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第5話 戻るべき過去
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ストーリー
| い、今、なんて……? | |
| ルピコ | |
| ルシファーさんの言っていた 時間には戻らない | |
| ヴィヴィ | |
| なぜなんですか? 勝ち目があるって、 ルシファーさんが…… | |
| ルピコ | |
| とても危険なの これ以上大きく時間は遡れない | |
| ヴィヴィ | |
| ……まさか、ヴィヴィさんの 限界が近いんですか? | |
| ルピコ | |
| ある意味、そうかも | |
| ヴィヴィ | |
| 戻れるのは……さっきの 時間の前後が限界 | |
| ヴィヴィ | |
| じゃあ、少し休んでから 向かいましょう | |
| ルピコ | |
| 時間は短いですが デュエマシティの戦力を 集めないとですね | |
| ルピコ | |
| ルカさんは動けて…… チュリンさんも森に居る まずはその二人を集めて…… | |
| ルピコ | |
| 他にも闘える人達を集めれば きっと……! | |
| ルピコ | |
| ダメ 休んでる暇はない | |
| ヴィヴィ | |
| ヴィヴィさん……! | |
| ルピコ | |
| 随分トンデモな話ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……でもいいわ そのヴィヴィの姿と貴方達の顔を みれば信じざるを得ないし | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そんなことになってたんだ…… いいよ、ほかならぬ君達の 頼みだもん! | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| きゃあっ!? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| うわああっ!? | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| ただの人間ひとりが……! どれだけの力を……! | |
| ミラダンテ | |
| ……ダメだった じゃあ、次 | |
| ヴィヴィ | |
| ……カスミ? 他に闘えそうな奴は 近くにいる? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ええと、実はグレンさんが―― | |
| カスミ(通信) | |
| ぐああっ――!? | |
| 火の守護者 グレン | |
| なんという……!? この人間の力、全く底が見えん! | |
| ミラダンテ | |
| またダメ……次 | |
| ヴィヴィ | |
| カスミから話は聞いた 私達も協力するぞ! | |
| ダピコ | |
| ああ、俺も協力する この街を救えるなら 何だってしよう | |
| ディー | |
| ぐうっ……!? | |
| ディー | |
| な、なんでだ……!? どうしてここまで力の差が……! | |
| ダピコ | |
| ……次 | |
| ヴィヴィ | |
| 他の方達と共に ザキラさんを……? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ここにいる市民の方々を 置いていくのは気が引けますが 全て解決するなら手伝いましょう | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ザキラか……いいだろう 奴とは因縁がある | |
| 黒城凶死郎 | |
| う、ぅ…… | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ク、ソ…… | |
| 黒城凶死郎 | |
| 次 | |
| 次次次次次次次次――…… | |
| 何度やっても未来は変わらない | |
| どれだけ戦力を集めても デュエマシティ中の革命軍を 集めても敵わない | |
| まるで、禁断が訪れることが 決まっているかのように | |
| (何度やっても、ダメ……) | |
| ヴィヴィ | |
| (もう、私……フフ…… 私でいられるか……) | |
| ヴィヴィ | |
| (次で、最後…… 次で終わらなかったら 私は……) | |
| ヴィヴィ | |
| (自分じゃなくなる前に……) | |
| ヴィヴィ | |
| 禁断……随分トンデモな話ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……でもいいわ そのヴィヴィの姿と貴方達の顔を みれば信じざるを得ないし | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 何度も時間をやり直してる なんて与太話、普通は 聞き流すところだけれど | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| なんだか……随分体調が 悪そうに見えるけど どうしたの? | |
| JJ | |
| ヴィヴィさん…… | |
| ルピコ | |
| ヴィヴィさん、もう限界ですよ 休むべきです…… | |
| ルピコ | |
| まだ まだ終わってないよ | |
| ヴィヴィ | |
| ここで、ここで止めないと…… じゃないと、私……っ | |
| ヴィヴィ | |
| なんでそんなに焦ってるの? 時間を操れるなら、休んでから 闘いに行けばいいじゃない | |
| JJ | |
| 何か……そんなに急がなきゃ いけない事情があるんですか? | |
| ルピコ | |
| ………… | |
