素振りは基本 ◆EPqQEjq/rc
「どうしようもないねぇ……」
ちびまる子こと、さくらももこは溜息混じりにそう呟いた。
家族で殺し合いをしろと言われたものの、まる子は殺し合いをする気など毛頭ない。
かといって殺し合いを拒否し続けても、この首輪が爆発して死ぬだけだ。
家族で殺し合いをしろと言われたものの、まる子は殺し合いをする気など毛頭ない。
かといって殺し合いを拒否し続けても、この首輪が爆発して死ぬだけだ。
そう文字通りどうしようもないのだ
「まあ、流れに任せるしかないね」
小3にしては冷静で尚且つかなり楽観的な考え。
だが、まる子には現状できることはこれ位だ。
だが、まる子には現状できることはこれ位だ。
せめて機械の専門的な知識があれば、首輪の解析なども出来たかもしれないが、ただの小3では無理だ。
そこで、まずは支給品の確認を始める事にした。
中から出てきたのは灰色の筒。
中から出てきたのは灰色の筒。
何に使うのか、同梱されていた説明書を読んでみる。
どうやら空気砲といい、ドカンと発する事で空気の衝撃波を放つことが出来るらしい。
いざという時の為に、ひとまず腕にはめておいた。
どうやら空気砲といい、ドカンと発する事で空気の衝撃波を放つことが出来るらしい。
いざという時の為に、ひとまず腕にはめておいた。
――タァン……!
その時だった。
一発の銃声がまる子の耳に響いてくる。
距離はそう離れてはいない。
距離はそう離れてはいない。
まる子は一瞬逃げようと踵を返そうとしたところで足を止める。
「もしかしたら、襲われてるのて私の家族かも……」
そうだとすれば、まだ間に合うかもしれない。
幸いにもまる子の支給品は護身としては比較的当たりの部類にはいる。
幸いにもまる子の支給品は護身としては比較的当たりの部類にはいる。
「でも……」
だが、いくら空気砲があっても危険なものは危険だ。
相手は、さらにこれ以上の武器を持ってるかもしれない。
それに、まだまる子の家族が襲われてると決まったわけではない。
相手は、さらにこれ以上の武器を持ってるかもしれない。
それに、まだまる子の家族が襲われてると決まったわけではない。
「私は……」
【B-6 / 一日目・深夜】
【さくらももこ@ちびまる子ちゃん】
[状態]:健康
[装備]:空気砲@ドラえもん
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らない。
1:銃声のする方へ行ってみる……?
2:家族と合流したい
[状態]:健康
[装備]:空気砲@ドラえもん
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らない。
1:銃声のする方へ行ってみる……?
2:家族と合流したい
【空気砲@ドラえもん】
大砲の砲口部を模した筒状で、手にはめて「ドカン」と言うと空気の衝撃波が発射される。
大砲の砲口部を模した筒状で、手にはめて「ドカン」と言うと空気の衝撃波が発射される。
「く、来るなあああああああああああ!!!!」
「待て、これは誤解なんだ!」
「待て、これは誤解なんだ!」
バイス・バロンこと天野河銀河は焦っていた。
(まさか素振りをしていたら間違って発砲してしまうとは……冥府魔道を生き抜いた、この俺がなんたる不覚……!!)
