パラメータ
最大HP・
力・
魔力・
技・
速さ・
幸運・
守備・
魔防といったユニットの基礎的な能力値の総称。
以下、パラメータについての関連用語も紹介する。
クラス固有値と素の能力値
ユニットの各種パラメータには、必ず
クラス毎に設定された「クラス固有値」というものが含まれている。オープニングデモのクラス紹介等で表示される値がこれである。
表記上のパラメータから現在のクラスの固有値を差し引いたものが、そのユニットのいわば「素の能力値」(後述の「素の初期値」とレベルアップによる成長等の合計)となる。
クラスチェンジを行った場合、「素の能力値」は据え置きだが、クラス固有値は変化するため、CC前後のクラスの固有値の差の分だけパラメータが増減する。
パラメータ初期値
そのユニットが仲間になった時点でのパラメータの数値。
もちろん初期値の中にもクラス固有値が含まれているため、表記上の初期値からクラス固有値を引くことで「素の初期値」を求めることができる。
加入レベルに対して素の初期値が低いユニットほど、初期値で損をしていることとなり、その後の
成長吟味で遅れを取り戻したりしないと見劣りしがちとなる。
パラメータ上限値
パラメータの成長上限。クラス固有値+素の能力値の合計は、この上限を超えて上昇することがない。紋章の謎やトラキア776では全クラス、すべてのユニットが上限20に設定されている。
封印の剣(GBA作品)以降は、上限値に達した(=
カンストした)パラメータが緑字で表示される。
基本的に、クラス毎に設定された基本上限値と、ユニット毎に設定された上限値補正の合計で求められる。
成長吟味やドーピングを駆使してパラメータをしっかり育てていても、最終的にはクラス毎の上限値によってパラメータを制限されることとなる。
ユニットの
成長率・成長運とクラスの組み合わせ次第では、成長途上でも簡単に上限値に達してしまう(途中でカンストするため本来のパラメータの伸びの良さを生かしきれない)ということも。
パラメータ成長率
レベルアップ時にパラメータが成長する確率。成長率が100%を超過した場合、(成長率-100)%の確率で2上昇し、この判定を外した場合も1は確実に上昇する。
基本的に、ユニット毎に設定された素の成長率と、クラス毎に設定された成長率補正の合計で求められる。
ユニットの使い勝手を評価する上で特に重視される項目であり、一般に総合的な成長率に優れたユニットほど強キャラとされる。
また、成長率の偏りはそのまま各ユニットの強み弱みとなるが、平均型のユニットはどのパラメータもヘタレ得るということでもあるため、それはそれで注意が必要である。
兵種変更のある作品では、使用武器や習得スキルに加えて成長率補正もクラスの評価要素となり、欲しいパラメータによっても育成途中で経験させるクラスを選ぶ必要が出てくる。
パラメータ期待値
成長率通りにパラメータが上がったと仮定して、そのユニットを特定のクラスで特定レベルまで育てた時、パラメータがどの程度になるかという期待値。
初期値+成長率×レベルアップ回数で計算できる。
実際のユニットのパラメータとそのレベルでの期待値を比較することで、成長運の良し悪しを調べられる。
運が悪いと、主力候補の重要なパラメータがヘタレまくって酷く期待値割れしてしまい、大きな方針転換を強いられることもままあるのがFE。
最終更新:2023年11月05日 09:51