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第10話 大地が落ちる日
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ストーリー
| 中空に生まれた、それぞれの マスター候補生達の姿を映した映像―― |
| ディナが拳を突き上げ 眼前には迫りくる光の龍が輝いている |
| ノインと闇文明の生徒達が ティガウォックを押しとどめる |
| レヴィが生徒達の前に立ち インテリエイルが怒りを含んだ表情で レヴィと生徒達を見下ろす |
| リュミエが光の王と対峙し 自らの正義を示そうとする |
| それらを見て、チェンジザは目を細める | |
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生命は愚かね…… |
| チェンジザ | |
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ホウエイルの上で…… 無駄な争いばかり…… |
| チェンジザ | |
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大いなる力が現れた瞬間 矮小な命は、互いを削り始める |
| チェンジザ | |
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これが貴方の見せたかった 「失敗」ですか? |
| ルピコ | |
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レヴィさんも、リュミエさんも ディナさんも、ノインさんも…… |
| ルピコ | |
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みんな守るべきもののために 必死に闘っているにすぎません |
| ルピコ | |
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これが貴方には 失敗に見えているんですか? |
| ルピコ | |
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――どう見ても失敗でしょ……! |
| チェンジザ |
| 光文明を見た……? ドラゴンの力で全てを征服しようとしてる | |
| チェンジザ | |
| せっかくあげたドラゴンの力を 他の生命を苦しめるために使ってる…… インテリエイルも、同じ…… | |
| チェンジザ |
| 自分達が頂点に立つために シャコガイルを引きずり降ろして…… ホウエイルはめちゃくちゃ | |
| チェンジザ | |
| この世界に足りなかった龍の力…… わざわざ世界に提供してあげたのに 誰も有効活用できていない…… | |
| チェンジザ | |
| 人間も、クリーチャーも、 闘う相手をことごとく間違えている…… | |
| チェンジザ | |
| 矮小な存在は、少しでも力を持つと 傲慢になり、物事が見えなくなる…… | |
| チェンジザ |
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貴方達が気に入っている マスター候補生や、魔導具使いだって 力を手にすれば同じようになる…… |
| チェンジザ | |
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闘うべき相手を見誤り 疑心暗鬼に苛まれ 振るうべきではない相手に力を振るう…… |
| チェンジザ | |
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これも全部、エイルとシャコガイルが 力を振るっていればこうはならなかった…… |
| チェンジザ | |
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そのせいで、矮小な者達が 力を求めて小競り合いを始めた…… |
| チェンジザ | |
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矮小な存在は矮小であるがゆえに…… 大きな力に振り回される…… |
| チェンジザ | |
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矮小な生命体達に…… 大いなる力は早すぎる…… |
| チェンジザ | |
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全ての生命は…… ワタシに身をゆだねるべきなの…… |
| チェンジザ | |
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そうすれば、ワタシが全部解決してあげる |
| チェンジザ | |
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方舟の力を存分に振るって 何もかもを解決してあげる…… |
| チェンジザ | |
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……貴方は、ホウエイルに生きる人々を 本当に見てきたんですか? |
| ルピコ | |
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……? |
| チェンジザ | |
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ワタシ以上に見てきた者はいない…… ワタシは、ずっと「ここ」に居たもの |
| チェンジザ | |
| 「ここに居た」というチェンジザの 言葉に、ルピコと顔を見合わせる | |
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(この人は、エイルさんの 中から出てきた……) |
| ルピコ | |
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(エイルさんと同質の存在 なのかもしれません) |
| ルピコ | |
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……じゃあ、エイルさんと同じように チェンジザさんも見てきたはずです |
| ルピコ | |
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誰かに与えられることを待つんじゃなくて 自分で何とかしようとして…… 必死に足掻いている人々を |
| ルピコ | |
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みんな信念があり、責任があり…… 最善を尽くすために努力しています |
| ルピコ | |
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どうしようもない状況だからこそ 生きるために必死なんです |
| ルピコ | |
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誰もが正解を知っているわけじゃありません 本当に正解かどうかは、 結果を見なければ分からない |
| ルピコ | |
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――だから、みんな 必死に正しい道を模索するんです |
| ルピコ | |
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間違えてしまう事だってある でも、それは正解を探して 足掻いたからわかったことなんです |
| ルピコ | |
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それを見下してたって みんなからまた敵意を集めるだけです |
| ルピコ | |
| 魔導具使いと呼ばれている ホウエイルにとって敵のはずのノインも 本来なら禁忌の存在である自分達も | |
| 切り捨てられていれば、もっと 闘いは激化していたかもしれない | |
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チェンジザさん 世界を救えると言うとなら…… 世界を救う方法を知っていると言うなら |
| ルピコ | |
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助け舟を出してあげてください 「そのやり方じゃダメだと思う」って 歩み寄ればいいんです |
| ルピコ | |
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歩み寄ろうとしないから、一方的に 押し付けるから軋轢が生まれるんです |
| ルピコ | |
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貴方がやろうとしていることは 光文明やインテリエイルの やっていることと同じ―― |
| ルピコ | |
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新たな争いを生むだけです |
| ルピコ | |
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……ワタシが、あんな奴らと同じ……? |
| チェンジザ | |
