キズバ・アーシュ
概要
カルト教団、「真実の騎士団」教祖。かなりの老体だが行動力だけはある模様。
生まれながらに猜疑心が強く、結果として仲間を裏切らずにはいられない性分。
誰にも裏切られないように、誰も裏切らなくて済むように、プレアデスの絶対権力のシステムを狙う。
そのため教義としている神の降臨や新世界の創造には特に興味はない。
自分に絶対忠実な部下さえいればいいのである。
ニセユキの木霊を使役し、
ティマフ達の情報をハンターに提供するよう仕向けたのもこの人。
ニセユキのおかげで絶対権力と似たような魔物を使役する術を開発し、ユキがニセユキを倒したことによりちゃっかりそれを継承する。
そしてしばらくは世界各地を巡ってあらゆる魔物を配下におさめていたが、どこで知ったのかミニチュアガーデンの
魔物製造機の技術に手を出し始める。
ミニチュアガーデンのレーベルでの戦いにおいて自軍の劣勢をみるや、信者を全て見殺しにして自分だけ逃げおおせた。
1人となってしまってからもラターナに籠城し、魔物製造機に改造した宮殿を利用して抗戦を続ける。
しかし、製造機を
カストルムとして動かそうとした際、宮殿の変形に巻き込まれて死亡。カストルムに取り込まれた。
技・魔法
ちょっとした防御魔法とちょっとした回復魔法とちょっとした攻撃魔法のみ。
発動失敗して暴走するのが怖くて、上級魔法を覚える気になれない。
ニセユキから継承した絶対権力をキズバがアレンジしたもの。
人には効果がないが、魔物やその他動物に対して権力を振るえる。
これでサンクチュアリ中の魔物やミニチュアガーデンで大量発生させた魔物を配下にしているが、対象が多すぎてあいまいな命令しか出せない。
登場
2012年2月25日ユキの長編〜神さまの箱庭第一章〜
なりチャ中盤にカルト教団「真実の騎士団」の教祖として登場し、教会で「降臨の儀式」と称した演説をしている最中に一行と交戦する。
ファルフィールを創造して一行にけしかけ、信者達も激戦を繰り広げる中、自分だけどこかへ逃げた。
2012年4月21日ユキの長編〜神さまの箱庭第二章〜
1人ラターナに籠城し、魔物を生産して交戦を続ける。
しかし切り札として宮殿を
カストルムとして動かそうとしたところ、宮殿の変形に巻き込まれて圧死した。
由来
アラビア語のキズバ(嘘)、アシュック(疑う)から。
名前は偽名らしい。
その他
実は元プレアデス盗賊団で、団から追放された過去がある。
プレアデスの絶対権力を知っていたのはそのため。
しかし追放されていたためにユキはそのことを知らず、年月の経過で人相も変わっていたために保護者組も彼が元プレアデスと気付かなかった。
最終更新:2012年04月21日 15:36