Mr.イェルーシェのヒュムノス講座
最終更新:
cielenica
-
view
どうしてこうなるまで放っておいたんだ(by焔帝の護り手)
ぷらいべったーから移動。徹頭徹尾ヒュムオタのガルカーサが書きたかった、それだけの話です。
お前ら、ヒュムノス語はいいぞ。
お前ら、ヒュムノス語はいいぞ。
――そうだな、これは今更すぎて確認することでもない事項だが、故にあえて言及するとしよう。
ヒュムノス語は至上至高の感情言語である。大カテゴリで人工言語 、EXA_PICO で厳密に云うのなら神造言語 ?野暮だ野暮。そもそも七次元外 の話だからまるで関係ないな。
それに感情言語という言葉ほど、これを示すものはない。類似で想音言語とも言われているから、これでも構わないが、総じて言語の一種というのはあまりにもナンセンスだと俺は強く言おう。言ったら怒る。
ヒュムノス語は至上至高の感情言語である。大カテゴリで
それに感情言語という言葉ほど、これを示すものはない。類似で想音言語とも言われているから、これでも構わないが、総じて言語の一種というのはあまりにもナンセンスだと俺は強く言おう。言ったら怒る。
事の始まりは、"謳う丘"アル・リヴェルとその守護女神アリエスが、数多のレーヴァテイルと共に地上に降りてきた神話の時代。その頃は皆、天使の操る魔法に魅了され、魔法を発する呪文には大して見向きもしなかった。あくまでも、その魔法にはその特殊な響きと文字がセットなのだろうなー、よく分からないが構成上のいちパーツならばいいんじゃないか?という程度の認識だ。あまりにも勿体ないが致し方ない、最初なんだ、皆して素人 だしな。
けれど、その風向きはある起点が生じることで一気に変わり、更には加速した。謳暦397年、詩魔法 と元彩魔法 を併せて研究していた魔導師のコミュニティが暇潰しにと書き記したとある一文。
「Andye; Ma iyrl wa chs hymmnos en ugi her ar.(せっかくだから、俺はこのヒュムノスを選ぶぜ)」――そう、それこそは福音だった。そよ風 の如き始まりからヒュムノス語はコミュニティ内のブームとなり、落ち着いてなお根強い偏執者 によって連綿と残され、やがては数多く存在する趣味として選ばれる余地を与え、ついには現代にも多くの輝きを残したんだ!
けれど、その風向きはある起点が生じることで一気に変わり、更には加速した。謳暦397年、
「Andye; Ma iyrl wa chs hymmnos en ugi her ar.(せっかくだから、俺はこのヒュムノスを選ぶぜ)」――そう、それこそは福音だった。
――ああ、言い忘れてた。もう言ってしまうが俺、ヒュムノス語が大っっっ好きなんだ。イチ推し 通り越してもうビックラブ ぐらい!!
こう見えて、詩想愛好家 とも内心公言してるほどなんだぜ?……あ、今矛盾してるって思ったな。思っただろ……いいよ、当たってるから。
ええー、だってさー……しょうがないだろぉー……?これを現実外で言ったところで皆してドン引きするんだから。悩み悶え苦しみ、なんとかなるかなと信じて託した仲間は総じて苦笑いか呆然 、果てには「やっぱバカだろお前」っていう有難い言葉を贈ってくれる始末。いや改めたらクソやかましいな許すまじレオン。泣いてやろうかと本気で思ったことは内緒だ。……秘密裏の計画を今に見てろ、所業の頭と尾の間を契絆想界詩 で訴えてやるっ。
──こほん。まあ、そういう俺の哀しい過去、もといプライベートは置いておいて。
なあなあ……ヒュムノス語、興味が出たんだよな?詩魔法で使う以外の用途に対して、すこーし、ちょーーーっとだけ……気になってくれたんだよなっ?――よっしゃっ!ならばよしっ♪
肩の力、しっかり抜いての拝聴を願うぞ。大丈夫だって、そう心配しなくても簡潔に話すから。"攻めならばまず基本、基礎を徹底しろ。初心者 はこの手に限る"っ。かのエルヴィフィオス帝のお言葉に翳りがないのは相変わらずだな。
こう見えて、
