隣の垣根に囲いができたんですって
通称 |
DIYUSI Dieちゃん ぢゆし ぢゆ |
登場作品 |
クッキー☆ |
CV |
ひなせはるか |
使用MMDモデル |
Saki式大妖精 えと式改変ぢゆし 5℃式DIYUSI オオサンショウウオ式DIYUSI |
概要
長年クッキー☆で最も影の薄い声付きキャラとされたが、突如
交通整理をさせる素材(2014年2月22日)が投稿され話題となり、ようやく認知されるようになった。
それ以降は交通整理キャラとしてBB劇場のモブにまぎれたり、静画で
むしくい兄貴を中心にイラストが描かれるなど、次第に独自の人気を確立していった。
特に
あんこう鍋兄貴の『
オフッside:DIYUSI』シリーズ(2017年9月9日~2018年9月22日)で主役を張るようになると、絵師の間でじわじわと人気が高まっていき大きなブームとなった。
DIYUSIを主役(バッター役)に据えたことについて、氏はむしくい兄貴、佐々ヶ坂兄貴による静画が主な影響を与えたことをTwitterにおいて明言している。
静画でブームが来ると2018年に入って動画にも逆輸入され、結果的にクッキー☆内でも屈指の人気キャラとしてその存在感を増した。
『オフッside:DIYUSI』シリーズ終了とともに勢いも落ちるかと思われたが、それ以降も動画やイラストは投稿されているので一過性のブームではなく定着したといえる。
初代クッキー☆に登場したキャラクターではあるが、上記のようにかなり特殊な推移を辿って認知度を高めていった為か初代出身のキャラクターとして扱われることはほぼ無く独自の立ち位置を獲得している。
特にTwitterのファンアートではそれが顕著であり、本編はおろか
オフッside:DIYUSIも未視聴のユーザーが一定数いる模様。クッキー☆界隈の環境の変化を感じさせる一因となっている。
また、前述の通りほとんど静画内だけで設定が固まった結果「本編素材と二次創作の外観が一致しない」というRMAには見られない奇妙な現象が生じている。
打開策として本編と二次創作のハイブリッド素材として
あじ式が新規に製作され、投稿者による基本素材も投稿されたが依然としてシリアスな雰囲気のキャラクターとして描く投稿者も多く、どちらが定着したとも断言しづらい。後に
CRNも同様の経緯を辿ることになった。
昨今はTwitterからの新規参入者の初投稿がDIYUSIばかりということもあり、かつての原作の原作におけるうどんげのような、いわゆる新参ホイホイ枠になっている。
+
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クッキー☆での活躍 |
ラーメンマンに「隣の垣根に囲いが出来たんですって」と激寒ギャグを飛ばした。この部分の作画はどう見てもラーメンマンが発言者のようにしか見えないため、作画ミスで二人を取り違えた可能性が高い。
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ニコニコでの扱い
「
交通整理DIちゃんPB.ar57」(2014年2月22日)が投稿されてからは交通整理キャラとして度々背景に登場する。その他CRNやRMAと一緒にいることが多い。
『
オフッside:DIYUSI』シリーズ(2017年9月9日~2018年9月22日)が人気を博して以降は「のえぢゆ」と呼ばれる
NEL姉貴とのコンビで出てくることが多くなり、
その後も『
ぢゆしそ』シリーズ(2019年3月15日~)を起因とした
死相姉貴との組み合わせである「ぢゆしそ」、
DIYUSIを元にした二次創作キャラである
シユヂとの絡み等、
シリアスやコメディを問わず、投稿者によって様々な創作が作られ続けている。
結果、材料屋ブーム以降のクッキー☆において材料屋に並ぶ人気を誇るキャラとなった。
しかし、音声素材として見ると台詞の少なさもあって扱いにくく、
キャラクターの人気に反して
音MADでは使用されない傾向にある。
二次創作では本編で
えるくingが作画した場面に倣い、糸目で且つ翅のない姿に描くことが多い。この糸目は、本来は笑顔の表現である。
みちいゆうき作画場面では開眼して翅も生えている。
本スレでの扱い
HNS=ALCということになっているため、話題に上がる事は滅多にない。
まりストでの扱い
割り込みを阻止するという非常に強力なメタユニットとして知られる。
静画での扱い
2015年1月頃から
むしくい兄貴を中心に交通整理キャラとして描かれることがあった。当時の
MAD界隈以上に人気がありアレンジのきいた絵も多い。
「
交通整理」(2015年1月5日)
2017年9月9日以降MADの界隈で「
オフッside:DIYUSI」シリーズが投稿されると、その独特な世界観に感化された多くの絵師が
