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語源はフェンリルの別名ヴァナルガンド(Vánargandr/ヴァン河の怪物)
フェンリルは北欧神話に登場する巨大な狼の怪物。
ロキと巨人アングルボザの間に生まれた三兄妹の長子。
日に日に強大になっていくフェンリルに恐れをなした神々は、
グレイプニルという魔法の紐を用いてフェンリルを捕縛した。
この際、フェンリルが拘束に噛み付かないよう、口内につっかえ棒として
剣を押し込んだため、フェンリルは口を閉じることができなくなってしまった。
そして開きっぱなしの口から大量の涎が流れ出し、川となった。
これがヴァン(Ván/希望)川であり、別名の由来である。
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最終更新:2012年11月14日 21:35