- (1)-------------------------------
「あぁっ、やっ、やあぁっ」
ボロボロのベッドの上で、華奢な少年は嬌声をあげていた。
少年は一糸纏わぬ素っ裸で、目一杯に広げた両手を、頭の上の錆び付いたパイプに手錠で繋がれている。
「ほんと、いつ見てもかわいいなぁ、佳主馬くんは」
ベッドの上にはもう一人、不気味な笑みを浮かべた男。
彼は、この少年を、佳主馬を一週間に一度定期的に自宅に呼び出し、いやらしい行為を強制していた。今日もこの可愛らしい少年が来るやいなや、すぐに屋根裏部屋に連れ込んだ。そして、そこで素っ裸になることを強要し、その艶やかな裸身を部屋の真ん中にあるベッドに寝かせて拘束すると、いつものように愛撫を始めたのだった。
未だにほんのりと日焼け後を残す、薄褐色の身体。そのなかで存在を主張するかのように、両胸についた桃色の突起が、冷たい空気に触れてポッチリとたちあがっていた。
そして—―
「おちんちんもこんなにしちゃって、かわいいなあ」
男が指摘したとおり、佳主馬の中心も同じように完全に膨張しており、小動物の口のような臍のほうに向いている。まだ恥毛も生えておらず、皮に包まれたままのそれは、13歳の少年を年齢より幼くみせていた。
「あっ、みっ、みるなぁ・・・」
佳主馬は顔を真っ赤に紅潮させ、そこを隠そうとしているのだが、両手は使えず、さらに両膝の裏に縛り付けられた鉄棒によって、両足は限界まで開かされたまま、閉じることを許されなかった。
「だめだめ。ほら、ちゃんとよく見せてみな」
この関係はもう三ヶ月にもなるというのに、佳主馬はいっこうに、裸を、勃起を晒すことに慣れられない。そんな佳主馬を、男はいつも言葉で嬲り、羞恥に身悶えする初々しい反応を堪能していた。
「勃ってるのに、まだすっぽり皮に隠れちゃって。ここも恥ずかしがりやさんだね」
「あっ、もっ、やめてっ・・・」
「はははっ、『やめて』って、ヌルヌルだよ、佳主馬くんのおちんちん」
男は嬉しそうに言いながら、佳主馬のペニスをつまみ、そっと先端の皮を引っ張る。すると、そこからピンク色の亀頭の先端だけが顔を出し、皮の中に溜っていた透明の粘液が垂れ下がった。
「ひっ、ひゃらぁぁぁ・・・」
敏感な部分が冷たい空気に曝され、佳主馬の口から吐息混じりの声が漏れる。
「ふふふ。かわいい声。どうして、こんなにお汁が出てるの?」
わざとらしい男の言葉に、佳主馬は顔を背けた。
「だめだよ、こっちむいて」
男はもう片方の手で、佳主馬の柔らかな頬を掴むと、その顔を自分の方に向けさせる。その瞬間、佳主馬の目尻からは、真珠のような涙がスーッと流れた。
「あっ、あぁっ・・・」
どうしてこうなったのだろう。ネットでは最強の戦士、キングカズマであるというのに、現実ではこんな汚らわしい男に裸にされ、この上ない辱めを受けている。佳主馬は身悶えするような屈辱に、涙していた。
しかし、何よりも辛かったのは—―
「ほら、言ってみな? 気持ちいいんだろ?」
「あっ、ああぁ・・・・」
「言えよ。気持ちいいんだろ?」
「あっ、きっ、きもちいいっ・・・、でずっ・・・」
男から与えられる愛撫に快感を感じている身体、そして確実にそれに飲み込まれてゆく自分自身であった。
「よーし、よく言えたね。佳主馬くん。えらいえらい」
「うっ、うあぁっ、うあぁぁ・・・」
頭を撫でられ、佳主馬の両目から更にボロボロと涙が溢れた。羞恥と屈辱と快感が頭の中でごちゃ混ぜになり、感極まったのだ。
「ほら、泣かない泣かない」
男は赤ん坊を寝かしつけるような口調で言いながら、佳主馬の頬を撫でる。そして、にっこりと笑うと、今度は佳主馬の両膝を持ち上げた。
「やっ、やぁああっ!」
男の行動に、佳主馬は目を見張り、思わず叫び声を上げる。