クッキー☆静画にて絵を描くようになった。
NEL姉貴と組むことが多く、動画よりも早く「のえぢゆ」が定着した。
2018年9月22日に「
オフッside:DIYUSI」シリーズが終了したが、それ以降もDIYUSIの人気は衰えることなく定番キャラの一人としてよく描かれる。
主な持ちネタ
- 交通整理DIちゃん
- こちらのPB素材。この素材が出るまでDIYUSIはその存在すらあまり認知されていなかった。
- この素材が投稿されて以降はそのシュールな姿がウケて動画や静画などで次第にネタにされるようになっていくこととなる。DIYUSIにとってはマイナーキャラ脱却の転機となった出世作。
- ぢゆし
- DIYUSIをローマ字読みするとぢゆしになることからそのまま通称になった。なお検索の都合から、表記そのものはDIYUSIが用いられることが多い。
- ぢゆしすき
- クッキー☆静画においてDIYUSIのイラストにほぼ必ず現れる定番のコメント。歴史は長く2015年9月頃から確認できる。
- オフッside:DIYUSIのブーム(2017年9月以降)からより顕著にコメントされるようになり「DIYUSI」の「ぢゆし」呼び定着の要因になった。
- オフッside:DIYUSI(交通標識)
- DIYUSIを主人公としたBB劇場シリーズ。「OFF」という海外のフリーゲームが元になっている。
- 上記の交通整理DIちゃんの流れを受け継いでおり、クッキー☆静画等で培われていた道路標識を操って戦う警備員という独特のキャラがこの動画で確立した。
- 現在ではDIYUSI=標識を使うキャラというレベルで定着している。
- この動画に影響を受けた作品も多数作られ、2018年のDIYUSIの人気やのえぢゆ等のネタ開拓に大いに貢献した。該当記事も参照
- のえぢゆ
- 上記のオフッside:DIYUSI発祥のネタでNEL姉貴とのカップリング。相思相愛とも利害の一致とも取れる関係性と、対照的な身長差・性格・色合いから凸凹コンビとして高い人気を誇る。特にクッキー☆静画では度々描かれる。
- 内なるHNS
- 声がALCと同じHNS姉貴であることから付いたネタ。
- HNSALCの代名詞である鎌を腕から生やしたDIYUSIのこと。しかしHNSALCのように鎌を自在に操れるのではなく、逆に鎌(=ALC)に乗っ取られそうなのをなんとか踏みとどまっているような描写がなされる。
- また立ち素材の向きからALCは右手に鎌を生やし、DIYUSIは左腕に生やして描写される傾向がある。もちろん例外も少なくない。
- シユヂ
- DIYUSIの派生キャラ。
- 落下音の「シユヂ」(2018年4月8日)という静画が発端。黒いDIYUSIで誘導灯ではなく子供用の傘を持ち、交通標識ではなくハザードシンボルを従えている描写がよくなされる。
- 長らく静画でのみ扱われていたが、DIYUSIのライバル、もしくは妹キャラとして徐々にMAD動画でも出番を増やしつつある。
- 登場する際は「ぢゆしすき」を逆読みした「きすしゆぢ」というコメントが付くことが多い。(レフタメのトレパク騒動で有名になった「キス顔シユヂ」はこのコメントに由来すると思われる。)
- きゆぢ
- DIYUSIの派生キャラ。(名前からシユヂの派生とも考えられる)
- メロンパンナちゃんの「きゆぢ」(2020年6月10日)という静画が発端。DIYUSIの緑、シユヂの黒に対して黄色のイメージカラーであり、危険な物体、現象を静止、無害化する警笛を持っているらしい。
- 色を変えただけの雑なオリキャラな上、シユヂと比べてラクガキレベルのクオリティだったこともあり静画民のウケは悪かった。その後は一部の絵師が便乗してイラストを投稿しているものの市民権は得られていない様子。
- もともとこのキャラクターにはクッキー☆のキャラクターのオリジナル化が進むことに対しての皮肉もあったようである。
- ヒユヂ
- すくすくぢゆし
- DIYUSIの派生キャラ。初出は鯨ビデオの静画「もち」(2019年5月12日)。本来はZRKL姉貴をデジモンでパロディした絵のおまけであった。翌13日に酔い止め豆腐がこのキャラ単独でgif化。18日に狂猫が命名案をまとめ、その中から「すくすくぢゆし」が定着した。
- この名前の元ネタは「すくすく犬福」というゲームである。東方界隈にこのゲームのキャラクターと東方Projectの上白沢慧音を元にした「すくすく白沢」という二次創作キャラクターが存在し、さらにそこから派生したもののことを「すくすく+(元キャラ名)」とよぶ風潮があった。前述の通りすくすくぢゆしの元ネタは実際にはデジモンなのだが、すくすくの一種と見ても違和感のない造形をしている。
最終更新:2022年05月29日 22:41