デュエプレ ストーリーまとめwiki
第6話 もたらした結末
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
ストーリー
| 突如響いた破壊音 | |
| そして、現れたのは―― | |
| この時間を狙いに来る者が いるかもしれんとは思っていたが ……生きているとは驚きだ | |
| ??? | |
| 時間の崩壊に巻き込まれ もう存在していないと 思っていたよ | |
| ギュウジン丸 | |
| ギュウジン丸さん……! | |
| ルピコ | |
| み、見つかってたニャリー! | |
| ニヤリー | |
| これは……話に出ていた 未来の私か!? | |
| 過去のギュウジン丸 | |
| 何のつもりだ? 過去の自分に接触するリスクは 知っているはずだろう? | |
| 過去のギュウジン丸 | |
| 時間軸にどれほどの影響を 及ぼすか分かっているはずだ! | |
| 過去のギュウジン丸 | |
| お父さん…… 私達がこの時間に来た理由は 分かるでしょ? | |
| ヴィヴィ | |
| この過去のお父さんに何かあれば お父さんは自分の時間を失い パラドックスに巻き込まれる | |
| ヴィヴィ | |
| 今のお父さんは 存在しなくなるんだよ | |
| ヴィヴィ | |
| それが嫌なら近づかないで | |
| ヴィヴィ | |
| ああ、それは困るな | |
| ギュウジン丸 | |
| だが……そんなもの もう不要だよ | |
| ギュウジン丸 | |
| やれ VV-8 | |
| ギュウジン丸 | |
| ギュウジン丸に命じられた VV-8があっという間に 過去のギュウジン丸を貫く | |
| 【プレイヤー】も ルピコもヴィヴィも 動くことが出来なかった | |
| そんな……! 過去の自分を……!? | |
| ルピコ | |
| がっ……!? こんなこと……すれば…… う……く…… | |
| 過去のギュウジン丸 | |
| タイムパラドックスにより 私が消える そう言いたいのか? | |
| ギュウジン丸 | |
| だがこいつの息の根が 止まろうと私はこうして この場所に立っているではないか | |
| ギュウジン丸 | |
| な、なんで…… どうして……!? | |
| ヴィヴィ | |
| 忘れたのか? 度重なる時間改変により 世界の仕組みは壊れたのだよ | |
| ギュウジン丸 | |
| もはや時間は 正常に機能していない 見ろ | |
| ギュウジン丸 | |
| パチンとギュウジン丸が 指を鳴らすと、周囲の景色が 一瞬にして切り替わる | |
| 切り替わった後の景色は ここに来るまでに見た ギュウジン丸の時間の光景 | |
| 倒れたはずの 過去のギュウジン丸が 起き上がり、話し始める | |
| 禁断…… それがあの禍々しい存在の 正体なのか…… | |
| 過去のギュウジン丸 | |
| なに……これ……? どういう、こと……? | |
| ヴィヴィ | |
| ――パチン、と目の前の ギュウジン丸が指を鳴らすたびに 景色が変わっていく | |
| 地震、だとすると妙だな…… この拠点は古くから海底の 奥深くに存在している | |
| 過去のギュウジン丸 | |
| 地殻の問題で地震が 起こるのであれば 過去の記録にもあるはずだが…… | |
| 過去のギュウジン丸 | |
| これは、過去の光景…… だけど、私達の目の前で 「起こって」います……! | |
| ルピコ | |
| ――パチン | |
| VV-8…… ようやく完成したぞ! | |
| 過去のギュウジン丸 | |
| ――パチン | |
| 全てかつての私が 歩んできた時間 | |
| ギュウジン丸 | |
| 時間は崩壊したが、散らばった 時間を無数のVV-8に 全て掌握させた | |
| ギュウジン丸 | |
| 時間を繋ぎ止める歯車など なくとも、私が繋ぎとめれば タイムパラドックスなど起きない | |
| ギュウジン丸 | |
| この天才がまさしく 全ての時間を統べるに至った | |
| ギュウジン丸 | |
| お前達がどれだけあがこうとも 今の私には何の影響も 与えることが出来ない | |