ええー、だってさー……しょうがないだろぉー……?これを現実外で言ったところで皆してドン引きするんだから。悩み悶え苦しみ、なんとかなるかなと信じて託した仲間は総じて苦笑いか
──こほん。まあ、そういう俺の哀しい過去、もといプライベートは置いておいて。
なあなあ……ヒュムノス語、興味が出たんだよな?詩魔法で使う以外の用途に対して、すこーし、ちょーーーっとだけ……気になってくれたんだよなっ?――よっしゃっ!ならばよしっ♪
肩の力、しっかり抜いての拝聴を願うぞ。大丈夫だって、そう心配しなくても簡潔に話すから。"攻めならばまず基本、基礎を徹底しろ。
さて、これはレーヴァテイルの常識から入る分野だ。詩魔法というのは、詠唱するときに独特の感覚というものがある。
意識を集中させ、水底に至るイメージから、やがて胸の裡より想いを汲み上げて発露させる――この昇華の果てを形作るために必要な呪文がヒュムノス語だ。
謳われる詩魔法は当然、姿形が異なるだろう?これは呪文……というより、歌詞にも言えることだ。嬉しい、幸せを形にしたヒュムノスならばそのようになり、嘆き、怒りを象りたいヒュムノスならばそのようになる。炎を具現させる詩魔法があるとして、「Ma yea ra urr fayra sor.(緩やかな歓びから火を現します)」と「Rrha guwo ga urr fayra sor.(止め処なく迸る怒りから火を現します)」の二文がある。やりたいことは同じでも、想いだけが違えば印象も全く異なるだろ?
実際、その時その時の感情によってヒュムノスの効果も変動するとは、波動科学――専門的な研究によって明らかになっているらしいが、今回は割愛だ。より詳しく知りたいのなら魔導技術の総本山ヴァーレンヒルズか、うちのところ……ブロンキアの本屋だな。遠いが、帝都だったら普通に売ってるぜ。
意識を集中させ、水底に至るイメージから、やがて胸の裡より想いを汲み上げて発露させる――この昇華の果てを形作るために必要な呪文がヒュムノス語だ。
謳われる詩魔法は当然、姿形が異なるだろう?これは呪文……というより、歌詞にも言えることだ。嬉しい、幸せを形にしたヒュムノスならばそのようになり、嘆き、怒りを象りたいヒュムノスならばそのようになる。炎を具現させる詩魔法があるとして、「Ma yea ra urr fayra sor.(緩やかな歓びから火を現します)」と「Rrha guwo ga urr fayra sor.(止め処なく迸る怒りから火を現します)」の二文がある。やりたいことは同じでも、想いだけが違えば印象も全く異なるだろ?
実際、その時その時の感情によってヒュムノスの効果も変動するとは、波動科学――専門的な研究によって明らかになっているらしいが、今回は割愛だ。より詳しく知りたいのなら魔導技術の総本山ヴァーレンヒルズか、うちのところ……ブロンキアの本屋だな。遠いが、帝都だったら普通に売ってるぜ。
ともあれ、本題だな。まず、ヒュムノス語には律と呼ばれる流派、もとい分類があることは存じているか?これは平たく言うと表現の違い、方言にも似たものだな。
実は普段の詩魔法でも、歌詞内でどの律をよく使っているかで、レーヴァテイルの好みというのが詳らかに分かるらしい。
で、この流派だが、現代で確認されているのだと合計7種類。
中央正純律、クルトシエール律、古メタファルス律 、クラスタ律、アルファ律……ヴェルヒェー律、それと、ルタニア綺穹律だ。これらは一括して第一紀成語 と名称がつけられているな。
あとはまあ、これと並ぶ中カテゴリに、新約パスタリエ というのがあるんだが、こちらは難易度が高いので今回はなし……ちょっと残念だけど。滅茶苦茶話したいけど。俺の主要言語 だって自慢したいけど。
とはいえ、だからって第一紀成語 が劣っているってわけじゃない。なにせ、霧笛を鳴らしたコミュニティが綴りに綴った詩文はそちらで記述されているし、現代の吟遊詩人もこぞって愛用している。
長い歴史があるということは、それだけ優れた汎用性があって、彼らの誰もが魅入られる要素があるわけだ。その基本の基礎たるものが――中央正純律!
