ユプシロン
「あたしたちが、アタシらが、ユプシロンだ!」
概要
外見は青白くもふもふした体毛に覆われ、赤い目を持つ0.5~3mmくらいの大きさの10脚の虫。
これらが膨大な数が集まることで人間や動物など様々な姿を形成することが可能で、間近で見ても見抜けないほど緻密。
普段は白いミドルヘアと赤く鋭い眼をした10代後半の少女の姿をとっている。
個々の自我や知能は希薄だが、集合することにより自我や知能が高度になっていく。
また、それらの性質から無数の人格を持つ超多重人格。
趣味嗜好なども人格ごとにバラバラだが「暗所が好き」、「地下が好き」、「迷路が好き」と言うのはほぼ共通している。
個体それぞれは固有の名前を持っておらず、「ユプシロン」という名前は彼女たちの総称。
そのため自分のことも「あたし達」、「我々」などの複数形で呼ぶ。
自在に個々の虫に分離、独立行動することも可能。
生物の体内に寄生することもでき、体内で繁殖したり宿主に幻覚を見せたりすることが可能。
生物の肉や生命力を食べ、それをエネルギー源に繁殖する。
それ以外にも各人格ごとに様々な技能を持っている。
ただし虫個々は非常に微力で普通の蟻くらいの身体能力しか持っていない。
口調
一人称は「ボクら」、「あたし達」、「我々」など複数形。
口調も人格ごとにバラバラで一定しない。
- 「アタシらはユプシロンだ、宜しくな」
- 「あっ…あのぉ…あたい…砂漠はちょっと…」
- 「私達がそれを調べて来る…それでよろしいのでしょう、ニーアお姉さま?」
- 「ニンゲンは『暗いのは怖い』のだろう?だから我々が"ここ"にいる」
- 「コワイコト?せーへんせーへんwwただちょ~っと苗床なってもらうだけやww」
- 「暗くてひんやりした地下落ち着くですよ~…」
- 「ワタクシ達の中にオスはいないのかですって?さぁ、どうでしょう?」
- 「迷路作ろうぜ迷路。ワナワナメイロメイロ」
- 「それ。その『怖い』って気持ちがさ、わたし達にはゴチソーってワケ」
技・魔法
白蟲の網
視聴覚情報を他者に送信。
同種のみ受信可能。
白蟲の契約
相手の体内に侵入し、寄生する。
宿主の五感を盗聴したり、体内で繁殖が可能。
白蟲の擬態
無数の個体が集まり、何かを模した形になる。
数次第で知能や自我が確立され、能力値も跳ね上がる。
白蟲の離散
合体を解いて元の無数の個体に戻る。
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その他、個々の人格ごとに様々な技・魔法を使用可能。
特殊能力・特殊技能
特殊能力
悪魔に対して特別な効果のある攻撃に弱い。
聖属性耐性
聖属性の攻撃に対する防御力、抵抗力が上昇。
地属性耐性
地属性の攻撃に対する防御力、抵抗力が上昇。
死属性弱点
死属性の攻撃に対する防御力、抵抗力が低下。
風属性弱点
風属性の攻撃に対する防御力、抵抗力が低下。
闇視
一切の光源を必要とせず物体を視覚的に捉える事が出来る。
特殊技能
諸業芸者
無数の人格を持つことで様々な特殊技能を会得。
ただしある程度集合している状態でなければ発動しない。
能力
体力:D~
魔力:E+~
腕力:E~
知力:E+~
素早さ:C~
命中:D+~
最小単位の虫の能力値。
集合することで能力は高くなっていく。
所持アイテム
不明
余談
気軽に使える敵キャラとして作ったヤツ。
当初は寡黙で不気味だったが使い難いのでチンピラに路線変更。
それでも使い難かったので今のカタチに。
元ネタは小説「Fate/ZERO」に登場する「アサシン」とクトゥルフ神話に登場する「アイホートの落とし仔」。
由来
「Υ(ypsilon)」…ギリシャ文字の第20字。
最終更新:2021年05月18日 23:50