| ヴィヴィ | |
| 私の中には…… お父さんが言った通り 禁断の力が流れてる | |
| ヴィヴィ | |
| 時間を操る力も 禁断の力のお陰…… | |
| ヴィヴィ | |
| その言葉に 【プレイヤー】は 思い出す | |
| 一瞬触れただけで その意識が何かに 覆いつくされそうになったことを | |
| じゃあ、もしかして 時間を遡るたびに 禁断の力に蝕まれて…… | |
| ルピコ | |
| ……いえ それだけじゃないわね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 貴方達の行いを聞いて 疑問だったもの なぜ存在できているのか、とね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 貴方達の話が正しければ 最初のギュウジン丸を 倒した時点で存在できないはずよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ヴィヴィさんがこうなったのは ギュウジン丸さんのせいだから ……ですね | |
| ルピコ | |
| ヴィヴィさんに鍵を差し込んだ ギュウジン丸さんはすでに…… 私達に倒されています | |
| ルピコ | |
| どういうこと? なら、ここにいる貴方達は そもそも存在しないはずじゃない | |
| JJ | |
| ヴィヴィがこの力を扱えるように なったのは、ギュウジン丸に 鍵を差し込まれたから、でしょ? | |
| JJ | |
| そうよ 因果の矛盾…… タイムパラドックスね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ヴィヴィ、貴方もしかして 常に力を使っているんじゃない? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| …………! | |
| ヴィヴィ | |
| きっと元居た時間軸を 貴方の力で保存して いるんでしょう | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 世界の時間を歯車として 解釈するなら | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| かみ合わなくなった歯車が いくつもある機械を壊れないよう 動かしているようなもの | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 焦るはずだわ 時間と共に負荷は増大し続ける | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| その小さな体で世界という 巨大な機構を留めておくなんて 想像もできない苦痛だわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そ、そんな……! | |
| ルピコ | |
| 門外漢の推測よ 話半分で聞いてちょうだい | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ただ、こう考えれば ヴィヴィの疲弊も休めない理由も つじつまが合う | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 私とルカ姉も連れて時間を遡れば 戦力は増えていくはずなのに それをしないのは | |
| JJ | |
| 【プレイヤー】と ルピコ達の時間を守るため? | |
| JJ | |
| 貴方が頑なに 私達と出会う前の時間に 戻りたがらないのも、それね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 押し黙っていたヴィヴィが 重い口を開く | |
| お父さんと……今まで してきたことを考えても 「結果」は残ると思う | |
| ヴィヴィ | |
| そうでないと、 ギュウジン丸さんが ヴィヴィさんの力を使って | |
| ルピコ | |
| 起こした出来事が 無くなってしまうから……ですね | |
| ルピコ | |
| 結果が残っても 過程は消える | |
| ヴィヴィ | |
| 私は……今の私じゃなくなる | |
| ヴィヴィ | |
| でも、この街で みんなに出会えれば 私は大丈夫だと思う | |
| ヴィヴィ | |
| JJお姉ちゃんやルカお姉ちゃん ルピコお姉ちゃんに 【プレイヤー】さん | |
| ヴィヴィ | |
| 優しいみんなと出会えれば きっと「ヴィヴィ」でいられる | |
| ヴィヴィ | |
| けど…… | |
| ヴィヴィ | |
| デュエマシティで事件が 起きるよりも前の時間に 干渉したら…… | |
| ヴィヴィ | |
| 今の私の存在は なかったことになる | |
| ヴィヴィ | |
| この街に来ない可能性が できてしまうから……ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| もし、私が時間軸を 留めておけなくなったら? | |
| ヴィヴィ | |
| みんなに出会わなければ 私は……どうなってしまうか 分からない | |
| ヴィヴィ | |
| 次は私自身が禁断を 呼び覚ましてしまうかもしれない | |
| ヴィヴィ | |
| 現に今も…… 少しずつ禁断が私を侵蝕してる | |
| ヴィヴィ | |
| 時間に干渉する力は…… 私の持つ禁断の力だから…… | |
| ヴィヴィ | |
| ……あーもう! | |
| JJ | |
| そんな姿になっても 相変わらずヴィヴィなのね! | |
| JJ | |
| 見なさい 【プレイヤー】も 堪えかねてシャッフルしてるわ! | |
| JJ | |
