2010年06月18日 (金) 07時23分39秒;

ミヤマハウスの家が完成するまで(私の場合。)


先日、新居が完成しました。
このメモは、過去5ヶ月間の完成までの回想です

~2010年1月~

1.そろそろ老後の心配もあり、

家を建てたいと思っている矢先、近所でミヤマハウスという会社の住宅現場見学会があり、ふらっと行ってみる。
いままで、住宅見学会など、行ったことがなく、荒手の営業に丸めこまれやしないかと、かなり躊躇したが、思い気ってピンポンを押してみた。
玄関に入ると、穏和な営業のおじさんが一人いた。
外観からして、無知な私は3千万くらいの建物かと思ったが、聞いてみると、建物で1300万といわれ、え!安!と思う。
4LDKで内部は広々し、窓が格子窓になっているなど、すぐに気に入ってしまった。
冬であったため、15畳ほどのリビングには薪ストーブを模したアンティークストーブがついていた。
これはサービスで、差し上げますと言われ、さらに気に入ってしまう。

▼新築時にサービスで取り付けてもらえるアンティークストーブ(TOYOTOMI製)

しかし、


自分に新築は無理だと思い、またまた無知な私は、土地建物で1千万くらいの中古物件でないか聞いてみた。
当社は不動産もやっているというので、また探しておくから次の土曜日に事務所のほうへお越しくださいと言われる。
事務所の地図と、名刺をもらった。名刺をよく見たらこのおじさん、ミヤマハウスの社長なんだと知る。(ギョ。。)
このときに、1千万だと、月々の支払い額はこのくらいなど、住宅購入についての基礎知識を教えてもらった。

2.次の休みに事務所へ訪ねると、

数件中古物件が候補として、用意されていた。
ミヤマハウス社長に車であちこち案内され、車中、住宅に関する知識も教えてもらえた。
社長自身の体験談で、姫川にヒスイを取りにいって、岩風呂を作ったが家族に反対され撤去した話。
この話をのちに2回されたが、社長の人柄がよく現れている。
案内された家だが、どれも、築30年以上で、とても検討できないものであった。
これであれば、新築のほうがいいと思い、新築構想がスタートする。
すぐに事務所へ電話で新築したいと意思を社長に伝えた。
また次の休みに事務所へ来社下さいと言われ、それまでに、土地を数件さがしておくとの事だった。

3.また次の休みに訪ねると、

遅刻したにもかかわらず(ほぼいつも遅刻していた・・・)、暖かい対応で出迎えてもらった。
聞いたことのない地名だったが、土地の候補が数件あり、車で現地へ案内された。
長野市内では、土地価格が高いため、できるだけ、安いところをさがしてもらったところ、飯綱町の福井団地に決まる。
土地決めで、相当悩んだが、社長曰く、
いろんな土地の価格を知っているが、希望予算だと、このくらいの物件がいいところだと言われ、ようやく決定した。

4.さっそく土地をおさえてもらい、

銀行へ融資の仮審査を申請し、内諾の連絡をもらう。
給料の振り込み先の銀行をミヤマハウス社長に言うと、すべてが手続きを進めてもらえた。
資金計画の相談を社長にし、月々の支払いは現在の家賃と変わらないことを知る。
いままで、アパートで家賃を払ってきたのが馬鹿に思えた。

5.銀行担当者への手続きは

引き続きミヤマハウスに進めてもらう。
融資申し込みもミヤマハウス事務所のほうで、銀行担当者を招いて手続きする。
自分では、書類の用意のみで銀行のほうにはなにも連絡などしなくてよかった。
※申し込み時必要書類:源泉徴収票2年分、印鑑証明、住民票、身分証明コピー

6.建築図面の作成と、打ち合わせ。

毎週末、事務所へ行って社長と打ち合わせを行う。
1回の打ち合わせに2時間くらいかかることもある。
小屋ウラを作ろうと思ったが、値段の割にあまり機能性がよくないということで断念。
同じ金額なら2部屋を増設できると言われ、最終的に4LDK、1階リビングを吹き抜けで決定した。
基本図面ができあがると、内装関係の打ち合わせで、コーディネータとの打ち合わせに切り替わる。
コーディネータは事務所以外でも、気づいたときにいつでもメールすると、対応してもらえる。
いろいろ、追加工事費用がかさみ、銀行へ融資の増額のお願いをする。
これもミヤマハウスから連絡してもらえた。

7.土地の売買契約をする。

銀行へ行き、土地の持ち主、司法書士、ミヤマハウス銀行担当者、銀行の担当者と自分で契約を行う。
土地代金は、つなぎ融資で、保証人付きで一時的な借り入れをする。
水道の加入手続き書類もこのときにミヤマハウスが用意してきたものにハンコを押す。
土地の売買契約は、30分くらいで完了。自分の口座に数百万の土地代が融資される。
喜んでいるのもつかの間、即時払出しが行われ、売り主の口座に渡る。

