キャラなりきり雑談所 > inグレートニューワンダーランド > 構造説明

憩いの場

柑橘軍の実質上の基地であり本拠地。
この辺りにバトロイで生活する為に最低限必要な施設や装備等が揃っている。
まあ中には明らかに怪しいスポットもいくつか存在しているが……。

次元の狭間

ぶっちゃけ言うとバトロイと異世界を繋ぐ媒介みたいなもの。
ちなみにここへ行くには特定のスポットで「銀の鍵」と呼ばれる道具を使うことが条件だが、
中には「そんな道具など知った覚えないわ」と言わんばかりに素通りする剛の者もいるらしい。

地球/The Earth

ご存じ太陽系第三の惑星で、和人組や愉快な地球人達の住処としても知られている。
とは言ってもキャラ設定等の都合もあって現実のそれとは少し違うところも多い。

ちなみに宇宙のヘンテコ集団からもこの惑星の様々な文化を高く評価しているものの、国や企業等の評価に関しては
彼等曰く「未だに合法暴力団が居座っているだなんてどうかしているよ」「まるで出来の悪い介護施設のたまり場だ」
「ぶっちゃけ閻魔に舌を抜かれても文句言えないレベル」等々と総じて散々な言われ様である。
そりゃ作者本人も「私が作ったオリキャラ達の政治利用はお断りします」と公言するわけだ

+ 以下、作者による地球上のあらゆる問題についての言及
ストロンティア人との比較も絡めながら。まずは家族に関する問題が多い理由から。
仮に血縁関係がある人だけが家族ならそれ以外は赤の他人である必要があるが、実際にはそういう者など一人もいない。
人間はお互いが切っても切り離せない存在なので、他人から自立や独立をして生きることは出来ない。
視野がとても狭い地球人の落とし穴。家族意識が一見無関係の社会問題まで影響を及ぼしている。
ストロンティア人だって全球総家族計画という謂わば掟破りな手段で漸く纏まったわけだし。

お金に関する問題が多い理由。経済を上手く回すには常に交換・取引用の道具を使う必要があるが、
食糧じゃいずれ腐るし日用品等だとそう簡単には手放せられないとなると残りはお金くらいしかない。
元々人間も自然の一部なのに「お金がなければ生きていけない!」ありきだからこうなる。貨幣社会故の雑さ。

所有に関する問題が多い理由。地球人社会はお互いの利害によって動いているので、1人でも利益を害する人がいると洒落にならない。
余談だが、ソ連が崩壊するまで資本主義諸国の対抗馬として社会主義諸国という勢力があった。
まあ今じゃ資本主義も社会主義も根っ子は同じだという結論が出ているが。

要するに自ら築き上げた社会制度という名の鎖のせいで損ばかりという事。
ストロンティア人なら自由気ままに生きることが出来るが、地球人は社会制度との兼ね合いもあり難しい。

というか万が一貨幣社会が終了し無償提供社会が来てもついていけない可能性も高い。
地球人の多くは既にお金のある社会に慣れている人で占められている。
ストロンティア人ならお金なんて生活に必要じゃないしそもそもあったところで資源の無駄という認識があるが、地球人は違う。
その癖自然環境を激変させる程の技術を持っており、あらゆる環境問題に対する反省も見られない。

ならば物々交換にすればいいじゃんと言うかもしれないが、衣食住に必要なものと言えばお金でないといけないよう。
人々の生活が便利になった今も、物々交換時代の名残が散見されるがこれはその典型例。
地球文明の中では、未だにお金が必需品扱いであるようにすら思える。
衣食住、特に食糧は誰にとっても死活問題となる。有史以来の資産というのもあるが、
先述の食糧とは違って腐らないという特徴を持つお金は思っている以上に扱いやすい。
それだけでただの道具以上の価値があるように見えてしまう。
いかにも便利で貯蔵が効いて持ち運びも簡単なので、道具に振り回される状態に陥りやすい。
物々交換の場合はそういった要素が薄い道具を使うから、どこかで不便を感じやすい。

