母を訪ねて三千里 ◆EPqQEjq/rc
「……なんで、俺の家族呼ばれちまったんだろうなぁ?」
若干呆れた声で誰に言うでもなく、範馬刃牙は呟いた。
確かに、この様な状況に置かれれば、誰しもが最初は何故、自分とその家族がこんな事に巻き込まれたのか、疑問に思うのは無理は無い。
それは最強の生物、範馬勇次郎の息子である刃牙も例外ではなかった。
もっとも、彼の場合はその疑問に思う理由が、一般人より少しずれているのだが。
確かに、この様な状況に置かれれば、誰しもが最初は何故、自分とその家族がこんな事に巻き込まれたのか、疑問に思うのは無理は無い。
それは最強の生物、範馬勇次郎の息子である刃牙も例外ではなかった。
もっとも、彼の場合はその疑問に思う理由が、一般人より少しずれているのだが。
「あの雄一って子は、首輪を爆発させてる時の言動から考えて、多分家族仲が良いのを妬んで、こんな殺し合いに関わったんだろうけど……」
そこで思い返してみる。
自分の家族と言える勇次郎の事を――。
自分の家族と言える勇次郎の事を――。
「良い……とは言えないよな、俺の家族仲」
どう考えても刃牙は自分とその家族が、この殺し合いに呼ばれるに相応しい家族とは思い切れなかった。
「もしかしたら、何か別の判定基準があるのかもな」
あの雄一と呼ばれた少年に殺し合いに関する権限が、全てあるとは言い切れない。
ならば、あの雄一少年の横に居た黒服達が、何か別の基準で呼んだ可能性も否定できないだろう。
ならば、あの雄一少年の横に居た黒服達が、何か別の基準で呼んだ可能性も否定できないだろう。
「考えても仕方ないし、一応支給品って奴を確認してみるか」
今までの思考を停止させ、新たにバッグへと手を伸ばす。
バッグの中で刃牙の手が真っ先に掴んだものは紙、何かと思いその紙を掴んだままバッグから手を出す。
バッグの中で刃牙の手が真っ先に掴んだものは紙、何かと思いその紙を掴んだままバッグから手を出す。
「これが名簿か」
あの黒服達が説明したとおり、基本支給品の一つであるらしい名簿が出てきた。
刃牙が軽く目を通してみたあたりで知ってる名前は父である勇次郎、異母兄のジャックハンマー、そして――。
刃牙が軽く目を通してみたあたりで知ってる名前は父である勇次郎、異母兄のジャックハンマー、そして――。
「お袋?」
刃牙の母親であり勇次郎に殺された筈の朱沢江珠。
(同姓同名!?)
普通に考えればそうなる。
死んだ人間は生き返らない。例えあの範馬勇次郎でさえも、死ねばそれまで――。
だが、この場は普通ではない。
死んだ人間は生き返らない。例えあの範馬勇次郎でさえも、死ねばそれまで――。
だが、この場は普通ではない。
(あの黒服達が黄色いタイツの子供のビームを喰らっても、生き返ったようにもしかしたら……)
名簿をすぐにバッグへと仕舞うと刃牙は全速力で走り出した。
既に刃牙の頭の中で殺し合いの事は隅に追いやられている。
今はただ、死んだ筈の母の事だけが刃牙を突き動かしていた。
今はただ、死んだ筈の母の事だけが刃牙を突き動かしていた。
【H-8/ 一日目・深夜】
【範馬刃牙@グラップラー刃牙】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム品1~3
[思考・状況]基本:親父を越える。
1:江珠を探してみる。
※江珠が同姓同名の可能性も考えています
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム品1~3
[思考・状況]基本:親父を越える。
1:江珠を探してみる。
※江珠が同姓同名の可能性も考えています
| 008:素振りは基本 | 投下順 | 010:ママさん会 |
| 008:素振りは基本 | 時系列順 | 010:ママさん会 |
| 行動開始 | 範馬刃牙 | [[]] |