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そうならないように エイルさんは力を使ったり 手を貸したりしなかったんです |
| ルピコ | |
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だからずっと苦しんでいました 自分の役目のために、 見て見ぬふりをしなきゃいけないことを |
| ルピコ | |
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それでも、誰かを救うために…… 怖くても、踏み出すことを決めたんです |
| ルピコ | |
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力を直接的に振るうのではなく 皆を救う形で手を差し伸べることを 選んだんです |
| ルピコ | |
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チェンジザさんも、そうなんでしょう? 貴方は目の前の苦しみを 放っておけないから…… |
| ルピコ | |
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エイルさんの苦しみを 放っておくわけにはいかないと そう思ったんじゃないんですか? |
| ルピコ | |
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貴方はずっと世界を救うことに こだわっています |
| ルピコ | |
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貴方が世界を救いたいと考えるように なったのは…… |
| ルピコ | |
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ホウエイルの苦しみに、 エイルさんと同じように 苛まれていたからじゃないんですか? |
| ルピコ | |
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…………………… |
| チェンジザ | |
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……また、エイル |
| チェンジザ | |
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ずっと、エイルのことばかり…… |
| チェンジザ | |
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ワタシは、エイルとは違う…… |
| チェンジザ | |
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ワタシはワタシ チェンジザ以外の、何物でもない…… |
| チェンジザ | |
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ホウエイルでもない! ワタシはチェンジザ……!! |
| チェンジザ | |
| 淡々とした言葉 だが、一言ごとに、空間が軋み始める | |
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空間が……! 空間ごと、私達をつぶすつもりですか! |
| ルピコ | |
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……分かった 貴方達、ワタシを舐めてるんでしょ…… |
| チェンジザ | |
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現実の世界でワタシを一度は止めたから まだ何とかなると思ってるんだ……! |
| チェンジザ | |
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ワタシは、ホウエイルの魂から 作られたけど……エイルとは違う! |
| チェンジザ | |
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ホウエイルの力を思うままに振るって この世界の停滞を終わらせる! ――世界を変えるチェンジザ! |
| チェンジザ | |
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世界を救うに足る力は 全てワタシの掌の上にある……! |
| チェンジザ | |
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貴方達の力はとてもちっぽけで 取るに足らない |
| チェンジザ | |
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貴方達なんかでは 世界を救えない |
| チェンジザ | |
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それを、見せてあげる…… |
| チェンジザ | |
| 世界そのものが、 チェンジザの感情に引きずられて形を変える | |
| 逆巻く潮が刃のような銛を 無数に生み出す |
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ホウエイルの魂から作られた…… やはり、エイルさんのような 存在ということですね |
| ルピコ | |
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ホウエイル自体から力を引き出せる としたら…… |
| ルピコ | |
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人々の苦しみですら 力として蓄えてしまうほどです どれだけの力を持っているかは未知数 |
| ルピコ | |
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でも、エイルさんが居るなら 全部をいいようにさせるはずがありません |
| ルピコ | |
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きっと、エイルさんが助けてくれます |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さん エイルさんを信じて闘いましょう! |
| ルピコ | |
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一人では出せない力を 私達は持っています |
| ルピコ | |
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それを、チェンジザさんに 見せてあげるんです! |
| ルピコ | |
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彼女が取るに足らないと 思っている者達の力は無駄じゃないって 教えてあげましょう! |
| ルピコ |
勝利時
| チェンジザの放つ銛は 【プレイヤー】達の クリーチャーを貫く | |
| 【プレイヤー】達は 再びクリーチャーを召喚し 立ち上がる | |
| それを即座に、チェンジザの 生み出した海水が縛り上げ、破壊する | |
| 何度もクリーチャーを召喚し 何度も即座に破壊される | |
| 何度も、何度も…… | |
| 何度も何度も何度も何度も 銛は【プレイヤー】達の クリーチャーを貫いた | |
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なんで……! |
| チェンジザ | |
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何で倒れない!? |
| チェンジザ | |
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魂の中だからといって 力は無尽蔵じゃない! |
| チェンジザ | |
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貴方の召喚するクリーチャーは 自分の魂が形になったもの……! |
| チェンジザ | |
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それを破壊されるということは そのまま精神と魂が削られることに 他ならない! |
| チェンジザ | |
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痛みを感じているでしょう!? 苦しみを感じているでしょう!? |
| チェンジザ | |
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なぜ、平然としているの……! なぜ、何度も立ち上がれるの……!? ただの人間のクセに……!! |
| チェンジザ | |
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私達は……ずっとそうしてきたんです |
| ルピコ | |
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強大な力を持つ方達は みんな諦めろと諭してきます でも…… |
| ルピコ | |