いつまで経っても戦争がなくならないのはその戦争を仕掛ける人達が自らの利益の為に取る手段の一つだから。
数々の領土問題や民族紛争等もそのせい。なら奴等の煽りに乗らなけりゃ良かった気もするけどね。
これも地球人社会故の悲劇か。どいつもこいつも民度が低い連中ばかり。

ストロンティア人は、生きていくために必要な物は全て自然が無償で与えてくれるという大前提の上で毎日を過ごしている。
しかし地球人は、「生きて欲しけりゃ金払え」こそ社会の掟だというのが日常生活の全てになってしまっている。
生きる事とお金を得る事が一緒になっているという時点で思考停止してしまっているの。
地球人は、見返りがあると満足してしまう。その見返りの一つであるお金を得ただけで表面上は毎日生きていられるつもりになっている。
「精一杯仕事したおかげで今日もガッツリ給料貰えたぞ!以上。」という具合に。
お金もそれ自体は決して悪いものではないが、交換に便利な道具という社会の支えとなる要素に多くの人が惑わされてしまっている。
いわば地球人は、「貨幣社会の支配下に置かれている状態でしか生きていけない存在」というわけ。

地球人は見返りを求め合う生き方で満足してしまい、それが原因で生じた問題点が目に入らない。
「俺達の生活がこんなに惨めなのは誰かのせいだ!」……結局突き詰めれば、その発言自体がブーメランなのに。
社会問題の原因でよく挙げられるのは国や企業等といった組織や自分以外の他人ばかり、こういう隠れた問題点は黙殺。

見返りを求め合う生き方という地球人最大の特徴は最大の欠点でもある。
決められた条件に従わなければ、生きることさえも許されない。これぞ地球人社会の諸問題の根源。
ストロンティア人は無償で飯を喰えるが、お金がある以上地球人は無償では喰えない。自給自足も、結局は所有の問題に繋がるので難しい。
見返りを求めるなら、お互いが欲しがっているモノを持っていなければ意味がない。
別にただモノを送るだけで十分なのに、欲が入ると一筋縄ではいかない。
見返りを求め合う生き方は文明が発達したら問題を増やしてしまうばかりか足枷でしかなくなる。

全球大惨事を住人達の意識改革で乗り越えたストロンティア人だが、彼等には交換や取引の概念なんてものは存在しない。
無償提供社会という秀逸なシステムも、奉仕と貢献を社会の土台に切り替えたから為し得た。

見返りを求め合う生き方を続ける限り、地球人は文明の悪循環から逃れられない。
地球人社会の惨状は、全て当事者である彼等が見返りを求め合いながら生きているせい。


※ちなみにこの文章は某唯一王関連のコピペを改変したものです。

ドリームランド/Dreamland

この世界の運営者をも兼ねるケイオス一行が作ったと言われる異世界。
ここでしか見かけない変わった種族や不思議に満ちた土地が数多く存在しており、その伝説や怪奇に満ちた雰囲気はまさに「夢の国」のようである。
とは言っても実際には運営者達が仕掛けたとも言われている巧妙な罠も多いので、ここで充実した生活を過ごす際には用心深く行動することが大切だろう。

ちなみに地名の由来はクトゥルフ神話に登場する架空の地名からそのまま引用したものとなっている。

ゾティキーヤ/Zotiqiya

ドリームランドと深い関わりを持つ魔界であり、世界各地の魑魅魍魎が跋扈する退廃的な世界観となっている。
そんな常時世紀末な環境も相まって、迂闊にこの世界に足を踏み入れてしまうと間違いなく痛い目に遭うので厳重な注意を要する。

ちなみに地名の由来はクトゥルフ神話に登場する遠い未来の大陸「ゾティーク」をもじったものとなっている。

ストロンティア/Strontia

森羅探究クラブが住処としている惑星で、Great New Ones共通の祖先が生まれた星としても有名。
エリアは大まかに「レムリア(Lemuria)」、「パシフィカ(Pacifica)」、「アトランティス(Atlantis)」、「ハイパーボリア(Hyperborea)」の4つに分かれる。
自然環境等は地球とかなり似ているが、その地球とはかなり遠く離れているので地球人キャラがいくには次元の狭間を通るのが必須になる。