ヒュムノスにおける標準語、これ文字通り!ノーマルかつオーソドックス、律というものは大なり小なり癖が存在するものだが、こちらは実にナチュラルだ!
汝、初心者 ならば此れを読み、此れを摂り、此れを以 て幻想 綴るべし――子供の頃、アルファベットの並びから覚えて、簡単な単語、そして文法とステップアップ。うむ、非常によく似ている。
まっ、ヒュムノス語を覚えるというのは、異国の言葉を覚えるのと似たようなものだとは言うからな。……って言っちまうと、大抵は難しいものかと委縮するんだ。全然そんなことないんだぜ?というか、ヒュムノス語を完璧憶えている自負のある俺だが、異国の言葉?まるで分からない !なので安心してくれ。これはひとにとってもやさしい言語だ。ローティメルグの名にかけて宣伝するのでよろしくな。
っとと、脱線した。中央正純律は基本の基礎というだけあって、普段耳にする詩からは絶対に頻出する律でもある。
原初の詩、【Was yea ra chs hymmnos mea.(私は詩になる。至高の歓びを噛み締めながら)】は、全て中央正純律で構成された代表的な一文でもあるほどだ。感情を伝える想音は【Was yea ra】、後の文章【chs hymmnos mea.】が何をするのか、何があるのか、そういった詳細を伝える構造を取っている。
簡単にだが、【Was yea ra】で「このままでいたいぐらいとても嬉しい!」、【chs hymmnos mea.】で「私は詩に変じる」と覚えよう。何か気付いたか?響きとしては存外、俺たちの使う言葉と所々に類似点が見受けられる。なので単語自体はその気になれば覚えやすいとはよく言われるな。
実は普段の詩魔法でも、歌詞内でどの律をよく使っているかで、レーヴァテイルの好みというのが詳らかに分かるらしい。
で、この流派だが、現代で確認されているのだと合計7種類。
中央正純律、クルトシエール律、
あとはまあ、これと並ぶ中カテゴリに、
とはいえ、だからって
長い歴史があるということは、それだけ優れた汎用性があって、彼らの誰もが魅入られる要素があるわけだ。その基本の基礎たるものが――中央正純律!
ヒュムノスにおける標準語、これ文字通り!ノーマルかつオーソドックス、律というものは大なり小なり癖が存在するものだが、こちらは実にナチュラルだ!
汝、
まっ、ヒュムノス語を覚えるというのは、異国の言葉を覚えるのと似たようなものだとは言うからな。……って言っちまうと、大抵は難しいものかと委縮するんだ。全然そんなことないんだぜ?というか、ヒュムノス語を完璧憶えている自負のある俺だが、異国の言葉?
っとと、脱線した。中央正純律は基本の基礎というだけあって、普段耳にする詩からは絶対に頻出する律でもある。
原初の詩、【Was yea ra chs hymmnos mea.(私は詩になる。至高の歓びを噛み締めながら)】は、全て中央正純律で構成された代表的な一文でもあるほどだ。感情を伝える想音は【Was yea ra】、後の文章【chs hymmnos mea.】が何をするのか、何があるのか、そういった詳細を伝える構造を取っている。
簡単にだが、【Was yea ra】で「このままでいたいぐらいとても嬉しい!」、【chs hymmnos mea.】で「私は詩に変じる」と覚えよう。何か気付いたか?響きとしては存外、俺たちの使う言葉と所々に類似点が見受けられる。なので単語自体はその気になれば覚えやすいとはよく言われるな。
この標準語と合わせて、二つの流派が次いで頻出すると統計で語られている。それは、クルトシエール律と古メタファルス律 !これらの良さと云えばなんと言ってもファンタジックで魔術的イントネーション パワーを放っていることだ!……すまん、飛躍しすぎたな。
