『真・女神転生デビルサマナー』はPSPに移植されるにあたり、さまざまな変更点が加えられた。SS版と比べどこがどう違うのか、まだ購入していない人は参考にしてほしい。
- 難易度選択ができるようになった、ゲームのテンポが良くなった、戦闘バランスが多少変わった、バックアッパーが無限に使えるようになった、ボスキャラが追加された、業魔殿に悪魔全書が追加された、など。
- 名称が変わったものがある。例としては、
ヒートグレイプ→ヒートグレイブ
ボンバーブリッド→ボンバーブリット
幻魔ヘイムルダム→幻魔ヘイムダル
英雄カンテイセイクン→英雄カンセイテイクン
など。そのほか、悪魔グラフィックが現代事情に合わせて一部修正されている(悪魔データ「悪魔画像の違い」を参照)。
- 悪魔全書は一度仲魔にした悪魔のプロフィールを読むことができるほか、一度仲魔にした悪魔はマグネタイトと引き換えにその場で再度仲魔にできる機能を併せ持つため、非常に便利。
- またコアシールド・リフトマを使ったときは画面に青いアイコンが、奉旨・エストマを使ったときは画面に赤いアイコンが出るようになった。そのため、効果が持続中であるか切れているのか、確認がとりやすくなった。
「HARD」と「NORMAL」があり、「HARD」だと敵の攻撃・命中が「NORMAL」の1.5倍になる。またボスのHPも2倍になるほか、悪魔全書の召喚コストも2倍になる。
ゲームを起動したとき、ダンジョンに入ったときはそれなりに長いが、戦闘に関してはかなり速い。戦闘中のアニメはカットできないものの、テンポそのものが上がってるから、あまり気にならない。
サターン版と比べて、仕組みそのものは変わっていない。ただつれあい型とレベル差型は、忠誠度が多少は上がりやすくなっているらしい。例えばレベル差型は主人公が一定のレベルに到達するとボーナスが加えられるようだ。
ダンジョンの構成、宝箱の中身、出現悪魔のどれも変わっていない。ついでに言えばグラフィックも変わっていない。ただ、地下水道B5Fのオートマッピングデータは閲覧できるようになったという変更点はある。
魔法継承、合体事故でしか造れない悪魔、剣合体を含め、特に変わっていないが、英雄ファリードゥーンのみ、必要悪魔がスラオシャに変更された。
具体的には、
- 武器の攻撃力が大幅に上がり、防具の防御力が下がった。
- 悪魔のMPが全員20増え、物理攻撃力が増した。
- 魔法の威力が大幅に上がり、かなり命中しやすくなった。
- 一部攻撃回数が変わった魔法がある。
といったところ。ただ、「悪魔の物理攻撃力が増した」というのは、攻撃力の数値が上がったのではなく、悪魔の攻撃に対する防御耐性の数値が変わったのではないかと思われる。なので、攻撃力が変わっていなくても、ダメージ値がだいぶ違う。
ない。一部ヒントをくれるメッセンジャーが追加されたことと、サターン版の誤字が修正されたことぐらい。エンディングが変わっているとか、大幅な変化はない。
SS版と違い、できない。しかしバグ技を使えば2体までは仲魔にできる。詳細は「情報まとめ」のページを参照のこと。
サターン版と同じく英語表記。ちなみに戦闘アニメも変わっていない。ハッソウビートもそのままだ。