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第5話 止めどなき異変
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dmps_fun
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ストーリー
| ジリリリリリリ――!! | |
| 警報 | |
| 緊急警報!? キリコ、何事だ!? | |
| 水の守護者 カイト | |
| 原因の特定中 でも…… | |
| キリコ | |
| すべての計器に想定を超える 数値の乱れが発生中 これは緊急事態 | |
| キリコ | |
| すべての……だと!? | |
| 水の守護者 カイト | |
| なんだこれは…… こんな数値、あり得ない……! | |
| 水の守護者 カイト | |
| ここにある計器は研究所 だけでなく、デュエマシティも 観測している | |
| 水の守護者 カイト | |
| つまり、この街全体に 何かが起こっている ……ということか? | |
| 水の守護者 カイト | |
| デュエ粒子の濃度も異常な数値だ 全市民がデュエマを一斉にしても こんな数値にはならない…… | |
| 水の守護者 カイト | |
| それだけじゃない 磁場の乱れも起きている…… | |
| 水の守護者 カイト | |
| これが実際に起こっている 現象……なのか!? | |
| 水の守護者 カイト | |
| ――キリコ! | |
| 水の守護者 カイト | |
| まずは機器の復旧を試みる 異常がないかを確かめるぞ | |
| 水の守護者 カイト | |
| 問題はこれが 異常ではなかった場合だが…… | |
| 水の守護者 カイト | |
| 了解、マスター キリコ、は、こちらの…… 復旧、を、をを…… | |
| キリコ | |
| ……キリコ? どうした、大丈夫か? | |
| 水の守護者 カイト | |
| 復旧を、復旧をを、ふふふっきゅ ふっきゅう―――― | |
| キリコ | |
| キリコ!? おい、キリコ!? | |
| 水の守護者 カイト | |
| ひ ひひ 非常事態 発生 再 演算のの た めめめ きき機 能を緊 急停止―― | |
| キリコ | |
| …………………… | |
| キリコ | |
| キリコ! おい、キリコ! 返事をしてくれ! | |
| 水の守護者 カイト | |
| くそ……完全に機能停止している これも計器の異常と 関係があるのか……!? | |
| 水の守護者 カイト | |
| キリコの身体はこの世界で 作られたとはいえ…… クリーチャーに匹敵するはず | |
| 水の守護者 カイト | |
| そのキリコが機能停止に 追い込まれるほどの 事態……これは一体―― | |
| 水の守護者 カイト | |
| 慌ててるみたいだねぇ~ 何か問題でもおきたのかねぇ~ | |
| ??? | |
| なっ……!? お前は……! 一体どうやってここに……!? | |
| 水の守護者 カイト | |
| チッ……カイトにも 連絡がとれないわね…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 守護者の誰とも連絡が取れない ルシファーの計らいで束の間の 猶予を得たっていうのに……! | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| グレンは治療中としても 他の三人に何故繋がらないの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| まさか……誰かに 襲撃を受けた? だとしたら ミラダンテと革命軍が? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| けれど、さっきの会話で 敵対したいわけじゃない というのは本心に思えた…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 彼らじゃないとしたら 一体誰が…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 最初に襲撃してきた あのデュエリスト達…… 彼らは革命軍とは別の勢力? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| もしそうなら 彼らは話に出た侵略者達……? これが、正しいのなら…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 侵略者達は既に―― | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ――っ、そうだ JJは……! | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ――――だめ、ね 直通回線で屋敷にかけても JJ達は出ない…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ということは まだ、JJ達は屋敷に たどり着けていないってこと? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……………… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……いえ、彼女達が大丈夫なよう 【プレイヤー】と ルピコを送ったのよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 今は彼女達を信じる ……JJは大丈夫 | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (いつもなら自分の判断を 疑う必要なんてないのに こんな時に……!) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (大丈夫、私の判断じゃなく 【プレイヤー】達を 信じるのよ) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……ん、着信が入ってる これは――市長から? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| は、はい! こちら市長室です! アークさん!? それとも市長 さんですか!? | |
| カスミ(通信) | |
| その声は……カスミ? あなた、いつの間に レース場から…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| いえ、今はどうでもいいわね この一件についての連絡ね? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカさん!? ルカさんですか! 無事だったんですね! | |
| カスミ(通信) | |
| よ、良かったぁ…… 頼れる人と誰とも連絡が つかなくて泣きそうでした…… | |
| カスミ(通信) | |
| (……私が本当に頼れるなら どれだけマシだったことか) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ――待って、そっちも 誰とも連絡がつかなかったの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そうなんです…… | |
| カスミ(通信) | |
| 電話は誰とも通じないし…… 市長室も、もぬけの殻だし…… | |
| カスミ(通信) | |
| もぬけの殻……? アークも市長も誰も居ないの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| えぇ、誰も居ません…… も、もしかしたら 連れ去られちゃったり……? | |
| カスミ(通信) | |
| ……市長室は荒らされてた? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| い、いえ、いつも通り 綺麗に整頓されてました | |
| カスミ(通信) | |
| ………… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカさぁぁん…… 私、どうしたらいいんでしょう | |
| カスミ(通信) | |
| …………落ち着きなさい あなた、今は市長室にいるのね? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| とりあえず、そちらに向かうわ そこを動かないで | |
| 闇の守護者 ルカ |
勝利時
| ひぃ……ひぃ…… | |
| ヴィヴィ | |
| はぁ……はぁっ…… な、なんとか、まきましたね…… | |
| ルピコ | |
| 結局、街に戻ってくる ことになっちゃいました…… | |
| ルピコ | |
| つ、疲れた…… 少し、やすもう…… | |
| ヴィヴィ | |
| あのクリーチャーめ…… しつこくヴィヴィばっかりを 狙ってきたわ | |
| JJ | |
| 何というか、ヴィヴィさんを 捕えようとしている 感じでしたね…… | |
| ルピコ | |
| 何でここまでして みんなヴィヴィを狙うのよ! | |
| JJ | |
| 今だって逃げ回ってる だけだっていうのに…… | |
| JJ | |
| ルピコ、本当にミラダンテ とかいう奴はヴィヴィが 狙いなの? 勘違いじゃない? | |
| JJ | |
| 現状……ヴィヴィさんが 狙いとしか思えません | |
| ルピコ | |
| 女の子で、この街に居て…… 誰かに狙われるような方は 心当たりがありません | |
| ルピコ | |
| ……ちょうど同時期に この街にやって来て、記憶を 無くしているこの子以外は | |
| ルピコ | |
| はぁ……ヴィヴィ 貴方、一体何者なのよ 何したらこんな恨みを買うの? | |
| JJ | |
| 私以上にイタズラ好き だったりする? | |
| JJ | |
| わ、わかんないよ…… そんな巨大な力も 持ってないし…… | |
| ヴィヴィ | |
| この街で……食べ物を 食べちゃったりしたくらい…… | |
| ヴィヴィ | |
| (お菓子が無くなるって噂 やっぱりヴィヴィさん だったんだ……) | |
| ルピコ | |
| そもそも、貴方は人間なの? クリーチャーなの? | |
| JJ | |
| お菓子を食べまわったり びくびくして逃げ回っている だけなのに…… | |
| JJ | |
| それで恨みを買うもんなの? | |