さっき、中央正純律以外の律には癖があるって話しただろう?クルトシエール律はとかく原始的でな、ナチュラルというよりはボタニカルなんだ。詩の力でなく、純粋な魔力より発露する元彩魔法 とも特性は似ていると指摘されているほど、それは純粋に鳴る。
では|古メタファルス律《メリアータ聖譜律》は何か?これは名が差す通り、メリア教信者であったレーヴァテイルたちが好んで使っていたことに由来する流派だ。その響きは魔的というよりも、霊的かつ神聖。敬虔な彼らにとってはまさに神の贈り物というほどもあったんだろう。事実、クルトシエール律とは違うベクトルによる純粋さをこれは保持している。
自然ゆえか、信仰ゆえか――あえてタクティクスカードで喩えるのなら、クルトシエール律は|雷神タキオンの閃光《サンダーボルト》。|古メタファルス律《メリアータ聖譜律》は|聖アスタ=ナレフの導き《バニッシュ》だな。む、分かりにくい?すまん。
この二つの流派から単語を挙げるならば、クルトシエール律は「|gyen《紡ぐ》」「|diviega《偉大なる叡智》」「|ene《思う》」。|古メタファルス律《メリアータ聖譜律》は「|viega《剣》」「|infel《親愛》」「|faura《小鳥》」……鋭いな。
今上げた中での「diviega」と「viega」は、「viega」を語源として「diviega」が生まれたのだと当時の研究によって明かされている。
先の純粋という要素然り、他にも様々な類似点が見当たることから――これらは律という分類上、ひとで言うきょうだいにも似た関連性を併せ持ついるとも云われているんだ。面白いよな。
ところで、|古メタファルス律《メリアータ聖譜律》はとかく【愛】を説くヒュムノスとも呼ばれる。その理由は単純で、愛を示す単語が多いから。一部例外もあるが――|syana《愛》、|infel《親愛》、|belwira《敬愛》、|amario《恋愛》、|fane《慈愛》、|lepima《性愛》、|philow《偏愛》、|ubitio《狂愛》……だんだん物騒になってきたって?ははは、分かるぞその気持ち。なにせ【愛】は古今東西において、もっとも多くの解釈がされている一要素だ。恋愛小説という括りの中、細かくジャンル分けがされているように穏やかなものから波の荒立つものまで、それはもう幅広くあるぞ。
あ、この【愛】ほどではないが、ヒュムノス語には異音同義の言葉が多くあるんだ。今上げた二つと比較していくのもありだぜ。
さっき、中央正純律以外の律には癖があるって話しただろう?クルトシエール律はとかく原始的でな、ナチュラルというよりはボタニカルなんだ。詩の力でなく、純粋な魔力より発露する
では|古メタファルス律《メリアータ聖譜律》は何か?これは名が差す通り、メリア教信者であったレーヴァテイルたちが好んで使っていたことに由来する流派だ。その響きは魔的というよりも、霊的かつ神聖。敬虔な彼らにとってはまさに神の贈り物というほどもあったんだろう。事実、クルトシエール律とは違うベクトルによる純粋さをこれは保持している。
自然ゆえか、信仰ゆえか――あえてタクティクスカードで喩えるのなら、クルトシエール律は|雷神タキオンの閃光《サンダーボルト》。|古メタファルス律《メリアータ聖譜律》は|聖アスタ=ナレフの導き《バニッシュ》だな。む、分かりにくい?すまん。
この二つの流派から単語を挙げるならば、クルトシエール律は「|gyen《紡ぐ》」「|diviega《偉大なる叡智》」「|ene《思う》」。|古メタファルス律《メリアータ聖譜律》は「|viega《剣》」「|infel《親愛》」「|faura《小鳥》」……鋭いな。
今上げた中での「diviega」と「viega」は、「viega」を語源として「diviega」が生まれたのだと当時の研究によって明かされている。
先の純粋という要素然り、他にも様々な類似点が見当たることから――これらは律という分類上、ひとで言うきょうだいにも似た関連性を併せ持ついるとも云われているんだ。面白いよな。
