、どうにかして……やってくれ……俺は……こっ、ここで休む……(ぐたりと膝を上に座り込む) 」

リコル「 一体どうすりゃ――― ……なッ…!(くっ…先回りされたかッ……って) …――――ん…?(道化師に何かを語られ、首を傾げる) 」

メモリア「お、おいマジかよ、俺あんま強くねぇんだけど―――ああっクソどうにでもなれ畜生!(言われるがまま、アルクに向かって―――歩くのではなく走る) 」

幻影の道化師「――――パチン (指を鳴らす) 」

幻影の道化師の合図によって、辺り一帯でぷつんと糸の切れたような音がし、傀儡となっていた者たちが悪夢から覚めるように自由へと解き放たれた) 」

ジュリル「――――それに、やるなら自分の意思でやりたいよ…ねっ♪(支配に抗いつつもステッキの先端で先程痛みを感じた首筋を突くと、体の動きが止まって)……ふぅ。滅多に使わないと思ったけど、まさか使う事になっちゃうなんてね。 」

幻影の道化師「……(リコルと向き合ったまま静止していると、いきなり帽子に手を添える)ギュ ―――――ブワ…ッ…!(道化の帽子を脱ぎ捨てると美しい曲線を描いた白く長い髪が露わとなる)……ス ―――――――(そして赤黒の道化仮面を手で覆い、静かにそれを取って夜空の中に投げ捨てた) 」


一同の視線が幻影の道化師に集まる――――――そして驚愕の真実を目の当たりにした…


アルク「ッ、引き下がるか……だが良い、寄って集ってくる『邪魔者』を潰せるからなァ!!(青の気を全身に纏わせてから走ってくるメモリアに向かい万全の体勢をとる) 」

リコル「 …ッ……!…お前は――――……… …… …  」

××「…っ……!? (道化師の正体を捉えた瞬間、表情が硬直する) 」

メモリア「あークソてめー俺が赤いの使えないのに卑怯だ―――あ、何だ・・・。 」

アルヴィン「(やがて体力の消耗により息を切らし)―――――――――…………ん………… 俺……何、してた……… !な………何だ……まさか……おい、嘘だろ………ぉ……俺………(正気を取り戻したようで、自身により無残に倒れていった国民達の屍を目の当たりにする) (声‐杉田智和) 」

マーク「奴の体力も……かなり減ってるはずだ、猛攻を仕掛けてやりゃすぐに落ちるだろ…… っぐ……何だ?(立ち上がって観客席の方向を見据える) 」

ジュリル「うーん、やっぱり…自由っていいよね~♪(ステッキを回しつつも周囲を見渡して)……ほぇ?(道化師の方を見据えて) 」

幻影の道化師→シャルロッテ「 キサマらは何も分かってない…… ――――この世界には犠牲者が必要であることを。そして世界の維持には“悲しみ”と“喜び”が何より大切であるということを―――…… 私は人々が生み出し、やがて滅び行く世界を止めようと必死に戦ってきた。キサマらは…… っ… キサマらは何故、迎えられた運命に抗おうとする……?どうして輪廻を、歯車を―――……止めようと、するの………っ…?(正体を自ら明かし―――…… 先程の“道化師”とは思えない、そんな悲痛な叫びを人々に訴える) 」

アルヴィン「………何だよ……今度は。―――――――――………誰だ、お前……(声‐杉田智和) 」

アルク「(余裕の表情ではあるがその汗の量からも消耗具合が見てとれる)俺から視線を逸らしたら…お前の『負け』だ ド阿呆がぁッ!(シャルロッテの事は気にもかけずにメモリアへと走り寄って右拳を顔へ振るう) 」

メモリア「あいつ、確かウチの―――あ、マジかよ。最近世間を騒がしてた道化師とやらの正体―――ッ(顔へ振るわれる拳が空を切る音に流石に気付いたか、その拳を下からアッパーで横槍を入れるように止めにかかる) 」

シャルロッテ「 …ボクはロッテ、この祭りを主催する“Phoenixes”の一員さ。(アルヴィンへ向け) ……ボクはキサマらのことが理解できない。けど……一つ後悔があるとすれば―――……本当は、こんなこと…キサマらに迷惑を掛けるようなことは……したく…なかったんだよ… 。(目を伏せ、一同へ向け) 」

アルヴィン「……マジで誰なんだ、こいつ……新顔かよ?くそ……興味無ぇ。今は、それどころじゃ………(独り言を漏らす)(声‐杉田智和) 」

××「……(腕を束ねたまま黙してシャルロッテを見上げている) 」

リコル「 ……お前、が……… っ… どうして…どうしてこんなこと…ッ……(憤りを露わにし) お前の言ってること、ぜんっぜん分かんね…ッ 最初から俺達とは…何もかも…っ… 違う存在、だったのか……?(シャルロッテに問いかける) 」