脚をM字型に大きく開いたまま、それを頭の方にまで持ち上げられる、所謂、ちんぐりがえし。男が大好きな、この上なく恥ずかしい格好にされようとしているのだ。
佳主馬は、ゆるして、ゆるして、と何度も哀願したが、無情にも膝裏に通された鉄棒が頭上のパイプに固定された。
ボロボロのベッドの上で、華奢な少年は嬌声をあげていた。
少年は一糸纏わぬ素っ裸で、目一杯に広げた両手を、頭の上の錆び付いたパイプに手錠で繋がれている。
「ほんと、いつ見てもかわいいなぁ、佳主馬くんは」
ベッドの上にはもう一人、不気味な笑みを浮かべた男。
彼は、この少年を、佳主馬を一週間に一度定期的に自宅に呼び出し、いやらしい行為を強制していた。今日もこの可愛らしい少年が来るやいなや、すぐに屋根裏部屋に連れ込んだ。そして、そこで素っ裸になることを強要し、その艶やかな裸身を部屋の真ん中にあるベッドに寝かせて拘束すると、いつものように愛撫を始めたのだった。
未だにほんのりと日焼け後を残す、薄褐色の身体。そのなかで存在を主張するかのように、両胸についた桃色の突起が、冷たい空気に触れてポッチリとたちあがっていた。
そして—―
「おちんちんもこんなにしちゃって、かわいいなあ」
男が指摘したとおり、佳主馬の中心も同じように完全に膨張しており、小動物の口のような臍のほうに向いている。まだ恥毛も生えておらず、皮に包まれたままのそれは、13歳の少年を年齢より幼くみせていた。
「あっ、みっ、みるなぁ・・・」
佳主馬は顔を真っ赤に紅潮させ、そこを隠そうとしているのだが、両手は使えず、さらに両膝の裏に縛り付けられた鉄棒によって、両足は限界まで開かされたまま、閉じることを許されなかった。
「だめだめ。ほら、ちゃんとよく見せてみな」
この関係はもう三ヶ月にもなるというのに、佳主馬はいっこうに、裸を、勃起を晒すことに慣れられない。そんな佳主馬を、男はいつも言葉で嬲り、羞恥に身悶えする初々しい反応を堪能していた。
「勃ってるのに、まだすっぽり皮に隠れちゃって。ここも恥ずかしがりやさんだね」
「あっ、もっ、やめてっ・・・」
「はははっ、『やめて』って、ヌルヌルだよ、佳主馬くんのおちんちん」
男は嬉しそうに言いながら、佳主馬のペニスをつまみ、そっと先端の皮を引っ張る。すると、そこからピンク色の亀頭の先端だけが顔を出し、皮の中に溜っていた透明の粘液が垂れ下がった。
「ひっ、ひゃらぁぁぁ・・・」
敏感な部分が冷たい空気に曝され、佳主馬の口から吐息混じりの声が漏れる。
「ふふふ。かわいい声。どうして、こんなにお汁が出てるの?」
わざとらしい男の言葉に、佳主馬は顔を背けた。
「だめだよ、こっちむいて」
男はもう片方の手で、佳主馬の柔らかな頬を掴むと、その顔を自分の方に向けさせる。その瞬間、佳主馬の目尻からは、真珠のような涙がスーッと流れた。
「あっ、あぁっ・・・」
どうしてこうなったのだろう。ネットでは最強の戦士、キングカズマであるというのに、現実ではこんな汚らわしい男に裸にされ、この上ない辱めを受けている。佳主馬は身悶えするような屈辱に、涙していた。
しかし、何よりも辛かったのは—―
「ほら、言ってみな? 気持ちいいんだろ?」
「あっ、ああぁ・・・・」
「言えよ。気持ちいいんだろ?」
「あっ、きっ、きもちいいっ・・・、でずっ・・・」
男から与えられる愛撫に快感を感じている身体、そして確実にそれに飲み込まれてゆく自分自身であった。
「よーし、よく言えたね。佳主馬くん。えらいえらい」
「うっ、うあぁっ、うあぁぁ・・・」
頭を撫でられ、佳主馬の両目から更にボロボロと涙が溢れた。羞恥と屈辱と快感が頭の中でごちゃ混ぜになり、感極まったのだ。
「ほら、泣かない泣かない」
男は赤ん坊を寝かしつけるような口調で言いながら、佳主馬の頬を撫でる。そして、にっこりと笑うと、今度は佳主馬の両膝を持ち上げた。
「やっ、やぁああっ!」
