蠅魔王ベルゼブブ

Pack	2	カードNo	2-010
種類	ユニット	レアリティ	SR
名称	蠅魔王ベルゼブブ
属性	赤	種族	悪魔
CP	5	BP	5000/7000/9000
アビリティ	■蠅魔王剣・滅亡ノ瞳 このユニットがフィールドに出た時、 対戦相手のユニットからランダムで2体に5000ダメージを与える。 対戦相手のユニットが1体の場合、代わりにそれに10000ダメージを与える。 このユニットがアタックした時、ターン終了時まで このユニットのBPを+[あなたの【悪魔】ユニットx2000]する。 このユニットがアタックした時、あなたの【昆虫】ユニットを1体選ぶ。それを破壊する。 そうした場合、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに5000ダメージを与える。

※2017/01/26の調整により、対戦相手のユニットが1体の場合に代わりに10000ダメージを与える能力が追加されました。

3種類の効果を持つ1つのアビリティを持つユニット。Ver1.2のトップレア。
風紀委員マコのサーチ対象である悪魔であり、対象を取らないダメージと対象を取るダメージの両方を持つ。
LV1ではBP5000と頼りないが、LV3になると9000と高めの数値を得る。

アビリティは簡潔に以下の3つ。

1. CIPで敵2体に5000ダメージor敵1体に10000ダメージ
2. アタック時フィールドの悪魔の数を参照するアタッカー
3. アタック時昆虫1体を生贄に捧げて単体に5000ダメージ

1のアビリティはランダムなため、大量展開している相手には安定しないが、選択しないので【加護】持ちにも当たる。
ランダムとはいえ、相手が2体以下で確定している状況なら全体火力と同義であり、また3体以上の時にお目当てのユニットに当たらなかった場合も、自ターン中なので他の火力でのフォローはし易い。
更に相手ユニットが1体であれば【加護】にも当たる10000ダメージが炸裂する。耐性能力がなければほとんどのユニットを撃破できるだろう。

2のアタッカー効果は、自身が悪魔であるため必ずBP7000以上でのアタックが可能である。他の味方を1体連れているだけで9000でのアタックとなるため効率は良い。

3の効果は自分ユニットの対象が昆虫限定のブロウ・アップ。狙った敵に直接ダメージを与えられるため強力であるが、昆虫は全体的にBPが小さい為に生贄に捧げる事も多い。
生産工場を使うことでカードのロスを補いつつ効果的にアタックできる。

このカードの能力を最大限に活かすには、昆虫と悪魔の両種族がデッキに必要ではあるが、1の効果が非常に強烈である為、全く色が関係のないデッキであってもタッチ採用されることが多かった。
Ver1.2では【秩序の盾】が存在せず、2体以下のBP5000以下を除去するカードとして奇襲性能が高かった。
その影響力は、このカードとチェインフレイムの存在がBP6000以上であること自体がメリットとして考慮されるようになったほど。
現在ではメタカードも増えたためにタッチ採用も減ったが、強力な効果であることは変わらず火力の基準として構築から影響を与えるカード。

恵まれた種族と非進化であることを活かしたこのカード唯一とも言える弱点はレベル1でのBPが5000と低いこと。
ミラーマッチでは返しのターンでブロウ・アップやチェインフレイム、そして相手のこのカードで焼かれてしまう。
緑デッキ相手には豊富な低コストカードによる避雷針を用意されたり、アレキサンダー秩序の盾といったダメージそのものを無効化するユニット、高い基本BPから繰り出される早撃ち勝負と苦戦を強いられる。
青にも【不滅】を筆頭に「破壊も利用する」青の特徴を利用されることもあり、蒼炎の魔術師ヒトミは1体だけ破壊された場合も彼女の効果でレベルを上げてフォローされることがある。

環境の変化もあって何も考えずに出せるカードではなくなったが、BP5000以下に強力なカードが多数追加された事で相対的な需要は増加。
COJにおける「BP5000」が大きな分岐点として確立し、単体で除去が出来るBP5000以下のカードをキーカードとするデッキのメタとして赤デッキ・・・如いては赤カードを使う事の強みとなっている。

• イラストから昆虫を想像しがちだが、名前の通り悪魔である。
• 開発メンバーである「すぷーきー♪」氏によると、「蠅魔王剣」は「ようまおうけん」と読むとのこと。

→「すぷーきー♪」氏のコメント

• 公式にて公開された設定画からは重厚感を大切にしつつも禍々しさを取り入れることに成功したデザインの詳細を見ることができる。

参考

• Ver 1.2

	台詞	フォイル
召喚時	ハァァ……チェストォー！	フォォ……ウォイヤァ！！
効果発動時	ハァアア…	ウォアアアアイ！！
アタック	コォオオオオ	ウォアアアアア！！

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