銀河に支給されたのは一丁の銃、名をデザートイーグルという。
普通に考えればかなり恵まれた支給品だが、ボーガーである彼はカブトボーグがない事を嘆いた。
そして自分の愛機ヴァイス・ツェッペリン・ケーファーの事を思い出しながら彼は素振りを始めた。
普通に考えればかなり恵まれた支給品だが、ボーガーである彼はカブトボーグがない事を嘆いた。
そして自分の愛機ヴァイス・ツェッペリン・ケーファーの事を思い出しながら彼は素振りを始めた。
デザートイーグルで。
普通に考えなくてもおかしいがボーガーである銀河には常識だ。
ボーガーたるもの、何時如何なるときも素振りを忘れてはいけない。
そんな事をしてる内に、銀河は引き金を引いてしまい誤射してしまった。
せめて安全装置くらい着けて欲しいものである。
ボーガーたるもの、何時如何なるときも素振りを忘れてはいけない。
そんな事をしてる内に、銀河は引き金を引いてしまい誤射してしまった。
せめて安全装置くらい着けて欲しいものである。
そこで誰も居なければよかったのだが、運が悪いことに丁度誤射した先には眼鏡をかけた少年が腰を抜かしていた。
「いいか? 俺はただ素振りをしていただけなんだ」
銀河は慎重に少年を刺激しないように近づいていく。
その際デザートイーグルを放り投げ敵意が無い事を示す。だが、そこで銀河は銃を逆に突きつけられた。
その際デザートイーグルを放り投げ敵意が無い事を示す。だが、そこで銀河は銃を逆に突きつけられた。
「なっ? お前……!」
「誰か殺さないと、パパもママもドラえもんも守れないんだ!!!!!」
二度目の銃声。
銀河は眉間を打ち抜かれた。
(リュウセイ……すまない。母さんの仇は頼んだ……)
【天野河銀河@人造昆虫カブトボーグV×V 死亡】
銀河を殺した、野比のび太は銀河の支給品とデザートイーグルを回収し自分のバッグへと放り込んだ。
(僕は人を殺したんだ……)
のび太は震える肩を両手で押さえながら、人を殺したという事を再度実感した。
だが、これも家族を守る為。
だが、これも家族を守る為。
(ドラえもんは修理で何とかなる……。問題なのはパパとママだけど、どちらかを生き残らせてどちらかを生き返らせれば二人共助かるんだ。
そうだ。僕が殺し合いに乗って僕だけが犠牲になれば……)
そうだ。僕が殺し合いに乗って僕だけが犠牲になれば……)
既にのび太は覚悟を決めた。
気付けば震えも止まっている。
気付けば震えも止まっている。
何かを決意したかのように、のび太は手の銃をしっかりと握り締めた。
【B-6 / 一日目・深夜】
【野比のび太@ドラえもん】
[状態]:健康
[装備]:ベレッタ M1934@現実(装弾数×7 残弾不明)
[道具]:基本支給品、デザートイーグル@現実(残弾不明)、ランダム品0~2、銀河の支給品とランダム品0~2
[思考・状況]基本:家族を守る為に殺し合いに乗る。
1:家族以外、皆殺し。(最悪ドラえもんは壊した後、修理)
[状態]:健康
[装備]:ベレッタ M1934@現実(装弾数×7 残弾不明)
[道具]:基本支給品、デザートイーグル@現実(残弾不明)、ランダム品0~2、銀河の支給品とランダム品0~2
[思考・状況]基本:家族を守る為に殺し合いに乗る。
1:家族以外、皆殺し。(最悪ドラえもんは壊した後、修理)
【ベレッタ M1934@現実】
1934年にイタリア軍が制式採用した中型自動拳銃。
際だった特徴はないが、構造がシンプルで装填不良が少ない良銃。
難点は安全装置の位置が高く、グリップを握ったままでの親指操作が困難なこと。
1934年にイタリア軍が制式採用した中型自動拳銃。
際だった特徴はないが、構造がシンプルで装填不良が少ない良銃。
難点は安全装置の位置が高く、グリップを握ったままでの親指操作が困難なこと。
【デザートイーグル@現実】
世界有数の大口径自動拳銃。
世界有数の大口径自動拳銃。
| 007:無題 | 投下順 | 009:母を訪ねて三千里 |
| 007:無題 | 時系列順 | 009:母を訪ねて三千里 |
| 行動開始 | さくらももこ | [[]] |
| 行動開始 | 天野河銀河 | GAME OVER |
| 行動開始 | 野比のび太 | [[]] |