男の行動に、佳主馬は目を見張り、思わず叫び声を上げる。
脚をM字型に大きく開いたまま、それを頭の方にまで持ち上げられる、所謂、ちんぐりがえし。男が大好きな、この上なく恥ずかしい格好にされようとしているのだ。
佳主馬は、ゆるして、ゆるして、と何度も哀願したが、無情にも膝裏に通された鉄棒が頭上のパイプに固定された。
- (2)-------------------------------
「ちょっと待ってな」
そう言って視界から消えた男。
しばらくして帰ってきた男の手には、ビデオカメラと三脚が握られていた。
「ごめんごめん、待たせちゃったね、佳主馬くん」
「そっ、それ・・・」
「ああ、これ? 見ての通りビデオカメラだよ。これで佳主馬のイイトコロを全部撮ってあげようと思って」
男がそう言った瞬間、佳主馬は動物のような叫び声を上げ、暴れ始めた。
「ひっ! ひぃぃいいっ! だっ、だめぇえええっ!」
男の子らしい濃いピンク色の肛門まで剥き出しにしたまま、佳主馬は泣き叫ぶ。それはさながら赤ん坊のようで、いつものクールな中学生とはかけ離れた姿だった。
「大丈夫、大丈夫、表沙汰にはしないからさ。仲間と一緒に見るだけだよ」
そう言った男は、もうすでにベッドの上でカメラを構え、録画ボタンを押していた。
「ほら、こっち向いて、佳主馬くん」
「やだ、やだ、やだ、やだぁああーーーっ!!」
裸を写真に撮られたことはあった。初めてこの男に捕まり、陵辱を受けたとき、口封じにと撮られたのだ。しかし、動画で撮影されるなどというのは初めてだった。
ペニスはおろか自分でも見ることの肛門までも曝け出されたこの格好で、喘ぐ姿を、声を記録される。
堪らない屈辱に、佳主馬は大声を上げて泣き叫び、男に止めるよう哀願した。しかし、その行為自体もビデオに記録され、男を喜ばせる以外のものにはならなかった。
「おおー、やっぱりいつ見ても綺麗なお尻の穴だねえ」
男は嬉しそうに言いながら、天井を向いた佳主馬の秘部に、構えたカメラを近づける。佳主馬はそれを追い払おうと、唯一自由になる膝から先をばたつかせるのだが、虚しくそれは空を切るだけだ。
「ふふ。ヒクヒクしてる。かわいいなぁ」
いやらしい笑みを浮かべながら、男はカメラを持つ手とは反対の手を佳主馬のお尻に宛てがう。そして、親指と人差し指でその中心にある窄まりを広げだした。
「あっ、やっ、やあぁあっ!」
最も恥ずかしいところが、汚らわしい男によって広げられ、そこをビデオカメラで撮影されている。佳主馬はあまりの羞恥に泣き叫び、許しを乞う。しかし、容赦なく男は嘗め回すようにカメラを動かし、そのしわの一本一本までも丁寧に撮影していった。
「あっ、そうだ。どんなふうに撮れてるか見てみる?」
突然、男はそんなことを言いだし、佳主馬の答えを待たず、確認用の液晶モニターを反転させる。
「あっ、ひぃぃっ!」
一瞬見えたモニターに佳主馬は顔を背けた。しかし、男は、「こっち向きな、佳主馬くん」と、脅す。
「やっ、やぁあっ」
佳主馬は固く目を閉ざし、いやいやと首を振る。だが、
「ほらっ、こっち向きなって」
「ひぁぁっ!」
男は佳主馬の剥き出しの肛門の中心に指を当てたのだ。
ビクンッ、と佳主馬の身体が跳ねる。
「ちゃんと見ないと、このビデオ、ネットにバラまくよ?」
「あっ、あぁっ!」
敏感な部分を撫でられ、佳主馬はビクン、ビクン、と身体を小刻みに痙攣させた。その動きに合わせて、少しだけ頭を出した先端から胸に向かって垂れ下がった先走り液が、ゆらゆらといやらしく揺れる。
「ほら、早く。キングカズマの正体がこんなエッチな子だってバレてもいいの?」
「いっ、いやぁあっ、やだぁあっ!」
「んじゃ、こっち見な。カメラに向かって自己紹介するんだ」
男の脅迫に屈し、佳主馬はゆっくりとカメラの方を向いた。
