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OmegaTマニュアル > ダウンロードとプロジェクト作成

ダウンロードとプロジェクト作成

ダウンロード
まずはOmegaTのサイトに飛んで、ダウンロードのページからOmegaTを手に入れよう。基本的にはお使いの環境にあったものを選ぶこと。WindowsならWindows (JRE付き)でいいはずだ。

ダウンロードしたら他のソフトをインストールするのと同様の手順でインストールすること。

Okapi Filters Pluginのダウンロード
OmegaTはそれ単体だとマークダウン形式なんかに対応していないので、このプラグインもインストールする。

リソースのページからOkapi Frameworkのページに飛び、同ページ内のDownload and Installationから一番新しいバージョンをダウンロードすること。このマニュアルの執筆時点では1.15が一番新しかった。ダウンロード出来たら解凍して中のJarファイルをOmegaTのpluginフォルダ内に入れれば完了。

本体とプラグインのインストールが終わったらさっそくOmegaTを起動して最初の設定に移ろう。

プロジェクト作成
OmegaTを起動すると以下のような画面がでてくるだろう(色遣いやバージョンがちょっと違うのは気にしないこと)。


まずは左上のプロジェクトから新しいプロジェクトを作ろう。プロジェクトの作成場所を設定すると今度はプロジェクト設定というのがでてくる。これはプロジェクト毎の設定だから、他のプロジェクトを作った時にはそのプロジェクト用に新しく設定することになる。後から変えることもできるので、"文単位の分節化"の設定以外はここで悩む必要はない。

プロジェクトは翻訳する時の机と引き出しみたいなもので、プロジェクトのファイルの中に訳したい文書や用語集を入れることでOmegaTに反映され、翻訳が進むにつれてたまる翻訳メモリなんかもこのプロジェクトの所定の箇所に置かれる。

大事なのは上半分の設定。


言語設定・トークナイザー
+ ...
原文ファイル設定は翻訳するファイルの言語(基本英語)、訳文ファイル言語は訳す先の言語(だいたい日本語)を選択すること。それぞれのトークナイザーについても対応する言語のものを選択すればOK。

文単位の分節化
+ ...
これにチェックを入れると分節化が文単位になる。逆にチェックが入っていない時は段落単位で分節化される。例えば、以下の文章があるとしよう。


宝くじで1億円当たったら、5E専門の出版社を作って、それにサードパーティという名前を付けるのになあ。1億円欲しいなあ、非課税でほしい、できれば1億だけじゃなくて5兆円欲しい。
 それはそうと、生肉が食べたい。


文単位の分節化を選んだ場合、上記の文は
1."宝くじで1億円当たったら、5E専門の出版社を作って、それにサードパーティという名前を付けるのになあ。"

2."1億円欲しいなあ、非課税でほしい、できれば1億だけじゃなくて5兆円欲しい。"

3."それはそうと、生肉が食べたい。"の3つに分節化される。

段落単位で分節化を選んだ場合は、
1."宝くじで1億円当たったら、5E専門の出版社を作って、それにサードパーティという名前を付けるのになあ。1億円欲しいなあ、非課税でほしい、できれば1億だけじゃなくて5兆円欲しい。"

2."それはそうと、生肉が食べたい。"の2つに分節化される。

どちらがいいかは好みの問題だ、私は文単位の方がよくね?と段落単位の方がよくね?の間を高速で反復横跳びしている。これを書いている時点では、段落単位の方がいいかもと思っているが、1時間後、12時間後、明日の私の考えは分からない。これは途中で変えるといろいろ変更が出てめんどくさいのでどちらにするか今のうちに決めておこう。なんとなくの話だが、育てた翻訳メモリをみんなの翻訳なんかの機械翻訳に食わせたい場合は、文単位の方がいい気がする。途中でこの設定を変えてもすでに積み重なった翻訳メモリの中身が変わったりすることはない。私の様にこの設定を変えまくると翻訳メモリの中がカオスになるので気を付けよう(場合によっては実害が出る)。


翻訳自動反映
+ ...
この設定のチェックを外したことがなかったので、このマニュアルを書くためにためしに外してみたら、なんか参考訳文が全然でなくなった。正直あんまりよくわからない、基本的にチェックを入れておけばよし。

タグを削除
+ ...
タグというのは超ざっくり言うとマークダウンにおける**←、docxやMDファイルが読み込まれた時に、どの部分が太字で、どの部分は斜体でというように指定するためのものだ。基本的にチェックを入れてタグを削除したほうが視認性は良い。ただマークダウン形式の文書を翻訳する場合で、訳した後に**を連打したくないというような理由で、タグを訳文に挟みながら訳したいというならチェックを外してもいいのかもしれない。

また、マークダウンについてはタグを削除してもしなくてもOmegaTの画面上では見出しの##が略されるようだ(訳文ファイルを生成するときはちゃんと##も出力されるので気にしなくていい)。

プロジェクト設定が終わったら次はプロジェクト内のファイルに必要なものを突っ込むことになる。

最終更新:2025年03月24日 22:06