ところで、|古メタファルス律《メリアータ聖譜律》はとかく【愛】を説くヒュムノスとも呼ばれる。その理由は単純で、愛を示す単語が多いから。一部例外もあるが――|syana《愛》、|infel《親愛》、|belwira《敬愛》、|amario《恋愛》、|fane《慈愛》、|lepima《性愛》、|philow《偏愛》、|ubitio《狂愛》……だんだん物騒になってきたって?ははは、分かるぞその気持ち。なにせ【愛】は古今東西において、もっとも多くの解釈がされている一要素だ。恋愛小説という括りの中、細かくジャンル分けがされているように穏やかなものから波の荒立つものまで、それはもう幅広くあるぞ。
あ、この【愛】ほどではないが、ヒュムノス語には異音同義の言葉が多くあるんだ。今上げた二つと比較していくのもありだぜ。
とまあ、メジャーなものだとこの辺りだな?他がマイナー……というわけでもないんだが、一番分かりやすく、初心者にもウケがいいとなればこの三つなんだよ。
クラスタ律は雄々しい、もとい好戦的な律だし、ルタニア綺穹律は先の二つの上位互換というぐらいの荘厳さを誇る、故にどうも扱いに困る!カードだったらもう|白鳳と聖女の絶殺光《ジハード》だあれは。
そしてアルファ律については……実のところ、よく分からないというのが感想。いや、知らない単語がないわけじゃあないんだが。
なんというか、取っ散らかっているというか……曰く、守護女神アリエスが直々に齎した聖なる言の葉とあるように、確かにそれらしい響きは散見される。
でも「|biraze《ベリー》」や「|moochy《もちもち》」とかは駄目だ。いや、訳分かんねえ。なんでそんなのがあるんだ。女神様というのはもちもち食感に喜ばれる甘党だったとでもいうのか?「|anspeir《綴る》」や「|phantoire《幻想》」のときとでセンスの振れ幅が忙しいという過労死レベルだよ、なんだこの温度差怖い。
ただ、素直で乙女らしいと受け取った上でなら、可愛いなとも思うよ。……うん、まあ総じて見るなら……可愛らしい律だ、が俺なりの評価にはなる。
一応言うが、別に嫌いというわけじゃないからな。世話になっているし。使いようによっては、全体的に柔らかい印象と受け取りやすくなるからな。
クラスタ律は雄々しい、もとい好戦的な律だし、ルタニア綺穹律は先の二つの上位互換というぐらいの荘厳さを誇る、故にどうも扱いに困る!カードだったらもう|白鳳と聖女の絶殺光《ジハード》だあれは。
そしてアルファ律については……実のところ、よく分からないというのが感想。いや、知らない単語がないわけじゃあないんだが。
なんというか、取っ散らかっているというか……曰く、守護女神アリエスが直々に齎した聖なる言の葉とあるように、確かにそれらしい響きは散見される。
でも「|biraze《ベリー》」や「|moochy《もちもち》」とかは駄目だ。いや、訳分かんねえ。なんでそんなのがあるんだ。女神様というのはもちもち食感に喜ばれる甘党だったとでもいうのか?「|anspeir《綴る》」や「|phantoire《幻想》」のときとでセンスの振れ幅が忙しいという過労死レベルだよ、なんだこの温度差怖い。
ただ、素直で乙女らしいと受け取った上でなら、可愛いなとも思うよ。……うん、まあ総じて見るなら……可愛らしい律だ、が俺なりの評価にはなる。
一応言うが、別に嫌いというわけじゃないからな。世話になっているし。使いようによっては、全体的に柔らかい印象と受け取りやすくなるからな。
[pager]
流派の説明としては以上だ。さて、ここからは――うん?何か言いたげだな?いいぞ、質問は歓迎だ。
……、すまん、もう一回。
……"ヴェルヒェー律の説明がまだ"、だ?
……、すまん、もう一回。
……"ヴェルヒェー律の説明がまだ"、だ?