まるで化け物の目玉のようなレンズがこちらを向いている。反転されたモニターには、恥ずかしいお尻の穴と陰嚢の裏側、そして泣き濡れた自分の顔が一列に映されている。
「あっ、あっ、あぁぁっ・・・」
佳主馬は絶望の表情を浮かべるが、それもカメラの、男の餌食となる。
「ふふふ、かわいいよぉ、佳主馬くん。さあ、自己紹介してくれるかな?」
もともと、”どんなふうに撮れてるのか確認するため”に佳主馬をカメラに向けさせたのにも関わらず、いつのまにか、男はさらに屈辱的な行為を強要する。しかし、佳主馬には、男に逆らう余裕はもう無かった。
「さ、早く。言うこと聞かないと・・・もう分かるよね?」
男がそう言うと、佳主馬はボロボロと涙を零しながら、小さな声で自己紹介を始めた。
「・・・い、池沢・・・佳主馬・・・、13歳、です・・・。お、OZでは・・・、キ、キングカズマで、OMCの・・・OMCの・・・、せ、世界・・・、せかい、チャン・・・うぁぁあ・・・」
語尾は溢れた嗚咽に塗りつぶされた。
「どうした、佳主馬くん? ”世界チャンピオン”、なんだろ?」
男はわざとらしく、言えなかったところを殊更強調し、佳主馬を辱める。その言葉に、佳主馬の両目からは更に大粒の涙が零れ、薄汚れたシーツにしみ込んでゆく。
だが、男は容赦なく言葉を続けた。まだ言うことあるだろう、と言うのだ。
「ま、まだ・・・?」
「そう、まだ。頭のいい佳主馬くんなら分かるよね?」
男はそう言ったが、佳主馬は涙を零しながら、嗚咽している。
「仕方ないなあ。自分で言えないなら、お兄さんの質問に答えるんだよ?」
そう言いながら、男は佳主馬の肛門にまた指を這わせた。
「ひっ、ひぁぁあっ!」
「気持ちいい?」
「あぁっ! きっ、きもちいぃっ、きもちいいからぁっ」
殆ど反射的に佳主馬は答えた。
「へぇ、エッチだなあ、佳主馬くんは。で、どこが一番気持ちいいの?」
「うっ・・・うあぁっ・・・」
男の言葉に、佳主馬はビクンと震え、顔を背けた。
そう言って視界から消えた男。
しばらくして帰ってきた男の手には、ビデオカメラと三脚が握られていた。
「ごめんごめん、待たせちゃったね、佳主馬くん」
「そっ、それ・・・」
「ああ、これ? 見ての通りビデオカメラだよ。これで佳主馬のイイトコロを全部撮ってあげようと思って」
男がそう言った瞬間、佳主馬は動物のような叫び声を上げ、暴れ始めた。
「ひっ! ひぃぃいいっ! だっ、だめぇえええっ!」
男の子らしい濃いピンク色の肛門まで剥き出しにしたまま、佳主馬は泣き叫ぶ。それはさながら赤ん坊のようで、いつものクールな中学生とはかけ離れた姿だった。
「大丈夫、大丈夫、表沙汰にはしないからさ。仲間と一緒に見るだけだよ」
そう言った男は、もうすでにベッドの上でカメラを構え、録画ボタンを押していた。
「ほら、こっち向いて、佳主馬くん」
「やだ、やだ、やだ、やだぁああーーーっ!!」
裸を写真に撮られたことはあった。初めてこの男に捕まり、陵辱を受けたとき、口封じにと撮られたのだ。しかし、動画で撮影されるなどというのは初めてだった。
ペニスはおろか自分でも見ることの肛門までも曝け出されたこの格好で、喘ぐ姿を、声を記録される。
堪らない屈辱に、佳主馬は大声を上げて泣き叫び、男に止めるよう哀願した。しかし、その行為自体もビデオに記録され、男を喜ばせる以外のものにはならなかった。
「おおー、やっぱりいつ見ても綺麗なお尻の穴だねえ」
男は嬉しそうに言いながら、天井を向いた佳主馬の秘部に、構えたカメラを近づける。佳主馬はそれを追い払おうと、唯一自由になる膝から先をばたつかせるのだが、虚しくそれは空を切るだけだ。
「ふふ。ヒクヒクしてる。かわいいなぁ」
いやらしい笑みを浮かべながら、男はカメラを持つ手とは反対の手を佳主馬のお尻に宛てがう。そして、親指と人差し指でその中心にある窄まりを広げだした。
