概要

【ドワチャッカ大陸】の奥地にある煌びやかな装飾が多い中東風の都。
数百年前、学界の異端児といわれた考古学者のペプドゥル・バブ・デチャトがゴブル砂漠で黄金の遺跡を発掘し、現在のドルワーム水晶宮となった。
また、【ウルベア地下帝国】【ガテリア皇国】と共に【時の王者】と同時代には存在していたようである。
ドルワームの王家は兄弟での権力争いを防ぐために、一緒に生まれた兄弟を捨てるという風習があり、現在は【ウラード国王】?が治めている。また第一王子として【ラミザ王子】がいる。
ラミザ王子は双子の兄として産まれたが、前述の経緯から双子の兄弟の方は捨てられてしまっており、国民からもドルワーム王家の悲劇として認識されている。なお、これをテーマにした吟遊詩人の歌もゲーム中で確認できる。

そのラミザ王子は優しくおとなしい人柄だが自分自身を人前に出すのが苦手で、彼自身が自分を国王の器ではないと感じており、同年代の【ドゥラ院長】とふがいない自分を比べて卑屈になるなどの素行を研究院の【チリ】に叱咤されることもしばしば。
国民は国家の次世代君主としてのラミザ王子を危ぶんでおり、城下町にいる他国からの旅人や冒険者にも酷評されていた。

プレイヤーは金色のエンブレム入手のためここを訪れる。
城下町には防具鍛冶ギルドがある。

主人公が初めてここに到着した段階では、王国を維持している太陽の石のエネルギーが切れ掛かっており国家存亡の危機に立たされていたが、王立研究院の【ドゥラ院長】が魔瘴石を太陽の石に変換する技術を開発、彼の提案の元カルサドラ火山で採掘できる魔瘴石の大発掘を行うことになり、主人公も発掘に参加する。
この際【ルナナ】がダンジョン奥地にてお札で封印されていた巨大な魔瘴石を持ち帰ったが、これを王宮で太陽の石に変換しようとしたところ中に封印されていた【天魔クァバルナ】を復活させてしまう。

その後主人公の手によって天魔は討伐され、【ウラード国王】?の捨て子も見つかり一件落着となる。
【ラミザ王子】も生き別れの兄弟を見つけて考えを改め、王家の人間としての自覚と自信を身につけたようだ。

移動に時間がかかるためドルワームを訪れる人間は非常に少ない。
理由をあげると以下の3つとなる。

  • 城下町は上層と下層に分かれていて、神カラクリを使わないと下にいけない。
  • 駅は城内にあるため、駅を降りてすぐ町にでることができない。
  • 広い城下町に施設が散らばっており移動が多い。

このうち1番目は1.3でワープ地点がつくられ解決したものの、2,3番目についてはいまだ解決していないので、まだまだドルワームの人気は低い方である。

メリットがあるとしたら、駅経由でチームクエストの報告がやりやすいことくらいか。
チームクエストの報告を行う大使室は各王都の城の中に設置されているが、ドルワームは駅が城の中なので駅から大使室に行く距離が他と比べて比較的近い。
最終更新:2014年01月30日 05:56