| 867 名前:電話えっち1 投稿日:2009/09/27(日) 00:41:29 ??? |
今日は終業式。
午前中で放課になった佳主馬はどこに寄ることもなく
友達の誘いも断って、家へと真っ直ぐ帰ってきた。
「・・・ただいま」
がちゃりとドアを開け声をかけるが家の中はしんと静まり返ったままだ。
・・・予定通り。佳主馬は気にせずすたすたと自室へと向かった。
無造作に鞄をベッドの上に放り投げて机の前へ座り、PCの電源を入れる。
パソコンが立ち上がると同時にOZへとログイン。
目覚めたキングカズマが向かうのは当然OMCのバトルフィールド・・・
ではなく、とある小さなチャットルームだった。
淡いパステルピンクで彩られたその部屋には現在カズマ以外に誰もいない。
ひとつ深く深呼吸をすると佳主馬はヘッドホン内臓マイクに向かって
語りかけた。
「・・・お兄さんいる?」
午前中で放課になった佳主馬はどこに寄ることもなく
友達の誘いも断って、家へと真っ直ぐ帰ってきた。
「・・・ただいま」
がちゃりとドアを開け声をかけるが家の中はしんと静まり返ったままだ。
・・・予定通り。佳主馬は気にせずすたすたと自室へと向かった。
無造作に鞄をベッドの上に放り投げて机の前へ座り、PCの電源を入れる。
パソコンが立ち上がると同時にOZへとログイン。
目覚めたキングカズマが向かうのは当然OMCのバトルフィールド・・・
ではなく、とある小さなチャットルームだった。
淡いパステルピンクで彩られたその部屋には現在カズマ以外に誰もいない。
ひとつ深く深呼吸をすると佳主馬はヘッドホン内臓マイクに向かって
語りかけた。
「・・・お兄さんいる?」
* *
『いるよ。おかえり佳主馬』
「ん」
佳主馬と彼、通称「お兄さん」はこの時間にチャットをしようと昨晩
約束していたのだ。待ち合わせがうまくいって二人は安堵する。
『家族のひとは?』
「誰もいない。父さんは仕事、母さんは父さんの実家に行ってくるから
帰りは夕方だって」
『ふーん・・・じゃあゆっくり出来るな』
その言葉に佳主馬は少し顔を赤らめ俯いた。
「・・・そうだね」
『佳主馬、映像ONにして。ん~もうちょい後ろ。拡大して・・・そうだな、
ベッドの上に座ったら丁度いいかも』
「こんな感じ?」
指示通り佳主馬はベッドの端に腰掛けた。
『そうそう。うんよく見える』
「ん。・・・ねえ、お兄さんは映像を出さないの?」
『最初はね。ヘッドホン外すなよ』
「わかってるよ」
『じゃあ始めよっか』
「・・・・・・うん」
二人は大きな声では言えないが一応恋人同士の関係にある。
そして彼らは今日、まっ昼間からテレホンセックスに勤しもうとして
いたのだった。
「ん」
佳主馬と彼、通称「お兄さん」はこの時間にチャットをしようと昨晩
約束していたのだ。待ち合わせがうまくいって二人は安堵する。
『家族のひとは?』
「誰もいない。父さんは仕事、母さんは父さんの実家に行ってくるから
帰りは夕方だって」
『ふーん・・・じゃあゆっくり出来るな』
その言葉に佳主馬は少し顔を赤らめ俯いた。
「・・・そうだね」
『佳主馬、映像ONにして。ん~もうちょい後ろ。拡大して・・・そうだな、
ベッドの上に座ったら丁度いいかも』
「こんな感じ?」
指示通り佳主馬はベッドの端に腰掛けた。
『そうそう。うんよく見える』
「ん。・・・ねえ、お兄さんは映像を出さないの?」
『最初はね。ヘッドホン外すなよ』
「わかってるよ」
『じゃあ始めよっか』
「・・・・・・うん」
二人は大きな声では言えないが一応恋人同士の関係にある。
そして彼らは今日、まっ昼間からテレホンセックスに勤しもうとして
いたのだった。
| 868 名前:電話えっち2 投稿日:2009/09/27(日) 00:42:01 ??? |
『上着めくって』
お兄さんの声に佳主馬は素直に両手をタンクトップに伸ばす。
薄い布地は簡単に捲れ上がり、よく日に焼けた胸や腹が露になる。
胸の上までで脱ぐのを一旦止めさせた。
「いいの?」
『これがいいんだよ』
「そうなの?・・・よく解らないな」
薄い腹や呼吸に合わせて動く胸、頂点に見えるふたつの可愛らしい尖り。
佳主馬の身体は少年としても未発達ではあるがそれが故の不思議な
色気があった。
「・・・・・・」
『・・・・・・』
「・・・で、次はどうすればいいの?」
出来るだけ冷静な声を出そうと佳主馬は努力する。実は先程から
心拍数があがりっぱなしだったのだ。
お兄さんとセックスすること自体は初めてじゃないし、その度に結構恥ずかしい
ことを言ったりやったりしているけれどこんなプレイはさすがに初めてだ。
お兄さんと話す時はいつも映像チャットがメインで短い用件の時はメール。
そう言えば普通の電話というものを余りしたことがない。
自分の姿はお兄さんに全部見られてるのにこちらからは何も見えない。
だけどその分全神経が聴覚に行った。ヘッドホンから聞こえるお兄さんの声に
集中して、息をする微かな音にも佳主馬は緊張した。
それを隠す為にわざと煽ってみせようとする。
「何か喋ってよお兄さん。じっと見られてるみたいで恥ずかしいんだけど」
『見てるんだよ』
「!」
どくんとやけに心臓の音が大きく佳主馬の耳に響いた。
お兄さんの声に佳主馬は素直に両手をタンクトップに伸ばす。
薄い布地は簡単に捲れ上がり、よく日に焼けた胸や腹が露になる。
胸の上までで脱ぐのを一旦止めさせた。
「いいの?」
『これがいいんだよ』
「そうなの?・・・よく解らないな」
薄い腹や呼吸に合わせて動く胸、頂点に見えるふたつの可愛らしい尖り。
佳主馬の身体は少年としても未発達ではあるがそれが故の不思議な
色気があった。
「・・・・・・」
『・・・・・・』
「・・・で、次はどうすればいいの?」
出来るだけ冷静な声を出そうと佳主馬は努力する。実は先程から
心拍数があがりっぱなしだったのだ。
お兄さんとセックスすること自体は初めてじゃないし、その度に結構恥ずかしい
ことを言ったりやったりしているけれどこんなプレイはさすがに初めてだ。
お兄さんと話す時はいつも映像チャットがメインで短い用件の時はメール。
そう言えば普通の電話というものを余りしたことがない。
自分の姿はお兄さんに全部見られてるのにこちらからは何も見えない。
だけどその分全神経が聴覚に行った。ヘッドホンから聞こえるお兄さんの声に
集中して、息をする微かな音にも佳主馬は緊張した。
それを隠す為にわざと煽ってみせようとする。
「何か喋ってよお兄さん。じっと見られてるみたいで恥ずかしいんだけど」
『見てるんだよ』
「!」
どくんとやけに心臓の音が大きく佳主馬の耳に響いた。