…………。あー……そういえば、まあ………………。
あー………………。
えーーー……っと…………。
えーーー……っと…………。
……………………………………………………。
……………………はぁーーーーーーーーーー……。
いや、そうだな。講師として口に出したのは俺だ、そちらに非はない、本当にない。ないんだが。
……先んじて言おう。俺はヒュムノス語が好きだ。分け隔てなく、好きだ。けれどな、ひとには何事にも例外があるように思う。だから誤解しないでほしい。俺のことは嫌いになってもいいがヒュムノス語は嫌いになるな、もっと言うならヴェルヒェー律のことを嫌いにならないでくれ。
あれとて、素晴らしい流派だからな。なんといっても、詩文で遊び始めたという魔導師のコミュニティ――現代のヴァーレンヒルズ発祥のヒュムノス語なのだから。
|元彩魔法《オールドカラー》の要素をベースにして、独自に研究し、ひとつ、またひとつと正しく職人技によって紡がれてきた言の葉。大魔導の祖ノヴァーリス・バロイが先導したというだけあって、その効果はお墨付きだ。さる考察では守護女神がそれをいたく気に入り、ヒュムノス語として認め召し上げた果てとも云われている。単なる与太なのか真実の一端なのかは知らないが、ともあれ立派な律である。
――そう、理知では分かっている。理性的に理解している、評価もしている。
だが……だがなッ。この十数年で磨きに磨いてきた、|詩想愛好家《ヒュムノフィロウ》としての俺の心は、それを断じて認めんとばかりに訴えるわけでな!ああ平たく言うと嫌いなんだよ、悔しいが!
他の律と比べてみろ、ベクトルが違う!悪い意味で!!ヴェルヒェー律は別称「ヴァーレンヒルズ華飾語」とも云われているが、文字通りだ、自己紹介と言ってもいい!
尊大!不遜ッ!!要するに装飾過剰!豪華というと聴こえはいいがやりすぎだ、加減もない上に華美すぎる!
あのな、ヒュムノス語をなんだと心得る?あれは感情を、つまりレーヴァテイルの想いをストレートに伝えるための言語だ。感情言語とはそういうニュアンスを多分に含むものだと多くは解釈しているだろう。
つまり――|言葉《パーツ》に余分なものはいらないわけだ。プラスとて過剰にやれば|限界突破《オーバーフロー》待ったなしだろう?だからこそ人はプラスに対してマイナスの概念を考え、それによって世の均衡を保ってきたはずだ、なのにこれは!なんだよ!!
哀しいなら哀しいんでいいんだよ煽るんじゃねえ!!楽しいなら楽しいで構わない、軽やかなようだとかの補足はレーヴァテイルによっては解釈違い起こすぞ!! なるほど、格好つけるためが|主軸《コンセプト》なのは理解する、いいよな格好つけるの!決められたらそりゃあ嬉しいが!
それな、滑ったときが一番辛いんだぞ!使い手に恥でもかかせたいのか?外道め!「|Fou ki spga chastyn bexm euriah re thgzed nevno.《漆黒に堕つ華の降誕を謳え》」とか見た時卒倒するかと思ったからな!?よりにもよってルタニア綺穹律と合わせるなえらい壮大なことになってるから!規模がもう空気みたいに膨らんでいるから!!あいつ元気にしてるといいんだけどな!!
ああ、こういう事故を知っているからこそ、取り扱いには十分注意したい部類だと常々思っている。詩文にだって本当にタイミングを見計らわないとだ、綴る勇気の出るものか。
というか!初歩的な話だが想いが複雑化するかどうか、なんて謳い手の気分次第!こんなの常識だろうが!!
綺穹律が|難易度高め《ベリーハード》ならあんなの|難易度EX《ルナティック》だと俺は断言できるな!|装飾過剰《エフェクトオーバー》、|厨二《ゲーミングカラー》、|雰囲気強制《ムードデストロイヤー》、三拍子揃えてんなかき氷か!?満漢全席のつもりかぁ!!シロップかけるときぐらいは|一途《シンプル》でぶっ飛べよバーーーーーーーーカ!!
