幸運
主に
必殺回避率として使用されるステータス。
命中・回避・一部のスキルの発動率にも影響するが、その影響度は作品により差がある。
FEシリーズは
必殺の一撃がまさに必殺の威力であるため、極端にこれが低いユニットは事故で死にやすく、特に前線要員だと不安がつきまとう。
(
遠距離攻撃系や回復系のユニットの場合は、大きな影響にならないことが多い)
クラス毎のステータス上限が設定されている作品では、兵種ごとの得手不得手に影響されず、これだけが全クラスで一律上限の理論値となっている傾向にある。
そのため吟味を重ねて極限までステータスを高めたい場合などには、上限が高い幸運は壁となったり、初期値とレベルアップ回数の都合で不可能だったりと、やり込み勢を悩ませる要因でもある。
最初から上級職で各ステータスが高い即戦力ユニットは、設定的には鍛えようがない要素ということなのか、他ステータスと比較して初期値が低い傾向にある。
むしろ下級職から育てる最初は弱いユニットの方が、レベルアップ回数の分幸運が高くなりやすいメリットともなり得る。
多くの作品に一人か二人くらい、ものすごく幸運が低い不運の星に生まれたキャラ(
マチス、
リカード、
エルレーン、
リフィス、
サウル、
バース、
ケント、
ルセア、
ノール、ハロルド等)が登場することがあり、かなり運用には気を使うことになる。
初期値が低いだけで
成長率の方は普通にある場合には育てていくうちに問題なくなるものの、厄介なことに成長率まで悪い場合もある。
中でもifのハロルドは初期値1・
成長率5%という低さに加え、個人スキルの効果で必殺回避-5、そして適正の高い
バーサーカーに昇格した際に幸運が1下がり、さらに
クラス補正で必殺回避-5される、という圧倒的な運の悪さを誇る。
また、敵ユニットも一部の例外を除いて幸運が高く設定されているユニットはあまりいない傾向にある。
キャラの設定的にも、加入時の境遇やそれまでの生い立ちが不幸だったり、恋愛的に報われない相手に対して思いを抱いているユニット等はこれの初期値や成長率が悪い傾向があり、キャラ付けにも一役買っている能力値といえる。
必殺回避以外の面での影響は概ね少なめで、こればかりが高くても役に立ちにくく、「幸運が低くて使いにくい」ユニットは数あれど、「幸運が高いから強い!」というユニットは、特に自軍では殆どいない。
暗黒竜と光の剣
表記はステータス画面では「うんのよさ」、レベルアップ時には「うん」となっている。
攻撃側の必殺率・魔法に対する回避率・
デビルソード&
デビルアクスの呪い発動率に関与する。
後の作品とは異なり防御時の必殺率を軽減できないため、たとえ幸運が
カンストしていようとも関係なく問答無用で必殺を喰らう危険がずっと付きまとい、最後まで一切油断できないという事になる。
敵側は例外なく0で、実質味方側のみのステータスとなっている。
外伝
前作同様、表記はステータス画面では「うんのよさ」、レベルアップ時には「うん」となっている。
影響も同様に攻撃側の必殺率・魔法に対する回避率・暗黒の剣の呪い発動率に関与する。
魔法回避率への影響は素早さと合算され、さらにステータスの最大値も40と倍増したため、限界まで育成すると敵の魔法をほぼ回避できるまでになる。
3章ですぐに手に入る
天使の指輪は持っている間うんのよさをカンストさせるため、魔法の命中率を大幅に下げる魔法対策としても機能する。
敵側も基本的には全て0となっているが、例外が4章最後の敵将ルドルフで、天使の指輪を所持しているため魔法での攻撃は通りづらくなっている。
紋章の謎
表記は「幸運」、レベルアップ時は「こううん」とひらがな表記。
必殺回避・素早さと合わせての回避率・
デビルソード&
デビルアクスの呪い発動率に影響する。
表記と必殺回避の上昇という、後のシリーズでおなじみとなる基本仕様が初採用された作品となる。
幸運の値がそのまま必殺回避率になり、技による必殺率と相殺できる。
敵側に関しては基本的にオミットされ、「--」の表記で0と同じ扱いとなり、必殺回避もされない。
例外的に寝返る敵ユニットには幸運がちゃんと設定されており、交戦すればその分こちらの必殺率を減らしてくる。
これをもって仲間になることが見抜けたり、不慮の必殺で倒してしまう危険性を減らせるなど、基本的にはメリットとなる。
更なる例外として
ガーネフだけは完全な敵ユニットの中で唯一幸運が4と低いものの設定されている(1部・2部共通)。
1部18章での偽物達には幸運が設定されていない。
聖戦の系譜
暗黒竜・外伝と同じく「うんのよさ」という表記に戻った。レベルアップ時は「LUK」表記。
それらと同様に必殺率の軽減効果を持たず、スキルの発動に関与することもない、回避率のみに影響する
パラメータである。
必殺率の軽減効果を持たないとは言っても、本作はスキルを持っていなければ絶対必殺を出せないシステムであるため、一概に比較はできない。
本作からはクラス毎のパラメータ上限が設けられ、各ステータスはクラスによってかなり差があるが、うんのよさだけは全てのクラスで一律30の上限となっている。
トラキア776
表記は「幸運」、レベルアップ時は「LUK」表記。
再び表記が幸運に戻り、以後の作品ではこの表記が続いている。
必殺回避・技や速さと合わせての命中率や回避率・
祈りスキルの発動率・
デビルアクスの呪い発動率に影響する。
聖戦の系譜と同じ世界観だが、基本仕様は紋章の謎をベースとしており、必殺率の軽減効果が復活&上限が20になったりと、大きく変更されている。
聖戦士の書を活用した成長率ブースト効果なども紋章の謎の星のオーブのカケラを彷彿とさせる。
必殺回避率への影響は幸運の半分と、紋章の謎より大きく減らされており、普通には必殺を回避しづらい。
その分最大12枚手に入る必殺無効化アイテムの聖戦士の書や、非常に豊富な個人支援の効果などで補うことは十分に可能である。
本作の特徴としては命中に補正がかかるようになり、幸運がダイレクトに反映されること(命中=技×2+幸運)。
後のGBA系と比較して幸運の影響が2倍あり、武器の命中率も悪めに設定されているため、幸運が低いと命中不安がつきまとう事になる。そして作品傾向として幸運が低い者が自軍にそれなりに多く、かなり使い勝手を左右するステータス。
封印の剣
命中の計算式が、「技×2+幸運/2」になり、幸運の影響が減った。
……が、武器の命中値が殆どトラキアから引き継いでいるため、作品の傾向として(幸運の影響が減少した分)命中率の数字は悪くなっている。本作の低命中傾向の要因の一つ。
自軍全体として幸運の数値が高めになり、幸運が低くて困るキャラはかなり稀に。クラス補正やキラー系シリーズの影響で、必殺を受ける時は誰であろうと防ぎようがない場面が多い。
烈火の剣
敵ユニットとして幸運0固定の
モルフが登場し、「強敵だが、必殺を食らわせやすい」という個性を持った敵が登場するようになった。
幸運が低めのキャラがぼちぼちいる他、武器レベルSに+5の必殺率補正が付加されたこと、光魔法などの必殺率のある武器の増加などから、特にハードモードなどでは幸運で必殺を消せるかどうかが使い勝手を左右する場合がある。
風花雪月
必殺の他魔法の命中回避にも影響する。
作品テーマや置かれた境遇ゆえかメイン格のキャラ達は総じて幸運成長率が低め。
最終更新:2026年10月04日 20:25