髑髏城の七人 小説版(SEVEN SOULS SKULL CASTLE)
舞台の小説化にして中島かずき氏の小説デビュー作。
アカドクロの公演に先立ち刊行された。
90年版初演から東京国際演劇祭、大阪近鉄劇場、東京シアターアプル、
97年版、
アカドクロ、
アオドクロと6度の台本書き直しをふまえ、
「この小説版は、いわば七番目の『髑髏城の七人だ』」とあとがきに書いている。
発売日・情報
作:中島かずき
マガジンハウス版帯より引用
天下統一目前の天正八年、
いまだ混沌とした荒野であった関東。
不気味にそびえる髑髏城に無頼の七人が集まった。
日の本を手に入れるのはあの方であったはず……。
それぞれの想いと刃が炸裂する。
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劇団☆新感線の名脚本家が、小説界に殴り込み!
21世紀にふさわしい怪奇幻想チャンバラ小説、ここに誕生。
捨之介(すてのすけ) … 鋼の大ギセルでキメた、腕の立つ色男
蘭兵衛(らんべえ) … 女たちを束ねる、無界の里のクールな主
沙霧(さぎり) … 髑髏党に追われる、戦うワケあり少女
極楽太夫(ごくらくたゆう) … 女たちのリーダー、頼れる美人姉御
兵庫(ひょうご) … 男気でツッパる、拳自慢の傾奇者
贋鉄斎(がんてつさい) … 刀剣オタクの一匹狼、妙な刀鍛冶名人
天魔王(てんまおう) … 髑髏の仮面に南蛮鎧、髑髏城の不気味な主
最終更新:2017年11月07日 00:34