「あっ、やっ、やあぁあっ!」
最も恥ずかしいところが、汚らわしい男によって広げられ、そこをビデオカメラで撮影されている。佳主馬はあまりの羞恥に泣き叫び、許しを乞う。しかし、容赦なく男は嘗め回すようにカメラを動かし、そのしわの一本一本までも丁寧に撮影していった。
「あっ、そうだ。どんなふうに撮れてるか見てみる?」
突然、男はそんなことを言いだし、佳主馬の答えを待たず、確認用の液晶モニターを反転させる。
「あっ、ひぃぃっ!」
一瞬見えたモニターに佳主馬は顔を背けた。しかし、男は、「こっち向きな、佳主馬くん」と、脅す。
「やっ、やぁあっ」
佳主馬は固く目を閉ざし、いやいやと首を振る。だが、
「ほらっ、こっち向きなって」
「ひぁぁっ!」
男は佳主馬の剥き出しの肛門の中心に指を当てたのだ。
ビクンッ、と佳主馬の身体が跳ねる。
「ちゃんと見ないと、このビデオ、ネットにバラまくよ?」
「あっ、あぁっ!」
敏感な部分を撫でられ、佳主馬はビクン、ビクン、と身体を小刻みに痙攣させた。その動きに合わせて、少しだけ頭を出した先端から胸に向かって垂れ下がった先走り液が、ゆらゆらといやらしく揺れる。
「ほら、早く。キングカズマの正体がこんなエッチな子だってバレてもいいの?」
「いっ、いやぁあっ、やだぁあっ!」
「んじゃ、こっち見な。カメラに向かって自己紹介するんだ」
男の脅迫に屈し、佳主馬はゆっくりとカメラの方を向いた。
まるで化け物の目玉のようなレンズがこちらを向いている。反転されたモニターには、恥ずかしいお尻の穴と陰嚢の裏側、そして泣き濡れた自分の顔が一列に映されている。
「あっ、あっ、あぁぁっ・・・」
佳主馬は絶望の表情を浮かべるが、それもカメラの、男の餌食となる。
「ふふふ、かわいいよぉ、佳主馬くん。さあ、自己紹介してくれるかな?」
もともと、”どんなふうに撮れてるのか確認するため”に佳主馬をカメラに向けさせたのにも関わらず、いつのまにか、男はさらに屈辱的な行為を強要する。しかし、佳主馬には、男に逆らう余裕はもう無かった。
「さ、早く。言うこと聞かないと・・・もう分かるよね?」
男がそう言うと、佳主馬はボロボロと涙を零しながら、小さな声で自己紹介を始めた。
「・・・い、池沢・・・佳主馬・・・、13歳、です・・・。お、OZでは・・・、キ、キングカズマで、OMCの・・・OMCの・・・、せ、世界・・・、せかい、チャン・・・うぁぁあ・・・」
語尾は溢れた嗚咽に塗りつぶされた。
「どうした、佳主馬くん? ”世界チャンピオン”、なんだろ?」
男はわざとらしく、言えなかったところを殊更強調し、佳主馬を辱める。その言葉に、佳主馬の両目からは更に大粒の涙が零れ、薄汚れたシーツにしみ込んでゆく。
だが、男は容赦なく言葉を続けた。まだ言うことあるだろう、と言うのだ。
「ま、まだ・・・?」
「そう、まだ。頭のいい佳主馬くんなら分かるよね?」
男はそう言ったが、佳主馬は涙を零しながら、嗚咽している。
「仕方ないなあ。自分で言えないなら、お兄さんの質問に答えるんだよ?」
そう言いながら、男は佳主馬の肛門にまた指を這わせた。
「ひっ、ひぁぁあっ!」
「気持ちいい?」
「あぁっ! きっ、きもちいぃっ、きもちいいからぁっ」
殆ど反射的に佳主馬は答えた。
「へぇ、エッチだなあ、佳主馬くんは。で、どこが一番気持ちいいの?」
「うっ・・・うあぁっ・・・」
男の言葉に、佳主馬はビクンと震え、顔を背けた。
- (3)-------------------------------
「そんなっ、もっ、もう、いいで・・・しょ・・・」
男の言葉に、佳主馬は耳を疑った。裸になった、勃起もした、肛門まで晒して屈辱的な自己紹介もした。それなのに男は、そろそろ本番といこう、などと言ったのだ。
「だめだめ、みんなに撮れって言われてるんだから。佳主馬くんの”セルフ顔射”」