この星はかつて人類とGreat New Ones共通の祖先達による大規模な抗争や当時の権力者達がこぞって宇宙へ亡命する騒動によって
一時は文明も生態系も壊滅寸前という状態に陥ったが、その後生き残った人達の多くが人類と共存しつつ彼等と共同で
全球復旧に努めていく道を選んだ為、現在は地球からしたらまさに絶景の理想郷とも言える環境を実現している。

なおこの星の名前の由来はクトゥルフ神話で人類の遠い祖先が棲むと言われている超銀河の星「ストロンティ」を
もじった単語と、「Strong(ストロング)」と「Frontier(フロンティア)」を合成した造語のダブルミーニングになっている。
また各エリアの名前は全て伝説上の土地からそのまま名付けられている(※パシフィカをムー大陸に見立てるとより解りやすいかも?)。

Q.で、地球とは具体的にどんなところが違うの?

A.そうねぇ……、一番の大きな違いは国の概念が根本的に違うところかな?by稲美時代
地球の国々の場合
民主主義国家()とか言いながら実際は権力者がのうのうと居座って国民を搾取している国しか存在しないというワロエナイ状態。
それだけならまだしも、企業や法人団体等といったあらゆる組織のほぼ全てが前述で挙げたような構造である為、結果的に
世界中が既に負の階級構造に組み込まれてしまっている。そりゃ作者が「いい加減国民は国と決別すべきだ」と言うわけだ
ストロンティアの国々の場合
そもそも全ての国が無人で完全運営しているので権力者の餌食に成りようが無いし、既得権益に依存する必要も無い。
というか目先の利益を目的に奪い合う暇があるならお互いの個性を尊重して提供し合った方がいいと皆分かり切っている。
ちなみに時代ちゃん曰く「こういう極度に個人の生き方を縛られない世界の構築こそ地球人達の今後の課題」だとか。

Great New Ones秘密基地

名前こそ秘密基地だが、その実態はグレート・ニュー・ワンズが勝手に特定のスポットを出入り口にして作った異次元空間である。
こちらも憩いの場と同じくその場で生活する為に最低限必要なものは出揃っているが、
グレート・ニュー・ワンの彼等曰く「基地ごとに世界観が設定されているせいでかなりカオスなことになっている」だとか。
なお各秘密基地に隣接されている演習場もそれぞれの世界観に合わせて作られているので、興味ある人は一度来ることをお勧めする。

ちなみにこれらの基地はもう一つの出入り口として次元の狭間とも繋がっているようだ。

地球にあるGreat New Ones秘密基地一覧


画像の地図上の点と括弧内はグレート・ニュー・ワンズが作った地球側の出入り口の位置を示。

ちなみにこれらの地球に出入り口を設けている秘密基地は宇宙のヘンテコ集団を始めとする宇宙人キャラも利用可能である。

なお、秘密基地が初めて公開されてからはこれまで各基地を「○○支部」という至って簡素な名称で表記されていたが、
近年は「万が一の時の移住先として使えるようにしよう」という声が大きくなっている影響で基地ごとに正式名称を与える方針を固めているようだ。

