「そういえばユーシャちゃんもでるのね。ユーシャちゃんは可愛いのだけれどちょっと苦手だわ」
 「まあ格好が格好だからね。でも彼女は良い人だ。ビキニアーマーなところ以外はそこまで変なところはないだろう?」
 「それはそうだけれど···」

 啓子はユーシャが啓子たちにとってくるスキンシップの数々を思い出していた。異世界出身者のスキンシップはこちらの世界では少々度を越したものに思えて、特に式がそうされた場合にモヤモヤするのだ。言葉が倒れてる時に彼女も来るからどうしても会うことはあるのだけれど······。

 「ユーシャちゃんといえばモナちゃんに対してたまに変な視線を向けてるわ。あれはどうしてなのかしら」
 「あれはユーシャの持ってる剣が反応してるらしい、モナは冬でもなければたまにしか来ないし秘密にしてるみたいだけどたぶん相当強いから」
 「モナちゃんの作るドライフラワーも素敵で可愛らしいからもっと会いたいのだけれど。なかなか会えないのよね···」
 「来るときは気温の低い日が多いからそれに関連しているのかもしれない。もちろん予想でしかないけれど」
 「またお庭に行ってお花のお手入れがしたいわ。言葉ちゃんは大変でしょうけど···」
 「まあその分役に立てば良いから。気にすることはないよ。さて───」

 こうしてまた夜が更けて行く。彼女たちの雑談の種は尽きることがないのだ。
最終更新:2018年08月11日 11:06