いや、そうだな。講師として口に出したのは俺だ、そちらに非はない、本当にない。ないんだが。
……先んじて言おう。俺はヒュムノス語が好きだ。分け隔てなく、好きだ。けれどな、ひとには何事にも例外があるように思う。だから誤解しないでほしい。俺のことは嫌いになってもいいがヒュムノス語は嫌いになるな、もっと言うならヴェルヒェー律のことを嫌いにならないでくれ。
あれとて、素晴らしい流派だからな。なんといっても、詩文で遊び始めたという魔導師のコミュニティ――現代のヴァーレンヒルズ発祥のヒュムノス語なのだから。
|元彩魔法《オールドカラー》の要素をベースにして、独自に研究し、ひとつ、またひとつと正しく職人技によって紡がれてきた言の葉。大魔導の祖ノヴァーリス・バロイが先導したというだけあって、その効果はお墨付きだ。さる考察では守護女神がそれをいたく気に入り、ヒュムノス語として認め召し上げた果てとも云われている。単なる与太なのか真実の一端なのかは知らないが、ともあれ立派な律である。
――そう、理知では分かっている。理性的に理解している、評価もしている。
だが……だがなッ。この十数年で磨きに磨いてきた、|詩想愛好家《ヒュムノフィロウ》としての俺の心は、それを断じて認めんとばかりに訴えるわけでな!ああ平たく言うと嫌いなんだよ、悔しいが!
他の律と比べてみろ、ベクトルが違う!悪い意味で!!ヴェルヒェー律は別称「ヴァーレンヒルズ華飾語」とも云われているが、文字通りだ、自己紹介と言ってもいい!
尊大!不遜ッ!!要するに装飾過剰!豪華というと聴こえはいいがやりすぎだ、加減もない上に華美すぎる!
あのな、ヒュムノス語をなんだと心得る?あれは感情を、つまりレーヴァテイルの想いをストレートに伝えるための言語だ。感情言語とはそういうニュアンスを多分に含むものだと多くは解釈しているだろう。
つまり――|言葉《パーツ》に余分なものはいらないわけだ。プラスとて過剰にやれば|限界突破《オーバーフロー》待ったなしだろう?だからこそ人はプラスに対してマイナスの概念を考え、それによって世の均衡を保ってきたはずだ、なのにこれは!なんだよ!!
哀しいなら哀しいんでいいんだよ煽るんじゃねえ!!楽しいなら楽しいで構わない、軽やかなようだとかの補足はレーヴァテイルによっては解釈違い起こすぞ!! なるほど、格好つけるためが|主軸《コンセプト》なのは理解する、いいよな格好つけるの!決められたらそりゃあ嬉しいが!
それな、滑ったときが一番辛いんだぞ!使い手に恥でもかかせたいのか?外道め!「|Fou ki spga chastyn bexm euriah re thgzed nevno.《漆黒に堕つ華の降誕を謳え》」とか見た時卒倒するかと思ったからな!?よりにもよってルタニア綺穹律と合わせるなえらい壮大なことになってるから!規模がもう空気みたいに膨らんでいるから!!あいつ元気にしてるといいんだけどな!!
ああ、こういう事故を知っているからこそ、取り扱いには十分注意したい部類だと常々思っている。詩文にだって本当にタイミングを見計らわないとだ、綴る勇気の出るものか。
というか!初歩的な話だが想いが複雑化するかどうか、なんて謳い手の気分次第!こんなの常識だろうが!!
綺穹律が|難易度高め《ベリーハード》ならあんなの|難易度EX《ルナティック》だと俺は断言できるな!|装飾過剰《エフェクトオーバー》、|厨二《ゲーミングカラー》、|雰囲気強制《ムードデストロイヤー》、三拍子揃えてんなかき氷か!?満漢全席のつもりかぁ!!シロップかけるときぐらいは|一途《シンプル》でぶっ飛べよバーーーーーーーーカ!!