アジア東部・オセアニアエリア

マホラマゾーン/Mahorama Zone(旧名:日本支部/出入り口:日本・淡路島)
日本文化をモチーフにして作られた秘密基地で、和人組や健君がよく利用する秘密基地として非常に有名。
また隣接されている演習場はまるで日本の街並みや原風景を完全に再現したような雰囲気に仕上がっている。
なお彼等曰く「同じ東アジアでも日本と中国じゃ相違点が多すぎるから別々にした」とのこと。
豊京(フェンジン)/Fengjing(旧名:華北支部/出入り口:中国・河南省)
中華圏の華北地域やモンゴルの文化をモチーフにして作られた秘密基地。
ちなみに一応朝鮮をイメージしたエリアもあるものの、そっちを利用する者は皆無だそうだ。
また隣接されている演習場は主に古代中国の風景を再現したものが中心で、万里の長城に似た建造物があるのが特徴。
鏡海(ジンハイ)/Jinghai(旧名:華南支部/出入り口:中国・マカオ)
中華圏のうち華南地域の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
なお台湾もモチーフの一部に含まれている関係上、麗華がこの秘密基地をよく利用している。
また隣接されている演習場は主に現代中国の風景を再現したものが中心だが、何故かカジノを模したゲームコーナーがあったりする。
シビルスキエ・トラッピ/Sibirskiye trappy(旧名:北アジア支部/出入り口:ロシア連邦・ハバロフスク州)
タイガが広がるシベリアの大自然をモチーフにして作られた秘密基地。
なお隣接されている演習場には多数の危険な罠が仕掛けてある為、利用するには覚悟が必要だとか。
コタバル/Kota Baru(旧名:東南アジア支部/出入り口:インドネシア・東ジャワ州)
東南アジア諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、シリモンコンやラエラがよくこの秘密基地を利用している。
また隣接されている演習場はアジアらしいエキゾチックな風景が魅力だが、時々スコールが降ったりもする点には注意が必要。
ナコタス/Pnakotus(旧名:オーストラリア支部/出入り口:オーストラリア・ノーザンテリトリー)
オーストラリアの文化をモチーフにして作られた秘密基地。
よくこの秘密基地を利用しているロッド曰く「珍しい生き物も一緒に住んでいるから是非おいで」とのこと。
その為なのか隣接されている演習場は基地内に生息している生物を保護する工夫が施されている。
ルリエ/Rulye(旧名:太平洋諸島支部/出入り口:アメリカ合衆国・ハワイ州)
ニュージーランドを含めた太平洋諸島の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
勿論隣接されている演習場も南国リゾートみたいな風景になっており、水中戦を行うには最適の場所になっている。
ちなみに噂によると、こう見てもこの秘密基地には実はその海中深くに大きな秘密が隠されているらしい。
シャーバートランド/Sherbertland(旧名:南極支部/出入り口:南極)
南極の自然環境をモチーフにして作られた秘密基地。
なお当然であるが、あまりにも寒すぎる為に利用者が一人もいない光景も珍しくなかったりする。

アジア西部・アフリカエリア

パータリプトラ/Pataliputra(旧名:南アジア支部/出入り口:ブータン)
インド周辺の国々の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、プラカシュがよくこの秘密基地を利用する。
基地内には仏像や仏画等がいっぱい展示されていることもあって神秘的な雰囲気を漂わせている。
また隣接されている演習場もまるで「この土地で坊主宜しく修行しろ」と言わんばかりの険しい地形や自然環境になっている。
ケシュ/Kesh(旧名:中央アジア支部/出入り口:ウズベキスタン)
中央アジア諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
まあぶっちゃけ言うならシルクロード付近の街並みをイメージしたと思えば問題ない。
また隣接されている演習場は壮大な平原が広がっているので、その気になれば本物の騎馬戦も可能だったりする。
ウヌグ/Unug(旧名:西アジア支部/出入り口:イラク)
西アジア諸国(※アフガニスタンも含む)の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
ピラミッドや遺跡を上手く配置した地形が異国情緒を漂わせている。
とはいえ当然ながら隣接されている演習場はれっきとした砂漠地帯なので、砂嵐にはくれぐれもご注意を。
キルタ/Cirta(旧名:北アフリカ支部/出入り口:アルジェリア北西部)
北アフリカ……もとい正確に言えばエジプトと北スーダンとマグリブ諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
但し基地内やそこに隣接されている演習場は迷路のような構造になっているので、利用する際には迷わないように注意が必要。
イレ・イフェ/Ile Ife(旧名:西アフリカ支部/出入り口:ガーナ)
西アフリカ諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
やはりというか基地内や隣接の演習場そのものがジャングルのようになっている。
ディル・ダベ/Dir Dhabe(旧名:東アフリカ支部/出入り口:ソマリア・ソマリランド)
東アフリカ諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
基地や演習場の風景は早い話がサファリパークそのものである。
エラウティニ/Erhawutini(旧名:南アフリカ支部/出入り口:南アフリカ・西ケープ州)
南部アフリカ諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、カネロがこの秘密基地をよく利用している。
なお隣接されている演習場は周辺こそアフリカらしい大自然が広がっているものの、肝心の中央部は
GTAもビックリの治安の悪い街の風景を再現したような危険地帯になっているので、利用する際には十分な注意を要する。
アナラマンガ/Analamanga(旧名:インド洋諸島支部/出入り口:マダガスカル)
インド洋諸島の文化をモチーヅにして作られた秘密基地。
まるでアフリカとアジアの特色が混ざり合ったような風景が一番の特徴だ。