マーク「……ッ、あいつは……俺等の……!!(道化師であったシャルロッテを目の当たりにし驚きの顔を出す) 」

ジュリル「……???(シャルロッテを見つつも言ってる事がよくわかっていない模様で首を傾げて) 」

アルヴィン「そうか……あぁ、そうかよ……。今までの全部ひっくるめて、全部……お前が…………―――――――――カシャッ(シャルロッテに銃口を向ける)お前の鬱陶しい言い訳なんざ、今更どうだっていい……ただ、俺の気が済むまで………ぶっ殺してやるっ(怒りの込められた静かなトーンで)(声‐杉田智和) 」

シャルロッテ「 (アルヴィンの独り言を聞きつつ、敢えて応答せず) ……さあ、な。私からしたらキサマ達が“異端者”だったが、キサマ達からすれば私が“異端者”だったのだろう。…ただ、それだけのことだ。(意味深な言葉を連ねリコルにそう告げる) 」

アルク「ウラアアアアアア ッガぁっ(アッパーで跳ね上がった右拳を案じ左手で押さえる)ぐ……が……(どうやらガタが来ていたのは……お前だけではないらしい)かっ(右拳を支えたまま脛を地に打ち付け座り込む) 」

シャルロッテ「 ……(アルヴィンが殺意を自分に向けているのを察知し、向き直りクスリと笑みを浮かべる) いいだろう。  ―――さぁ、ボクを殺せ。早く、一刻も早く――――……… この世界から私を、“抹消してくれ”。(祈りを捧げるかのように、彼にそう告げる) 」

メモリア「くそ、俺の理解力が足りなくてマジでよくわかんねぇ―――(ていうか、こいつは結局何がしたかったってハナシなんだ)よ、よしっ、何かよくはわからねぇが、ど、どうにかなった!(アルクが座り込んだのを見て、やりきったほっこり顔) 」

アルヴィン「てめえ……!いったい何企んでやがる……(シャルロッテの様子に、引き金を引こうとする手が鈍る)(声‐杉田智和) 」

リコル「 話が全然噛みあってねぇじゃねーか!どういうことなんだよ、全部説明しろよ…ッ!?仲間だろ!?あの時“レインドさん”に忠誠を誓ったんじゃなかったのか―――……ッ…!?(シャルロッテの異様さに理解がついていけず、ひたすら彼女に問いかけることしかできない) 」

マーク「……さぁ、さっさと『この場所から去りな』 WHAT……アイツ、一体何をしでかそうと……? 」

アルク「……『時機』だ……『時機』を待て……その『時機』を…………(右腕を持ったまま立ち上がり、その舞台を去っていく) 」

シャルロッテ「 別に何も企んでいないよ、ただこの場で“死にたい”だけ――――……(あぁ、もうすぐエヴァドのところへ逝ける―――……っ…キサマらが私に手を下さないと言うのであれば、ボクが自ら死に向かうのみ……どちらにせよ“運命”は同じ。ボクは罰を受けてこの世界の犠牲者となる―――……悪くないシナリオだが、これはもしかしたらあの人のところへは行かれんかもしれんな…だがそれもそれで良しとしよう。―――ボクの使命はこの世界を維持する役目を担うこと…その為ならば手段を選ばない。…あの人だって、ずっとそうしてきたんだ……) 」

アルヴィン「っ………(目をグッと瞑って歯を食い縛るような表情を窺わせる)俺は………死んでいった奴らには、どう足掻いたって、詫びることなんかできねぇ……だが………生きてぴんぴんしてる奴らなら……それが、できるんだ。だから、俺は……………――――――――――あんたを殺さない。(声‐杉田智和) 」

メモリア「―――つまりアレか、お前は死にたがりなのか。(何だそれ、マジ理解できねぇ・・・) 」

リコル「 …(アルヴィンを見て、自分に“使命”が回ってきたと悟る)(…お前の気持ちも分かるよ、だけど―――……) ……(…こういう時、レインドさんなら何て言うんだろうか……でも…俺は―――……) ……(腰のポーチに隠し持っていた銃を手にし、シャルロッテに銃口を向け) ……“伊勢柳”がいなくなった以上、責任は俺に有る――――……… お前はお前なりに、真っ直ぐ生きたかっただけ…なんだよな――――……(そう言い、唇を噛み引き金を引き、締め彼女の頭部を打ち抜く) 」

アルヴィン「なっ……何してんだ……おいっ!!?(声‐杉田智和) 」





シャルロッテ「 ………―――― 。(こめかみに命中し、その場に倒れ伏す。)(……あり、が…とう…リ…コ、ル……そして…さようなら、ボクの愛したこの世界――――……… 滅びることなく、強く……生き――――――…… … …… ……… … 。)(エヴァドの後を追い、彼女の一生は幕を閉じた―――……) 」





――――― 《 灼熱祭 : 終 》 ―――――




タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年06月26日 20:00