ピエラネコ 
性別:無性
学年:2年
車名:暗黒屋形舟ばんだい丸
攻撃力:3
防御力:3
走行技術:3
加速力:3
精神力:3
FS(産声):1
特殊能力名:LOST GLORY AND LOST DOMAIN
特殊能力内容:
永続パッシブ。
移動フェイズ終了時、自身の前方3マス以内にいるキャラクターのマスに移動し、そのキャラクターにバトルを仕掛ける。
バトル成功すると、そのキャラクターのステータスを1減らして、自分の同じパラメータを1増やす。
どのパラメータを減らすかは、行動提出時にあらかじめ指定する。
特に指定がない場合は加速力を奪う。
対象が複数いる場合は、ランダムに選ばれる。転倒や行動不能中でも効果を発揮する。
【能力原理】
見てはならない。聞いてはならない。触れてはならない。立ちいってはならない。興味を持ってはならない。
ピエラネコがその瞳に映る物をエサと認識した場合、彼らはこの世のものとは思えないおぞましい奇声を発し、全身から血を吹きだして絶命する。
その後、体の中で新たに生まれたピエラネコが内側から自らの死体を貪り、吸収し、自らの肉体を再構築して転生する。
転生体=アルラウンは以前の肉体を内側から食い破り、金切声を上げてただひたすらに目の前の餌へと向かって飛びかかる。
獲物に喰らいついたアルラウンはまずその牙から特殊な毒液を体内に注入する。
一度食らいついたら例え四肢がもがれようとも絶対にその牙を緩めることは無い。
アルラウンの瞳を覗いた者は視神経に異常をきたし、3度死ぬ光景を一瞬のうちに体感する。
逃走する足取りは重く、興奮した肺は痙攣し、指先は痺れ、眼に映るあらゆる光景は歪み、その色を失っていく。
アルラウンに捕食された者はその脳内に胚を植え付けられ、徐々に自我を失い嘔吐を繰り返してやがて全身から青紫色の気泡を発して消滅する。
捕食を済ませたアルラウンは、体内に吸収した栄養分を再構築し、更に自らの肉体を作り変える。
キャラクター説明:
人外魔境新潟に生息すると言われる想像上の生物。主食は何か、どういった体質なのか、猫科であるということ以外正確なことはほとんどわかっていない。
そもそも、生物なのかどうかすら不明。
一説によると邪神ベルゼバブの化身、もしくは使い魔であるとする意見もあるが推測の域を出ない。
ちなみに、この『ピエラ』とはヒエラルキーからきていると言われている。
新潟における食物連鎖のピラミッド、その最下層にいる最も矮小な存在こそがこのピエラネコなのである。
我々魔人能力者の界隈で言うところの『アキカン』のような存在なのであろう。
「なんだ、アキカンレベルか」これを読んでいるあなたはそう思ったことであろう。
もう一度よく読んでほしい。あくまでも、"新潟における"アキカンレベルなのである。
考えてみてほしい。如何に新潟において最弱な存在とはいえ、あの新潟で絶滅することなく他の種族から身を守り自らの存在を維持し続けているのである。
我々の想像を絶する恐るべき生態であることは間違いないのである。
見たら死ぬと言われている新潟の存在であるが、ピエラネコは新潟でも比較的大人しい部類であり、
あなたを発狂させることはしてこないであろう。むしろ、愛くるしい仕草と鳴き声であなたとコミュニケーションを取ろうとしてくるかもしれない。
しかし、もしもあなたがピエラネコに出会い、彼らがなんらかの要求を出してきても絶対に安易に首を縦に振ってはならない。
彼らはあなたが隙を見せた途端、その鋭い牙と爪であなたの喉笛を掻き切り、頭蓋を割り、ハラワタを易々と裂いてしまうであろう。
彼らピエラネコと関わる場合は、相当の覚悟が必要である。
「ぴええええ!」と鳴く。
暗黒屋形舟ばんだい丸:
魔境新潟にある生と死の狭間、信濃川の渡し舟。
伝説によると、死者達があの世に赴く際、この舟に乗って死者の国を目指す。
生者が誤ってこの舟に乗ると、二度と生きては帰れないとも言われている。
しかしこの舟に乗船するには渡し守であるボロボロの衣服を纏った老人に渡し賃を支払う必要があり、
その際に行き先を確認することもできるので生者が誤って乗船してしまうことはほとんどない。
余談ではあるが信濃川とは、現地の言葉で死なのう側から由来しているとされている。
GK評価
序盤からうまく他のキャラに飛びかかって加速力を奪えればおそるべきキャラクターになるが、逆に運悪く誰にも噛みつけず置いていかれたら切り札のないムーになってしまうリスキーキャラ。能力原理はフレーバーなので、別に噛みつかれても死なない。
最終更新:2011年12月07日 11:49