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第7話 禁断の再来
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ストーリー
| ドルウウゥゥゥゥ!! | |
| 赤城山バサラ | |
| ――お前達の負けだ | |
| ギュウジン丸 | |
| 何もかもが消え去った | |
| ギュウジン丸 | |
| 過去も、未来も 時間も、仲間も | |
| ギュウジン丸 | |
| お前達が大切にする物は全て 私の指先一つで崩壊する | |
| ギュウジン丸 | |
| 禁断、が…… | |
| ルピコ | |
| ………… | |
| ヴィヴィ | |
| 【プレイヤー】達に かつて刻まれた絶望の記憶 | |
| 禁断を前になすすべもなく 全てを破壊されたあの記憶が 鮮明に蘇る | |
| あの時と違うことといえば ギュウジン丸とVV-8は 無数に存在し | |
| 【プレイヤー】達の 仲間はタイムパラドックスにより 消え去ってしまったこと | |
| そして、以前とは違い ヴィヴィの時間の力でも どうにもできないこと…… | |
| ブラボーだ | |
| ギュウジン丸 | |
| お前達は見事だった 十分すぎるほどに 天才である私を追い詰めた | |
| ギュウジン丸 | |
| その功績を称え お前達を記憶しておいてやろう | |
| ギュウジン丸 | |
| 感謝するがいい もう君達の存在を知る他の者は 世界に存在しないのだからな | |
| ギュウジン丸 | |
| ……………… | |
| ヴィヴィ | |
| まだ、だよ | |
| ヴィヴィ | |
| まだ終わってない | |
| ヴィヴィ | |
| 私達はまだ存在してるよ……! | |
| ヴィヴィ | |
| ……そうか | |
| ギュウジン丸 | |
| ではこれでお別れだ さらばだ、凡人達よ | |
| ギュウジン丸 | |
| ドラアアアァァッ!! | |
| 赤城山バサラ | |
| バサラの雄叫びに呼応するように 禁断の星がより赤黒く輝きだし | |
| 全てを破壊する攻撃が 今、放たれる | |
| 強烈な閃光 | |
| それはルピコ達ではなく 「禁断」に着弾した | |
| グアアアアアッ!? | |
| 赤城山バサラ | |
| え……っ!? | |
| ルピコ | |
| なっ……!? どうしたっ、何が起きたっ!? | |
| ギュウジン丸 | |
| 今のは…… 禁断の星への攻撃……? | |
| ヴィヴィ | |
| 一体どこから!? 何者だ……!? | |
| ギュウジン丸 | |
| ――油断しましたね 貴方が全ての手札を出し切る この時を待っていましたよ | |
| ??? | |
| フッフッフ! 完璧な私の登場は、天才でも 予想ができなかったようですね | |
| Q.E.D. | |
| Q.E.D.……!? | |
| ギュウジン丸 | |
| さあ、もう一度! 行きなさい―― オール・オーバー・ザ・ワールド! | |
| Q.E.D. | |
| Q.E.D.の命令により 辺りに散らばる時間の欠片の 中から砲撃が放たれる | |
| それは禁断の星に直撃し 大きな爆発を引き起こした | |
| オオオオオオオオオーーーー!! | |
| オールオーバーザワールド | |
| これは……デッドマンの!? | |
| ギュウジン丸 | |
| Q.E.D.さんっ……! 無事だったんですか!? | |
| ルピコ | |
| ええ、この通り | |
| Q.E.D. | |
| 他のドラグナー達も私と共に オール・オーバー・ザ・ワールド を操っていますよ | |
| Q.E.D. | |
| 貴様……どういうことだ! 何故、貴様程度の存在が ここに存在している!? | |
| ギュウジン丸 | |
| 貴様を含め全てのドラグナーは タイムパラドックスにより 消滅したはずだぞ! | |
| ギュウジン丸 | |
| ドラグナーだけではないっ! 私が支配する時間以外は 生命体など存在しないはずだ! | |
| ギュウジン丸 | |
| そうですね 残念ながら多くの生命体が 貴方のせいで消えてしまいました | |
| Q.E.D. | |
| 何も知らなければ、我らも 他の生命体と同じく 消滅していたことでしょう | |