…………ぜぇ、ぜぇ……はぁーーー…………ふぅ。
……………………何言ってんだろ、俺。そりゃあかき氷といえばレモンだけど。いや、そうじゃねえ。ごめん。
……?質問?こんなときに。
…………。
……………………何言ってんだろ、俺。そりゃあかき氷といえばレモンだけど。いや、そうじゃねえ。ごめん。
……?質問?こんなときに。
…………。
…………いや。
怒らないぞ?だいぶ落ち着いたし。うん。
――"一周回って好きなんじゃないか"。そう言われると、なんか、そんな気がしてきたというか……俺はヴェルヒェー律が嫌いだけど好き……いや嫌いだからこそ好き……憎しみ余って可愛さが百億倍とはよく言うが。
まあ、そりゃあ、好きだけど。使う場面が結構限られるけど。
だってそうでもなきゃ、ヒュムノス語が好きだ!なんて言えないだろう。全体的にそうじゃないなんて、名折れにもほどがあるじゃないか。
伊達に世間に本を売り出してるわけじゃねえよ、俺だって。Dr.イェルーシェを嘗めては困る。あ、俺のペンネームな。今のは。言っちゃったから言っておくが。
怒らないぞ?だいぶ落ち着いたし。うん。
――"一周回って好きなんじゃないか"。そう言われると、なんか、そんな気がしてきたというか……俺はヴェルヒェー律が嫌いだけど好き……いや嫌いだからこそ好き……憎しみ余って可愛さが百億倍とはよく言うが。
まあ、そりゃあ、好きだけど。使う場面が結構限られるけど。
だってそうでもなきゃ、ヒュムノス語が好きだ!なんて言えないだろう。全体的にそうじゃないなんて、名折れにもほどがあるじゃないか。
伊達に世間に本を売り出してるわけじゃねえよ、俺だって。Dr.イェルーシェを嘗めては困る。あ、俺のペンネームな。今のは。言っちゃったから言っておくが。
[pager]
妙なことになったが、ヒュムノス語の基礎となると以上だ。ある程度は噛み砕いて話したつもりだが、分からないことがあるなら訊いてほしい。
布教……というとそれまでだが、愛好家が増えるというのはいいことだ。それだけ、世界が広がることになるんだ。この手の趣味はとにかく母数ありきなところもあるし。
頭の片隅に留めてくれるだけでも大歓迎だ……うん?いや、その。
布教……というとそれまでだが、愛好家が増えるというのはいいことだ。それだけ、世界が広がることになるんだ。この手の趣味はとにかく母数ありきなところもあるし。
頭の片隅に留めてくれるだけでも大歓迎だ……うん?いや、その。
なんだ、まだ何かあるのか?どうにも言いたげな顔をしているが。
……"例文を教えてほしい"か。そうだな、ちょっと待っててくれ。
確か書きかけの……リハビリで簡単に紡いだのがいくらか自室に置いてあると思うから……少々待っててくれ。
あ、喉も乾いたよな。じゃあ一緒に持ってくるよ。
もうちょっと、付き合ってくれよな?
……"例文を教えてほしい"か。そうだな、ちょっと待っててくれ。
確か書きかけの……リハビリで簡単に紡いだのがいくらか自室に置いてあると思うから……少々待っててくれ。
あ、喉も乾いたよな。じゃあ一緒に持ってくるよ。
もうちょっと、付き合ってくれよな?
……逃げないでくれ。頼むことでも、ないかもしれないけど。
[newpage]
(おまけ:コスモスフィア第三階層の濃さがこれという事実)
(おまけ:コスモスフィア第三階層の濃さがこれという事実)
ユグドラ「ということがコスモスフィア内でありましt」
ガルカーサ「嫌いになってくれ」
ユグドラ「待って気にしてません気にしてませんから!パラダイムシフトできましたし!あとちょっと面白い人だなと思っただけで!!」
ガルカーサ「ごめん割と本気で泣くかもしれないから離席していいか?」
ユグドラ「離脱は駄目です、禁じます!!どうせなら私の目の前で泣いてください!!」
ガルカーサ「止めないでくrちょっと待て今なんて言った!!?!?」
ミラノ「何してんだあいつら」
ネシア「痴話喧嘩じゃないですか」
ガルカーサ「嫌いになってくれ」
ユグドラ「待って気にしてません気にしてませんから!パラダイムシフトできましたし!あとちょっと面白い人だなと思っただけで!!」
ガルカーサ「ごめん割と本気で泣くかもしれないから離席していいか?」
ユグドラ「離脱は駄目です、禁じます!!どうせなら私の目の前で泣いてください!!」
ガルカーサ「止めないでくrちょっと待て今なんて言った!!?!?」
ミラノ「何してんだあいつら」
ネシア「痴話喧嘩じゃないですか」