エミリオ

ニケの祖国である旧エルピス公国の統治者一族、リーベン家の公子。シャリアの兄。
普段は大公家が管轄する貿易関係のうち交渉事全般を任されている。
航海士の資格を持ち、日ごろは異大陸とシリークを行き来する生活を過ごす。
かつてニケと同時に海軍士官学校に入学し数年ほどエルピス海軍にも在籍していたことがある。

戦乱の勃発に伴い、現大公である兄の指示で数年ぶりにエルピス海軍へ復帰。
海軍の指揮権を委任されたニケのお目付け役として彼女の副官となる。
狙撃銃と刃物系武器(暗器)の扱いに長けている。

穏やかな表情に隠れているが「大公家の影」という暗殺者としての裏の顔を併せ持っている。
交渉担当という仕事柄裏社会にも通じているため、必然的に大公家の暗部を担うことになったと本人は語るが、実際は優秀な兄二人にできないことに存在価値を求めた結果。

ニケのことは幼馴染であり元婚約者候補でもあるため何かと気にかけている。
最終更新:2024年09月15日 19:10