| Q.E.D. | |
| しかし! 何が起こるか知っていれば 対策など容易い! | |
| Q.E.D. | |
| ――この完璧な私にかかれば 出来ないことなどないのです! | |
| Q.E.D. | |
| ぐ……ヌゥ……! 貴様、答えになっていないぞ! 何故未来を知っているのだ!? | |
| ギュウジン丸 | |
| 悪いね それは僕の仕業だ | |
| アーク | |
| アークさん!? | |
| ルピコ | |
| 何ィ……!? | |
| ギュウジン丸 | |
| お前が何かしでかすことは 予想していたとも! | |
| ギュウジン丸 | |
| 一体なぜお前程度の存在が 私の未来視を欺けたのだ!? | |
| ギュウジン丸 | |
| 最初はスパイみたいなことは するつもりじゃなかったんだ | |
| アーク | |
| 君の存在に気づいたとき 僕の利益になるなら協力しようと 考えていたんだ | |
| アーク | |
| これは本当だよ だけど君はデュエマシティや世界 全てを破壊することを目論んだ | |
| アーク | |
| ……それじゃ僕の利益にならない 世界に競争があるから 僕に利益が生まれる | |
| アーク | |
| 分かるかい? 誰か一人だけが勝つ世界は 困るんだよ | |
| アーク | |
| 僕は弱いからね! | |
| アーク | |
| ……あの人は 良い人なの? 悪い人なの? | |
| ヴィヴィ | |
| な、なんだかんだ 皆のことを考えている 良い人ですっ | |
| ルピコ | |
| ギュウジン丸、君の力を知った時 確かに困ったよ | |
| アーク | |
| このような脅威に対抗し得る力は 今のデュエマシティにはない | |
| アーク | |
| だから僕はQ.E.D.達に 警告をしていたのさ | |
| アーク | |
| 時間を操るほどの力に 対抗できるとすれば、この世界 には水文明の技術の他にない | |
| アーク | |
| たとえ時間のコントロールが 不可能だったとしても 時間という歯車から外れることで | |
| アーク | |
| タイムパラドックスへの 対策は出来るんじゃないかと 考えてね | |
| アーク | |
| 実際、君には 「僕がギリギリまで協力する」 未来しか見えなかっただろう? | |
| アーク | |
| 馬鹿な……! 時間を操る力もないのに 自殺行為だ! | |
| ギュウジン丸 | |
| 時間の歯車から外れる? それは自らの因果律を 破壊するようなもの | |
| ギュウジン丸 | |
| 全ての事柄には 原因と結果がある それを破壊するということは…… | |
| ギュウジン丸 | |
| 存在を定義できなくなる! 実在性の放棄だ! 消滅するんだぞ! | |
| ギュウジン丸 | |
| この世界は様々な脅威に 曝されています | |
| Q.E.D. | |
| それは物理的な物に限らず 魔法のようなものまで | |
| Q.E.D. | |
| まさか「時間」まで脅威に なるとは思いませんでしたけどね | |
| Q.E.D. | |
| ですが、脅威であれば 完璧に対策をしてみせるのが この私の役目です | |
| Q.E.D. | |
| 貴方の言う通り 何も理解せず時間から外れれば 私達の存在は霧散するでしょう | |
| Q.E.D. | |
| だから別のアプローチを 取ったまでです | |
| Q.E.D. | |
| 因果を破壊するのではなく 実在性を高め、留めたのです 貴方やヴィヴィが行ったように | |
| Q.E.D. | |
| 杭を打ち込み どのような荒波に飲まれても 流されないようにしたのです | |
| Q.E.D. | |
| アークからVV-8の研究資料を 提供されていなければ こう上手くいかなかったでしょう | |
| Q.E.D. | |
| 仮に、時間という枠組みから 外れて、貴方の未来を視る目から 我らの動きを隠したとしても | |
| Q.E.D. | |
| 正攻法では貴方は倒せない 対策を立てられて終わりです | |
| Q.E.D. | |
| 私達が動くのならば それは貴方が油断しきったとき | |
| Q.E.D. | |
| それは君が禁断を降臨させた時 目的を達成したと考えた瞬間だよ | |
| アーク | |
| す、すごい…… | |
| ヴィヴィ | |
