特殊ルール
特にロボットやサイボーグの中には、ドラゴ郎たちRDシリーズの「ガルルンパワー」や、イーグルジャックおよびニコの「ブーストパワー」など、自らの性能・能力を飛躍的に上昇させる能力を持ったキャラクターが、「ガルルン!ドラゴ郎」作中には存在します。
これは、それらの能力を再現するためのルールです。ここでは、ガルルンパワーを例にとって説明します。
ガルルンパワーを持つ場合は、「ガルルンパワー」技能が必要です。キャラクターメイキングの項目で説明したとおり、最大技能値を超えない範囲で技能値をとってください。
実際にガルルンパワーを発動させるには、行動宣言で「ガルルンパワーを発動させる」ことを宣言してください。発動には1ターン必要です。発動を宣言したターンには、発動の成功・失敗にかかわらず、他の行動を取ることはできません。
ガルルンパワーを発動させるには、ガルルンパワー技能を使用して、難易度5の難易度ロールを行なってください。このロールを仮に「発動ロール」と呼ぶことにします。発動ロールは、通常の成功ロールと同じく、余力による振り直しも可能です。この場合、使用する余力は集中力です。
ガルルンパワー発動に成功したキャラクターには、一時的な特徴として「ガルルンパワー発動中(特徴値:2)」が付きます。この特徴は、敵への攻撃などの強制力ロールも含めて、ほぼすべての行動に対して適用することができます。
ガルルンパワーを発動宣言したターンの次の次のターンから(少しややこしいですが、せっかくガルルンパワーを発動させたのに、維持に失敗して何もできずに終わることへの救済策です)、プレイヤーはガルルンパワーを維持できるかの成功ロールを行います。これを仮に「維持ロール」と呼ぶことにします。
維持ロールの手順ですが、毎ターン開始前(全員が行動宣言をする前)に、最初は難易度5の難易度ロールを行なってください。余力(集中力)による振り直しももちろん可能です。その次のターンから、難易度はさらに+1ずつ加算されていきます。
まとめると、
発動宣言したターン 維持判定は不要。キャラクターは行動できない。
発動したターン(宣言の次のターン) 維持判定は不要。発動後初めて行動できる。
発動したターンの次のターン 維持判定。難易度:5
その次のターン 維持判定。難易度:6
その次のターン 維持判定。難易度:7
以降、毎ターン開始前に難易度が+1ずつ上昇していきます。
プレイヤーは、任意にガルルンパワーを解除することができます。解除は瞬時に行われ、そのターンにも行動することができます。
最終更新:2011年12月11日 02:55