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どれだけ相手が強大でも 私達は立ち向かうしかないんです |
| ルピコ | |
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力がなくても、立ち向かわないと 私達は居場所すら無くなってしまう |
| ルピコ | |
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私達の想いを伝えるためにも 傷ついても、諦めずに前に進む 手を取り合うために進む…… |
| ルピコ | |
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それが、みんなと共に生きる道だと 私達は信じてるんです |
| ルピコ | |
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この道を肯定してくれる仲間達が きっと、見えない所で 助けてくれています |
| ルピコ | |
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だから私達は生き残れたんです |
| ルピコ | |
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絶対……こんなことで 諦めたりなんかしません! |
| ルピコ | |
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っ……まさか、エイルの……! |
| チェンジザ | |
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理解できない…… |
| チェンジザ | |
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そんな小さな力では どれだけの時がかかるかすら 分からないのに! |
| チェンジザ | |
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貴方達の力では この世界は変わらないのに……! |
| チェンジザ | |
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……力の差を見せても 諦めないって言うなら |
| チェンジザ | |
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実際に、見せてやる |
| チェンジザ | |
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ワタシの力が、世界を変えるところを |
| チェンジザ | |
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どういう―― |
| ルピコ | |
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ま、待ってください! |
| ルピコ | |
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無理に力を振るって 強硬したりなんかしたら――! |
| ルピコ | |
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もういい…… 貴方達はここから出て行って |
| チェンジザ |
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チェンジザさん……! |
| ルピコ |
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……あれ? |
| ルピコ | |
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おっ、ようやく戻ってきた! |
| G・W・D | |
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ここは火文明の……? |
| ルピコ | |
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私達、チェンジザさんと 闘っていて……それで…… |
| ルピコ | |
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どうなった! 解決できたのか!? |
| G・W・D | |
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……いえ、状況を見るに 私達は魂からはじき出されて しまったんでしょう |
| ルピコ | |
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チッ、だから エイルの容体も変わってねぇのか |
| G・W・D | |
| 隣で横たわるエイルは 相変わらず呼吸が荒く 大量の汗が噴き出している | |
| 今は疲れて眠っているようだが あまり時間がない状況は 変わっていないようだった | |
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ごめんなさい…… チェンジザさんを止められませんでした |
| ルピコ | |
| チェンジザは、何かに固執していた ように見えた | |
| チェンジザはエイルのようなものだとしたら ホウエイルそのもの | |
| そんな相手と魂の中でまともに闘っても 勝ち目はなかった | |
| 生き残れただけでも 十分な収穫だろう | |
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……ありがとうございます 【プレイヤー】さん |
| ルピコ | |
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じゃあ次の手を考えんぞ |
| G・W・D | |
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見りゃ分かると思うが 光文明のドラゴンが現れて ディナとボスは止めに向かった |
| G・W・D | |
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あたしらで チェンジザを探して止めねぇと―― |
| G・W・D | |
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っ……ぁ……! |
| エイル | |
| 突如、エイルが苦しみ始め―― | |
| それと同時に、ホウエイルを 大きな揺れが襲う | |
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エイルさん……!? |
| ルピコ | |
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んだこりゃ……!? 地面が揺れ……いや、違う! |
| G・W・D | |
| 地面の揺れは まったく別の物に変わっていく | |
| ――浮遊感へと |
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ぜっ……ぜぇ……! |
| ギニョール | |
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貴方達、何ということをするんです!? 直接私を狙うなど…… |
| ギニョール | |
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何言ってんだか…… アンタだって坊やを直接狙ってただろう |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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貴方の狙いは何なの? ノインとデっちゃんを使って 何をするつもり? |
| カノン | |
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答えるのだわ! |
| カノン | |
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言ったでしょう 闇の王を再びお迎えすること それが私の目的です |
| ギニョール | |
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そう、これは私の使命! 闇の王の執事としての 崇高なる責務なのです! |
| ギニョール | |
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我が眷属達よ、召喚に応えなさい! |
| ギニョール | |
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今ここで、私は敗れるわけには いかないのです! |
| ギニョール | |
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逃げるつもりね! そうはさせない―― |
| カノン | |
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!? カノン! ゲイル・ヴェスパー! 上だ! |
| ファレナ | |