| こんなすごい人達とも 友達なんだね…… | |
| ヴィヴィ | |
| 大変でしたよ 僅かな時間で タイムパラドックスへの対策に | |
| Q.E.D. | |
| オール・オーバー・ザ・ワールド のデュエ粒子を使った復元 他にもやることは山積みでした | |
| Q.E.D. | |
| ですが私はQ.E.D.! 完璧な私にできないことは ありません!! | |
| Q.E.D. | |
| デッドマンが造ったものを 使うのは複雑だけどね | |
| アイラ | |
| Q.E.D.も散々 愚痴をこぼしていたしな | |
| グレンモルト | |
| うるさいですよ中の二人! | |
| Q.E.D. | |
| これも智の結晶 私との共同研究の果てに たどり着いた一つの結末 | |
| Q.E.D. | |
| ――それが禁断との決戦兵器! 今使わずしていつ使うのか! | |
| Q.E.D. | |
| ……所詮は凡人どもの悪あがき | |
| ギュウジン丸 | |
| 状況は何も変わっていない! その程度で禁断を止められるなら 既に私が止めている! | |
| ギュウジン丸 | |
| 【プレイヤー】 ルピコ、ヴィヴィ! | |
| Q.E.D. | |
| 私とドラグナー達で どうにかあの星を阻みます 私達ができるのはここまで | |
| Q.E.D. | |
| あの男の計画を打ち砕くのは 貴方達です! | |
| Q.E.D. | |
| 頼みましたよ | |
| Q.E.D. | |
| ――は、はいっ! | |
| ルピコ&ヴィヴィ | |
| ドルァアアアアアッ! | |
| 赤城山バサラ |
勝利時
| ドルァアアアアアッ! | |
| 赤城山バサラ | |
| ぐっ……!? | |
| Q.E.D. | |
| 五文明の力を集結して操る オール・オーバー・ザ・ワールド ですら力負けしますか……! | |
| Q.E.D. | |
| その程度で破壊できると 思っていたのか! 愚か者どもが! | |
| ギュウジン丸 | |
| 無数のギュウジン丸達は禁断を 止めようとするQ.E.D.達へ 執拗に攻撃を続ける | |
| 何とか禁断の星を 抑えられているものの…… | |
| この膠着状態が 崩壊するのは時間の問題に思えた | |
| あぁっ……!? 【プレイヤー】さん! | |
| ルピコ | |
| ギュウジン丸のひとりが 【プレイヤー】と ルピコを引き離す | |
| そして別のギュウジン丸の攻撃が ルピコの目前へと迫った | |
| まずは貴様だっ! | |
| ギュウジン丸 | |
| ……!? | |
| ギュウジン丸 | |
| ギュウジン丸の攻撃が ルピコへ届く前に | |
| 巨大なエネルギ―の柱が降り注ぎ ギュウジン丸が消失する | |
| 貴様はっ……ヨミ! 貴様も裏切ったのかっ!? | |
| ギュウジン丸 | |
| 無事か? | |
| ヨミ | |
| ありがとうございますっ……! 味方……ですよね? | |
| ルピコ | |
| お前達には信徒のひとりが 世話になった | |
| ヨミ | |
| 彼の暴走を止めてくれた礼を返す | |
| ヨミ | |
| 信徒の一人……? | |
| ルピコ | |
| どいつもこいつも……! だが、禁断の前に消滅する 運命は変わらん! | |
| ギュウジン丸 | |
| 私が勝つのは 確定した未来だっ……! | |
| ギュウジン丸 | |
| あ、危ないっ……! | |
| ヴィヴィ | |
| 複数のギュウジン丸の攻撃が ヨミへと向かう | |
| 微動だにしないヨミと 迫るギュウジン丸との間で 空間が歪み攻撃が逸れていく | |
| チッ……! 今度はなんだ!? | |
| ギュウジン丸 | |
| これって……! | |
| ヴィヴィ | |
| カノンさんのゲートっ! 間に合ったんですね! | |
| ルピコ | |
| 歪んだ空間にゲートが開き その奥からカノンが 現れるのだった |
敗北時
| 貴様らを消し去り 未だ残る雑兵どもを 全て蹴散らしてくれる! | |
| ギュウジン丸 | |
| オール・オーバー・ザ・ワールド だか何だか知らんが、そんな物は 無意味であることを教えてやる | |
| ギュウジン丸 | |
| ぐっ……! そうはさせませんっ! 負けるのは貴方ですっ! | |
| Q.E.D. |
