テノリライオン
06-10-31
最終更新:
corelli
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#blognavi
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スイッチがない。
いやまぁ年度末調整とかなんとかよくわからないものがじわじわと近づいているせいで、過去の請求書類とにらめっこのにわかに忙しい日々が始まっております。
机にかじりついて繰り返し電卓を叩きながら脳内では「いいじゃん別にちょっとぐらい、8千万のうちの1000円ぐらい金額違ったって死にゃしねぇっつの」とか素の私がハナほじってたりしますが、正直そんな人間が事務仕事とかやってちゃいけないと思う。
机にかじりついて繰り返し電卓を叩きながら脳内では「いいじゃん別にちょっとぐらい、8千万のうちの1000円ぐらい金額違ったって死にゃしねぇっつの」とか素の私がハナほじってたりしますが、正直そんな人間が事務仕事とかやってちゃいけないと思う。
えー、おおざっぱかつ特徴的に言えば、「男性および女性のどちらをも性愛の対象としない人、もしくは性欲(性的欲求)そのものがない人、およびその性的指向」を指す言葉だそうです。
とは言え、上記リンク先のサイトでも言われているように、定義としては存在するけれど、こうだからアセクシャル、こうじゃないからアセクシャル、という風にきっぱりと区切れるような類の事ではないそうで。 ま、これに限らず、性的嗜好とはそもそもそういうものでしょうな。
とは言え、上記リンク先のサイトでも言われているように、定義としては存在するけれど、こうだからアセクシャル、こうじゃないからアセクシャル、という風にきっぱりと区切れるような類の事ではないそうで。 ま、これに限らず、性的嗜好とはそもそもそういうものでしょうな。
その大多数地域において恋愛やら愛情やらを「美」「善」として尊び至上のものとする風潮が定着している現在の世の中にあって、「愛情」という機能を持たないというのはどういう気持ちがするのでしょうか。
みんなが当たり前にしている事が自分にはできない、という劣等感、疎外感にさいなまれるのでしょうか。
それとも「みんなしち面倒なことしてるなぁ」と遠い目をして世の中を見ているのでしょうか。
みんなが当たり前にしている事が自分にはできない、という劣等感、疎外感にさいなまれるのでしょうか。
それとも「みんなしち面倒なことしてるなぁ」と遠い目をして世の中を見ているのでしょうか。
「恋愛ができないなんてつまらなそう」というのは浅慮でしょう。
生まれつき色盲の人が「赤が判らないなんて、私の人生はつまらない、味気ない」などとはきっと思わないであろうと同じように、元からないもの、自分の機能の埒外であるものは「羨み」ようがない。 その必要もない。
生まれつき色盲の人が「赤が判らないなんて、私の人生はつまらない、味気ない」などとはきっと思わないであろうと同じように、元からないもの、自分の機能の埒外であるものは「羨み」ようがない。 その必要もない。
恋愛というものをしてみたいのに、どうやればいいのか判らない、というのならとても辛いでしょうが。
もしそう思わずにいられるのであれば、これはとても「軽い」んじゃないかなぁ――と妄想します。
惚れたはれたの悩み、恋人が欲しい恋人ができない、できてもうまくいかないうまくいかなかった、婚期を逃した離婚した。 そんな「厄介事」の全てから無縁であるという「軽さ」。
自分以外の存在との関係に腐心し、時にそれが足枷ともなる「動物」とは一線を画す、まるで植物のような静けさを感じます。
大体が繁殖という問題を外して考えれば、恋愛感情は生命にとって「オマケ」みたいなもののうちの一つだと思いますし。
――ま、その数々のオマケをもってして、人間という種は現在の方向に進化してきたとも言えますけど。
もしそう思わずにいられるのであれば、これはとても「軽い」んじゃないかなぁ――と妄想します。
惚れたはれたの悩み、恋人が欲しい恋人ができない、できてもうまくいかないうまくいかなかった、婚期を逃した離婚した。 そんな「厄介事」の全てから無縁であるという「軽さ」。
自分以外の存在との関係に腐心し、時にそれが足枷ともなる「動物」とは一線を画す、まるで植物のような静けさを感じます。
大体が繁殖という問題を外して考えれば、恋愛感情は生命にとって「オマケ」みたいなもののうちの一つだと思いますし。
――ま、その数々のオマケをもってして、人間という種は現在の方向に進化してきたとも言えますけど。
などとあれこれ無責任な事を言ってみても。
実際はゲイとかレズ同様、アセクシャルもまた世間様に対してまだまだ公言しづらい現象に違いありません。
その為に、まるでその事を荷物のようにして背負わざるを得ないという理不尽が、多かれ少なかれきっとあるんじゃないかと思います。
親しい人にもその事をひた隠しにしなければならなかったり。 時代が時代であれば、世間体に負けて意に染まぬ結婚に踏み切らされたり。 それは察するに余りある。
それでも。
実際はゲイとかレズ同様、アセクシャルもまた世間様に対してまだまだ公言しづらい現象に違いありません。
その為に、まるでその事を荷物のようにして背負わざるを得ないという理不尽が、多かれ少なかれきっとあるんじゃないかと思います。
親しい人にもその事をひた隠しにしなければならなかったり。 時代が時代であれば、世間体に負けて意に染まぬ結婚に踏み切らされたり。 それは察するに余りある。
それでも。
リンゴを食べなかったアダムとイブ。
創世記に照らすなら、彼等は我々の祖先なんじゃないかなぁ――などと、ちょっとロマンティに締めてみたりする。
創世記に照らすなら、彼等は我々の祖先なんじゃないかなぁ――などと、ちょっとロマンティに締めてみたりする。
カテゴリ: [雑記] - &trackback() - 2006年10月31日 20:44:07