山男の歌

概要

神保信雄が作詞(後に判明)、山男と娘とのやりとりを歌った曲。元々この曲は替え歌であり、その元となった曲は海軍兵学校の愛唱歌・『巡航節』。と思いきや、その歌にもルーツがあり、岡山県笠岡市の北木島に伝わる『石切唄』が本家本元。

ダークが歌うに至るまで

昭和30年代、ダークダックスが群馬へ演奏旅行へ行った際にファンからこの曲をリクエストされた。当時は誰も知らないので、帰京してすぐ楽譜を探してもらいレコーディングに取り掛る。だが、作詞者が見つからなかったので仕方なく供託金を出してリリースすることに。ただ、その甲斐あってダークダックスのシングル史上1番のヒット曲となった。

音源

1962.02.01 キングレコードより

1962年に新曲として発表。B面は訳詞:ダークダックス、ロシア民謡の『美しい少女』。編曲はどちらとも若松正司氏。他の音源では歌われていない歌詞をこの盤では歌っている。ダークダックス史上1番のヒット作。編曲は若松正司。

1976.09.10 ポリドールより

10枚組『世界の心を歌う』に収録。伴奏はオーケストラで、先述した通り歌詞が一部短縮されている。編曲は横森正。

1987.04.21 メルダックより

ダークダックス・パーフェクト・コレクション・オブ・メルダック』の3曲目として収録。他の音源に比べるとアップテンポで、手拍子が加えられていない。編曲は山中紀昌。
最終更新:2024年08月05日 12:28