DLP
Data Loss Prevention(情報漏えい対策)。機密の情報が、許可なく組織の外へ出ていくのを検知し、止める仕組みです。
定義
NIST の用語集が載せる定義(CNSSI 4009-2022。米国の国家安全保障システムの情報を対象とする文脈のもの)は、DLP を「使用中(端末での操作など)・転送中(
ネットワークでの通信など)・保存中(記憶装置など)のデータを、通信の内容の深い検査と、送り手・データ・媒体・時刻・宛先などの文脈の分析によって、一元的な管理のもとで識別・監視・保護する能力」としています。
どこで見るか
| 場所 |
見るもの |
| 端末 |
USB メモリへの書き出し、印刷、画面の複製、アップロード |
| ネットワーク |
メール、Web へのアップロード |
| 保存場所 |
ファイルサーバやクラウドに、機密の情報が置かれていないか |
何を機密とみなすか
- 分類の表示:「社外秘」などのラベルが付いたもの(情報分類)
- 内容のパターン:クレジットカード番号やマイナンバーのような形の文字列
- 登録した文書:設計図面など、あらかじめ登録した文書と似ているもの
限界
- 暗号化された通信や、DLP が中身を読めない形式(パスワード付きの圧縮ファイルなど)は見えにくい
- 画面を撮影する、手で書き写すといった持ち出しは止められない
- ルールの外にある機密の情報は、そもそも検知できない
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出典
確認日:2026年10月15日
最終更新:2026年10月15日 09:55