ヨーロッパエリア

ブリセスター/Bricester(旧名:英国基地/出入り口:イギリス・ヨークシャー)
イギリス・アイルランドといったブリテン諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
この秘密基地をよく利用するランスロット曰く、「僕の地元は大陸欧州と違う点が多いので西欧支部とは別の扱いにした」とか。
また隣接されている演習場は概ね産業革命時代のイギリスの風景を元に作られている。
オーゼイユ/Auseil(旧名:西欧支部/出入り口:フランス・ノルマンディ)
西欧諸国のうち、フランスやベネルスク諸国のの文化をモチーフにして作られた秘密基地。
この秘密基地をよく利用するミシェル曰く、「西洋の綺麗な街並みを上手く再現したエリアが一番の見どころよ!」とのこと。
また隣接されている演習場は先程ミシェルが言った西洋風の街並みとその周辺にある田園風景で構成されている。
ナポレス/Napoles(旧名:南欧支部/出入り口:スペイン・カタルーニャ州)
南欧諸国(※但しギリシャは除く)の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
当然ながらイサドラがよくこの秘密基地を利用しており、また彼女曰く「バカンスにはうってつけの場所だぜ!」という。
また隣接されている演習場は概ね大航海時代のスペインの風景を元に作られている。
ビュザンティオン/Byzantion(旧名:東南欧支部/出入り口:ギリシャ・アッティカ地方)
ギリシャに加えてトルコやコーカサス諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
なお欧州キャラ達によると「本来ならバルカン諸国側とトルコ周辺側に分ける予定だったが、それだとトルコ周辺側の扱いが
非常に面倒臭くなってしまうので、あえて欧州エリアの各拠点を確実にヨーロッパだと言える国々に絞るよう工夫した」とか。
ちなみに隣接されている演習場は概ねギリシャ神話の世界をベースに改変したものになっている。
アーニスリンナ/Aanislinna(旧名:北欧支部/出入り口:フィンランド南西部)
北欧諸国(※バルト諸国含む)の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、イルマリがよく利用している秘密基地として非常に有名。
また隣接されている演習場は概ね北欧神話の世界をベースに改変したものになっている。
クルレヴィエツ/Krolewiec(旧名:中欧支部/出入り口:ポーランド・マゾフシェ地方)
中欧諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、マージャがよくこの秘密基地を利用する。
その彼女曰く「西洋風ファンタジーっぽい雰囲気を味わいたいならここがオススメよ!」とのこと。
その為か隣接されている演習場はこれでもかというくらい中世風の街並みを徹底的に再現している。
ショロマンツァ/Solomanta(旧名:バルカン支部/出入り口:ルーマニア・トランシルバニア)
バルカン諸国のうちギリシャを除いた国々の文化をモチーフにした秘密基地だが、この秘密基地をよく利用するロクサーナ曰く
「悪魔城みたいなエリアがあるせいでよく敵キャラ達の本拠地だと間違われる」のが一番の悩みだとか。
そんな悪魔城みたいなエリアこそがこの基地の演習場なのだが、結構理不尽な仕掛けが多いせいか利用するのを躊躇う人が後を絶たないらしい。
コスモグラード/Kosmograd(旧名:東欧支部/出入り口:ロシア・ニジニノヴゴロド州)
東欧……もとい東スラブ諸国の文化をモチーフにした秘密基地で、ラディオンがよくこの秘密基地を利用する。
ちなみに基地内や演習場には何故か宇宙に関連したエリアも多数設けられているが、何の為に作られたのかはハッキリしていないようだ。