| ふふ……そうですね 【プレイヤー】さん | |
| ルピコ | |
| ヴィヴィさん デュエマ、しましょう! | |
| ルピコ | |
| ……え? デュ、デュエマ……? | |
| ヴィヴィ | |
| こんな状況なのに? 今ここで……? | |
| ヴィヴィ | |
| 【プレイヤー】! 準備できてるわね? ヴィヴィと闘うのはアンタよ! | |
| JJ | |
| え……えっ? ほ、本当に? | |
| ヴィヴィ | |
| うるさい! いいから早く準備するの! | |
| JJ | |
| ――デュエマ・スタート!! | |
| JJ |
勝利時
| あと少しなのに 負けちゃった…… | |
| ヴィヴィ | |
| あっ…… つい夢中になっちゃった | |
| ヴィヴィ | |
| ヴィヴィ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 貴方は【プレイヤー】 が、デュエマでは圧倒的に 強いことを知っているわよね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| う、うん…… | |
| ヴィヴィ | |
| じゃあ……闘う時、最初から 勝つことを諦めていたのかしら | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ううん もちろん勝つつもりで闘ったよ | |
| ヴィヴィ | |
| もしかしたら 勝てるかもしれないし…… | |
| ヴィヴィ | |
| 貴方に必要なのはそれよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| え……? | |
| ヴィヴィ | |
| 貴方は初めから 失敗する可能性ばかりを見てる | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| もちろんそれも必要なものよ あらゆる可能性を検討して 勝負に挑む、それも大事 | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| けれど、上手くいかなかった ことばかり考えていたら 勝負には勝てない | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| わずかでも望みがあるのなら そこに賭けるのよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……! | |
| ヴィヴィ | |
| それが言いたくて デュエマしたかったのよね? 【プレイヤー】 | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカ姉の言う通りだよ | |
| JJ | |
| 大体アンタ、 クリーチャーのくせに デュエマ好きじゃない | |
| JJ | |
| アンタみたいな デュエマ好きな奴…… | |
| JJ | |
| 例えどんな場所にいようが 敵であろうが―― | |
| JJ | |
| 【プレイヤー】が ほっとくわけないじゃない! | |
| JJ | |
| あ……! | |
| ヴィヴィ | |
| ヴィヴィさん 私達は大丈夫です | |
| ルピコ | |
| 可能性は低いかもしれません だけど、大丈夫 | |
| ルピコ | |
| 根拠なんてないかもしれません だけど、一度こうして 繋がったんです | |
| ルピコ | |
| 例えヴィヴィさんと 出会わなかった結果になっても 生きていればきっとまた会えます | |
| ルピコ | |
| だから私達と一緒に 賭けましょう | |
| ルピコ | |
| 禁断に勝つために! | |
| ルピコ | |
| ……そっか | |
| ヴィヴィ | |
| 今、初めてわかったよ 皆が闘う本当の理由が | |
| ヴィヴィ | |
| これが、希望って いうものなんだね…… | |
| ヴィヴィ | |
| ルカお姉ちゃん JJお姉ちゃん、ありがとう | |
| ヴィヴィ | |
| 私はもう大丈夫 | |
| ヴィヴィ | |
| 私行くよ ルシファーさんの言ってた時間に | |
| ヴィヴィ | |
| 最初の時間軸に戻って 全部……元通りにする | |
| ヴィヴィ | |
| お父さんもS級侵略者達も ザキラさんも…… | |
| ヴィヴィ | |
| そして、過去の私自身も 全部やっつけてくる | |
| ヴィヴィ | |
| 【プレイヤー】さん ルピコお姉ちゃん | |
| ヴィヴィ | |
| 一緒に、協力してくれる? | |
| ヴィヴィ | |
| 私だけじゃ……その また引っ込み思案に なっちゃうかもしれないし…… | |
| ヴィヴィ | |
| だから……助けてほしい | |
| ヴィヴィ | |
| ええ、勿論です! 私達はヴィヴィさんの 味方ですから! | |
| ルピコ | |
| じゃ、私達は 貴方達が始末をつけるのを のんびり待ってるわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| これ以上ヴィヴィに 負荷をかけて、勝てる確率を 下げるわけにいかないもの | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ヴィヴィ! ルピコ! 【プレイヤー】! 負けたら承知しないからね! | |
| JJ | |
| 勝ってまたデュエマするわよ! | |
| JJ | |
| ――うん、必ず! | |
| ヴィヴィ |
敗北時
| ちょっと 【プレイヤー】! なにモタモタしてるの! | |
| JJ | |
| 早く準備しなさい! 貴方が大好きな デュエマするのよ! | |
| JJ |
