「キャリパー」
固着していて移動のたびにいい汗をかかせてくれたキャリパーから行ってみます
垂直方向にネジ留めされたフェンダーというのもはじめて見ましたが まずは第一関門通過

キャリパーの本体を分解した状態がこれです キッタネー!!

堅く締まった連結ボルトをどうやって外したかと言うと・・・キャリパーを左右逆付けしてボルト頭を外向けにしてからメガネレンチで緩めました(手で持ったままではムリですわ)
バンジョーボルトを外すたびに漏れ出るオイルは 意外なほどにサラサラで異物交じりの無いグッドな状態でした
こりゃあピストン以外は無理に全バラせずクリーナーとエア吹きする程度でいけるかも知れません
バンジョーボルトを外すたびに漏れ出るオイルは 意外なほどにサラサラで異物交じりの無いグッドな状態でした
こりゃあピストン以外は無理に全バラせずクリーナーとエア吹きする程度でいけるかも知れません
さぁて、と いよいよキャリパーのオーバーホールに突入します
キャリパー2
リケンの2段締めシールです(笑)
物凄いチ○カスです 不潔は嫌われますからしっかり掃除しましょう
物凄いチ○カスです 不潔は嫌われますからしっかり掃除しましょう

本来なら当然手前のワイパーシールとも取り替えですが なにしろ先立つものが無いので
よーく清掃してとりあえずもう一度お仕事してもらうことにします
よーく清掃してとりあえずもう一度お仕事してもらうことにします
シールはキャブクリなどの刺激の強い物に触れると 面白いように膨張してもとの溝には絶対に戻らなくなります
灯油や中性洗剤などでそーっと拭き吹きして カス取りの終わった溝へ戻します
灯油や中性洗剤などでそーっと拭き吹きして カス取りの終わった溝へ戻します

(ここで豆知識)
もしシールやOリングなんかの耐油ゴムパーツがビロンビロンに伸びてしまったら
冷凍庫に10分ほど入れておくと結構元に戻ります
もしシールやOリングなんかの耐油ゴムパーツがビロンビロンに伸びてしまったら
冷凍庫に10分ほど入れておくと結構元に戻ります
・・・と調子の良いことを言っていましたが やはりピストンの動きがシブイです
いろいろと検索して調べたら ハードに攻められたパッドの熱はフルードをも変色させるほど凄まじいもので
当然シールゴムも熱で膨張します
いろいろと検索して調べたら ハードに攻められたパッドの熱はフルードをも変色させるほど凄まじいもので
当然シールゴムも熱で膨張します
ピストンがキツくなったら どんなに揉み出ししても本来の状態には戻らないことが判りました
やはりやる以上は楽しく安全に走りたいので ゴム系の消耗品はすべて新品に交換することにしました
入荷は連休後なのでそれまでキャリパーの塗装でもしておきます
入荷は連休後なのでそれまでキャリパーの塗装でもしておきます
パッド
多分ノーマルのパッドです
染み込んだ油脂を強い溶剤を含む業務用のラッカーシンナーでしっかり脱脂します
染み込んだ油脂を強い溶剤を含む業務用のラッカーシンナーでしっかり脱脂します


見た感じは使えそうですが 峠とかでハードに摺動したら加熱されて再び油脂が出てくるかもしれません
ブレーキは命にかかわるものなのでテストランに限定使用ってことで いずれは新品に交換します
ブレーキは命にかかわるものなのでテストランに限定使用ってことで いずれは新品に交換します
- - To be continued -