| ギュウジン丸 | |
| どの時間の行動も 未来に影響を与えることはない | |
| ギュウジン丸 | |
| 私が歩んできた時間も 私の死も生も、私の思うがまま | |
| ギュウジン丸 | |
| ただ、壊れた映像のように 時間が再生されるだけだ | |
| ギュウジン丸 | |
| め……めちゃくちゃニャリ…… | |
| ニヤリー | |
| 嘘……こんな…… | |
| ヴィヴィ | |
| じゃあ、世界を 元に戻すことはもう できないって言うの……! | |
| ヴィヴィ | |
| 世界? まずは自分の 心配をしたらどうだ? | |
| ギュウジン丸 | |
| 今や時間は私の玩具だ 私の天才的な頭脳と VV-8の能力があればな | |
| ギュウジン丸 | |
| ほら、こんな風に | |
| ギュウジン丸 | |
| ――パチン | |
| えっ……? デュエマシティ……? | |
| ルピコ | |
| ここがいつだかわかるか? | |
| ギュウジン丸 | |
| ま、まさか…… | |
| ヴィヴィ | |
| ……私が迷い込んだばかりの デュエマシティ……!? | |
| ヴィヴィ | |
| そんな……この時間軸だけは ずっと守っていたのに……! どうやって……!? | |
| ヴィヴィ | |
| お前にしては考えたと褒めてやる 禁断の到来で崩壊した 最初の時間軸…… | |
| ギュウジン丸 | |
| お前自身を定義づける時間 | |
| ギュウジン丸 | |
| これがもし壊れたら お前はもう自分を定義する ことはできない | |
| ギュウジン丸 | |
| そろそろ君達の 悪あがきには飽きた ここで終わらせようか | |
| ギュウジン丸 | |
| ギュウジン丸の言葉を皮切りに 無数のギュウジン丸とVV-8が デュエマシティへと集結する | |
| もしかして このままこの街を 破壊するつもりですか!? | |
| ルピコ | |
| 破壊? ……いいや、それじゃ生ぬるい | |
| ギュウジン丸 | |
| 「改変」だよ | |
| ギュウジン丸 | |
| お前達に未来など与えない 可能性も与えない 過去すらも奪ってやる | |
| ギュウジン丸 | |
| ――集え | |
| ギュウジン丸 | |
| ………… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカ、お姉ちゃん……? | |
| ヴィヴィ | |
| 邪魔よ 頭が高いわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| きゃあっ!? | |
| ヴィヴィ | |
| ルカさん、どうして……!? ヴィヴィさんは敵じゃ ありませんよ! | |
| ルピコ | |
| どうして? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 侵略者の敵を前にして 指をくわえて見ていることは できないでしょう? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| これって…… まさか、侵略ウイルス……! | |
| ルピコ | |
| 改変して…… この街に撒いたことに したんだ…… | |
| ヴィヴィ | |
| ふ……ふふふふふふふふ ふふふふふふふふふ | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 守護者の皆さんが…… 全員…… | |
| ルピコ | |
| 街の人達も……みんな…… | |
| ヴィヴィ | |
| ハハハハハ! 苦しめっ! | |
| ギュウジン丸 | |
| 自分たらしめる過去が 塗り替えられていく様を見ながら 息絶えるがいい! | |
| ギュウジン丸 |
勝利時
| どうしたの? 僕達と闘う気がないのかな? | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| だったらこのまま 倒しちゃうよ~! | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| うっ……! | |
