第三星歴:アラグ帝国の勃興(クリスタルタワー関連)
- 第三星暦から第四霊災にかけて、古代アラグ文明がどのように成立し、なぜ滅んだのかということがクロニクル(年代記)クエスト「クリスタルタワー」で、語られています。ここでは、始皇帝「ザンデ」を主人公として、アラグ帝国の勃興と斜陽について語っていきたいと思います。
【古代アラグ文明の起こり】
- 5千年以上前のできごとです。アラグ帝国の始皇帝「ザンデ」は、エオルゼア全土を統一しました。
- アラグ帝国の強みは、ザンデが組織した、「魔導師団」でした。そして、魔法と科学を融合させた「魔科学」という独特の技術体系が生まれました。(下部資料写真は、魔科学研究所)
※現在、「聖コイナク財団」によって、研究が進んでいます。(モードナ)
【ザンデの死後】
- ザンデの死後、帝都が存在した銀泪湖(ぎんるいこ)の湖畔に、太陽の力を集積する巨大装置「シルクスの塔(別名:クリスタルタワー)」が建造されました。莫大なエネルギーが人々の暮らしをさらに豊かにし、その後、300年の平和が訪れました。
【ザンデの死後1000年以上が経過したころ】
- 「奇才のアモン」は、アラグ帝国生まれの魔科学の天才です。退廃し、停滞していたアラグ帝国に新風を吹き込むため、初代皇帝ザンデの復活を立案しました。
- 「勇者ティターン」は、時の皇帝に対して反旗を翻した革命の英雄です。アモンによって、復活実験の素材として、極刑の後に蘇らせられました。
- 「妖艶のスキュラ」は、アラグ帝国「魔導師団」の団長です。アモンとは犬猿の仲であったため、アモンの奸計にはまり、不老不死の実験材料となってしまいました。アモンによって、女魔導士が生前嫌っていた犬と融合されました。
- 「不壊のガーディアン」は、アラグ帝国近衛師団の将軍です。永遠にザンデを守り続けるため、自らの命を不老不死の実験に捧げました。
【ザンデによる南方大陸メラシディア遠征】
- 奇才のアモンによって、ザンデは、復活を果たしました。復活したザンデは、「南方大陸メラシディア」の征討を行い、その過程で、先住種族の一つドラゴン族の七大天竜の一翼である光竜バハームートを打ち取りました。
【三闘神(セフィロト、ソフィア、ズルワーン)と龍神(バハムート)の召喚】
- アラグ帝国に対抗するため、南方大陸メラシディアの諸民族によって、三闘神(セフィロト、ソフィア、ズルワーン)が召喚されました。ザンデは、傘下の魔導士たちに召喚士の技を編みださせ、これらの特殊部隊により三闘神を討滅しました。
- 南方大陸メラシディアの諸民族が劣勢の中、七大天竜の一翼、闇龍「ティアマット」が、龍神「バハムート」を神として召喚しました。「バハムート」によって、アラグの軍勢は完膚なきまでに叩きのめされました。
【ザンデの南方大陸メラシディアでの勝利】
- 南方大陸での一進一退をザンデは、大いに愉しみました。ザンデは、さらなる力を手に入れるため、「魔科学」の蛮神を従える技術で三闘神を捕獲しました。また、異界「ヴォイド」の魔王「暗闇の雲」と契約し、死者を拠り代として召喚する「妖異の軍勢」を従えました。
- 始皇帝ザンデ復活計画の試作品として、ザンデ直系の子孫である「ドーガ」と「ウネ」のクローンが生み出されていました。クローンの元となったドーガとウネは、クローンのうち2人を人として育て、ザンデの闇の世界と結ぶ契約を絶ってほしいと願いました。ドーガとウネは、皇族にして大魔導士でした。・・・第七霊災後、調査団「ノア」の前に現われたのは、彼らのクローンです。
- ザンデは、妖異の軍勢を召喚することでクリスタルを大量に消費し、資源を枯渇させ、龍神の勢いを削ぎました。そして、対蛮神兵器「オメガ」によって、龍神を捕獲し、拘束具によって縛りました。かくして、ザンデは、南方大陸を手にしたのです。
第四霊災:土の災厄
【衛星「バハムート」の起動】
- 戦いの勝利の後、ザンデの心に残ったのは、虚無だけでした。人の命の限界を知るザンデは、急速に闇の世界にのめり込んでいったのです。そして、「世界の全てを無に帰す」という思想に取りつかれました。
- ザンデは、「バハムート」を「月の衛星」とする計画に着手しました。目的は、さらなるエネルギーを得て、「ヴォイドゲート」を開き、「暗闇の雲」を「ハイデリン」に招いて、世界を原初の無に帰すことです。
- ザンデは、衛星「バハムート」(ダラガブ)を起動しました。しかし、クリスタルタワーを支える地盤が耐えることができず、地殻が崩壊し、かつてない規模の大地震(土の災厄:第四霊災)が発生しました。沈みゆくクリスタルタワーの中で、アモンは時魔法を発動しました。塔全体を時間凍結させることで、長き眠りについたのです。
【クリスタルタワーの凍結後】
- クリスタルタワーの凍結後、唯一生き残った皇女「サリーナ」は、姿を消したクリスタルタワーがいずれ現れ、ヴォイドゲートが開き、再び魔王「闇の雲」が世界を飲み込もうとすることを予期しました。
- サリーナは、皇血の魔眼(紅血の魔眼)が、始皇帝ザンデとの契約により、「暗闇の雲」を御すことができることを知っていました。そのため、信頼できる少数民族のミコッテ族の一人に、秘術によってクリスタルタワーを制御するための血と記憶を託しました。・・・第七霊災後、クリスタルタワーの調査を行う「グ・ラハ・ティア」は、アラグ皇族の血を引くものに現われる「皇血の魔眼」を発現していました。グ・ラハ・ティアは、シャーレアンのバルデシオン委員会の一員です。
最終更新:2022年03月11日 12:59