| JJ | |
| うーん……何か 大事なものを食べたり 取っちゃったとか? | |
| ルピコ | |
| そうなると 恨みを買われることも あるかもしれません | |
| ルピコ | |
| ……もう! 考えても埒が明かないわ! | |
| JJ | |
| ねぇ、ヴィヴィ 何か思い出してよ! 些細な事でいいから! | |
| JJ | |
| さもないと私のイタズラか 【プレイヤー】の デュエマ地獄が待ってるわよ! | |
| JJ | |
| (あぁっ、JJさんが焚きつける からデッキを取り出し ちゃった……!) | |
| ルピコ | |
| そ、そんな事言われたって…… でも……空に入った亀裂を 見た時…… | |
| ヴィヴィ | |
| 何か……すごく…… 大変な事をしなくちゃ いけない気がした | |
| ヴィヴィ | |
| 大変な事? それってどういう…… | |
| ルピコ | |
| 分かんない……けど 私は無関係じゃないのかも | |
| ヴィヴィ | |
| まどろっこしいわね もっと思い出しなさいよ! | |
| JJ | |
| い、痛いよ! やめて~! 引っ張らないで! | |
| ヴィヴィ | |
| ……ふふっ | |
| ルピコ | |
| 何よ、ルピコ 何がおかしいのよ | |
| JJ | |
| ああ、いえ…… なんだかJJさん、ちょっと 思い詰めてた雰囲気があったのに | |
| ルピコ | |
| 昔、私達が遊んでた時の ような雰囲気に 戻ってきたな、って | |
| ルピコ | |
| 何? あの時みたいに イジメて欲しくなったの? またひん剥いてやろうか? | |
| JJ | |
| ぴ、ぴぇ!? た、助けて 【プレイヤー】さん! | |
| ルピコ | |
| あっ! ルピコお姉ちゃんだけずるい! | |
| ヴィヴィ | |
| 人が二人が隠れられるほど 【プレイヤー】の 背中は広くないでしょ…… | |
| JJ | |
| 思い詰めてたのは 貴方でしょ、ルピコ | |
| JJ | |
| え、え……? そ、そう見えますかね? | |
| ルピコ | |
| 何となく、無理して 元気出してるように見える | |
| JJ | |
| 【プレイヤー】や ヴィヴィや私を助けないと、とか 馬鹿真面目に考えてるんでしょ | |
| JJ | |
| 敵を倒せば終わる簡単な話よ 私がまとめてバラバラに してやるんだから | |
| JJ | |
| …………何? 何でそんな顔でこっち見るのよ | |
| JJ | |
| ううん、何でもないです 昔の雰囲気に戻ったっていうのは 失言でしたね | |
| ルピコ | |
| JJお姉ちゃん、かっこいい! ヒーローみたい! | |
| ヴィヴィ | |
| ヒーロー? 私が? | |
| JJ | |
| うん、負けても何度でも 立ち上がるヒーロー! | |
| ヴィヴィ | |
| 街の大きな窓で、大きな力を 持つ敵に立ち向かう人が そう呼ばれてた! | |
| ヴィヴィ | |
| 私は負けてないし! アイツが勝手にどっか行ったの! | |
| JJ | |
| それに、ヴィランの方が カッコいいんだから! | |
| JJ | |
| いつだって圧倒的な力で ヒーローをギタギタにするし! | |
| JJ | |
| じゃあ私もヴィランになる! | |
| ヴィヴィ | |
| アンタはダメ! 弱っちいし! | |
| JJ | |
| ヴィヴィさん…… 強いヒーローなら 二人ここに居ますよ! | |
| ルピコ | |
| ……どこに? | |
| ヴィヴィ | |
| えっ | |
| ルピコ | |
| ほ、ほら、私と 【プレイヤー】さんは 闘ってたじゃないですか! | |
| ルピコ | |
| ルピコお姉ちゃんは 何もしてなかった | |
| ヴィヴィ | |
| えーーっ!? | |
| ルピコ | |
| 私、ほら! 変身して 【プレイヤー】さんに む~ってパワー送ってたんです! | |
| ルピコ | |
| でも闘ってたのは 【プレイヤー】さん じゃないの? | |
| ヴィヴィ | |
| じゃあ……魔法少女だ! んん? でも魔法少女も 自分で闘うから…… | |
| ヴィヴィ | |
| 魔法少女の隣で浮いてる マスコット……? | |
| ヴィヴィ | |
| えーー!? 一気にマスコットまで 格下げですか!? | |
| ルピコ | |
| クックックック…… ルピコにはお似合いじゃない | |
| JJ | |
| こうなったら……ヴィヴィさん 貴方に聞かせてあげましょう | |
| ルピコ | |
| 【プレイヤー】さんと 私が、一体どんな戦いを 乗り切ってきたのかを! | |
| ルピコ | |
| ちょっと休んだら また歩くんだから すぐ終わらせなさいよ | |
| JJ | |
| あ、でもルカ姉のことを 端折ったらバラすから! | |
| JJ |
敗北時
| 連絡が取れない仲間達…… 守護者の面々はそれぞれ 対応に当たってると考えるとして | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 市長とアークは一体……? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ううん、今は カスミの元へ急ぎましょう | |
| 闇の守護者 ルカ |