「な——」
男の言葉に佳主馬が声を上げる。
しかし、男はさも当たり前かのように、佳主馬の右手の手錠だけを解き、カメラを構えたまま、
「さ、はじめて」
と短く言った。
「な、なにを・・・」
「何をって、もちろん、オナニーだよ。いつもやってくれてるでしょ」
確かに、この男に命令され、今まで何度も恥ずかしい自慰行為を見せてきた。だが、こんなにも情けない格好で、それもビデオカメラの目の前でそれを行えなど、想像を絶する命令だった。
「そ、そんなこと、できるわけない、だろっ・・・」
「へぇ、おちんちんはヒクヒクして、お汁がいっぱいこぼれてるのに?」
男はそう言ったが、佳主馬は羞恥に悶えるだけで、いっこうに始めようとしない。
しかし、男は脅迫などはあえてせず、横たわる——とはいえない歪な姿勢だが――佳主馬と垂直になる位置、ベッドの横に三脚を設置した。
「仕方ないなぁ、佳主馬くん。素直になれるまで、お兄さんが手伝ってあげるからね」
カメラの高さやズームを調整したあと、男はカメラが据え付けられた側とは反対側に回り込んだ。
「うっ、うあぁあっ!」
モニターに映った佳主馬の身体がビクンと跳ねた。左胸の突起の上には手が映っており、その手はいやらしくそこをまさぐっている。
「あぁっ、だめっ・・・」
佳主馬は解放された右手でそれを払いのけようとするが、それは抵抗にならず、男の手を止めることはできない。
「んっ、んぁっ・・・」
認めたくなくとも、確実に快感がそこからわきあがってくる。佳主馬にできることは、ただ歯を食いしばること—―
いや、すぐにそれさえもできなくなった。
男は今度はパイプ側、つまり佳主馬の頭側にまわり、両手をつかって、二つの突起を嬲りだしたのだ。
「ん・・・、ふぁ・・・、ふぁあああっ・・・」
佳主馬の鼻息は確実に荒くなり、噛み締めた歯の隙間からは熱い吐息が漏れはじめた。
「ふふっ、気持ちいい? さっきビデオの前で、教えてくれたもんね。”乳首が一番感じる”って」
男は嬉しそうに佳主馬を嗤う。しかし、押し寄せる快感の波に、佳主馬はもう反論することもできず、ただ喘ぐことしかできなかった。
「ねえ、したくなってきた? オナニー」
さすがに、乳首で快感を感じても、それは射精の引き金になる快感とは違う。それは佳主馬にも分かっている。しかし、最後に残ったプライドが、自らの意思で自慰行為を晒すことを許さなかった。
だが、ペニスの先端から滴り、胸に溜ってゆく透明の粘液、これがすべてを物語っている。
「強情だなあ、佳主馬くん。素直になりなよ」
そうは言うが、男は心底この状況を楽しんでいた。胸に溜った先走り液を手に取ると、男はそれを膨らんだ佳主馬の乳首になすり付け、さらにこねくり回すのだ。
「うっ、ふぁぁっ、ひゃらあぁっ!」
これは堪えたのか、佳主馬はさらに声を上げ、身体をビクビクと震わせる。目尻からは大量の涙が零れ落ちるが、真っ赤に火照った顔は確実に快感を得ていることを示している。
「んっ! んぁあっ!」
突然、ビクンッ、と激しく佳主馬の身体が跳ね上がった。その瞬間、幼いペニスも同じように跳ね、大量の先走りを胸に零した。
無意識のうちに、佳主馬の右手が股間に伸びる—―
が、男は、だめだよ、とそれを払いのけた。
「あっ、あぁあっ・・・」
佳主馬が名残惜しそうな声を上げる。
「あれ? どうしたの、佳主馬くん? いやなんでしょ、オナニーするの」
男はどこまでも佳主馬を辱めるつもりだ。
「うぁぁっ、もっ、もうむりっ・・・、むりっ、だからぁあ・・・」
佳主馬は上目遣いで頭の向こうの男に許しを乞うた。しかし、
「むりって、何が?」
男は、ニヤニヤ笑いながら、佳主馬の乳首を嬲り続ける。
「あぁあっ、もっ、もう・・・」
イキたい。
小さな声で佳主馬が言った。
気高い少年が真に堕ちた瞬間だった。
