ファイアーエムブレム 覇者の剣

ファイアーエムブレム はしゃのつるぎ

月刊ジャンプに連載されていた漫画。『封印の剣』のアナザーストーリー。
全11巻。 原作 井沢ひろし   漫画 山田孝太郎
主人公含め主役勢はオリジナルキャラで、封印の剣キャラも多数登場する。
FEでは今のところ唯一の、オリジナル要素を前面に押し出したコミカライズ。所々で原作の出来事と合流してるが。
少年漫画故にか、実際ゲームではこんなに手こずらないだろ…常識的に考えて…というところで、何故かロイ軍がたった一人に蹴散らされる程の人外じみた強さを発揮していた敵将もいた。主にマードック

また、昔の『ダイの大冒険』の様にゲーム風にキャラのステータスが見られるのだが、見事にヘタレた能力のロイが見れたりしてなかなか忠実、っていうかこれじゃゼフィールには勝てんわ。
この漫画ではロイ軍はゲームで言うとエキドナを仲間にするルートを進軍したようだが、作者によればそもそもアル達はゲームに登場しないので、敢えて言うなら「覇者の剣ルート」を進んだらしい。
その結果イドゥンは行方知れずで終了してたりする(神将器ロストしちゃったので……)。
原作では姿のわからないハルトムートが設定上重要なので描き下ろされたり、連載終盤でデズモンドの息子殺し未遂が回想で描かれたりと原作の補完になるポイントも。

尚、連載中に作者の技量が激しく上達しているのか、1巻毎に書き込み量が確実に上がっていく。
最終巻に至ってはもはや別人が描いているのではないかという程の絵になっている。
本作完結後も作者の山田孝太郎氏はヒーローズやサイファなどでFEに関わり続けている。



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最終更新:2025年09月06日 12:37