8.土地が自分の手に入り、地鎮祭をする。

ミヤマハウス社長、工事責任者、自分とで20分くらいで完了。
お供物、海の物、山の物を用意する。これもミヤマハウスに頼んで用意してもらった。代金は当方持ち。
神主さんに、お酒、お布施1万5千円を渡す。この神主さんの儀式がかなり笑えるが、こらえなくてはならない。

9.基礎着工開始。

現場に建築基準法の確認済み看板が立つ。
当たり前だが自分の名前が入っており、かなりテンションあがる。


元々畑で、かなり荒れた土地であったが、綺麗に整備され、ベースコンクリートが打設された。
前の地主が植えていた、桜、梅などの木があり、切らずにそのまま生かすことにした。
いよいよ、自分の家が出来ると思うと、相当テンションあがる。



10.毎週末、事務所で、

着々と工事設計を進める。
クロスの色、床種類、キッチン、バス、トイレ、室内配線工事、カウンターなど各所造作関係など。
決めなくてはならないことが、山ほどあるが、コーディネータが一緒に考えてくれる。
照明器具、屋外オイルタンクは自分で好きな物をネットで購入して、現場配達にしておけば、取り付けは全て現場でやってもらえる。
キッチン、バス、トイレは、INAXのショールームへ行って、いろいろ見て決める。
実際に見てみると、カタログとだいぶ色に差があることがわかる。
内装決めは、相当悩む。ほぼ1ヶ月かかってしまった。
仕事がらPCを使うため、ミヤマハウスからもらった図面データを使い、いろいろ改良を重ねた。

11.初めての現場確認。

1ヶ月くらいで、あっというまに建物の外観が姿を見せる。
照明位置、キッチンカウンター高さなど、現場合わせが必要なものを工事担当者と相談しながら決める。
まだ2階への階段が出来ていないため、はしごで2階へあがることになる。(この場合、高所恐怖症の人はどうするだ?とおもった。)
基礎の二次元的な平面だと小さく感じた建物面積が、3次元になってみると、とても広く感じた。
職人さんが、丸窓の枠を現場で一生懸命に形を整えていた。


12.ほぼ建物が完成し、家屋調査士が立入調査に入る。

これは司法書士のほうで手配してもらえるため、自分ではハンコのみ用意する。手数料7万かかる!
どこを調査したのかは不明。

13.2回目の現場確認。

まだ、内部クロス貼られていないが、ほぼ完成していた。
図面でみるよりも、予想以上に素晴らしく、テンションがあがる。
特に吹き抜けから燦々と光りが入り、明るいリビングが印象的だった。
その後も、何度か現場に出向き、完成具合を見に行った。
工事途中、NTTの光回線工事で立ち会いの必要があったが、現場担当者に代役をお願いしたところ、快く引き受けてもらえた。




14.銀行融資の前に、

住所変更手続きをする。
現住所の役所に転出届けを出し、転出証明をもらい、印鑑登録手帳を返却。
新住所の役所に行き、転入届、印鑑登録をし、地域の決まり事など説明を受ける。
ほぼ半日かかった。

15.銀行から連絡があり、

融資の準備が出来たとのことで、融資前の書類手続きを行う。
仕事の帰りに銀行に寄り、書類の記入などで、およそ1時間半かかった。
銀行のひとも、よく対応してもらえた。

16.銀行融資実行。

銀行、司法書士、自分の3人のみ。
前日に書類への記入が終わっていたため、1時間ほどで完了。
自分の口座に千数百万円が入る。
1時間後くらいに、ミヤマハウスに払出しが完了し、あっという間に、元の残高に戻った。

17.数日後、現地にて引き渡し。

引き渡しの日と、次の日にミヤマハウスで完成見学会を開いた。
たくさんの人に家を見てもらい、リビング、照明など、非常に好評だったと知らせがあった。
自分でこだわった部分が好評だった聞き、嬉しかった。
工事中玄関キーは、工事用キーであったが、引き渡し後は本キーをもらう。

この本キーを一度差し込むと、工事用キーは使用不可となる。
各設備の説明を現場工事担当者より受けた。田舎もの丸出しで、換気扇ひとつに お~~という。



~2010年06月~

18.最後に玄関の壁に自分で用意した表札を取り付けてもらい、ミヤマハウスのすべての工事が完了する。
外水道や、社長自ら玄関アプローチの工事など、こちらの要望をサービスでやってもらえた部分がかなりあった。

家を建ててみて、

いろんな人と話しをしたり、知らないことを知ったりと、家が完成する喜びと同時に、
自分の家のために利益のためとはいえ、いろんな人が働いてくれたことが、感動と喜びであった。

【新居完成写真】





【庭から見える、北信五岳の眺望】


 今後は庭のほうやらなきゃなと・・




【施工ミヤマハウスの覚え書き】

軽井沢など長野県を中心に、15年でおよそ500棟のミヤマハウス住宅を建設(平成21年現在)。
会社所在地:長野市穂保アップライン沿い
事務所へお尋ねの際、しんや@wikiを見たとお伝えください。


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最終更新:2010年06月18日 07:23