デズモンド
烈火の剣に登場する当時のベルン王国の国王。
政略結婚により
ヘレーネを正妃として迎え入れているが、妾妃である女性と愛し合っていたので、ヘレーネとその息子である
ゼフィールを嫌い、妾妃との子である
ギネヴィアを溺愛している。
ゼフィールを嫌うのは、文武共に苦手な凡人である自分とのあまりの差に我が子と思えず嫉妬しているのも大きい。
本人は「性格も普通で、国民からの支持もそれほどでもない」としているが
- マードックとその部下とのやり取り
- ヴァイダやヒースの支援会話
- 義賊集団である黒い牙が英雄視されるほど腐敗貴族が横行している。
- 民衆のゼフィールに対する熱烈な歓迎ぶり
等を見る限り、「普通」で済んでいるのかどうかは疑問である。
ゼフィールを嫌うあまり、王位を継がせないとまで本人に告げたが、ゼフィールの信望の厚さから周囲に認めさせられず、
遂には自らの手で毒殺を試みた結果、その死を我が目で確かめようと息子の眠る棺を開けた瞬間に刺殺される。
この事件によって父との和解という目標を叶えられなかったゼフィールは人の可能性に絶望し、世界の解放を企むことになる。
この事件さえ無ければ……と考えると、ある意味では
エレブ大陸に戦乱を招いた元凶の一人とも言える。
最終更新:2025年09月24日 11:18