南北アメリカエリア

コールドハーバー/Cold Harbor(旧名:アラスカ支部/出入り口:アメリカ合衆国・アラスカ州)
アラスカに加えてカナダ西部辺りをイメージして作られた秘密基地。
隣接されている演習場はシベリア支部のそれに広大な氷雪地帯をプラスしたような感じになっている。
まあ大体予想がつくと思うが、基地内は一部エリアを除いてとにかく寒いので体調管理には十分注意しよう。
トランサーカム/Transarkham(旧名:米国北部支部/出入り口:アメリカ合衆国・ウィスコンシン州)
アメリカ東部に加えカナダ東部の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
ちなみにこの秘密基地をよく利用するオーガストやリュシアン曰く、「大都会の風景を味わうには最高の場所だ」とのこと。
当然ながら隣接されている演習場も数多くの摩天楼が立ち並ぶ現代的……というか半分近未来的な風景となっている。
ククソン/Cukson(旧名:米国西部支部/出入り口:アメリカ合衆国・アリゾナ州)
アメリカの西部や西海岸の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、ドロシアがよくこの秘密基地を利用している。
基地内や演習場の風景はさながら数々のジャンルが混じり合った映画の世界のようである。
シェラフ/Xelaju(旧名:中米支部/出入り口:メキシコ・ユカタン州)
中米諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、マノロがよく利用する秘密基地としても知られている。
また隣接されている演習場はマヤやアステカ等といったメソアメリカ文明の遺跡をイメージしている。
シウダー・セニョリアル/Ciudad Senorial(旧名:カリブ海地域支部/出入り口:アメリカ合衆国・プエルトリコ)
カリブ海地域の他にギアナ地方の文化をもモチーフに作られた秘密基地。
また隣接されている演習場はカリブ海付近のリゾート地をイメージしたものとなっているが、
利用する際には不意に現れては演習の隙を狙って強盗してくる海賊軍団が非常に厄介なので十分注意しよう。
サラプンコ/Salapunco(旧名:アンデス支部/出入り口:ボリビア)
南米諸国のうち南米北部……もといアンデス諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地。
まあざっくり言えばインカ帝国辺りの風景をイメージしたと思えばいいだろう。
とは言え隣接されている演習場は結構標高の高いところにあるので、くれぐれも高山病や落下には十分注意しよう。
グアユピア/Guajupia(旧名:ブラジル支部/出入口:ブラジル・ミナスジェライス州)
ブラジル国内のうち南部を除いた地域の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、バジリオがよくこの秘密基地を利用している。
また隣接されている演習場はアマゾンのジャングルをイメージしたものとなっている。
ロス・セサレス/Los Cesares(旧名:コーノスール支部/出入り口:アルゼンチン・サンルイス州)
ブラジル南部を含む南米南部諸国の文化をモチーフにして作られた秘密基地で、メルセデスがよくこの秘密基地を利用している。
また隣接されている演習場はパンパに加えて年間を通して風が強い平原をイメージしたものとなっている。
……まあ地球側の出入り口の一覧を見て「何故そんなところに秘密基地を作った?」と疑問に思う場所も多いが、
これは各拠点ごとの時差や基地間の連携等の関係も考慮してあえて場所を分散させている為である。

なお地球に出入り口が設けられている秘密基地が全て地球上に直接設置されていないのはGreat New Onesの彼等曰く、
「地球上に直接建てようとすると数々の厳しい規制をクリアする必要があるので自由に設計出来ない」のが理由だとか。

