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土場藩国
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90攻撃

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匿名ユーザー

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攻撃


作戦

  • 全般
 攻撃は狭い通路で行う。攻撃面を限定することで、数の不利をカバー。
同時に相手に側面、背面を取られることを回避する
 常に退路を確保するため、基本的に通ってきた道を背面として戦う
 盛り上がった岩場や曲がり角があればそこに隠れて遮蔽を取る
 敵の配置の薄い部分に集中して攻撃する

  • 白兵
 相手を掴むなどして距離を取られない様にする
 作業用のスコップを使用し敵を攻撃する
 (一説によると塹壕の中で最も歩兵にとって重要な武器はスコップだったそうです)
 近接しての攻撃であれば、機動性などに左右されず土木用のパワーを発揮できる
 犬は暗い地下でも問題なく行動できる

  • 中距離
 装甲が厚いので焦らないで砲撃できる
 機体の安定性が高いので砲撃時にブレが少ない
 パイロット達は100mm砲の使用に習熟している
 犬は暗い地下でも問題なく行動できる

  • 遠距離
 装甲が厚いので焦らないで砲撃できる
 機体の安定性が高いので砲撃時にブレが少ない
 パイロット達は100mm砲の使用に習熟している
 犬は暗い地下でも問題なく行動できる

SS1

 坑道の中に低い音が木魂している。進むI=Dが足を止めた。
 声のする方向は前方、とっさに遮蔽を取って相手をうかがってみる。
 ぱらぱらと土が落ちてくるがすぐに止まった。ほっと胸をなでおろすが相変わらず
不気味な音は響いてくる。それに近づいてきているように思えた。
「…えーとマズイよね」
「マズいな」
 遺跡にありがちなトラップか、それとも。
「番人がいるなら宝は近いともいえる」
「戦いたくないけどねー」
「まあ、俺らの方が悪者だしな」
 全員が全員そう口にするが、引く気はまったくなかった。
 たとえ遺跡を守るシステムが何であれ、自分たちはマジックアイテムを得るためにここにきている。
ここで引き下がったら何しに来たのかわからない。
「ま、これはいわゆる」
 最初に口火を切るのはパイロット。
「知ってるが」
 アイテムを探しに来た以上、おびえて帰るわけにはいかない気持ちをこめてコパイが引き継ぐ。
「お前の態度が?」
 相手が何であれ、目的を邪魔する者は敵である。
「「「気に入らない!!」」」
最後はI=Dに乗っている3人の声が揃う。協力して相手をねじ伏せる覚悟はできた。
それを励ますように整備士から連絡が入った。
「整備はバッチリだ。思いきり行ってこい。敵はただの攻撃用。こんな狭い場所で戦うのなんて
想定されちゃいないさ。土埃でメンテナンスがガタガタに違いない。
こっちは悪条件でも動くダンボール。土木作業のプロの力思いきり見せつけろ!」
 励ますようにそういうと、自らも歩兵として戦闘する準備を始める。
 兵士であるというのはあまり好きではなかった。
 作るより壊す方が得意な職業なんていいものじゃあない。
 だが今はスクラップ&スクラップ。
 今、この敵を破壊することで、自分は何かを得る。仲間のために。
 作るために壊すことだって大事だと素直に思えてくる。
「よし、やるぞ」
「ま、各自特性をいかしてやりますか」
「えーと、がんばろー、おー」

(あさぎ)

SS2

I=Dが吠える。
まさにそう呼ぶにふさわしい光景だった。
ダンボールが、その力を振い剣を振りかざし敵にぶつかっていった。
敵も攻撃をし、お互いがぶつかり合う。
ダンボールは戦闘に使えない、そう言われていたI=Dだった。
では何をするI=Dか。
土木作業用I=D、人がダンボールのことを呼ぶときはそうだった。
華やかな戦場には似合わない無骨なデザイン。
軽快とは言えない足回り、鈍重。
トモエリバーの活用法から生まれた双子の一人。
双子の兄のケントは、宇宙戦もできる花型機種なのに。
弟のダンボールは、その能力を極端に制限した動きで土木リバーと揶揄された
トモエの部分を受け継いだ。
AR10というのもそうだが、帝国首脳はダンボールを”微妙”と判断し
実際どの藩国もそういう判断をした。

いわく遅い
いわく使えない
いわく…

だが、今は違う。この狭い空間の中でもっともその力を発揮していた。
分厚い装甲は敵の攻撃を受け止め、受け流し、土砂を掘り下げる力で
敵の装甲をこじ開ける。
力押しでは絶対に負けない、その意地は帝国の意地でもあった。
どんなに押されようとも押し返す。
それがダンボールの強みである。
強化された足回りがうなり一歩進む。
敵は一歩下がる、いや下がらない。半歩沈んだだけだ。
ダンボールの巨大な剣が敵を貫き埋まっている。
ぐいぐいと押すたびに敵が潰れていく。
鈍重な動き?誰がそんなことを言うものか、
ただ力強い動きがその歩みを支えている。
ただひとり犀の角のように一歩歩む、また一歩歩む。
敵はただ押されるだけ。その身を徐々に潰されていく。
狭い場所、通常のI=Dが動けないところこそ、このI=Dの生きる場所であった。

(あさぎ)


イラスト

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出演:左・主和 右・華 中央下・FARE-M
(主和、華のロール:それぞれ本人)

RP

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