「へぇ、乳首弄られただけでイキたくなるんだ。エッチだねぇ、佳主馬くんは」
男はそう言って笑うと、乳首から手を離し、
「いいよ、でも、ちょっと待って。ちゃんとビデオに撮るからね」
と、固定していたカメラを外した。
「ほうら、こっち向いて、佳主馬くん。イキたかったらおねだりしてね」
また先ほどと同じようにベッドの上に上った男は、肛門と性器、そして、泣き顔が映るようにカメラを構え、佳主馬に呼びかけた。
「うっ、うあぁあ・・・、うあぁっ・・・」
佳主馬は咽び泣きながらも、抵抗せずにカメラの方に顔を向ける。
そして、ゆっくりと口を開いた。
「あぁ・・・、いっ、イキたい・・・も・・・、イカせて・・・」
だが、男はただカメラを構えたまま動かない。
「おねがいっ、おっ、お兄さんっ、ちんちんおかしく、なる・・・」
佳主馬は真っ赤になった顔をカメラに向け、必死で許しを求める。ヒクつくペニスはもう限界にきていた。
「・・・ああ、いいよ」
何度も何度も、イカせて、イカせて、と哀願する佳主馬に、やっと男は許可を出した。
そして、佳主馬がペニスに手を宛てがった瞬間—―
フッ・・・
男が佳主馬のピンク色の窄まりに息を吹きかけた。
「ひゃぁあっ!」
全く予想外のタイミングで刺激が走り、佳主馬の身体がビクンッ、と大きく跳ねる。これが引き金となった。
「ああぁあっ、あぁあああーーーーっ!」
ビュッ、ビュルッ、ビュルッ、ビュルッ、、、
悲鳴に近い喘ぎとともに、ペニスは大きく跳ね、その先端から濃い白濁を大量に撒き散らす。それは胸や肩といった薄褐色の身体に降り注ぐだけでなく、泣き濡れた顔にまで飛び散った。
「おおっ、すごい、すごいよ、佳主馬くん!」
見事な”セルフ顔射”だ。
異様なまでの強烈な快感に飲まれた佳主馬は、その言葉を意識の外で聞いた。
男の言葉に、佳主馬は耳を疑った。裸になった、勃起もした、肛門まで晒して屈辱的な自己紹介もした。それなのに男は、そろそろ本番といこう、などと言ったのだ。
「だめだめ、みんなに撮れって言われてるんだから。佳主馬くんの”セルフ顔射”」
「な——」
男の言葉に佳主馬が声を上げる。
しかし、男はさも当たり前かのように、佳主馬の右手の手錠だけを解き、カメラを構えたまま、
「さ、はじめて」
と短く言った。
「な、なにを・・・」
「何をって、もちろん、オナニーだよ。いつもやってくれてるでしょ」
確かに、この男に命令され、今まで何度も恥ずかしい自慰行為を見せてきた。だが、こんなにも情けない格好で、それもビデオカメラの目の前でそれを行えなど、想像を絶する命令だった。
「そ、そんなこと、できるわけない、だろっ・・・」
「へぇ、おちんちんはヒクヒクして、お汁がいっぱいこぼれてるのに?」
男はそう言ったが、佳主馬は羞恥に悶えるだけで、いっこうに始めようとしない。
しかし、男は脅迫などはあえてせず、横たわる——とはいえない歪な姿勢だが――佳主馬と垂直になる位置、ベッドの横に三脚を設置した。
「仕方ないなぁ、佳主馬くん。素直になれるまで、お兄さんが手伝ってあげるからね」
カメラの高さやズームを調整したあと、男はカメラが据え付けられた側とは反対側に回り込んだ。
「うっ、うあぁあっ!」
モニターに映った佳主馬の身体がビクンと跳ねた。左胸の突起の上には手が映っており、その手はいやらしくそこをまさぐっている。
「あぁっ、だめっ・・・」
佳主馬は解放された右手でそれを払いのけようとするが、それは抵抗にならず、男の手を止めることはできない。
「んっ、んぁっ・・・」
認めたくなくとも、確実に快感がそこからわきあがってくる。佳主馬にできることは、ただ歯を食いしばること—―
いや、すぐにそれさえもできなくなった。
男は今度はパイプ側、つまり佳主馬の頭側にまわり、両手をつかって、二つの突起を嬲りだしたのだ。
「ん・・・、ふぁ・・・、ふぁあああっ・・・」