基地名の由来について

マホラマゾーン:まほらま(日本の古語で「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味で、「まほろば」等の別名がある)とジオラマゾーンを掛け合わせた造語
豊京(フェンジン):西周の都「豊邑(ほうゆう)」の別名から来ており、後の長安や西安(シーアン)へと繋がっている
鏡海(ジンハイ):マカオの別名の一つ
シビルスキエ・トラッピ:シベリアトラップ(ロシアの中央シベリア高原を中心として広がる洪水玄武岩)のロシア語読み
コタバル:マレー語またはインドネシア語で「新しい町」という意味で、インドネシア東端の港湾都市「ジャヤプラ」の旧名でもある
ナコタス:クトゥルフ神話でイスの大いなる種族がオーストラリアの砂漠で建設した都市から来ている
ルリエ:ルルイエ(クトゥルフ神話で太平洋の海底にあるとされる都市遺跡)のもじり
シャーバートランド:シャーベットの別名「シャーバート」とランド(「陸地」や「土地」、「国」という意味)を組み合わせた造語
パータリプトラ:マガダ国の都として繁栄した古代インド世界の中心都市の1つで、現在のビハール州の州都・パトナに位置する
ケシュ:ウズベキスタンの都市「シャフリサブス」の旧名から来ており、「心休まる場所」という意味がある
ウヌグ:古代メソポタミアの都市「ウルク」のシュメール語読み
キルタ:アルジェリア北東部に位置する都市「コンスタンティーヌ」の旧名から来ており、古来フェニキア語で「都市」を意味する
イレ・イフェ:ナイジェリア南西部の都市から来ており、ヨルバ人の天孫降臨神話の舞台にもなっている
ディル・ダベ:エチオピア東部の都市「ディレダワ」のソマリ語読み
エラウティニ:南アフリカ共和国最大の都市「ヨハネスブルク」のコサ語での呼び名から
アナラマンガ:マダガスカルの首都「アンタナナリボ」の旧名から来ており、「青い森」という意味がある
ブリセスター:ブリチェスター(クトゥルフ神話で英国のグロウスターシャー州のセヴァン河流域にあるとされる街)のもじり
オーゼイユ:クトゥルフ神話でフランスのどこかにあるとされる街から来ている
ナポレス:イタリア南部の都市「ナポリ」のスペイン語での呼び名から
ビュザンティオン:トルコ最大の都市「イスタンブール」の旧名の一つ
アーニスリンナ:ロシアのカレリア共和国の首都「ペトロザヴォーツク」が一時フィンランド領だった時の名前から来ている
クルレヴィエツ:バルト海に接するロシアの港湾都市「カリーニングラード」の旧名「ケーニヒスベルク」をポーランド語読みしたもの
ショロマンツァ:ルーマニアの民間伝承にある魔法学校の名前「スコロマンス」の現地読みから来ている。
ちなみに当初はクトゥルフ神話で登場するハンガリーの山岳地帯にあるとされる村「シュトレゴイカバール」と名付ける予定だったが、
その場所がルーマニアのティミショアラ周辺にある可能性が高いと気付いて妙な違和感を覚えた為に急遽変更となった。
コスモグラード:ロシア語でそのまま「宇宙都市」を意味する造語
コールドハーバー:クトゥルフ神話でイタカのカルトの中心地の一つとなっているアラスカの同名の地名から来ている
トランサーカム:アーカム(クトゥルフ神話で米国マサチューセッツ州にあるとされる地方都市)を越える街を目指すという意味を込めて名付けた
ククソン:米国アリゾナ州南東部にある都市「ツーソン」のパパゴ語読み
シェラフ:グアテマラ南部の都市「ケツァルテナンゴ」の旧名から
シウダー・セニョリアル:米国プエルトリコ南部にある都市「ポンセ」の別名から
サラプンコ:クトゥルフ神話でペルーの山岳地帯に位置するとされる人跡未踏の魔境から
グアユピア:ブラジル神話に登場する地名で、「悪の無い土地」という意味がある
ロス・セサレス:「カエサルの街(かつてパタゴニアにあるとされていた黄金の都)」のスペイン語読みを略したもの

地球外にあるGreat New Ones秘密基地一覧

数え切れない程の数が存在するので省略(オイ

柑橘類の人からのお知らせ】
今後も何か思いつき次第追記・修正します。
最終更新:2020年02月07日 21:37