#freeze

神殿 リアナ=リア



概要

ミニチュアガーデンの要となる場所。
通称神殿と呼ばれているが、ミニチュアガーデンのどこにあるかは門番しか知り得ない。
たまに自我があるのではと思わせるようなことがある。
この土地の水、風、雷、炎、闇を制御するものを選別し、選ばれた者は神殿にこもり、
担当する属性と同化してミニチュアガーデンの維持にその身を尽くさなければならない。

「どんな願いもかなう神殿」とも言われていた時代もあったが、今はその存在を忘れ去られている。

10年ちょっと前に制御者が引継ぎを失敗してしまい、急遽今のメンバーが選ばれた。
現在の制御者は正式に引継ぎをしていないいわゆる仮契約状態で、ミニチュアガーデンはかなり不安定な状態にある。(具体例を挙げると、魔物の異常増殖や異常気象など)

さらにキズバ魔物製造機が無茶な魔物の量産をしたせいで土地がついに崩壊。

ユキとチェダーによりミニチュアガーデンが土地として再構築されたため、神殿の役目も終わった。


神殿における役職


門番

リアナ=リアへの入り口を開ける役目を担う人物。
門番の選別も神殿が行っているらしい。

制御者

リアナ=リアの、そしてミニチュアガーデンの要となる人達。
リアナ=リアによってミニチュアガーデン出身者の中から選別され、ターバンが届けられる。
ターバンが届けられたら神殿に赴き、正式な制御者となる。
ターバンは使用者の意思によってそれぞれに合った武器に変わり、担当する属性を操る能力を制御者に与える。
さらに各々の武器を本来の属性そのものの姿へ解放し、自身と同化することにより変身することができる。


現在の門番

門番は一人しか存在しない。
門番に選ばれると、ミニチュアガーデン全域に対して有効な千里眼のような能力と、神殿の入口に関する能力を授かる。


ユウタ

種族:魔物(元人間
性別:男
年齢:22歳

現在門番を務めている青年。
赤茶の切りそろえられた髪と黒い眼をしている。
制御者と違い戦闘能力を持たないが、生まれながらに人の心を読む能力を持つ。
腹違いの弟のユウヤや、自分に関わる人達全ての理解者。
意にそぐわない命令を強要されているチェダーのことも憐れんでいた。

ユキの賭けを信じ、ミニチュアガーデンの崩壊に自ら巻き込まれ、無事に生還した。
生還のいきさつから種族は魔物となったが、容姿と能力は人間だった時と変わらない。

現在の制御者

本来制御者はすぐに引継ぎを行わなければならないが、さまざまな条件が重なり*1現在仮契約の状態でいることを許されている。
各自正式に引き継ぎがなされたが、ミニチュアガーデンは崩壊。
ユキの機転により全員生還を果たす。
その際各自の得物は失われた。


ニース

種族:魔物(元亜人
性別:男
年齢:28歳

水属性を担当していた青年。
紫のストレートへアーと青い目をし、頭に羊の角と耳がある。
面倒見のいい性格をしているが、周りに振り回されることが多い。
海沿いで育ったくせにカナヅチ。そのことをコンプレックスに感じている。
復活後はレナとともに自分達の種族(もちろん亜人)が住む場所を再建している。

レナ

種族:魔物(元精霊と人間のハーフ)
性別:女
年齢:18歳

風属性を担当していた少女。
水色の目をし、深緑色の長髪をリボンで束ねている。
黙っていれば妖艶な雰囲気を持つ美人。
しかしおっとりした性格や、たまに投下する爆弾発言のせいでその事実に気づく人は少ない。
精霊は他の種族と交われないはずなのだが、精霊の父、人間の母を持つ。

母親はレーベルからレナとともに転移魔法で逃亡する際、行方不明になっている。

復活後はニースとともに自分達の種族(もちろん精霊)が住む場所を再建している。

ユキ

種族:魔物(元人間)
性別:女
年齢:13歳

雷属性を担当していた少女。
茶髪のくせっ毛と黒い目をしている。
13歳にして両親なくしていたり盗賊団リーダーしていたりとなにかと濃い人生を送っている。
旧制御者のメンバーに引継ぎの先延ばしを求め、それがかなうと真っ先にミニチュアガーデンを飛び出し各地を放浪している。

ミニチュアガーデン崩壊直前に、魔物製造機を用いて関係者全員を人間に近い魔物として復活させることをひらめき、その賭けに勝つ。
その際かなり消耗したため、現在は療養中。

ユウヤ

種族:魔物(元人間)
性別:男
年齢:15歳

炎属性を担当していた少年。
赤茶の髪を無造作に伸ばし、黒い目をしている。
物や土地に込められた想いを読み取る過去視の能力を持つ。
門番のユウタは腹違いの兄。

魔物に蹂躙される村から命からがら逃げ、絶望的な状況の中制御者としての務めも果たし、ユキの機転で復活する。

現在は兄とともに村の復興に携わっている。

ブラット

種族:魔物(元人間)
性別:男
年齢:13歳

闇属性を担当していた少年。
着ているフード付マント、服、ズボン、髪が全部黒く、目を隠すために目深にフードを被っているため全体的に怪しい雰囲気をしている。
ディーネラットにおける人体兵器実験の生き残りで、両目に魔力増強のための赤い魔石を埋め込まれている。視力はある。
しかし性格は穏やかで13歳にしてはどこか達観している。
強大な魔力を持ち魔法に秀でるが、光と闇の相反する属性を持って生まれたため体は弱い。
そのため光属性のほうは魔具で封印しているが、やはり体力はない。

現在は各地を放浪している。

その他

この土地を取り巻く自然現象も人工物であり、もとは人間。
その正体はこの土地を作った魔道士たちをはじめとする、歴代の制御者たちの成れの果て。
当代の制御者はターバンを武器に切り替えることでこの土地の自然現象を操る。
他の土地でこの能力を使うときは、ミニチュアガーデンから召還する形で操作する。

由来

ファイナルファンタジークリスタルクロニクルのダンジョン、「レベ・ナ・テラ」をちょっともじりました。
最終更新:2012年10月08日 17:41

*1 先代制御者の失敗により急遽決められたため全員の年齢がまだ若く、また先代制御者がかろうじて魂だけ存在していたのでまだ彼らの意思でミニチュアガーデンを維持できるため。