| ヴィヴィ | |
| (こうやって向かってくるなら 倒すしかない……でも……) | |
| ヴィヴィ | |
| (倒して……いいの? 倒したら、どうなっちゃうの? けど、闘うしか……) | |
| ヴィヴィ | |
| チュリンさん……みんな…… やめてください……! 私達は仲間ですよ……! | |
| ルピコ | |
| まだそんなことを言っているの? 私達は侵略者よ 貴方達の敵 | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| お前達の仲間は どこにも居ない 過去にも、未来にもな | |
| 火の守護者 グレン | |
| うぅ……そんな……! | |
| ルピコ | |
| どうした? 禁断を止めるのだろう? | |
| ギュウジン丸 | |
| この程度の相手を倒せなければ 禁断を止めることなどできんぞ! ハハハハハ! | |
| ギュウジン丸 | |
| 何とか……しないと……! | |
| ヴィヴィ | |
| 守護者達を相手にするだけで 肉体も精神も追い詰められていた 【プレイヤー】達に | |
| 追い打ちをかけるように 無数のギュウジン丸とVV-8が 襲い掛かる | |
| ギュウジン丸達の猛攻に ただ耐えることしかできない 【プレイヤー】達 | |
| それでも 【プレイヤー】は 諦めていなかった | |
| 諦めるなニャリ! カノンはきっと来るニャリ! | |
| ニヤリー | |
| そうっ……だよっ! きっと来てくれるっ……! | |
| ヴィヴィ | |
| カノンさんとキリコさんが…… 私達の所にっ……! | |
| ヴィヴィ | |
| そうです…… 私達は絶対に諦めません! | |
| ルピコ | |
| 少しでも勝つ可能性があるなら 絶対に諦めない…… | |
| ルピコ | |
| それがデュエリストなんです! | |
| ルピコ | |
| お前達のその目…… 気に食わんな | |
| ギュウジン丸 | |
| まるで、まだ希望が 残っているような そんな目だ | |
| ギュウジン丸 | |
| どんな策があるかは知らんが お前達の思うようにはさせん | |
| ギュウジン丸 | |
| VV-8 この戯れをもう終わりにするぞ | |
| ギュウジン丸 | |
| 再びギュウジン丸が パチンと指を鳴らす | |
| すると、ギュウジン丸の合図で 周りの景色が早送りで進みだす | |
| ど、どうなってるんですか!? すごい勢いで……時間が…… 進んでる……? | |
| ルピコ | |
| お前達が勝つことは絶対にない それを今見せてやる | |
| ギュウジン丸 | |
| 時間はさらに加速していく | |
| この加速に耐えかねるように 空間が剥がれ落ち 崩壊していく | |
| 色んな時間が……高速で 過ぎ去って…… | |
| ヴィヴィ | |
| ぶつかって……壊れていく…… | |
| ヴィヴィ | |
| お前達はもはや、辛うじて 自身の時間が存在を 定義している状態 | |
| ギュウジン丸 | |
| 因果が崩壊したこの世界では お前達が持つ時間は 消えていく | |
| ギュウジン丸 | |
| ここにただ在るだけで実在性を 保てず、存在が霧散していく それが運命だ | |
| ギュウジン丸 | |
| ……だが、それだけでは済まさん | |
| ギュウジン丸 | |
| ここまで私を追い詰めた礼だ 徹底的に苦しめて 葬ってやる | |
| ギュウジン丸 | |
| 空間が剥がれ落ちていく中 更に奥から巨大な何かが 迫ってくる | |
| 強烈な悪意を振りまくそれは―― | |
| 空間を押しのけるように現れた | |
| 全てを崩壊させる禁断 | |
| 禁断の……星…… | |
| ヴィヴィ | |
| ドルウゥゥゥゥ…… | |
| 赤城山バサラ |
敗北時
| 私達が敵である限り 君達に勝利は無い | |
| 水の守護者 カイト | |
| 侵略者として 貴方達を制裁しましょう | |
| 光の守護者 エレナ | |
| うぅ……仲間だったみんなが 敵に…… | |
| ルピコ | |
| こんなの……どうしたら…… | |
| ルピコ |
