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csound

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Csoundで扱われる振幅の値

16bitで扱われる場合、符号付整数で計算されるため32767が最大値で、これが0dBつまりPCで扱える最大音量と等しい。
リニアで扱われるので、半分の音量は16384であり、-6dBとなる。
ただしこれは内部低域変数「0dbfs」によって次のように変更できる。
0dbfs==32767の場合、上記のとおり。
0dbfs==1の場合、最大値1、半音量=0.5となるようなスケールの浮動小数点が使われる。
0dbfs==1000の場合、最大値1000、半音量=500となるようなスケールの整数が使われる。

Csoundの変数の特徴

通常のプログラミング言語の変数と異なり、Csoundの変数は時間によって内容が更新されるオブジェクトと考えるべきである。
Csoundは単位時間当たり何度か計算しながら音を合成するのであるが、この計算の周期には、アナログ信号用(a-rate)、制御信号用(k-rate)、最初の初期時に値が決まり以後不変のi-rateの三種類ある。変数の頭文字によってどの周期で更新される変数であるかが区別される。
a-rateはベクター値である。つまりある瞬間の音の値はチャネルに一つであるが、複数のチャネルが同時に存在できるので。

楽器(instrument)内で有効な変数は、p,i,k,aで始まる変数名である。

pで始まる変数


instrステートメントの中では、数字を伴ったpフィールド(パラメータフィールド)をスコアのiステートメントからの入力としている。
p1 インストゥルメントナンバー(楽器番号)で、整数または分数。
(以後不明)分数のスコアイベントは楽器が初期化された後新たなイベント源が同じ分数で既に実行中の楽器に送られて、初期化実行がスキップされる。

p2 スコアイベントの開始時刻。普通は単位は秒であるが、スコアにtステートメント(テンポ指定)があれば章節指定となる。
p3 スコアイベントの持続時間。ゲートタイムという奴。楽器は、この渡されたp3フィールドの値を変更することが出来る。

p4..pN p4以上のパラメータはユーザー定義である。スコアのiステートメントの4番目のパラメータ以後が渡される。チュートリアルでは、p4を音の高さとしてMIDIのキー番号を、p4を音の大きさとしてMIDIのベロシティの値を割り当てて使っている。



Csound5についてくるWinsoundについて


まだ不安定。CSDファイルにエラーがあると即強制終了してしまう。

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