#freeze

人工半島 ミニチュアガーデン



概要

ブロック・クロックの南に位置する小さな半島。
ベネズベル大陸の他の町へは陸路も海路も通っているが、大陸の人々は今までその存在に「気づかなかった」。
実は昔、戦乱を逃れ理想郷を築こうとした人達が魔法で造った人工の土地。

魔物製造機による魔物の無茶な大量生産に伴い、土地の魔力が暴走した末崩壊。
ユキとチェダーにより土地が再構築された。

主な町と地形と施設

ミニチュアガーデンではレーベルとラターナが二大都市と呼ばれているが、ミニチュアガーデンの土地自体が大きくないためそう感じるだけで、
実際はどちらも港町 リナウェスタの半分ほどしかない小さな町。
どれも崩壊の際跡形なく消し飛び、地形のみ再構築されたため未開拓地状態。
ミニチュアガーデンから避難した人々や、新たな移住地を求めてきた人々が押し寄せている。



神殿 リアナ=リア

このミニチュアガーデンの要だった神殿。
チェダーによりミニチュアガーデンが1つの土地として再構築されたため、神殿や制御者のシステムは不要となりなくなった。



ちょっとした昔話(ミニチュアガーデンの創世神話)

 昔々、この世界は混沌に包まれておりました。
 人と獣が共に暮らしているような、そんな世界でした。
 そこに現れたのが、1人の英雄。

 彼が持つ剣は雷であり、
 彼が持つ盾は炎であり、
 彼が纏う服は風であり、
 彼が抱く心は海であり、
 彼の目は光と闇でした。

 たった1人の英雄はその力でもって大地を作り、人と獣を分け、私達に平穏をもたらしたのでした。
 英雄はその後大地とひとつになり、今も私達を見守り続けているのです。

隠された昔話

 昔々、二つに割れている大陸がありました。
 その二つは互いに別々の力を持っていました。
 西側の力は、武力、東側の力は魔力に秀でていましたが、互いにその力を恐れていました。
 恐れはやがて、争いという形で大陸中に広がりました。
 しかし中には、平和を望んでいる者達もいました。

 西側の剣士は考えました。
 「平和な、争いのない地域を作れないだろうか」
 東側の魔道士は考えました。
 「私達の魔法で、理想郷を作れないだろうか」

 二つの案は密かに一つの形となり、実行に移されました。

 まず、魔道士はその魔法で新たな空間を作り、新たな大地を作り上げました。
 次に、剣士が平和を望む人々を招き入れ、、土地を開墾しました。

 しかし、この土地には1つ問題がありました。
 太陽の光も届かなければ、雨も風も、雷も起こらなかったのです。
 これでは生き物は住めません。

 そこで3人の魔道士が剣士に提案しました。
 「私達が風となり、雨となり、雷となろう」
 剣士は承諾し、その中から2人が名乗り出ました。
 「ならば私達は火となり、この地を照らす光となろう」

 5人は土地の中心に神殿を造り、その身をささげることで理想郷を完成させました。
 その理想郷はいつしか、ミニチュアガーデンと呼ばれるようになりました。

その他

ミニチュアガーデン「箱庭(miniature garden)」
最終更新:2012年10月08日 17:41