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え……? |
| カノン |
| ファレナの声に頭上を見上げた二人は 地上全てを覆い尽くすような巨大な影が 急速に大きくなっていくのに気付いた |
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ゲイル・ヴェスパー! カノンを! |
| ファレナ | |
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カノン、掴まれ! |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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あ……!? はい! |
| カノン |
| 落下してきた巨大な質量が 辺り一面に土煙と衝撃をまき散らす | |
| その土煙がまだ収まらない中―― |
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何か、大きなものが降ってきたのだわ…… |
| カノン | |
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ファレナ、ゲイル・ヴェスパー ありがとう、危ないところだったのだわ |
| カノン | |
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……これは、何が落ちてきたの? |
| カノン | |
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――ファレナ これは……私の目に映ってるのは 幻覚じゃないよな? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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ああ…… |
| ファレナ | |
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これは、ホウエイルだ |
| ファレナ | |
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ホウエイル!? みんなが居る、あの……!? |
| カノン | |
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じゃあ、みんなは……!? |
| カノン | |
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――無事だ そうに決まっている |
| ファレナ | |
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あいつらはそう簡単に死ぬタマじゃない |
| ファレナ | |
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ど、どうすれば…… こんなこと、起こっていいことなの? |
| カノン | |
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――知らん |
| ファレナ | |
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知らん、って…… |
| カノン | |
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俺達がやることは一つ 何も変わらない |
| ファレナ | |
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カノン、協力しろ ホウエイルを守るぞ |
| ファレナ | |
| 土煙の先でうごめく影が見える | |
| 気づけばギニョールも居ない 彼が呼び寄せた者達なのかもしれない | |
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ホウエイルが壊滅すれば 俺達はどのみち終わりだ |
| ファレナ | |
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ホウエイルのクリーチャー達は 外に出れば命に関わる |
| ファレナ | |
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俺達がやるべきことは―― 皆を信じ、ホウエイルを守ることだ |
| ファレナ | |
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……そうね |
| カノン | |
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この状況が闇文明に広く知れ渡れば ホウエイルを目指して進軍してくる 凶鬼の群れも集まってくるわ |
| カノン | |
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ホウエイルが再び浮上するまで 私達で守り切りましょう |
| カノン | |
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マナはいくらでも用意する ありったけのクリーチャーを展開しろ! |
| ファレナ | |
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ゲイル・ヴェスパー 俺達の指揮の補助を任せるぞ! |
| ファレナ | |
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ここで大量のクリーチャーを 止められるのは俺達だけだ! 全霊をもって死守するぞ!! |
| ファレナ | |
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(ホウエイルを守る…… 守れなかったら、みんな死ぬわ) |
| カノン | |
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(なら……私も もうなりふりは構っていられない) |
| カノン | |
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(もし、魔凰が再びやってきたら――) |
| カノン | |
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(今度こそ、私は役目を果たす) |
| カノン |
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………………騒がしい |
| デ・スザーク | |
| 覚醒以来、ノインが不在なことで 無限に抜けていく力を温存するため 眠りについていたデ・スザークは | |
| 大きな力の出現により目を覚ます | |
| 魔凰の力を求め あるいはその力を奪わんと目論み 集まってきていた有象無象の者 | |
| それらがデ・スザークの 心を動かすことはなかった | |
| だが、今日の声はいつになく騒がしい そしてまた 今日の空気はいつになく張りつめている | |
| 次の瞬間、空を裂いて響くのは 鯨の苦悶の咆哮 | |
| そして間もなく 大地を揺るがす轟音と震動が それに続く | |
| 魔凰……憎き鯨……から 墜ち……いり……た! | |
| 影の者A | |
| 今こ……年の……を晴ら…… 鯨……の眷……を滅……とき…… | |
| 影の者B | |
| 有象無象達が狂喜して 我先に叫んでいるが その声も、やはり彼の耳には届かない | |
| 魔凰が想いを馳せる先―― それはただ1点 | |
| 力が渦巻き、何かと対峙する 自分の眷属と化した少女の魂 | |
| そしてそれを狙う 何者かの手―― | |
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(ノイン……) |
| デ・スザーク |
| デ・スザークが飛び上がると 彼が籠っていた洞は脆くも崩れ去り 濁った空が見えてくる | |
| その空に向かって頭をもたげ 魔凰は羽ばたく |
| 幾千年の時を経て 彼は再び空を舞う―― |
敗北時
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ぐっ……! |
| ルピコ | |
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諦めちゃ……駄目です! |
| ルピコ | |
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チェンジザさんのやり方は 正しいと証明させちゃいけません……! |
| ルピコ | |
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それが生むのは…… 大きな闘い……! |
| ルピコ | |
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力がない者が何を言っても ワタシには響かない…… |
| チェンジザ | |
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世界を変えるのは、ワタシ……!! |
| チェンジザ |




