佳主馬の鼻息は確実に荒くなり、噛み締めた歯の隙間からは熱い吐息が漏れはじめた。
「ふふっ、気持ちいい? さっきビデオの前で、教えてくれたもんね。”乳首が一番感じる”って」
男は嬉しそうに佳主馬を嗤う。しかし、押し寄せる快感の波に、佳主馬はもう反論することもできず、ただ喘ぐことしかできなかった。
「ねえ、したくなってきた? オナニー」
さすがに、乳首で快感を感じても、それは射精の引き金になる快感とは違う。それは佳主馬にも分かっている。しかし、最後に残ったプライドが、自らの意思で自慰行為を晒すことを許さなかった。
だが、ペニスの先端から滴り、胸に溜ってゆく透明の粘液、これがすべてを物語っている。
「強情だなあ、佳主馬くん。素直になりなよ」
そうは言うが、男は心底この状況を楽しんでいた。胸に溜った先走り液を手に取ると、男はそれを膨らんだ佳主馬の乳首になすり付け、さらにこねくり回すのだ。
「うっ、ふぁぁっ、ひゃらあぁっ!」
これは堪えたのか、佳主馬はさらに声を上げ、身体をビクビクと震わせる。目尻からは大量の涙が零れ落ちるが、真っ赤に火照った顔は確実に快感を得ていることを示している。
「んっ! んぁあっ!」
突然、ビクンッ、と激しく佳主馬の身体が跳ね上がった。その瞬間、幼いペニスも同じように跳ね、大量の先走りを胸に零した。
無意識のうちに、佳主馬の右手が股間に伸びる—―
が、男は、だめだよ、とそれを払いのけた。
「あっ、あぁあっ・・・」
佳主馬が名残惜しそうな声を上げる。
「あれ? どうしたの、佳主馬くん? いやなんでしょ、オナニーするの」
男はどこまでも佳主馬を辱めるつもりだ。
「うぁぁっ、もっ、もうむりっ・・・、むりっ、だからぁあ・・・」
佳主馬は上目遣いで頭の向こうの男に許しを乞うた。しかし、
「むりって、何が?」
男は、ニヤニヤ笑いながら、佳主馬の乳首を嬲り続ける。
「あぁあっ、もっ、もう・・・」
イキたい。
小さな声で佳主馬が言った。
気高い少年が真に堕ちた瞬間だった。
「へぇ、乳首弄られただけでイキたくなるんだ。エッチだねぇ、佳主馬くんは」
男はそう言って笑うと、乳首から手を離し、
「いいよ、でも、ちょっと待って。ちゃんとビデオに撮るからね」
と、固定していたカメラを外した。
「ほうら、こっち向いて、佳主馬くん。イキたかったらおねだりしてね」
また先ほどと同じようにベッドの上に上った男は、肛門と性器、そして、泣き顔が映るようにカメラを構え、佳主馬に呼びかけた。
「うっ、うあぁあ・・・、うあぁっ・・・」
佳主馬は咽び泣きながらも、抵抗せずにカメラの方に顔を向ける。
そして、ゆっくりと口を開いた。
「あぁ・・・、いっ、イキたい・・・も・・・、イカせて・・・」
だが、男はただカメラを構えたまま動かない。
「おねがいっ、おっ、お兄さんっ、ちんちんおかしく、なる・・・」
佳主馬は真っ赤になった顔をカメラに向け、必死で許しを求める。ヒクつくペニスはもう限界にきていた。
「・・・ああ、いいよ」
何度も何度も、イカせて、イカせて、と哀願する佳主馬に、やっと男は許可を出した。
そして、佳主馬がペニスに手を宛てがった瞬間—―
フッ・・・
男が佳主馬のピンク色の窄まりに息を吹きかけた。
「ひゃぁあっ!」
全く予想外のタイミングで刺激が走り、佳主馬の身体がビクンッ、と大きく跳ねる。これが引き金となった。
「ああぁあっ、あぁあああーーーーっ!」
ビュッ、ビュルッ、ビュルッ、ビュルッ、、、
悲鳴に近い喘ぎとともに、ペニスは大きく跳ね、その先端から濃い白濁を大量に撒き散らす。それは胸や肩といった薄褐色の身体に降り注ぐだけでなく、泣き濡れた顔にまで飛び散った。
「おおっ、すごい、すごいよ、佳主馬くん!」
見事な”セルフ顔射”だ。
異様なまでの強烈な快感に飲まれた佳主馬は、その言葉を意識の外で聞いた。
(完)